キャンプの夜を快適に過ごすおすすめ寝具9選!テント・コット・マットを紹介

キャンプの夜を快適に過ごすおすすめ寝具9選!テント・コット・マットを紹介

泊まりを伴うキャンプで必要となる寝具。キャンプでは自宅のような床がないゴツゴツした地面の状態から、快適な睡眠が取れる状態まで寝具の力を使って構築しなければなりません。寝具を妥協してしまうと、寝苦しい夜になってしまい、疲れが取れきらずに朝を迎えてしまうでしょう。

キャンプで使用する寝具には、シュラフ・マット・コットがあります。コンパクトな収納性、使用する季節、高さや幅などに着目するのがポイントです。この記事では、キャンプで使用する寝具の種類とそれぞれのおすすめ商品をご紹介します。キャンプ初心者の方が寝具を選ぶ上で気をつけるべきポイントも解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

キャンプに使う寝具の種類

キャンプで使う寝具は主に3種類あります。それら全てを組み合わせることであなた専用のベッドが出来上がります。それぞれの種類は次のとおりです。

①携帯用寝具「シュラフ」

シュラフ(寝袋)は、就寝中に体温を逃さない敷布団と掛け布団の役割をします。シュラフには「使用温度目安」の記載があり、どの気温で快適に眠れるかが決まっています。

夏用、冬用シーズンなど分かれているのも特徴です。シュラフの形には「マミー型」と「封筒型」があります。

  • ・マミー型

すっぽりと体が入るため、冬キャンプに適した寝袋です。また、コンパクトに収納することができるので、ソロキャンプでも重宝します。

  • ・封筒型

布団のように圧迫感のない寝心地になるので、夏キャンプにおすすめです。

②地面からの影響を防ぐ「マット」

マットはキャンプ寝具の必需品とも言えます。マットがあることで、地面からの影響を防げます。キャンプ場の地面はゴツゴツしているので、そのままシュラフに入るだけでは到底眠れません。背中の痛みで眠るどころではなくなります。

マットは地面のゴツゴツの緩衝材として機能し、平らな地面を提供してくれます。また、雨天時の浸水被害や虫が入り込むのを防いでくれるでしょう。

夏キャンプではシュラフが不要なほど暑い場合がありますが、マットは必ず必要です。コットは使っても使わなくても、マットがある方が快適に眠れます。

③簡易ベッド「コット」

コットはキャンプ場で簡易ベッドとして機能します。地面から高さがあるので、地面からの冷気や熱気、虫の影響を受けません。また、コットは横長なので、椅子や荷物置きとしても活用できます。

コットには「ロータイプ」「ハイタイプ」「テント一体型」の3つの種類があります。それぞれの特徴は次の通りです。

  • ・ロータイプ

地面からの高さが約20cmのコットです。軽量なので持ち運びしやすく、安価に購入できます。設営も比較的簡単に行えるので、ソロキャンプでも重宝します。

  • ・ハイタイプ

地面からの高さが約40cmのコットです。高さがあるため、地面からの冷気や熱気の影響を受けづらく、虫も気にすることなく快適に眠れます。

  • ・テント一体型

テントとコットが一体になったタイプです。地面から高さを保ちつつ、テントのように屋根や目隠しが付いています。雨天時でも地面のコンディションに関係なく設営できるので、利便性が高いです。

初心者必見!キャンプの寝具の選び方3選

キャンプでは1日中野外で動き回るので、疲労が溜まります。そのため、疲れを翌日に持ち越さないためにキャンプの寝具選びは重要です。キャンプの寝具を選ぶ上での気をつけるべき3つのポイントを解説します。

①キャンプの寝具がコンパクトに収納できるか

キャンプの寝具はコンパクトに収納でき、持ち運びしやすいかに着目しましょう。サイズが大きくなり、持ち運びが重労働になってしまうとその分疲れてしまうので、本末転倒です。

シュラフは封筒型、マットはクローズドセルマット、コットはロータイプですと携帯性に優れています。ただし、使用人数によっても適切な寝具は変わってきますので、使用する全員が使えるタイプの中でコンパクトに収納できるものを選びましょう。

②使用する季節に合っているか

キャンプ寝具は季節によって使い分けることが大切です。特に気温差の激しい夏と冬について、それぞれの寝具の選び方を見ていきましょう。

  • ・夏キャンプ寝具の選び方

夜でもシュラフがいらないほど蒸し暑い時もあります。高地や海辺などは夜間も冷え込むので、封筒型のシュラフがおすすめです。

マットはクローズドセルマットのように軽量のもので十分でしょう。夏は虫が多いので、コットは高めのハイタイプがおすすめです。

  • ・冬キャンプ寝具の選び方

夏キャンプでは暑ければ使用しないという選択ができますが、冬はそうはいきません。あらかじめ寒さ対策を十分にしていかなければ、寒くて眠れないこともあります。

シュラフは冬用を選び、快適温度がそのキャンプ場の気温と一致するものがよいです。マットはインフレーターマットやエアーマットなどの地面からの冷えを遮断できるものを選びましょう。虫は比較的少ないので、コットは低めでもよいです。

③身長・体重に合っているか

寝具の性能にばかり注目し、見落としがちなのがあなたの身長と体重に合っているかです。シュラフ、マット、コットの何れも身長・体重の制限があるので、商品の表記を見るようにしましょう。

エアーマットは、体重が重すぎると空気が潰れて、深夜に地面の影響をもろに受けるようになります。コットは身長よりも短いタイプを選んでしまうと、朝起きた時にはみ出した部分の足首が痛くなっている可能性があります。

【寝袋編】キャンプを快適にするおすすめの寝具3選

【寝袋編】キャンプを快適にするおすすめの寝具3選

シュラフは様々なキャンプ用品メーカーが商品を出しており、種類が豊富です。ここでは、キャンプ寝具としておすすめの寝袋を3つ厳選してご紹介します。

①コールマン「マルチレイヤースリーピングバッグ」

3つのレイヤーを組み合わせたり、分解したりできるので、温度調整が自在にできます。洗濯機で丸洗いができるので、汗をかきやすい夏も安心です。

ジッパーを開けると布団のように使用でき、季節に合わせた快適な寝心地を実現しています。持ち運びに優れたキャリーケースも付属しています。

ブランド

Coleman

タイプ

封筒型、4シーズン対応

価格

15,950円(税込)

購入ページ

https://ec.coleman.co.jp/item/2000034777.html

 

②LEEPWEI「寝袋 封筒型」

頭部が伸縮できるので、頭部が覆われて、襟元を閉めれば防寒対策が完璧です。丸洗い可能で、使用日に日光に当てておけばさらに暖かく使用できます。

寝袋を広げるとマットレスとしても使用可能です。上質な繊維素材を使っているので、布団のような柔らかな寝心地が体感できるでしょう。

ブランド

LEEPWEI

タイプ

封筒型、4シーズン対応

価格

2,999円(税込)

購入ページ

https://amzn.to/4562lOQ

 

③NANGA「オーロラライト450DX」

素材に樹脂が使用されているため、軽量で持ち運びに便利です。ファスナーが暗闇でも光る蓄光機能を搭載しているので、夜間の開閉操作も自由に行なえます。

ファスナーにYKKの特殊パーツが取り付けられたことで、生地の噛み込みを軽減させ、噛み込み時のダメージを軽減させています。永久保証なので、修理が必要な際は無料で対応してもらえるのも嬉しい要素です。

ブランド

NANGA

タイプ

マミー型、3シーズン対応

価格

45,100円(税込)

購入ページ

https://nanga.jp/product/sleeping-bag/aurora-light/aurora-light-450-dx/

【マット編】キャンプを快適にするおすすめの寝具3選

マットはコンパクトに収納でき、厚さのあるものが便利です。ここでは、キャンプの寝具としておすすめのマットを3つ厳選してご紹介します。

①キャプテンスタッグ「EVA フォーム マット」

厚さ2cmのクッション性により、地面からの冷気や熱気をシャットアウトします。マットの表面は波型になっているので、温かい空気の層ができ、保温性も抜群です。

折りたたむとコンパクトになり、リュックに付けれて携帯性にも優れています。クッションマットや枕としても活用できるアイテムです。

ブランド

キャプテンスタッグ

タイプ

クローズドセルマット

価格

6,050円(税込)

購入ページ

https://www.captainstag.net/products/M-3318.html

 関連人気記事:【2023年】アウトドア愛好家必見!ポータブル電源で快適なオートキャンプを楽しもう

②BUNDOK「フォールディング マット」

軽量発泡ポリエチレンを使用しているので、クッション性が高いです。ジャバラ状になっていて折りたたみができ、楽に持ち運びできます。

価格が2000円と安いので、キャンプ初心者の方が最初に購入するマットにおすすめの商品と言えるでしょう。

ブランド

BUNDOK

タイプ

クローズドセルマット

価格

2,000円(税込)

購入ページ

https://amzn.to/47bsPQU

③コールマン「キャンパーインフレーターマットハイピーク」

厚さ10cmの自動膨張式なので、自宅のマットレスのようにふかふかな寝心地を実現します。値段は少々高めに設定されていますが、腰痛持ちの方でも安心して快適な眠りにつくことができます。

ブランド

Coleman

タイプ

インフレーターマット

価格

17,490円(税込)

購入ページ

https://ec.coleman.co.jp/item/2000036153.html


また、快適な睡眠環境を実現するための情報メディア『日本の寝室と寝具』内で車中泊におすすめのマットレスを紹介しております。眠りの専門家が選出するマットレスで、車中泊時の睡眠をより快適に過ごすヒントを得てみてはいかがですか?眠りの専門家が選ぶ車中泊におすすめのマットレス5選|選ぶポイントもご紹介

【コット編】キャンプを快適にするおすすめの寝具3選

【コット編】キャンプを快適にするおすすめの寝具3選

シュラフやマットはお持ちで、コットを探しているという方は多いと思います。快適に眠れるおすすめのキャンプ寝具のコットは次の3つです。

①ヘリノックス「ライトコット」

最軽量を実現したモデルで、コンパクトに収納も可能です。「TH72M」というオリジナルのポールを使用しており、高い強度があるので、アウトドアのあらゆるシーンで使用できます。 

体重は120kg、身長は185cmまで対応しているので、人を選ばず使用できる商品です。 

ブランド

Helinox

タイプ

ローコット

価格

¥39,930(税込)

購入ページ

https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1822163

 

②スノーピーク「ハイテンション」

中上級者キャンパーに人気のあるスノーピークが出すコット。設営が簡単なので、女性やお子さんでも使用できます。32cmという絶妙な高さなので、天井からの圧迫感がなく、地面からの冷気や熱気も防げる優れものです。 

ブランド

snow peak

タイプ

ハイコット

価格

49,500円(税込)

購入ページ

https://amzn.to/47qyov5

 

③コールマン「パックアウェイコット」

軽量で持ち運びに優れたハイコットです。サイドポケットが付いているので、スマホや小物を収納でき、就寝前に使用できます。設営は3秒で終わるため、キャンプ場に着いてすぐに設置し、キャンプが始められます。 

ブランド

Coleman

タイプ

ハイコット

価格

18,480円(税込)

購入ページ

https://ec.coleman.co.jp/item/2000031296.html

キャンプで寝苦しい夜も「ポータブル電源」があると安心

キャンプで寝苦しい夜も「ポータブル電源」があると安心

猛暑や極寒、雨天時など寝具の力だけでは快適に眠れない夜もあるでしょう。そんな寝苦しい夜にあると便利なのがポータブル電源です。ポータブル電源とは、大量の電気を蓄え、ACやUSBポートで扇風機や電気毛布、ポータブルクーラー等の家電に給電できるアイテムを指します。

ポータブル電源があることで、小型クーラー、扇風機、電気毛布が使えるので、寝具に頼らずとも暑さ・寒さ対策が万全になります。ポータブル電源の中でも、容量ごとのバリエーションに優れ、高い安全性を誇るJackery製の「Jackery ポータブル電源 1000 Plus」「Jackery ポータブル電源 1500 Pro」がおすすめです。

●Jackery ポータブル電源 1000 Plus

Jackery ポータブル電源 1000 Plus2000Wの定格出力により、扇風機や電気毛布などの電気製品を夜通し使用できます。さらに、多彩な出力ポートに同時に8つの機器を接続できるので、小型クーラーを付けながら扇風機を回して空気を循環させることも可能です。

商品の特徴

  • ・バッテリーを3つ追加すると、バッテリー容量を1.2kWhから5kWhまで拡張できる

  • ・EPS機能が搭載しているため、停電時も常に電気を給電し続けられる

  • ・リン酸鉄リチウムイオン電池により、10年間以上使用し続けられる

  • ・Jackery専用アプリで遠隔操作でき、テント内で自由に暑さ・寒さを調節可能

製品名 Jackeryポータブル電源1000Pro

容量

1264Wh(5kWhまで拡張可能)

定格出力

2000W/正弦波(最大瞬間出力:4000W)

出力ポート数

ACⅹ3、DCⅹ1、USBⅹ4

満充電時間

AC充電:1.7時間
ソーラー充電:最速2時間
シガーアダプター:7時間

寿命

リン酸鉄リチウムイオンバッテリー採用
4000サイクル数(10年以上使える)

保証期間

5年間

●Jackery ポータブル電源 1500 Pro

Jackery ポータブル電源 1500 Pro定格出力1800Wで自宅のほぼ全ての家電に電気を供給できます。テント内の気温を適温に調節できる他、ドライヤーやヘアアイロンも使用できるので、就寝時は家庭と同じようなルーティンをこなせます。

商品の特徴

  • ・80%の電池残量で472日間保管できるので、非常用としても活用できる

  • 電気毛布は17時間も使用できるので、連泊でキャンプを楽しむ場合も便利

  • ・8基の温度管理システムと高度な温度制御で、子供でも安心して使用できる

  • ・0.9mから3度の落下に耐える耐衝撃設計により、様々なアウトドアシーンで活用

  • ・Ultra-Charging Systemにより、コンセントで2時間の高速充電が可能

製品名 Jackery Solar Generator 1500 Pro

容量

1512Wh

定格出力

1800W/正弦波(最大瞬間出力:3600W)

出力ポート数

ACⅹ3、DCⅹ1、USBⅹ4

充電時間

AC充電:2時間
ソーラー充電:最速1.8時間
シガーアダプター:16.5時間

保証期間

5年間

まとめ|キャンプの寝具にこだわって快適な睡眠をしよう

キャンプの寝具は、シュラフ・マット・コットの3種類あり、どれも快適な睡眠に欠かせません。キャンプの寝具を選ぶ際は、身長・体重が合っているか、使用する季節に適切か、コンパクトに収納できるかなどに着目しましょう。この記事で紹介した寝具を参考に、あなたに快適な睡眠を提供してくれるキャンプ用寝具を探してみてください。


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