フローリングの寒さ対策を徹底解剖!100均グッズや賃貸OKのDIYも紹介

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「フローリングが冷たくて足元が冷える」「フローリングが冷たくて暖房を使っても部屋がなかなか温まらない」と、冬はフローリングの冷たさが気になる季節です。そこで本記事では、簡単&低コストで実践できる寒さ対策を徹底解剖していきます。

 

100均グッズを使った工夫や賃貸でも安心のDIYアイデアまで幅広く紹介するので、寒い冬を快適に過ごすための参考にしてください。

目次
1.フローリングが寒い!底冷えの原因4選
2.手軽で簡単!フローリングの寒さ対策グッズ5選
3.100均でも揃う!フローリングの寒さ対策グッズ3選
4.【賃貸でもOK】DIYでフローリングの寒さ対策を行う方法2選
5.フローリングを暖かくするリフォーム3選
6.フローリング以外の部屋の寒さ対策3選
7.冬に停電したら寒すぎ!ポータブル電源で対策しよう
8.フローリングの寒さ対策に関するよくある質問
まとめ

1.フローリングが寒い!底冷えの原因4選

 

冬のフローリングの冷たさによる底冷えには、4つの原因が挙げられます。 

フローリングの寒さ対策を行うなら、なぜ底冷えするのかまずはその原因を理解しておきましょう。

コールドドラフト現象の発生:冷たい空気は下にたまる性質がある

冷たい空気には下に溜まる性質があり、これを「コールドドラフト現象」といいます。とくに冬は窓やドアから冷たい空気が入り込むことが多く、床付近に冷気が集まりやすいです。 

この冷気は暖房で温まった空気よりも重いため、フローリングの冷たさが強調されて足元がとくに寒く感じやすくなります。

合板フローリングの使用:空気の層がなく断熱性が弱い

合板フローリングは、複数の薄い木材を重ねて作られた床材です。見た目が美しく耐久性に高いのが特徴ですが、断熱性が低いデメリットがあります。これは、内部に空気層がなく、熱を効果的に遮断する機能がないためです。床からの冷気が直接伝わって、足元が冷たく感じてしまいます。 

また暖房を使用しても床近くの冷気が部屋の暖かさを奪ってしまい、効率よく部屋が温まらなくなることで寒さを感じやすくなります。

隙間風の発生:隙間から暖かい空気が逃げる

「隙間風」は、フローリングが冷たく感じる大きな原因の1つです。窓やドア、壁の隙間から流れ込む冷気は床付近に溜まるので、底冷えによって足元が寒く感じるようになります。 

また暖房によって温まった空気は冷たい外気よりも軽く、隙間から外に出てしまって部屋全体が効率よく温まりません。窓やドアの隙間を埋めて暖房効率を上げるなどの対策をとりましょう。

窓の断熱性の低さ:室内で温まった空気は窓から逃げる

窓の断熱性が低いと室内で温まった空気が外へと逃げてしまい、部屋全体が温まりにくくなります。実際に「冬の暖房時の熱は58%(※)が窓などの開口部から外に逃げる」とされているため、フローリングによる底冷えを防ぎたいなら窓の寒さ対策が重要です。 

「二重窓にする」「断熱フィルムを貼る」などの対策を行い、部屋全体の暖かさを保ってフローリングの冷えを軽減しましょう。 

※参考:一般社団法人日本建材・住宅設備産業協会

2.手軽で簡単!フローリングの寒さ対策グッズ5選

 

手軽で簡単!フローリングの寒さ対策グッズ

フローリングの寒さ対策は、少しの工夫で驚くほど改善します。 

ここでは、すぐにでも実践しやすい寒さ対策グッズを5つ紹介。手軽に取り入れやすい寒さ対策グッズで、足元の冷えを解消しましょう。

厚手のラグやカーペット

厚手のラグやカーペットを敷くだけで冷気が遮断され、フローリングの冷たさによる底冷えを防ぐことができます。

またデザインやサイズも豊富に展開されているので、インテリアや好みに合わせて選べるところも魅力です。見た目と実用性を兼ね備えたラグやカーペットで、寒い冬を暖かくおしゃれに乗り切りましょう。

コルクマット

天然の断熱材として知られているコルクでできた「コルクマット」は、フローリングからの冷気をしっかりと遮断してくれるアイテムです。軽量で取り扱いも簡単なので、必要な場所に敷くだけで即座に暖かさを感じられるでしょう。

また衝撃吸収性があるため、子どもやペットがいるご家庭でも安心して使用できます。デザインがシンプルで組み合わせて敷くことができるため、部屋のレイアウトに合わせて柔軟に使用できるのも魅力です。

タイルカーペット

「タイルカーペット」は、部屋の必要な場所に合わせてカスタマイズできる寒さ対策アイテムです。厚手で断熱性が高いだけでなく、足音や物音を軽減する防音効果もあります。

カラーやデザインも豊富で、お部屋のインテリアに合わせておしゃれに使えるのも魅力です。汚れた部分を取り外して簡単に洗えるため、清潔に保ち長期間快適に使用できます。

ホットカーペット

「ホットカーペット」は、電気を使って素早く足元を暖かくしてくれるアイテムです。温度調整も可能なモデルが多いため、好みの温度に合わせて快適に使用できます。

厚手のカーペットと併用することで保温性をアップさせ、さらに効率よくフローリングの寒さ対策を行うことも可能です。安全設計が施されているため、長時間使用しても安全に使用できます。

アルミ基布ラグ

「アルミ基布ラグ」は、アルミ素材の基布が床からの冷気を反射して断熱効果を高めてくれるアイテムです。暖房の熱を逃がさず効率よく室内に循環させるため、暖房費の節約にもつながります。

またデザインも豊富でお部屋の雰囲気に合わせて選べるため、おしゃれなインテリアを損なわずに使用できるのも魅力です。清掃も簡単で、使わないときには折り畳んで収納できる利便性も兼ね備えています。

3.100均でも揃う!フローリングの寒さ対策グッズ3選

 

100均でも揃う!フローリングの寒さ対策グッズ

「費用を抑えながらフローリングの寒さ対策を行いたい」方には、100均で手に入る寒さ対策グッズがおすすめです。

安くて機能性も抜群の100均寒さ対策グッズを3つ紹介するので、費用を抑えながらしっかりと足元の冷えを解消していきましょう。

防寒スリッパや厚手の靴下

「防寒スリッパ」や「厚手の靴下」は、もっとも手軽に取り入れられる寒さ対策グッズです。100均でも内側がボア素材になったスリッパや裏起毛付きの靴下など、デザイン性や機能性の高いものが多く販売されています。

リーズナブルで日常使いもできるため、フローリングの寒さ対策を行う第一歩として試してみてください。

アルミシート

「アルミシート」は、冷気を遮断して効率よく保温する効果がある寒さ対策グッズです。とくにラグやカーペットの下に敷くと、フローリングからの冷気を大幅に軽減できます。

薄くて軽量でハサミで簡単にカットできるため、部屋の形状やサイズに合わせて調整ができるのも魅力。防寒効果に加えて湿気を防ぐ効果も期待できるので、通年で役に立つコスパ抜群のアイテムです。

ジョイントマット

「ジョイントマット」は、優れた断熱効果で足元を暖かく保ってくれる寒さ対策グッズです。パズルのように簡単に組み合わせられるため、設置や取り外しが非常に簡単で部屋の形状やサイズに合わせて調整できます。

さらに素材が柔らかく防音性も高いところも魅力です。子どもがいる家庭の足音の対策にも高い効果を発揮してくれます。

4.【賃貸でもOK】DIYでフローリングの寒さ対策を行う方法2選

 

賃貸物件ではフローリングの寒さ対策に制限があると感じるかもしれませんが、実は簡単なDIYで快適な空間を作ることが可能です。

ここでは、賃貸でもできるフローリングの寒さ対策DIYを2つ紹介します。

クッションフロアを使用したDIY

【材料】

クッションフロアシート

ハサミやカッター

両面テープ

マスキングテープ

メジャー

定規や直角定規

床の掃除道具

【作り方】

1.クッションフロアを敷きたいフローリングの面積を測る

2.クッションフロアをハサミやカッターでカットする

3.床のほこりや汚れを掃除する

4.両面テープで固定する位置にマスキングテープを貼る

5.カットしたクッションフロアの裏面に両面テープをつけ、貼っておいたマスキングテープの上に来るように押し付けながら固定する

6.床全体に敷いたら、端をしっかり抑えて接着面を安定させる

7.端に余っている部分があればカッターで切り落とす

クッションフロアは、断熱効果だけでなく防音やデザイン性にも優れたアイテムです。床が汚れていると接着がうまくいかないため、しっかりと汚れを落としてから行いましょう。

アルミシートとプラダンを使用したDIY

【材料】

・アルミシート

・プラスチック段ボール

・両面テープや接着剤

・カッターやハサミ

・メジャー

・定規

・床の掃除道具

【作り方】

1.フローリングの面積を測り、アルミシートとプラダンのサイズを計算する

2.アルミシートとプラダンを測定したサイズにカットする

3.設置したいフローリングをきれいに掃除する

4.設置して固定する場所にマスキングテープを貼る

5.アルミシートとプラダンの裏に両面テープを貼る

6.マスキングテープの上に両面テープが来るようにまずはアルミシートを貼り付けて固定する

7.アルミシートの上からプラダンを貼り付け、接着面が安定するようにしっかりと押さえつける

8.余分な部分があればカッターで切り取って整える

アルミシートとプラダンを設置したい床に合わせてカットしてするだけの簡単DIYです。プラダンは厚みがあり、ハサミでは切りにくいのでカッターを使用しましょう。

マスキングテープの上に両面テープを貼って固定することで取り外しが簡単になるので、賃貸でも取り入れやすいDIYです。

5.フローリングを暖かくするリフォーム3選

 

フローリングを暖かくするリフォーム

フローリングの寒さを解消し、暖かい環境を作るならリフォームを行うのも1つの方法です。

ここからは、フローリングの寒さ対策におすすめのリフォーム方法を3つ紹介します。冬を快適に過ごせる、暖かい家作りの参考にしてください。

断熱材を入れ替える

フローリングを暖かくするためのリフォーム方法として、「断熱材を入れ替える」ことは非常に効果的です。とくに古い家屋では床下の断熱材が劣化して、冷気が伝わりやすくなっていることがあります。

これを新しい高性能断熱材に交換することで、暖房の効率が格段にアップする可能性が高いです。断熱材を適切に入れ替えることで外からの冷気を防ぎ、暖房費の削減にも繋がります。

床材を断熱性の高いものに変える

リフォームで「床材を断熱性の高いものに変える」と冷気が侵入しにくくなり、部屋全体の暖かさを保ちやすくなります。

例えば無垢材やコルク材、または高性能なビニール系の断熱フローリング材などは、冬は暖かく夏は涼しく保つことができるので年間を通して快適な環境を作ってくれます。

床暖房を設置する

「床暖房」を設置すると、冬の寒さを根本から解消できます。足元からじんわりと温めて部屋全体が均等に暖かくなるので、フローリングによる底冷えをしっかりと解消してくれます。

床暖房は暖房効率が高く、暖房機器を使用しなくても部屋全体が暖かく感じられるところがも魅力です。リフォームには初期費用がかかりますが、快適な住環境と長期的な節約効果が期待できます。

6.フローリング以外の部屋の寒さ対策3選

 

冬を快適に過ごすためには、フローリングだけでなく部屋全体の寒さ対策を行うのがおすすめです。

以下で寒い冬に効果的なフローリング以外の寒さ対策を3つ紹介するので、寒い冬を乗り越えるための参考にしてください。

窓の寒さ対策を行う:隙間テープ・断熱カーテンなど

窓からの冷気は、部屋の温度を下げる大きな原因の1つです。「隙間テープ」や「断熱カーテン」を活用し、窓枠や窓ガラスの間から入り込む冷気を防ぐことで部屋の暖房効率を上げましょう。

とくに夜間や日中でも寒さが厳しい日に断熱カーテンを閉めると、暖房の効率がアップします。手軽に導入できるだけでなく、すぐに効果を感じられて即効性のある寒さ対策です。

ドアの隙間を埋める:ドラフトストッパー

冷気が侵入しやすいドアの隙間には、「ドラフトストッパー」を使用するのがおすすめです。とくに冷たい風が入りやすい玄関や寝室のドアに使うと、室内の暖かさを長時間キープすることができます。

おしゃれなデザインのものが多くインテリアにも馴染みやすいので、実用性と見た目の良さを兼ね備えたアイテムです。

暖房器具の熱を部屋全体に循環させる:サーキュレーター

暖房器具だけでは、部屋全体に均等に温かさを届けるのが難しいことがあります。そんな時にはサーキュレーターを活用し、暖房の熱を効率的に部屋全体に循環させるのが効果的です。

サーキュレーターで空気をかき混ぜることで冷たい空気が滞留しにくくなり、室内の温度ムラを解消して暖房効率がアップします。暖房器具とサーキュレーターを併用し、より効率的に部屋全体を温めましょう。

7.冬に停電したら寒すぎ!ポータブル電源で対策しよう

 

冬に停電したら寒すぎ!ポータブル電源で対策しよう

寒い冬に停電が起こると、エアコンやヒーターなどの暖房器具が使えません。暖房器具が使えないと体調不良や低体温症のリスクが高くなり、最悪の場合は命を落とす可能性もあります。

そんなときに活躍するのが、電源やコンセントのない場所でも家電に給電ができる「Jackery(ジャクリ)のポータブル電源」です。

Jackery(ジャクリ)のポータブル電源を導入するメリット】

停電時にもエアコンやヒーターなどの暖房器具が使用できる

ソーラーパネル対応だから停電が長期化しても安心

リン酸リチウムイオン電池を採用しているから毎日使っても10年以上長持ち

自然放電が少ない設計だから長期保管していてもいざというときにすぐ使える

普段使いすれば電気代の節約も期待できる

Jackeryのポータブル電源はソーラーパネルにも対応しているので、停電が長期化した場合でも太陽光発電で充電して繰り返し使用できます。

またホットカーペットの使用やスマホの充電など、普段使いをすれば電気代の節約にも期待できます。とくに冬場は暖房器具の使用で電気代が高くなるため、Jackery(ジャクリ)のポータブル電源で快適に過ごしながら電気代を節約しましょう。

ソーラーパネルの正面と背面 CTB技術
Jackery Solar Generator 2000 New ポータブル電源 セット
●容量は2042Wh。電気ケトル(850W)を2時間、電気毛布(55W)を25時間稼働できる
●定格出力は2200W。暖房や調理家電など99%の家電を最大7台まで同時動かせる
●世界で初めてCTB技術を採用し、エネルギー効率と強度に優れている
●ソーラーパネル200Wを2枚使えば、最速6時間でフル充電できる
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接続方法 ソーラーパネルの正面と背面
Jackery Solar Generator 1000 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネル
●容量は1070Wh。電気毛布(55W)を12時間、スマホ(29W)を約29回フル充電できる
●定格出力は1500W。 電気レンジや電気ケトルなどの1500W以下の家電を動かせる
●ソーラーパネルは、両面発電により業界トップクラスの25%の変換効率を誇る
●ソーラーパネルを使えば、15時間で満充電できる
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8.フローリングの寒さ対策に関するよくある質問

 

フローリングの寒さ対策に関するよくある質問を解説していきます。

寝室のフローリングの寒さ対策に効果的な方法は?

寝室のフローリング対策には、以下のような方法が効果的です。

厚手のラグやカーペットを敷く

隙間テープで窓やドアの隙間を埋める

断熱カーテンや断熱シートで窓の断熱性を上げる

複数の対策を組み合わせれば、より効果的に寝室の寒さ対策が行えます。寝室が寒いと睡眠の妨げになってしまうので、しっかりと対策を行って快適な空間を作っていきましょう。

暖房なしでフローリングを暖かくできる?

暖房なしでフローリングを暖かくしたいなら、厚手のラグやカーペットを敷くのがおすすめ。コルクマットやタイルカーペットなど、断熱性の高いアイテムを併用するのも良いでしょう。

赤ちゃんがいる家庭のフローリングの寒さ対策で気をつけることは?

赤ちゃんがいる家庭でフローリングの寒さ対策を行う場合は、安全性を最優先で考えるために下記の点に気をつけましょう。

ラグやマットは柔らかい素材のものを選ぶ

滑り止め機能があるものを選ぶ

暖房を使用する場合は赤ちゃんが触れない位置に置く

床に敷くラグやマットは、自然素材で柔らかいウールやコットンが理想的。赤ちゃんが動き回ることも考えて、滑り止め機能があるものを選ぶと安心です。

また、暖房を使用する場合は赤ちゃんに触れない場所に設置し、火傷をしないように注意しましょう。

まとめ

 

フローリングの寒さ対策は、冬を快適に過ごすためには欠かせないポイントです。本記事で紹介した寒さ対策グッズをうまく活用しながら、フローリングによる底冷えを防ぎましょう。

また冬の停電に備え、ポータブル電源を導入するとより安心して冬を過ごすことができます。電気代の節約にも期待できる「Jackery(ジャクリ)のポータブル電源」で、冬をより安心安全に過ごしながら電気代も抑えましょう。


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