節電の正しい方法は?家庭でできる6つの工夫と節電にお役立ちアイテム

節電の正しい方法は?家庭でできる6つの工夫と節電がすすむお役立ちアイテム

2022年から2023年にかけて、過去に類を見ないほど電気代があがり、ショックを受けている人は非常に多いのではないでしょうか。それからほとんどのご家庭では節電を意識しているはずですが、何に電気代がかかって、何をすれば節電できるのかを詳しく知らないはずです。そこで今回は、節電の正しい方法や家庭でできる工夫についてお話ししますので、参考にしてみてください。

電気代が高騰している!?節電が注目されている理由について

2023年に突入し、異常なほど電気代が高くなっており、請求書を見てびっくりした人は多いはずです。

去年と変わらない使いかたをしていたにもかかわらず、数千円や数万円単位で電気代が高くなっており、いよいよ本格的に節電をしようと考えるわけです。

電気代が高騰している理由は、世界情勢の影響やそれに伴う電力会社の値上げなどが該当します。

とくに2022年から2023年にかけては、異常なほど電気代が高騰しているため、今まで節電に興味がなかった人でさえ意識するほど深刻な状況になっています。

節電する前に知っておこう!電気をよく使う家電製品は?

節電する前に知っておこう!電気をよく使う家電製品は?

みなさんは、どの家電製品の電気代が高いのかをご存じでしょうか。電気代の高騰に大きく影響している家電製品を知ることで、原因が分かりますし節電の意欲もわきます

●エアコン

家電製品のなかでも、もっとも電気代が高いのはエアコンです。

エアコンの種類や設定、起動時間によっても異なりますが、月に数千円から数万円もかかってくる場合があります。

とくに夏場の冷房や冬場の暖房は1日中エアコンをONにしていることもあり、電気代が数万円単位になることも少なくありません。

逆にエアコンを全くつけないであろう4月や5月と比べても、電気代が大きく異なるため、いかにエアコンの電気代が高いのかが分かります。

エアコンの場合はON・OFFを短時間で繰り返さないこと、夏は28度、冬は20度前後に設定をするようにしましょう。エアコンの電気代は、16,000円~50,000円くらいです。

ただし、エリアやエアコンの機種、メーカー、使いかたによって電気代は大きく異なります。

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●冷蔵庫

エアコンほどではありませんが、冷蔵庫も24時間つけっぱなしのため、電気代がかかります。

ついつい食材を買い込んでしまい、冷蔵庫に入りきらない、なんてことはありませんか。冷蔵庫に食材をつめすぎてしまうと冷気の流れが悪くなり、冷蔵庫本来の機能が失われてしまいます。結果、効率が悪くなり無駄な電気を使ってしまうことになります。

冷蔵庫の電気代はサイズによって異なりますが、年間で7,000円~10,000円前後です。

●照明

夕方から夜にかけて照明は必須アイテムだと言えます。当然、その間は電気代がかかります。

もちろん、部屋や家族の数だけ電気が必要ですから、それに比例して電気代もあがります。

とくに昔ながらの白熱電球や蛍光灯は電気代が高いため、最近では電気代の安いLEDに切り替えるご家庭が増えています。

LED本体の費用は少し高めですが、電気代が安く長持ちするためおすすめの方法です。また、電気は使わなければこまめに消すことも節電をするうえで重要なポイントです。

照明の年間電気代は3,000円程度です。

●テレビ

どのご家庭にあるテレビも、電気代がかかる家電製品です。テレビ好きであれば、起動すればするだけ電気代がかかります。

24時間つねにつけっぱなし、ということはないかもしれませんが、節電を意識するのであれば見ない場合はしっかり消すようにしましょう。

テレビの電気代は、年間5,000円程度でそこまで高くはありませんが、積み重なってくると大きな金額となります。

家庭でできる節電の6つの工夫

家庭でできる節電の6つの工夫

次に家庭でできる節電の工夫をお話しします。節電を意識すれば、電気代が安くなるためぜひとも行動してみましょう。

〇電気の使用料を確認する

節電をするためには、まず毎月の電気料金を把握する必要があります。なぜなら、毎月の電気料金が分からない場合は、改善しようがないからです。

電力会社や契約内容によって異なりますが、最近ではWebで電気料金を確認できるようになっています。

できれば、去年の電気料金も把握しておくといいでしょう。

〇家電製品の節電を意識する

電気料金を大きく増やしているのはエアコンなどの冷暖房機器です。つまり、冷暖房器具を上手に使えば、確実に節電ができるというわけです。

たとえば、少しの時間だけの外出であればエアコンはつけっぱなしにする、冬は20度、夏は28度に設定をしておけば節電は可能です。

とくに温度は1度変えると、電気料金が10%ほど変化すると言われているため、慎重に設定をするべきです。

またエアコンには自動運転が搭載されていますが、その設定がいちばん効率がいいため進んで利用しましょう。

Webで電気代をチェックできる環境にある場合、日別の電気使用量を見てみてください。

節電を意識した日の使用電気量はかなり減っているはずですから、節電のやる気がでてくるはずです。

〇待機電力を切断する

使っていない家電製品でも、わずかながら電気が使われていることをご存じでしたでしょうか。

この電力を待機電力と言います。

待機電力の電気代は微々たるものですが、それでも積み重なればそれなりの金額になるため、しっかり切断しておく必要があります。

たとえば、使わない家電製品のコンセントから抜いておけば待機電力は発生しません。毎回コンセントから抜き差しするのが面倒であれば、節電タップの使用をおすすめします。

〇家族でなるべくひとつの部屋に集まる

複数の部屋がありそれぞれが電気やエアコンをつけると、それだけ電気代がかかります。

とくに、エアコンの同時使用はとてつもなく電気代が高くなるため、できるだけ家族で集まってひとつの部屋で過ごすべきです。

ひとつの部屋に全員が集まれば、ほかの部屋の電気もエアコンも消せるため究極の節電になりますし、家族団らんもできます。

〇無駄な電力を消費しない

当たり前のように使っている家電製品ですが、節電を意識するのであれば無駄な電力を抑えるべきです。

たとえば、炊飯器の保温を常時使用している、電気ポットの保温を使っている、トイレの電気便座が稼働しているなどがあげられます。

どれも使っていなくても電気代がかかるため、できるだけ電源をOFFにしたり設定を変更したりすることが重要です。

またそれ以外では、洗濯時はお風呂のお湯を利用する、乾燥機の使用は極力避ける、給湯機の自動保温をやめるなどをすれば、しっかり節電が可能です。

〇節電グッズを活用する

節電を意識するのであれば、節電グッズの活用がおすすめです。たとえばLED照明や節電タップをはじめ、うちわ、すだれ、遮熱カーテンなどが該当します。

うちわやすだれを活用することでエアコンの稼働時間が減らせますし、節電タップは待機電力などのカットができます。

普段から使っているようなアイテムばかりですから、意識して取り組んでみてください。

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節電対策にはポータブル電源とソーラーパネルの活用もおすすめ!

節電対策にはポータブル電源とソーラーパネルの活用もおすすめ!

もし本気で節電対策をお考えなら、ポータブル電源とソーラーパネルの組み合わせがおすすめです。

ポータブル電源とは持ち運びのできる給電機器のことを指します。たとえば、ポータブル電源をコンセント等で充電をしておけば、好きな場所で家電製品が使えたりモバイル機器を充電できたりする優れものです。

ポータブル電源はモバイルバッテリーのようにコンセント等の経由で充電しないと使えませんが、ポータブルソーラーパネルを使えば太陽光のエネルギーで充電できます。

つまり、コンセントを経由しなくてもソーラーパネルがあればポータブル電源が充電できるというわけです。太陽光からのエネルギーを電気に変換するわけですから、電気代は1円もかかりませんし究極の節電方法だといえます。

また、ポータブル電源とソーラーパネルがあれば、万が一の災害時にも大活躍します。

関連人気記事:電気代節約にも貢献する!ポータブル電源の思わぬ使い道とは

節電におすすめ!ポータブル電源とソーラーパネル3選

節電におすすめ!ポータブル電源とソーラーパネル3選

ここからは、節電におすすめのポータブル電源とソーラーパネルを紹介します。それぞれが容量や出力など異なるため、イメージに合ったものを選ぶようにしましょう。

●Jackery Solar Generator 2000 Pro

Jackeryのなかでも、大容量、高出力のタイプが2000Proです。

2000Proは、2610Whの大容量と2200Wの定格出力により、ほどんどの家電製品に対応しているパワフルなポータブル電源です。

2000Proは大容量のため節電にはぴったりですが、より効果を高めるのがSolarSaga200です。SolarSaga200は最大200Wで電気を作れるソーラーパネルです。2000Proとは最大6枚の組み合わせができ、たったの2.5時間で満充電が可能です。

コンセントからの充電を必要とせず多くの電気が使えるため、節電にもっともふさわしい組み合わせと言えます。

ポータブル電源 2000 Pro スペック

容量

2160Wh

サイクル回数

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