地震が起きた時に取るべき行動を徹底解説|やってはいけないことや事前備えも紹介
いま地震が発生したら、あなたはどのような行動を取りますか?急に質問されても、なかなか正しい行動が思い浮かびませんよね。
そこで今回は、地震が起きたときに取るべき行動や取ってはいけない行動をまとめました。地震はいつ起こるかわからないので、この記事で勉強してください。
地震が起きたときに取るべき8つの行動
地震が起きたときとるべき行動が分からない方に向けて、
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①揺れている時の行動
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②揺れが落ち着いたらとるべき行動
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③状況確認
の3つに分けて解説して行きます。地震が起きたときに、慌てて危険な行動をしなくて済むようにチェックしてください。
①地震が発生したときは、机の下か何もない空間
地震の揺れが発生したら、避難する場所があります。
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・机の下に隠れる
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・倒れてくるものがない場所
机の下は家具や家電が倒れてきても、当たる心配の少ない場所です。また、机の下以外でも、倒れてくる物がない場所があればそちらに避難しても良いでしょう。「物が無い場所なんか無いよ」という方もいますよね。そういう方は、地震が起きたときのために、家の中で倒れてくる物がない場所を用意してください。
おすすめは、廊下です。なぜなら、通路だから無理に物を置く必要がないからです。地震で揺れているときには、家具や家電が倒れてきても大丈夫な机の下か、物がない場所で安全を確保しましょう。
番外編:緊急地震速報が流れたら取るべき行動
緊急地震速報が鳴ったときも、素早く机の下など安全な場所に身を隠しましょう。緊急地震速報から揺れが起こるまで数秒間しかなく、できることは限られています。身を守る行動を最優先に、行動しましょう。緊急地震速報が鳴ったときには貴重品を取りに行ったりせず、安全な場所で揺れが収まるのを待ってください。
②地震の揺れが落ち着いたら取るべき4つの行動
次に地震の揺れが落ち着いたら取るべき行動を、優先順に4つ紹介します。
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・火の元を確認
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・スリッパか靴を履き避難経路を確保
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・非常用バッグの準備
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・建物の状況によっては外に避難
全て安全を確保するための行動です。必ず覚えておきましょう。たたし、命を守る行動が最優先です。「建物が倒壊しそう」などすぐに避難が必要なときは、優先順位を変えて対応しましょう。
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●火の元を確認
地震の揺れが収まったら、キッチンのコンロやストーブなどの火の元を確認しに行きます。
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・コンロから火が出ていないか
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・ストーブが倒れてカーペットが燃えていないか
などを確認して、問題なければガスの元栓やストーブの火を消してください。確認に行くときは、足元に散乱しているガラス片や家具などに十分気をつけてください。
また、最近の住宅用ガス設備は、震度5程度でマイコンメーターがガスの供給を止めるようになっています。慌てて火を止めに行かなくても、自動で消火されている可能性が高いので落ち着いて行動しましょう。地震の揺れが収まったら、地震火災にならないように落ち着いて火の元を確認しに行きましょう。
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●スリッパか靴を履き避難経路を確保
火の元の確認が終わったら、スリッパか靴に履き替えて避難経路を確保しに行ってください。
地震が起こると、
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・ドアが開かなくなる
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・家具が倒れて出口を塞ぐ
など素早い避難ができない状態になることがあります。家に取り残されないように、玄関ドアや窓を開けて避難経路を確保しましょう。その際、床にガラス片や画鋲などが散乱しており危険な状態となります。スリッパや靴に履き替えて作業すると安全です。地震の揺れが収まったら、避難経路を確保するのを忘れないようにしましょう。
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●非常用品をすぐに持ち出せる準備
次に避難になってもすぐに動けるように、非常時の持ち出すものを手元に用意しましょう。普段から、非常用バッグを用意している方はそちらを準備します。非常用バッグがない場合は、以下を参考に持ち出しバッグを作ってください。
非常用バッグの中身
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・懐中電灯
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・応急手当てセット
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・歯ブラシ
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・使い捨てトイレ
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・ウェットティッシュ
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・軍手
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・メガネなど
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・薬
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・現金
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・通帳
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・ラジオ
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・電池
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・モバイルバッテリー
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・水
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・食料
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・乳幼児用品
地震の揺れが収まって建物が倒壊する恐れがなければ、非常用バッグを用意しましょう。
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●家が倒壊しそうなら外に避難する
地震によって、家が傾いていたり損傷が激しかったりする場合は、外に避難しましょう。倒壊の危険がある家は、建てられた年でも判断できます。1981年に建築基準法が改正され、1981年以降の家は新しい耐震基準で建てられています。
よって、
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・1981年以降に建てられた→倒壊の恐れが少ない
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・1981年の法改正以前に建てられた→外に避難した方が良い
という判断ができます。
(出典:国土交通省 住宅・建築物の耐震化について URL:https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_fr_000043.html)
古い建物に住んでいる方は、避難のタイミングを見極めて行動しましょう。
③地震の状況と被害を確認する
自分の命を守る行動ができたら、地震の被害と状況を確認していきます。
確認の順番としては、
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・正しい地震情報をチェックする
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・家族の安否確認は災害伝言ダイヤル
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・近所の状況を確認する
になります。一つずつ解説して行きます。
●正しい地震情報をチェックする
地震から自分の命を守ったあとは、地震の被害状況を把握するため正しい地震状況をチェックしましょう。
地震の情報源としては、
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・市町村役場・消防庁・警察署など行政からの情報
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・テレビ・ラジオからの情報
を参考にしましょう。最近は、SNSでも災害情報が流れています。SNSの情報はテレビや行政からの発表よりも早く回ってきて情報収集にもってこいと思うかもしれません、しかし、大きな災害では「正しい情報」が大切です。
過去の震災ではSNSを通して、以下のようなデマ情報が出回った事例があります。
・動物園からライオンが逃げ出した
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・浸水の様子をAIで作成してSNSで拡散
SNSは参考程度にして、行政やテレビ・ラジオから地震情報をチェックしましょう。
●家族の安否は災害伝言ダイヤル(171)を活用する
地震のときに気になるのが、家族の安否。地震の影響で、通話やメールができない場合は、災害伝言ダイヤルを活用しましょう。災害伝言ダイヤルは、災害時に伝言を録音・再生できるサービスで災害時の安否確認に役立ちます。家族の安否は災害伝言ダイヤルを活用しましょう。
●近所の状況を確認し助け合う
地震の全体像が確認できたら、近所の状況を確認して行きます。困っている方や救助が必要な方がいれば、近隣住民と力を合わせて救助してください。
震災のときは、消防や救急などの手が回らないことがしばしば起こります。そんなときに頼りになるのが近所同士の助け合いです。阪神・淡路大震災のときは、倒壊した建物から救助され生き延びた人の約8割が家族や近所の住民によって救出されたというデータがあります。
(引用:内閣府 防災情報のページ URL: https://www.bousai.go.jp/kaigirep/hakusho/h26/zuhyo/zuhyo00_01_00.html)
ただし、いくら救助といえども安全が最優先です。建物や周りの状況を確認し、場合によっては公的な救助を待つ選択を視野に入れて救助にあたりましょう。
地震が起きた時にやってはいけない行動
地震のときについやってしまう行動で、危険な行動をしている可能性があります。そこで、
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・地震で揺れているとき
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・地震の揺れがおさまったとき
の2つに分けてNG行動を紹介します。
①地震で揺れているときにやってはいけない行動
地震で揺れているときにやってはいけない行動は以下4つになります。
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●窓を開けに行く
→窓ガラスが割れて体にあたり怪我をする。
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●家具やテレビの揺れを押さえる
→家具やテレビが倒れてきて下敷きになる
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●ブロック塀に近づかない
→ブロック塀が倒れてきて下敷きになる
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●慌てて外に出る
→屋根材などが落下してきて頭に当たる
揺れているときは家具類の下敷きにならないように、机の下や何もない空間に隠れることが最優先です。東京消防庁によると、近年発生した地震でのケガは約30%〜50%の人が家具類の転倒・落下、移動によるものとなっています。
(出典:東京消防庁 なぜ家具類の転倒・落下・移動防止対策が必要なの?URL:https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/hp-bousaika/kaguten/handbook/02.pdf)
揺れているときは、身を守る行動をしましょう。
②地震がおさまった後にやってはいけない行動
地震がおさまった後にやってはいけないNG行動は以下6つになります。
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●ブレーカーを上げたままにする
→地震の影響で停電していたら、停電復旧のときに通電火災になる可能性がある
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●コンロの元栓を開けたままにする
→地震の影響でガスが漏れ出す可能性がある
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●タバコを吸う
→ガスが漏れていて、爆発する可能性がある
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●裸足で歩く
→散らばったガラス片によって足を切る
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●エレベーターに入る
→地震や余震の影響で閉じ込められる
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●電気をつける
→ガスが漏れていて、爆発する可能性がある
地震発生に伴って、停電や火災のリスクが高くなります。「ガスは漏れている」「電気は止まっている」といった最悪の場合を想定する意識を持って行動しましょう。
地震が起きた時の避難ポイント5つ
「地震が発生したときに避難しても良いか判断がむずかしい」という方もいらっしゃるはずです。基本的に、危ないと感じたら避難所へ避難することをおすすめします。迷っていて、2次的な災害に巻き込まれた大変です。
地震の避難ついて以下5つのポイント毎に解説して行きます。
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①避難所へ行く判断基準
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②避難所へ避難するときの持ち物と服装
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③徒歩で移動する
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➃津波などの恐れがあるときは避難場所へ避難
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⑤在宅避難という選択肢
①避難所へ行く判断基準
避難所へ行くタイミングを迷う方も多いですよね。「できれば家にいたい」「自分より避難が必要な人がいそう」という方は、以下の基準を参考に避難所へ行く決断をしてください。
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●行政から避難指示・避難勧告が出たとき
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●ハザードマップで危険な地域と判断できるとき
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●家の倒壊など、自分の身に危険があると判断したとき
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●余震で家が倒壊する恐れがある
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●火災や土砂災害の危険性があるまたは発生している
上記からわかるように、危険だと判断したら迷わず避難所へ行ってください。また、避難のことで消防や警察に問い合わせたい気持ちはわかりますが、救助に追われて対応できない可能性があります。迷っている時間があれば、サッと避難して安心を手に入れましょう。
②避難所へ避難するときの持ち物と服装
避難所へ避難するときの服装と持ち物は以下を参考にしてください。
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●非常用バッグ(リュックタイプにすること)
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●軍手をはめる
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●長袖・長ズボン
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●ヘルメット
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●赤ちゃんは抱っこ紐などで固定
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●子供を真ん中にして歩く
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●はき慣れた靴
安全に配慮して動きやすい服装と持ち物を心がけましょう。
③避難所に移動する際の注意点
避難所に移動するときは、注意点が6つあります。注意点を守らないと、避難中に危ない目にあう可能性があるので以下を参考に安全に避難所へ向かえるようにしましょう。
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●基本的に歩いて移動、車は渋滞の可能性がある
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●移動する前に火の元を再確認
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●避難所へ行ったことを紙に書いて家に貼って家族や周りに知らせる
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●ブロック塀の近くは崩れる可能性があるので近寄らない
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●ハザードマップで土砂崩れなどの危険がある場所は歩かない
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●子どもは抱っこでもきちんと靴を履かせる
注意点を守って、安全に避難所へ移動しましょう。
➃津波などの恐れがある場合は避難場所へ避難
家から出て避難する場所には、以下2つの種類があります。
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●避難所:避難して生活する場所
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●避難場所:津波や火災などから身を守るための一時的に避難する場所。
地震の影響で津波や火災の恐れがある場合は、避難場所に移動しましょう。Yahoo天気・災害では、避難場所マップを公開しています。近所の避難場所をチェックしておき、すぐに動ける準備をしておきましょう。Yahoo天気・災害 避難場所マップはこちら。避難所と避難場所を使い分けて、安全な避難をしてください。
⑤ポータブル電源を使った在宅避難
避難所に行かなくても、家に倒壊や津波の被害などの恐れがないなら在宅避難を行うことも可能です。在宅避難は、住み慣れた家で生活をするので避難所の集団生活ストレスを感じなくて済みます。しかし、地震の影響で電気が止まっていては、在宅避難生活が大きく影響されます。そこで地震の停電に備えて非常用電源としておすすめなのが、ポータブル電源です。
ポータブル電源とは、大容量・高出力のバッテリーを搭載し災害時でも電化製品を動かせる蓄電・給電機器です。例えば、Jackeryポータブル電源2000Plusは2042Whの大容量で1000Wエアコンでも約2.3時間の稼働が可能。ソーラーパネルで充電できるから、充電が切れても太陽光で蓄電できます。自宅避難も選択肢に入れられるように、ポータブル電源を持っておきましょう。
地震で帰宅困難になったときに取るべき3つの行動
外出先で地震が起きると、道路状況や公共交通機関の運休により帰宅困難になることが想定されます。地震で帰宅困難になったときの行動は、
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①自分の安否を登録
-
②慌てて帰宅しようとしない
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③歩いて帰宅する
があります。一つずつ解説して行きます。
①災害時安否確認サービスで安否の登録
地震で帰宅が困難になったら、災害時安否確認サービスで自分の安否を登録してください。大きな地震のときは、通話が集中しつながりにくい状況となります。災害時安否確認サービスに登録すれば、家族からの連絡が繋がらなくても、メッセージを残しておけます。メッセージがあると、家族も安心しますよね。
災害時安否確認サービスは以下のようなものがあります。
災害時安否確認サービス |
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災害用伝言ダイヤル(171) |
災害用伝言板(web171) |
地震などの災害で提供される 伝言の録音ができる 伝言の再生ができる |
災害時にインターネット上の掲示板に伝言を書き込むことで、安否確認ができる |
地震で帰宅が困難になったら災害時安否確認サービスを活用しましょう。
②無理に帰宅しようとしない
帰宅が困難の場合は、無理に帰宅しようとしないでください。なぜなら、地震の影響で道路状況に不安があり、二次災害の危険性があるからです。
東日本大震災では、
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●道路のヒビ
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●段差
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●橋が崩れ落ちる
などの被害が報告されています。
(出典:国土交通省 東日本大震災時の道路の話 URL: https://www.thr.mlit.go.jp/shinsaidensho/kids-0502.html)
ヒビの入った道路を使って帰るのは危ないですよね。ガソリンスタンドやコンビニなどが、帰宅困難者支援施設として指定されていることがあるので、そちらに身を寄せるなど安全を確保しましょう。帰宅困難のときは、無理に帰宅しようとせず情報収集などを行いましょう。
③安全に歩いて帰宅
帰宅するときは、歩いて帰宅が基本です。地震のときは、公共交通機関が使えず道路状況も不透明です。同様にタクシーも使えない可能性が高いので、歩いて帰る必要があります。
普段から安全に歩いて帰るルートをチェックしておきましょう。また、コンビニなどが帰宅困難者支援施設になっていたら、そちら利用して休憩しながら帰宅しましょう。帰宅困難になったら、歩いて家に帰りましょう。
シチュエーション別の地震が起きたときに取るべき12の行動
地震は急にやってくるので、家や外出先などさまざまなシチュエーションが想定されます。シチュエーション別に地震が起きたときの対処法をまとめたので紹介していきます。
家で考えられるシチュエーション
家で考えられるシチュエーションを表にまとめました。
シチュエーション |
取るべき行動 |
寝室で寝ているとき |
寝具で頭を守る ベッドの下に潜る |
トイレ |
ドアを開け揺れが収まるのを待つ |
お風呂 |
ドアを開け揺れが収まるのを待つ |
キッチン |
テーブルの下に隠れる 冷蔵庫や食器棚の倒れに注意 |
マンション |
机の下に隠れる |
基本的には、身を守ることが第一ですが、トイレやお風呂などは扉が開かなくなることがあるので、出口の確保も行いましょう。
外出先で考えられるシチュエーション
外出先で考えられるシチュエーションを表にまとめました。
シチュエーション |
取るべき行動 |
スーパー |
頭を保護 ショーケースから離れる |
映画館 |
頭を保護 座席の間に隠れる |
地下施設 |
非常灯がつくまで待つ 非常口から脱出 |
エレベーター |
全ての階のボタンを押して止まった階で降りる |
外出先では、身の安全を確保して係員などの誘導に従って避難してください。
地震のときに海の近くにいたら
海の近くで地震の揺れを感じたら、どんなに小さな地震でも高いところへ逃げましょう。なぜなら、小さな地震でも大規模な津波が発生する可能性があるからです。明治29年6月15日の明治三陸地震津波では、震度2〜3程度と思われる地震でも大規模な津波が発生した事例が記録にのこっています。
(出典:内閣府情報のページ 報告書 1896明治三陸津波地震 URL: https://www.bousai.go.jp/kyoiku/kyokun/kyoukunnokeishou/rep/1896_meiji_sanriku_jishintsunami/index.html)
海の近くにいたら、小さな地震でも高いところへ避難しましょう。
山登りで地震の揺れを感じたら滑落しないようにする
山登りで地震の揺れを感じたら、木を支えにして揺れをやりすごしましょう。山登りは、ただでさえ登山道から滑り落ちたり崖を踏み外したりするリスクがあります。地震が起きたら、木を支えにして耐えてください。また崖崩れの危険性もあるので下山の際は崖に近づかないようにしましょう。山で地震の揺れを感じたら、滑り落ちないこと、崖崩れのに気をつけることを意識して行動してください。
車の運転中に揺れを感じたらゆっくり止まる
車の運転中に地震の揺れを感じたら、ゆっくり止まりましょう。急ブレーキや急ハンドルは、追突などの二次災害を引き起こします。車をち停止させたらラジオで情報を得ながら、車を置いて歩くか、乗って帰るかを決めましょう。
車を置いて歩く場合は、車が動かせるようにキーを車に入れたままにしてください。車に乗って帰るなら、道路情報をラジオで確認し安全に帰ってください。車の運転中に地震の揺れを感じたら、落ち着いて車を停止させ地震の状況を確認しましょう。
学校で地震が起きたら先生の指示に従う
学校で地震が起きたら、机の下に隠れ身を守りましょう。決して身勝手な行動はとらず、先生の指示に従って避難してください。また、グラウンドで地震が起こったときは、グラウンドの中央に座って揺れが収まるのを待ちます。
筆者は、小学生のとき2000年10月に起こった鳥取県西部地震を経験しています。昼休みにグラウンドで遊んでいて、揺れと同時に先生が子どもをグラウンド中央に集めていたことが印象的でした。学校で地震が起こったら、身の安全を守り先生に従って家族からの迎えを待ちましょう。
地震が起きたときに正しい行動を取るための7つの備え
避難生活を快適にするポータブル電源の用意を
地震が起きて、家に倒壊の恐れがなく安全なら在宅避難という選択肢があります。在宅避難に備えてポータブル電源を用意しておきましょう。ポータブル電源は、「ポータブル電源を使った在宅避難」の項でも紹介した通り、大容量のバッテリーを搭載した蓄電と給電アイテムです。地震の影響で停電が起こっても、電化製品を動かせるメリットがあります。
2018年の北海道地震では、北海道で日本初となるブラックアウト(大規模停電)が発生しています。
(出典:経済産業省 資源エネルギー庁 日本初の“ブラックアウト”、その時一体何が起きたのか URL: https://www.enecho.meti.go.jp/about/special/johoteikyo/blackout.html)
突然襲ってくる地震と停電に備えて、ポータブル電源を用意しましょう。次に、Jackeryポータブル電源がなぜ地震の避難生活におすすめかを紹介します。
●Jackeryポータブル電源が叶える快適な避難生活5例
Jackeryポータブル電源があれば、快適な避難生活が送れます。Jackeryポータブル電源が叶える快適な避難生活5例:
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・停電しても電子レンジが使えるから、美味しい電子レンジ料理が食べられる
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・複数人で充電できるから、家族や近所の方とシェアできる
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・ソーラーパネルから充電できるから、充電がなくなりにくい
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・防災製品等推奨品認証を取得した、災害に強いポータブル電源
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・テレビやパソコンをポータブル電源で動かして、正しい情報を知れる
ポータブル電源があれば、避難生活でも普段通りに生活を送れることがわかります。在宅避難ができれば、ポータブル電源を使って普段に近い生活ができるので震災ストレス軽減につながります。地震に備えて、ポータブル電源を用意しましょう。
●在宅避難の備えにJackery Solar Generatorがおすすめ
在宅避難の備えには、ポータブル電源とソーラーパネルがセットになっているJackery Solar Generatorがおすすめです。在宅避難にポータブル電源がおすすめとはいえ、充電がきれたらただの箱になってしまいます。
Jackery Solar Generatorなら、ソーラーパネルがついているので、太陽光さえあればポータブル電源に充電できるので、太陽が出ている限り充電が無くなる心配がありません。Jackery Solar Generatorで、電気のある安心な在宅避難生活を送りましょう。
Jackery Solar Generator 2000 Plus
(ポータブル電源2000PLUS+ソーラーパネル200W)
容量:2042Wh
定格出力:2000W
フル充電:14時間(Solarsaga 200W×1枚)
Jackery Solar Generator 2000 Pro
(ポータブル電源2000Pro+ソーラーパネル200W)
容量:2160Wh
定格出力:2200W
フル充電:7.5時間(Solarsaga 200W×2枚)
Jackery Solar Generator 1500pro
(ポータブル電源1500Pro+ソーラーパネル200W)
容量:1,512Wh
定格出力:1800W
フル充電:11時間(Solarsaga 200W×1枚)
Jackery Solar Generator 1000 Pro
(ポータブル電源1000Pro+ソーラーパネル100W)
容量:1002Wh
定格出力:1000W
フル充電:13.5時間(Solarsaga 100W×1枚)
Jackery Solar Generator 1500
(ポータブル電源1500+ソーラーパネル100W)
容量:1,534Wh
定格出力:1800W
フル充電:11時間(Solarsaga 100W×2枚)
Jackery Solar Generator 1000
(ポータブル電源1000+ソーラーパネル100W)
容量:1002Wh
定格出力:1000W
フル充電:13.5時間(Solarsaga 100W×1枚)
Jackery Solar Generator 708
(ポータブル電源708+ソーラーパネル100W)
容量:708W
定格出力:500W
フル充電:11時間(Solarsaga 100W×1枚)
まとめ
地震が起きた時に取るべき行動は、
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1.机や何も無い場所で身を守る
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2.火の元を確認
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3.スリッパを履いて避難経路を確保
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4.正しい情報を取得
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5.近所で助け合う
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6.避難警報や避難警報に従って避難する
になります。突然の地震でも慌てないように、普段から対策とシミュレーションをしておきましょう。