北海道のオートキャンプ場17選|温泉やペット可など目的別に紹介
北海道はキャンプ場の多い地域でもあり、キャンパーにとっては「一度は行ってみたい場所」として考えていらっしゃる方も少なくありません。北海道でキャンプを満喫する場合、クルマは移動手段として重要なものとなります。
今回の記事は、車の乗り入れができるオートキャンプ場にスポットを当ててご紹介しています。目的別で5種類に分類し、合計17か所のオートキャンプ場をご紹介していますので、あなたの目的に合ったキャンプ場を探してみてください。
オートキャンプ場を利用するにあたって注意点についてもまとめています。最後までじっくり読んで参考にしてください。
そもそもオートキャンプ場って何?
行きたいキャンプ場を検索していると、キャンプ場の名前に「オートキャンプ場」と呼ばれるものがついていて、「オートキャンプ場って何?」と思われた方も少なくないでしょう。キャンプ場を利用するにあたって、このオートキャンプ場についてくわしく解説します。
●オートキャンプ場とは車の乗り入れが可能なキャンプ場
オートキャンプ場とは、車の乗り入れが可能なキャンプ場を指します。もともとは、キャンピングカーなどの自動車にキャンプ用品を積み込み、車内やテントで寝泊まりしながら各地を回る旅スタイルのことでした。現在では自動車を使ってキャンプへ行くことや、テントを張る場所まで車で乗り入れることなどを指す意味で使われています。最大の魅力は、
「荷物運びが楽なこと」
ですね。ただ、「どこまで行けるのか」はキャンプ場のルールによって違うので、事前に確認しておいた方が良いでしょう。
●北海道のオートキャンプ場の特徴
北海道のオートキャンプ場では、豊かな自然と広大な大地の中でキャンプを楽しめるところが多いのが特徴です。そのほか、
・無料、または格安で利用できるオートキャンプ場が意外と多い
・サイトが広く、ほかのキャンパーをあまり気にしなくても良い
など、北海道の特徴を活かしたキャンプ場、サイトが多くあります。充実した施設が揃っていて、リゾート気分を味わえるキャンプ場。特徴のあるコテージやバンガローのあるキャンプ場など、魅力的なキャンプ場が多数あるのも良いですね。
北海道のおすすめ人気オートキャンプ場5選
幅広い利用目的でキャンプが楽しめる、美しい森に囲まれたオートキャンプ場です。全てのサイトで車の横付けが可能で、「ゆのみの温泉」が歩いてすぐのところにあるほか、ペットも可です。キャンプサイトが200以上あり、電源サイトも充実しています。
●人気おすすめ2:「オートリゾート滝野」
参照元:https://www.takinopark.com/autoresorttakino/
国営滝野すずらん丘陵公園内にある高規格サイト。日本オートキャンプ場協会から五つ星の評価を受けています。電源付きのサイトはもちろん、宿泊棟も備えていて幅広い層のキャンパーが楽しめる施設です。センターハウスにはシャワー施設もあります。滝野すずらん丘陵公園にはアスレチックなど自然を楽しむことができ、充実した1日を過ごすことができます。
●人気おすすめ3:「美笛キャンプ場」
支笏湖(しこつこ)ブルーと称される清らかな湖のふもとで、背後には深い原生林が広がる大自然を堪能できる絶景サイトが魅力のキャンプ場です。完全予約制になってからは週末や廃シーズン中は予約を取るのが困難ですが、全国に名の知れた湖畔サイトで最高の時間を過ごすのも良いですね。
●人気おすすめ4:「マオイオートランド」
参照元:https://naganuma-kanko.com/spot/269/
田園風景が広がるエリアの高規格サイト。全てのサイトが区画割りされているので、ファミリーでゆったり過ごすことができます。キャンプ場には「ながぬま温泉」が隣接していたり、温水が出る炊事場や水洗トイレも完備。パークゴルフ場もあるなど充実した施設の揃っているキャンプ場です。
●人気おすすめ5:「丸瀬布オートキャンプ場」
参照元:https://www.engaru-camp.jp/maruseppu/
林間や渓流を楽しめる、自然豊かで利便性の高いキャンプサイトが魅力のキャンプ場です。場内には森林鉄道蒸気機関車「雨宮21号」が走っています。機関車好きにはたまらないキャンプ場です。温泉が隣接していたり、昆虫生態館も人気です。
北海道のおすすめ無料オートキャンプ場3選
参照元:https://www.hokkaido-np.co.jp/article/665612
札幌近郊にある無料のキャンプ場。駐車場も含め完全無料で利用できるキャンプ場です。駐車場に面したエリアではオートキャンプ状態で利用が可能です。無料で利用できる足湯(7時~18時まで)があるのがポイント。北村温泉が隣接しているため温泉を楽しむことができます。コンビニが近くにあるのも利用しやすい点です。
●「湯ノ沢水辺公園」
参照元:https://www.hakobura.jp/spots/311
北斗市にある湯ノ沢水辺公園は、「茂辺地川」の中流にある水と緑あふれるオートキャンプ場です。場内設備はトイレや炊事場、ゴミ捨て場などは整っていて最低限レベルですが、無料で利用できることを考えれば十分ですね。函館観光の拠点にするならもってこいの場所です。
●来止臥(キトウシ)野営場
参照元:https://campgoods.jp/archives/6246
太平洋を望む180度の大パノラマが広がるキャンプ場です。スケールの大きな北海道の大自然を堪能できる絶景キャンプ場としてベテランキャンパーに人気の高い場所。6月から10月までの限定開場される野営場なので注意が必要です。
北海道のペット可オートキャンプ場3選
参照元:https://www.town.hidaka.hokkaido.jp/site/camp/
沙流川オートキャンプ場最大の特徴は、北海道ならではの広大な大地を利用したドッグランです。広さはなんと2100㎡。小型犬用のドッグランでも390㎡あるので、愛犬を思う存分走らせることができます。9月には「しつけ教室」イベントもあって、北海道の愛犬家にぜひ利用してもらいたいキャンプ場です。
● 「ファミリーパーク追分オートキャンプ場」
参照元:https://www.abikan.jp/spot/p14_familyparkoiwake/
施設内に車でドッグランの中にテントが張れるめずらしいキャンプ場です。だから、放し飼いが可能なオートキャンプ場なのです。そのほかにも、コインシャワーや炊事場はもちろん、全36コースのパークゴルフ場などもあり、設備が充実したキャンプ場です。
● 「古山貯水池自然公園キャンプ場」
森林の中でキャンプが楽しめる古山貯水池自然公園キャンプ場。22m×7.5mのドッグランに併設されているフリーサイトBでペットとキャンプを楽しめます。炊事場やトイレなど、キャンプ場に必要な設備をしっかり備えていて、美しい雑木林を活かしたサイトが広がっています。キャンプ場周辺ではトレッキングやバードウォッチング、森林浴も楽しめます。
北海道の冬でも営業オートキャンプ場3選
参照元:https://www.hokkaido-np.co.jp/article/665850
サウナ付きコテージが魅力のオートキャンプ場です。もちろん車の乗り入れが可能なサイトもあり、設備が充実したキャンプ場です。冬期営業はコテージのみで、いたるところに薪が置いてあります。コテージの中は広くて12人用のコテージもありグループで楽しむにはおすすめのキャンプ場です。
● 「まあぶオートキャンプ場」
参照元:https://agri-studio-maabu.com/camp/
全3種類56区画のカーサイトがあるまあぶオートキャンプ場。通年営業でBBQハウスやログハウスもあり、利用料金も安いので、気軽に利用できるのが魅力。自転車のレンタルもされているので、近くにある温泉やレストランへの移動もラクラクです。
●「層雲峡オートキャンプ場」
参照元:https://activitykamikawa.jp/
期間限定で冬期営業されている層雲峡オートキャンプ場。個性豊かなコテージがとてもおしゃれで印象的です。冬期は12/3~3/26の週末限定(金曜、土曜、日曜)で営業中。層雲峡温泉氷瀑まつりが開催される1月末~3月中旬を狙って行くのがおすすめです。
北海道の温泉に入れるオートキャンプ場3選
参照元:https://www.bifukaonsen.com/areainfo/
キャンプ場とオートキャンプ場、コテージはもちろん道の駅と温泉ホテルなどが併設されている森林公園びふかアイランドキャンプ場。広大な敷地を多目的に利用できる施設です。遊具広場やパークゴルフ、テニスコートまであるので、様々な楽しみ方ができるのが魅力。汗をかいた後は、「びふか温泉」にゆっくり浸かって疲れたカラダを癒してください。
● 「エルム高原オートキャンプ場」
参照元:https://www.hokkaido-np.co.jp/article/665664
高台にあるオートサイトには、アスレチックやロング滑り台があって、ファミリーで楽しむには最適なオートキャンプ場です。キャンプ場の目の前に「丸瀬布温泉やまびこの湯」があり、アスレチックなどを満喫した子供さんと一緒に汗を流すことも可能です。
● 「丸瀬布いこいの森オートキャンプ場」
参照元:https://www.engaru-camp.jp/maruseppu/
いこいの森園内の橋を渡ると、林間・渓流といった自然環境を活かしたキャンプサイトが広がっています。全サイト車の乗り入れが可能で、全区画芝生があるのも寝心地が良さそうです。
子供が楽しめる遊具施設が豊富にあって、ゴーカートやバッテリーカー、3連ふわふわドームなどが人気です。
北海道でオートキャンプ場を利用するときの4つの注意点
オートキャンプ場ではその場所によって利用規則があります。オートキャンプ場は車の乗り入れが可能ですが、たくさんのキャンパーが楽しく利用するために制限されているところがあるなど、注意点があります。気を付けたい注意点をまとめました。
●注意点1:どこまで利用可はキャンプ場によって違う
オートキャンプ場なのだから、全てのサイトで車が乗り入れできるわけではありません。北海道のオートキャンプ場では、広大な大地を利用したサイトが多いです。そのため、一般のテント泊されるキャンパー用のサイトも一緒に併設されていることもあります。車が乗り入れできるサイトは区別されているため、利用可能なサイトは事前に確認しておきましょう。
● 注意点2:施設や設備、車が使える場所は事前に確認しておく
オートキャンプ場では施設や設備の位置や、車で移動できる範囲は必ず確認しておくことです。車の乗り入れが可能であることもあって、キャンプ場の奥の方に区画サイトがあるケースが多いです。そのため、車であるがゆえに移動に車を使うこともあることでしょう。
・キャンプ場内で子供さんの飛び出しには十分注意する
・車で移動できる道は制限されていることがある
など、様々な目的で利用されるオートキャンプ場、複合施設などでは特に注意が必要です。
● 注意点3:エンジン音や音楽、ラジオによる騒音
キャンプ場内での移動に車を利用する際は、エンジン音や音楽、ラジオの音量に気を使いましょう。ほかのキャンパーたちの迷惑となる可能性があります。また、夜間の利用は避け、基本的にエンジンは切っておくことです。
● 注意点4:キャンプ場にあるルールとマナーは守る
オートキャンプ場に限ったことではありませんが、キャンプ場を利用する際には様々なルールやマナーがあります。たとえば、
・「炊事場を独占しない」
・「自然を大切にする」
・「ゴミの処理はキャンプ場のルールに従う」
・「他人のサイトを横切らない」
など、ほかのキャンパーたちの迷惑にならないよう心がけることが大切です。近隣にほかの利用者がいる場合はとくに、お互い気持ちよくキャンプを楽しめるよう気配りするのも、余計なトラブルを避けるためにも必要なことです。
Jackeryのポータブル電源で快適なキャンプを過ごそう!
快適なキャンプを過ごすためにも、ポータブル電源は欠かせない装備品と言っても良いでしょう。ポータブル電源は、家庭用コンセント(AC100V)が使えるようになる電力供給源です。キャンプで家電が使えるようになると、
・寒さの厳しい北海道で、電気毛布が使えて寒さ対策を万全にできる
・テント内で安全にお湯沸かしや調理が楽しめる
・夏場だと扇風機やスポットクーラーが使えて暑さ対策もバッチリ
など、電気を使って万全な季節対応ができたり、キャンプ装備を充実させることができます。
Jackeryなら、アウトドア専用に設計されたポータブル電源なので、屋外利用に向いています。ここでは北海道のオートキャンプ場で利用する際におすすめのJackery製品をご紹介します。
● おすすめ1「Jackery Solar Generator 1000 Plus」
●おすすめ2「Jackery Solar Generator 2000 Plus」
製品名 | Jackery ポータブル電源 2000 Plus |
容量 | 2042.8Wh(最大12kWhまで拡張可能) |
定格出力 | 3000W/正弦波(最大瞬間出力:6000W) |
出力ポート数 | ACⅹ5、DCⅹ1、USBⅹ4 |
充電時間 | AC充電:2時間 |
寿命/サイクル数 | 約4000回サイクル |
保証期間 | 5年間 |
まとめ:北海道の広大な大地でキャンプを満喫しよう
今回の記事では、北海道のオートキャンプ場を合計17か所ご紹介しました。ペット同伴でキャンプが楽しめる場所や、温泉、冬期営業しているキャンプ場など、目的別でご紹介しています。
・北海道の人気おすすめオートキャンプ場
・北海道の無料で利用できるオートキャンプ場
・北海道のペット可オートキャンプ場
・北海道の冬でも営業しているオートキャンプ場
・北海道の温泉に入れるオートキャンプ場
全5種類に分けていますので、あなたに合ったオートキャンプ場を見つけることができると思います。広大な大地に広がる自然の中で楽しむキャンプは、北海道ならではの魅力です。その分、自然の厳しさを目の当たりにすることもあるかと思いますので、装備は十分整えたうえでキャンプを楽しみましょう。
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