庭でバーベキューするのに必要なものは?迷惑かけない3つのポイントも解説
「庭でバーベキューがしたい!」と思ったら、まずは最低限必要なものをチェックするはず。この記事では「庭バーベキュー」に必要なも、あると便利なものをまとめています。庭バーベキューで周りに迷惑をかけないためにしっかり押さえておきたいポイントも解説。ぜひこの記事を読んで、快適な「庭バーベキュー」をスタートしましょう。
【まずはチェック】快適にバーベキューをする「庭」の条件
庭でバーベキューをするなら、まずは自宅の庭が下記の条件にマッチするかチェックしてみましょう。
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・庭に人数分のスペースがある
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・コンクリートなどで舗装されている
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・塀やフェンスである程度目隠しされている
それぞれの条件について解説します。
条件①:庭に人数分のスペースがある
「庭に家族の人数分のスペースがあるか?」という点をチェックしておきましょう。庭バーベキューで 人数あたりのスペースの目安は下記のとおりです。
人数 | スペース |
2~3人 | 4~6畳 |
4人~5人 | 6~8畳 |
6人以上 | 8畳以上 |
およそ6畳一間程度のスペースがあれば、バーベキューコンロやテーブル・イスを置いてもある程度の余裕があります。人数が多くなればテーブルやイスを増やさなければならないので、より広いスペースが必要になるでしょう。
条件②:コンクリートなどで舗装されている
芝生や土の上でのバーベキューも不可能ではありませんが、できればコンクリートなどで舗装されている庭がおすすめです。理由は下記のとおり。
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1.コンロが安定する
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2.芝生・地面をえぐる心配がない
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3.後片付けがラク
コンクリートはなによりコンロが安定します。誤って芝や地面をえぐってしまう心配もありません。また後片付けも洗い流すだけで簡単に終わるため、できればコンクリートの庭でバーベキューをしましょう。
条件③:塀やフェンスである程度目隠しされている
塀やフェンスなどである程度目隠しされている庭がおすすめです。単純にリラックスしながら楽しめるのはもちろん、火や煙を出すことによる余計な隣人トラブルを防ぐ目的もあります。
どうしても外から丸見えな庭の場合は、記事の後半で紹介する「タープ」などの道具を使えば目隠しが可能です。ぜひ検討してみましょう。
庭でのバーベキューに最低限必要なもの7選
庭でバーベキューをするなら最低限必要なものを用意しておきましょう。
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・バーベキューコンロ
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・テーブルとイス
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・着火剤
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・炭
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・長いライター
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・トング
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・食器類
それぞれ詳しく解説します。
●バーベキューコンロ
庭でのバーベキューに必須のアイテムが「バーベキューコンロ」です。一口にバーベキューコンロといっても、サイズや置き方にさまざまな違いがあります。家族や友人みんなで集まるなら、中型~大型のスタンド型パーティータイプコンロがおすすめです。広い庭があるなら、小さめのバーベキューコンロを2台用意するのも良いでしょう。
●テーブルとイス
人数分のテーブルとイスを用意しなければ、快適なバーベキューは楽しめません。目的や用途に合わせて、下記のように選んでみてください。
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・費用を抑えて揃えるなら:一体型タイプ
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・普段の収納性を重視するなら:折りたたみタイプ
テーブル・イス一体型タイプなら安く抑えられますが、どう収納してもそれなりに幅をとります。普段押し入れなどにしまっておきたいなら、テーブル・イスをそれぞれ折りたたんで収納できるタイプを選ぶのがおすすめです。
●着火剤
火を起こす際に使う「着火剤」の用意も必須です。着火剤なしでは炭に火が広がらず、なかなか肉や野菜が焼ける状態になりません。下記の2タイプがあるので、目的に合わせて選びましょう。
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・使いやすさ・価格重視なら:固形タイプ
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・火力重視なら:ジェルタイプ
よくバーベキューで使えるのは安価で使いやすい「固形タイプ」。しかし若干値が張りますが、非常に着火しやすく火力が強い「ジェルタイプ」も人気です。「固形タイプの着火剤、なかなか火が点かないんだよなぁ…」と感じたことのある方は、ぜひジェルタイプを使ってみてください。
●炭
バーベキューで重要な「火」をつかさどっているのは、コンロの中に入れる「炭」です。コンロのタイプにもよりますが、1時間・コンロ1台あたり1~1.5kgの炭を用意しておきましょう。
なお炭には「黒炭」と「白炭」の2種類がありますが、白炭は着火が難しいので黒炭を選ぶのがおすすめです。ホームセンターなどで売っているので確認してみてください。
●長いライター
マッチやタバコに火をつける時のライターでの着火も不可能ではありませんが、下記の理由で先の長いライターを用意しておくのがおすすめです。
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・安全に着火できる
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・着火剤にダイレクトで火をつけられる
長いライターなら手先が火に近づくことなく、着火剤にダイレクトで火をくべられます。なおライターの代わりとして「スライドガストーチ」と呼ばれる、火口が伸びるバーナーを使うのも良いでしょう。
●トング
肉や野菜を焼いたり、焼けた食材を取り分けたりするのにトングが必要です。食材を取り分けやすい、先端がギザギザなトングの用意をおすすめします。そのほかにも炭を入れるトングなども用意しておくと良いでしょう。
またバーベキューではコンロの近くにトングを放置しがちです。非常に熱くなってしまうので、持ち手の部分が木やシリコンなどの断熱素材であるかも確認するのがおすすめです。
●食器類
トングとあわせて食器類の用意も忘れてはいけません。これから庭で何度もバーベキューをする予定なら、アウトドア用のステンレス皿などをいくつか用意しておくと良いでしょう。1回限りまたはしばらく2回目を行う予定がない場合は、紙食器をメインにするのがおすすめです。
庭でのバーベキューにあると便利なもの4選
庭バーベキューでは、下記の4つのアイテムもあると便利です。
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・日除け・雨除けパラソル
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・タープ
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・LEDランタン・投光器
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・ポータブル電源
絶対に必要なわけではありませんが、庭でのバーベキューをより楽しみたい人はチェックしておきましょう。
●日除け・雨除けパラソル
日除け・雨除けになるパラソルも用意しておくのがおすすめです。バーベキュー中に突然の雨に見舞われても、急いで撤収する必要がなくなります。夏の暑い日に行うバーベキューなら、日陰を作って熱中症を予防する効果にも期待できるでしょう。
また傘の部分が垂れ下がった形状のパラソルなら目隠し効果もあります。隣人の目線が気になる方は、傘部分の形状もチェックしてみてください。
●タープ
外から丸見えになってしまう庭でバーベキューをするなら、ぜひ「タープ」も用意しておきましょう。タープとはキャンプなどで使う、陽射しや雨風を防ぐ幅広い布のことです。「ほぼ足元しか見えない」状態まで隠せるので、隣人の目線が気にならなくなります。煙や音を防ぐ効果もあるので、隣の家との距離が近い人はぜひ用意してみてください。
●LEDランタン・投光器
日没の早い冬にバーベキューをする場合や遅い時間から始める場合は、LEDランタンや投光器などの照明を用意しておくのがおすすめです。よく「火を使うしそれなりに明るいだろう」と勘違いする人がいますが、火が点いていてもコンロの上すらほとんど見えなくなってしまいます。照明を用意して、ゆったりとバーベキューを楽しめるようにしておきましょう。
●ポータブル電源
充電して外にコンセントを作れる「ポータブル電源」を用意しておけば、バーベキューの楽しさや快適さが大きく変わります。使い方の例は下記のとおりです。
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・煙が出ないホットプレートで肉を焼く
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・圧力鍋や炊飯器を外に持ち出して調理する
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・扇風機を動かして暑さ対策する
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・家のコンセントに届かなくても投光器で照らす
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・電気クーラーボックスで飲み物をキンキンに冷やす
料理のレパートリーを大幅に増やしたり、わざわざ何度も家と庭を往復しなくても冷たい飲み物を用意できたりするのは、ポータブル電源があればこその楽しみ方。ホットプレートを使えば煙対策もできます。バーベキュー以外にも防災やキャンプなどで活躍するので、ぜひ1台用意しておきましょう。
庭でのバーベキューにおすすめのポータブル電源2選
庭でのバーベキューには、「Jackery(ジャクリ)」のポータブル電源がおすすめです。Jackeryのポータブル電源は全世界で300万台以上販売されており、バーベキューやキャンプ・防災などのシーンで大活躍しています。他社製品よりも20~30%ほどコンパクトな設計で、庭での使いやすさもバツグンです。
今回はその中でも特に庭バーベキューにおすすめのポータブル電源製品をご紹介します。ぜひ予算や目的にあったセットを用意して、快適な庭バーベキューを始めましょう。
●Jackery Solar Generator 2000 Plus:4人以上の大人数バーベキューに!
●Jackery Solar Generator 1000 Plus:2~3人の少人数バーベキューに!
製品名 | Jackery Solar Generator 1000 Plus |
容量 | 1264Wh(5kWhまで拡張可能) |
定格出力 | 2000W/正弦波(最大瞬間出力:4000W) |
出力ポート数 | ACⅹ3、DCⅹ1、USBⅹ4 |
満充電時間 | AC充電:1.7時間 |
寿命 | リン酸鉄リチウムイオンバッテリー採用 |
保証期間 | 5年間 |
庭でのバーベキューで迷惑をかけない3つのポイント
庭でのバーベキューで隣人に迷惑をかけないためには、下記3つのポイントを押さえておくと良いでしょう。
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・なるべく早い時間にスタートする
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・「スモークレス」なバーベキューコンロを使う
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・事前に隣人への許可を取る
それぞれのポイントについて解説します。
●ポイント①:なるべく早い時間にスタートする
「なるべく早い時間にスタートして、夜遅くまではやらない」という方針でバーベキューをするのがおすすめです。「常識的には21時くらいまでだろう」という声が多くあります。
もちろん隣人の生活スタイルによって、何時まで許容されるかは変わってきます。隣の家がだいたい何時ごろに消灯しているか確認して、それに合わせた予定を組むのが良いでしょう。
●ポイント②:「スモークレス」なバーベキューコンロを使う
バーベキューの隣人トラブルの多くは「煙」に関するものが占めています。臭いが気になるという理由から、洗濯物に臭いが移るからやめてほしいという理由までさまざまです。
そのため、バーベキューコンロを選ぶ際は「スモークレス」と銘打っている製品を選ぶと良いでしょう。スモークレスなコンロなら、煙が隣人宅まで広がるのを防げます。そのほかにもポータブル電源でホットプレートを使ったり、タープで煙をシャットアウトしたりするのもおすすめです。
●ポイント③:事前に隣人への許可を取る
Yahoo!知恵袋を見ると「先に一言バーベキューをやると教えてほしかった」という声がチラホラとみられます。
参考:Yahoo!知恵袋
そのためトラブルを完全に防止したいなら、事前に隣人への許可取りをしておくのがおすすめです。もしバーベキューの開催を拒否された場合は、諦めてキャンプ場などでバーベキューをするようにしてください。
まとめ
十分なスペースがありコンクリートなどで舗装されているなら庭でバーベキューができます。隣人に迷惑をかけないように早めに始めて早めに撤収したり、スモークレスなバーベキューコンロを使ったりするのがおすすめです。庭バーベキューに使う道具はこの記事を参考にしてください。
ポータブル電源があれば煙の出ないホットプレートバーベキューを開催したり、圧力鍋や炊飯器を外に持ち出して料理のレパートリーを増やしたりすることも可能です。ぜひ「Jackery Solar Generator」を用意して、快適なバーベキューを始めましょう。
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