一人暮らしの地震対策とは?地震発生時の行動やおすすめの防災グッズも紹介

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一人暮らしで地震が発生した際に、あなたの命を守れるのはあなただけです。地震大国である日本では、いつ大規模な地震に巻き込まれるか分かりません。地震が起きた状況を想定し、必要な防災グッズを揃え、命を守るための正しい行動を把握しておきましょう。

 

本記事では、一人暮らしのための地震への備えについて解説します。最後まで読むことで、災害時に自らの命を守るための術が身に付きますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

1.一人暮らしこそ地震対策が重要

 

これから一人暮らしを始める方や、既に一人暮らしをしている方は、地震対策の重要性を理解していますか?例えば、地震が発生して家具の下敷きになった場合、何も対策をしていなければ、ただ誰かが来てくれるのを待つことしかできません。 

家具の転倒対策をしていれば、下敷きになるリスク自体を減らせます。仮に下敷きになったとしても、ホイッスルや救急セットを近くに準備しておけば、周囲に助けを求めることができ、助けが来るまでの間に自分で応急処置ができます。 

まだ、地震対策をしていないという方は、これから解説する内容を実践してみてください!

2.地震が怖い!一人暮らしの方がするべき対策3選

 

地震が怖い!一人暮らしの方がするべき対策

地震の揺れから命を守り、正しい場所に安全に避難するためには、以下のような事前の対策が必要です。また、一人暮らしの場合は、周囲とのこまめな連絡も欠かせません。

●家具の転倒防止対策を行う

地震で怪我をした方の約30〜50%は、家具の転倒・落下・移動が原因です。転倒した家具が電気ストーブなどに触れて、火災が発生したり、出入口を塞いで閉じ込められたりするケースもあります。まずは、以下のような対策を行いましょう。

・避難経路や出入口付近に重たい家具は置かない

・背の高い家具を家に置かない

・重たい物は下に収納する 

家具のレイアウトが決まれば、続いて家具の転倒対策を行います。壁と家具をねじ止めしたり、突っ張り棒で天井との隙間を埋めたりと、家具に合った方法を実践してみてください。

●ハザードマップを確認する

地域の危険な場所や避難場所を確認するために、ハザードマップを入手しましょう。ハザードマップとは、被災想定区域や避難場所、避難経路が表されたマップのことです。 

ハザードマップは、都道府県や市区町村のホームページから取得できます。事前に確認しておくことで、二次災害が起きている場所に誤って避難し、命を危険に晒すリスクを下げられます。

●緊急時の連絡先を控える

一人暮らしで地震に巻き込まれ、怪我を負った場合やライフラインが停止した場合に、助けを呼ぶための緊急の連絡先を控えておきましょう。また、地震と同時に停電が発生し、スマホの充電が切れている場合には、スマホがあてになりません。そのため、紙に緊急連絡先を書き出しておくのがおすすめです。

3.一人暮らしが地震対策で備蓄すべき防災グッズ5選

 

一人暮らしが地震対策で備蓄すべき防災グッズ

地震によって自宅や避難所での避難生活を余儀なくされた場合、生き延びるための防災グッズが必要です。災害時には、電気・ガス・水道といったライフラインが寸断していたり、医療機関を受診できなかったりする恐れがあります。 

一人暮らしが最低限揃えておくべき防災グッズは、以下のとおりです。

●飲料水・食料

生命維持のために飲料水と食料は、必ず備蓄しておく必要があります。最低でも3日分の飲料水と食料を確保しておきましょう。飲料水は、1日一人当たり3Lが必要です。食料は、以下のような非常食を揃えるのがおすすめです。

・レトルト食品

・カップ麺

・缶詰

・パックご飯

・野菜ジュース

・バランス栄養食 

支援物資が到着するまでに3日以上かかる場合もあるので、栄養バランスも考えて選ぶようにしてください。

●ポータブル電源

地震によって送電設備が故障すると、停電が起きます。復旧までに3日以上要する可能性があるので、コンセントを経由せずに電気を供給できるポータブル電源があると安心です。 

ポータブル電源とは、大量の電気を蓄えておき、停電時やアウトドアで電化製品を稼働させられる可搬型バッテリーを指します。地震発生時にポータブル電源があると、以下のような場面で重宝します。

・停電時に電気ストーブや扇風機を使って、快適な気温に調節できる

・冷蔵庫を稼働させて、食品の腐敗を防げる

・電子レンジや電気ケトルで簡単に調理が行える

・LEDランタンで夜の暗闇を照らし、安全面と防犯面を強化できる

・家族と連絡を取るためのスマホを常にフル充電にしておける 

一人暮らしで、電気がない生活を送るのは過酷です。Jackery(ジャクリ)のポータブル電源は、一人暮らしに最適な容量と軽量・コンパクト設計で、快適な避難生活が実現します。創業から12年間で世界販売台数400万台を突破した実績を誇り、98.9%の高い顧客満足度を獲得しています。

●ホイッスル

一人暮らしでは、家のあらゆる箇所にホイッスルを置いておくのが望ましいです。家具の下敷きになって自力で出られなくなった場合に、ホイッスルを鳴らして周囲に助けを求められます。また、避難時の防災リュックにも、すぐに取り出せる位置に付けておくと安心です。

●携帯ラジオ

一人暮らしで地震が発生した際には、迅速な避難が重要ですが、避難場所や避難経路を誤ってしまうと、かえって危険な目に遭うことになりかねません。そのため、避難する前に、携帯ラジオで正しい情報を取得する必要があります。スマホでは誤った情報が錯綜している可能性がある上に、家族との重要な連絡手段になるので、充電は節約したいです。

●救急セット

救急セットがあれば、家具の下敷きになって救助を待つ間に応急処置が行えます。また、体調が急変したり、怪我を負ったりした場合に、すぐに診療を受けられるとは限りません。以下のような中身を揃えて、救急セットを作っておきましょう。

・絆創膏

・消毒液

・包帯

・三角巾

・ガーゼ

・ハサミ

・市販薬(解熱鎮痛剤、胃腸薬、風邪薬)

4.地震への備え!一人暮らしにおすすめのポータブル電源3選

 

一人暮らしで地震が発生した際には、家族への連絡が欠かせません。連絡手段を確保するためには、常にスマホを稼働させられるポータブル電源の存在が重要です。また、停電が起きている際には、家電を使って快適な避難生活が送れます。 

業界を牽引しているJackery(ジャクリ)のポータブル電源は、幅広い容量バリエーションを展開し、軽量・コンパクト設計を備えているので、一人暮らしの防災グッズに最適です。防災製品等推奨品認証やフェーズフリー認証といった防災に関する認証も取得しています。 

一人暮らしが重宝する、おすすめのポータブル電源は、以下のとおりです。 

●Jackery Solar Generator 240 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネル 

容量256Wh、定格出力300WのJackery ポータブル電源 240 NewとJackery SolarSaga 100W ソーラーパネルのセットです。ソーラーパネルを使えば、コンセントから給電できない状況でも、3.3時間でフル充電できます。 

約3.6kgという軽量コンパクトな本体と折り畳み式のソーラーパネルにより、女性の一人暮らしでも、避難時に簡単に持ち運べます。UPS&パススルー機能を備えており、停電時も給電が途切れません。バッテリー節約モードや超ロングスタンバイモードも搭載し、必要な時までバッテリーの消費量を最小限にできます。 

●Jackery Solar Generator 300 Plus 100W ポータブル電源 ソーラーパネル セット

Jackery ポータブル電源 300 PlusとJackery SolarSaga 100W ソーラーパネルのセットです。EPS機能を搭載しているので、地震によって停電が発生しても、0.020秒以内に電気供給減を切り替えられます。 

UL規格の耐衝撃性を備えているので、地震の揺れに耐えて、一人暮らしの生命線となる電気を確実に供給できます。一人暮らしで1週間分のスマホの充電を確保したい方や、電気毛布や扇風機で夜の気温対策を行いたい方におすすめのモデルです。 

●Jackery Solar Generator 600 Plus 100W ポータブル電源 ソーラーパネル セット

Jackery ポータブル電源 600 PlusとJackery SolarSaga 100W ソーラーパネルのセットです。緊急充電モードに対応しているので、いざという時に1時間でフル充電できます。中容量モデルなので、電気ポットを使った調理やこたつを使った気温対策も行えます。 

IBCテクノロジーを搭載したソーラーパネルでは、約4.3時間で満充電が可能です。UPS機能とパススルー機能により、バッテリーの安全性を確保した上で、停電時に中断のない電気供給を可能にします。一人暮らしで、数日間の避難生活を想定している方におすすめのモデルです。スマホは約24回充電できるので、常に家族と連絡を取り合えますよ。

5.一人暮らしで地震が起きたらどうする?

 

これまで大規模な地震を経験したことがない方は、いざ地震が起きると、パニックに陥る可能性があります。誤った行動を取ってしまった結果、命を落とすことにもなりかねません。一人暮らしで地震が起きた際の正しい行動を覚えておきましょう。

●自分の身を守る

地震が発生したら、まずは身の安全を確保しましょう。一人暮らしの場合、怪我を負って、自力で動けなくなる事態は何としても避けなければなりません。倒れてくる家具や飛散してくる窓ガラスが周囲にない場所に移動し、頑丈な机の下に身を伏せましょう。その際には、頭を手や鞄などで覆って、なるべく体を小さくすることが重要です。

●火の始末をして逃げ道を確保する

揺れが収まったのを確認してから動き出します。まずは、火元を確認して、出火していたら消火活動を行ってください。ただし、ガラスの破片が床に散乱していたり、火が大きくなっていたりする場合は、無理に消火活動を行わずに避難するのが望ましいです。 

その後、窓や扉を開けて、逃げ道を確保します。地震発生後も余震が起きる可能性があり、窓枠が歪んで、窓が開かなくなる恐れがあるためです。

●防災グッズを手元に用意する

いつでも避難できる体勢を整えるために、防災グッズを手元に用意します。防災グッズは、家の至るところに分散しておくのではなく、出入口付近の一か所にまとめておくのが望ましいです。防災リュックにまとめておき、すぐに背負って避難できるようにしましょう。

●家族に安全を知らせる

一人暮らしで地震が起きた際には、できるだけ早く自分の居場所を家族に伝える必要があります。あなたの安全を知らせて、家族を安心させると同時に、居場所を伝えておくことで、今後二次災害に巻き込まれた際に助けを呼んでもらえます。 

また、スマホの充電が切れそうだったり、相手に繋がらなかったりする場合は、災害用伝言ダイヤルを利用しましょう。「171」に電話をかけて、「1」を押すことで伝言を残せます。「2」を押した後に家族で決めておいた番号を押すと、伝言を聞くことが可能です。

●災害情報を収集する

避難する前に災害情報を確認してください。災害時には多くの人が一斉にインターネットを使用するため、電波が繋がりづらくなります。携帯ラジオを用意しておけば、迅速に正しい情報を収集することが可能です。事前にハザードマップで適切な避難場所や避難経路を確認していたとしても、被害状況によって変わっている可能性があります。

6.一人暮らしの地震対策に関するよくある質問

 

地震は予測ができないので、この記事を見てすぐに地震対策を行うのが望ましいです。一人暮らしの地震対策として気になる、保険や女性の防災グッズについて解説します。

●一人暮らしに地震保険は必要か?

賃貸契約と同時に加入する火災保険では、地震による火災損害は保険の対象外です。地震による火災損害をカバーするためには地震保険に加入する必要があります。 

ただし、賃貸に一人暮らししている場合は、建物自体は大家さんが負担するので、家財に対する保険の要否を検討します。全損と判断されたとしても、500万円までしか補償されないため、貯蓄・収入・住環境などから要否を判断してください。

●一人暮らしの女性におすすめの防災グッズは?

地震への恐怖が強い一人暮らしの女性は、多いのではないでしょうか?女性は、災害が発生すると以下のような防災グッズが必要になるので、今のうちに揃えておきましょう。

・生理用品

・ボディーシートやドライシャンプー

・ヘアゴムやヘアクリップ

まとめ|一人暮らしの方は地震対策を徹底しよう

 

一人暮らしは自分で自分の身を守らなければなりません。地震発生時の正しい行動をシミュレーションしておくと同時に、家具の転倒対策を行ったり、ハザードマップを確認したりと命を守るための対策を行っておきましょう。 

この記事で紹介した防災グッズも揃えて、地震への備えを万全にしてください。

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