夏キャンプで寝るときどうしてる?朝までぐっすり寝られる暑さ対策
川遊びや山登りなど、夏のアクティビティも楽しめるのが夏キャンプ。そんな楽しい夏キャンプですが、実は寝るときの暑さ対策が重要なんです。暑さ対策をしないと「暑すぎて寝られなかった」なんてことに…そこで今回は、夏キャンプで寝るときの暑さ対策や寝袋の選び方を紹介して行きます。ポータブル電源の活用方法も紹介するので、ぜひチェックしてくださいね!
寝袋はキャンプ場の標高に合わせて決める
夏キャンプでは、キャンプ場の標高で寝袋などの寝具を決めましょう。キャンプ場と言っても、標高によって大きく気温が変わります。
例えば
・標高295mの川井キャンプ場付近では8月の最高気温29.1℃
・標高1,513の野反湖キャンプ場付近では8月の最高気温22.1℃
(出典:Tenki.jp )
と、標高によって7℃も違いがあるんです。
標高の違いで気温が違う寝ので、寝るときの装備も違ってきます。
また、寝袋には商品ごとで快適に使用できる気温が違います。商品ごとの快適使用温度を確認して購入しましょう。
今回は、
・標高600m以上の標高の高いキャンプ場
・標高600mまでの平地キャンプ場
に分けて快適に寝るための装備を解説します。
標高の高いキャンプ場では3シーズン用の封筒型寝袋
標高600m以上のキャンプ場では、3シーズン用の封筒型寝袋がおすすめです。封筒型寝袋は、四角く大きめの寝袋でチャックを開ければ、掛け布団のように広げて使える寝袋です。
(引用元:mont-bellオンラインショップ )
掛け布団のように使えば体温調整ができるので、夏キャンプといえど快適使用温度は0〜5℃のものでも大丈夫です。
標高が1000mを超えると8月の最低気温が、おおむね14℃前後と低くなります。夜風の冷たさで、体感温度はもっと低く感じるときもあり、寝冷えすることもある気温です。
特に夏キャンプは、油断して薄手になりがち。体温調整ができ、かつ肌寒い秋でも使える3シーズン封筒型寝袋は、標高の高い夏キャンプに持ってこいというわけです。
平地のキャンプ場ではタオルケットでもO K
標高600m以下の平地キャンプでは、タオルケットがあれば寝られます。標高600mのキャンプ場付近では、8月の最低気温がおおむね20℃あります。
夏用の寝袋は、快適使用温度5℃〜11℃(※1)の商品が多く、気温20℃では寝袋の出番がありません。
(※1出典: mont-bellオンラインショップ )
その点タオルケットは、綿素材のため
・吸水性が良い:ベタつかない
・吸湿性が良い:蒸れない
・洗濯できる:薄手の綿素材
・保温性:体温調整ができる
というメリットがあり、暑い夏キャンプに持ってこいの寝具です。
平地のキャンプは想像より暑いので、タオルケットで体温を調整して寝ましょう。
コットを使って地面から離れて寝る
収納サイズもコンパクトで荷物がかさばらないのが大きなメリット。荷物を少しでもコンパクトにまとめたいキャンプには、もってこいの商品です。ただし、高さ40cm程度のハイコットに比べて地面が近く、暑さを感じやすいデメリットがあります。
キャンプで荷物が多くなりそうな方は、ローコットがおすすめです。
ローコット |
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メリット |
デメリット |
コンパクトで収納しやすい 小型テントにも対応 |
ハイコットに比べて地面が近く暑い |
ハイコットは収納スペースも作れる
ハイコットは、高さ40cm程度のコットです。
地面からの距離も十分に取れているので、暑さを感じにくくなります。また地面との空間を利用して、テント内にちょっとした収納スペースも作り出せるのもメリットの一つ。
デメリットは、大きいこと。脚の長さに比例して、収納サイズが大きくなります。また小さいテントには入らないこともあり、場所を選ぶコットでもあります。
ハイコット |
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メリット |
デメリット |
地面からの距離が大きい コットの下を収納スペースとして使える 起き上がりやすい ベンチとしても使える |
収納サイズが大きい 小さいテントには入らない |
ポータブル電源を夏の家電をキャンプで使おう
夏キャンプで寝るときの快適性を上げるなら、ポータブル電源を使う方法もおすすめです。キャンプにポータブル電源を持ち込むと、自宅で使っているさまざまな家電をキャンプで活用できます。
例えば、テントに扇風機を持ち込めば、風を感じながら快適に寝られますよね。
扇風機以外にも
・ポータブルクーラー
・スマホ充電
・小型冷蔵庫
・虫よけ家電
などもキャンプで使えます。
それぞれの、夏キャンプで寝るときにどのように役立つかを紹介します。
関連人気記事:キャンプにポータブル電源は必要か?メリット・使い道・選び方・おすすめ4選を紹介
扇風機やポータブルクーラーがキャンプで使える
ポータブル電源を夏キャンプで使えば、扇風機やスポットクーラーと言った空調家電がテントで使えます。空調家電をテント内で使えば、すぐに心地よい風を起こしてくれます。
また、体を冷やしてくれる家電が使えるのは、単に涼しいだけじゃなく熱中症対策としても有効です。安全なキャンプのためにもポータブル電源は、強い味方となりますね。
「朝まで扇風機が使えるの?」という疑問を持っている方も多いはず。
Jackery ポータブル電源1500 Proで扇風機とポータブルクーラーを、使ったときの予測稼働時間を計算しました。
・扇風機 40W:30時間41分
・ポータブルクーラー 160W:7時間40分
あくまでも参考値ですが、寝始めてから朝まで十分使えます。ポータブル電源を活用して、涼しくて心地よい夏キャンプをしましょう。
寝ている間にスマホの充電も
キャンプで寝ている間にスマホ充電ができるのも、ポータブル電源のおすすめポイント。
スマホはいざというときのライフラインでもあるので、充電切れにならないだけでもメリットがあります。
家族でキャンプに来たときなどは、複数台のスマホを充電する必要があります。モバイルバッテリーでも良いのですが、家族で取り合いになってケンカに発展するのもイヤですよね。
Jackeryポータブル電源はA C出力やUSB-Cなど、複数の出力ポートからスマホを充電できます。またJackery ポータブル電源 1500 Proなら、スマホ約74回分の充電に対応。
家族で分け合うには十分な電力を供給してくれます。ポータブル電源を夏キャンプに持ち込んで、スマホの充電を気にしない楽しいキャンプをしましょう。
車載冷蔵庫で飲み物を冷やしておける
ポータブル電源があれば、ポータブル冷蔵庫で飲み物をいつでも冷やしておけます。
キャンプで寝るときに暑くて寝汗かいたら、キンキンに冷えた飲み物が欲しくなりますよね。車載冷蔵庫がキャンプで使えればそんな夢が叶ってしますうんです。
Jackery ポータブル電源 1500 Proなら60Wの車載冷蔵庫を38時間使用できます。昼からキャンプを始めても、朝まで飲み物を冷やしておけます。
これからの夏キャンプは、飲み物を車載冷蔵庫で冷やしてワンランク上の水分補給をしてみましょう。
虫よけ家電のL E D補虫器も手軽に使える
ポータブル電源が使えれば、虫よけ家電もキャンプで使えます。キャンプで寝るときに、敵となるのが暑さと虫。耳元でぶんぶん飛ぶ蚊に悩まされたことありませんか?蚊に刺されでもしたら、かゆくて睡眠どころではありません。
そんな時は、虫取り家電のL E D補虫器を使いましょう。L E D補虫器に虫が寄っていくので虫の被害を軽減できます。
Jackery ポータブル電源 1500Proで4WのLED補虫器を使うと、予測稼働時間304時間もつけっぱなしで使えます。夕方ごろから、つけ始めても朝まで十分使えますね。ポータブル電源で、虫に悩まされないキャンプをお楽しみください。
キャンプにおすすめのポータブル電源3選
「ポータブル電源が良いのは分かったけど、どんな商品を買えば良いの?」という疑問をお持ちですね。
キャンプで使うポータブル電源の容量としては、
・扇風機や電気毛布を使う:350Wh~
・冷蔵庫などの大型家電を使う:400Wh
が目安となっています。詳しい選び方は関連記事を参考にしてください。
ポータブル電源は、複数の家電を同時に使うことが予想されるため、容量の多いものを購入するのがおすすめ。キャンプにおすすめのポータブル電源は以下3つです。
●Jackery ポータブル電源 1500 Pro
Jackery ポータブル電源 1500Proは、1500Whの大容量ながら、最短2時間で充電できるポータブル電源です。
200Wソーラーパネル6枚を使った充電方法でも、2時間で充電が完了するので、晴れた日のキャンプ中なら充電切れを気にせず使えます。。
80%の電池残量で472日保管が可能と、自然放電しにくい設計になっています。
「たまにしかキャンプに行かないから、充電が余ってしまうかも」という方にもおすすめなポータブル電源です。
製品名 |
Jackery ポータブル電源 1500 Pro |
重量 |
17Kg |
サイズ |
384x269x307.5mm |
容量 |
1512Wh |
定格出力 |
1800W |
出力ポート数 |
ACⅹ3、DCⅹ1 USB-C(PD100W)×2 |
充電時間 |
AC充電:2時間 シガーソケット:16.5時間 |
保証期間 |
5年間 |
家電ごとの稼働時間(例) ※使用する機器の状態や使用状況により給電時間が変わります。 |
扇風機 40W:約30時間 ポータブルクーラー 160W:約7時間 車載冷蔵庫 60W:約20時間 L E D補虫器 4W:約306時間 |
●Jackery ポータブル電源 1000 Pro
Jackery ポータブル電源 1000Proは、1002Wの容量と重量11.5Kgの軽さでキャンプに持って行きやすいポータブル電源です。
容量1002Whというと、60W車載冷蔵庫で12時間の連続使用ができます。複数の家電に給電することを考えると、1泊程度のキャンプに使いやすい容量です。
Jackery ポータブル電源 1000Proは高速充電規格であるQuick Charge3.0とP D 100Wに対応しており、スマホを高速で充電できます。
キャンプでライフラインとなるスマホの充電切れにも素早く対応できるのは、大きなメリットですね。
夏キャンプのポータブル電源をお探しの方に手に取って欲しい製品です。
製品名 |
Jackeryポータブル電源1000Pro |
重量 |
11.5Kg |
サイズ |
340x262x255mm |
容量 |
1002Wh |
定格出力 |
1000W |
出力ポート数 |
ACⅹ3、DCⅹ1 USB-C(PD100W)×2 |
充電時間 |
AC充電:1.8時間 |
保証期間 |
5年間 |
家電ごとの稼働時間(例) ※使用する機器の状態や使用状況により給電時間が変わります。 |
扇風機 40W:約20時間 ポータブルクーラー 160W:約5時間 車載冷蔵庫 60W:約13時間 L E D補虫器 4W:約200時間: |
●Jackery ポータブル電源 708
Jackeryポータブル電源708は、「ハイエンドなポータブル電源は必要ないけど、コスパの良いポータブル電源を探している」という方におすすめの商品です。
容量や性能の違いこそあれど、Jackery ポータブル電源 1000Proと比べて65,300円ほど安価になっています。
708Whの容量は、車載冷蔵庫を9時間稼働できる容量で、1泊のキャンプなら問題なく使えます。
Proシリーズとの違いは充電速度です。Jackery ポータブル電源 Pro1000が最短1.7時間でフル充電するのに対し、Jackeryポータブル電源708は最短でも5時間かかります。
ただし、キャンプでは前もって充電するので、充電時間のデメリットは気になりません。ポータブル電源の入門機としてもおすすめな商品です。
製品名 |
Jackery ポータブル電源 708 |
重量 |
6.8Kg |
サイズ |
300x192x191mm |
容量 |
708Wh |
定格出力 |
500W |
出力ポート数 |
ACⅹ2(うち1つはQuick Charge 3.0)、DCⅹ1 USB-A×2、USB-C×1 |
充電時間 |
AC充電:5時間 |
保証期間 |
3年間 |
家電ごとの稼働時間(例) |
扇風機 40W:約14時間 ポータブルクーラー 160W:約3時間 車載冷蔵庫 60W:約9時間 L E D補虫器 4W:約141時間 |
関連人気記事:「徹底解説」用途別のポータブル電源容量目安を紹介
テントは夕暮れに設営!メッシュ窓が多いテントがおすすめ
夏キャンプで快適に寝るためには、テントの設営にもコツがあります。
具体的なコツを以下5つにまとめました。
・夕暮れにテントを設営する
・日陰でフラットな場所に設営
・グランドシートとアルミシートを敷く
・インナーテントだけ設営する
・メッシュ窓が多いテントを選ぶ
1つずつ解説して行きます。
直射日光を当てないため夕暮れにテントを設営して
テントに直射日光が当たると、テント内が暑くなってしまうためテントの設営は夕暮れがおすすめ。
テントは基本的に、インナーテントとフライシートの二重構造になっています。特にフライシートは、雨からテント内を守る役目があり、通気性の面だけ見れば夏にはメリットがありません。
通気性が悪いと暖まってしまったテント内の空気が逃げず、なかなか冷えないんです。テント内が冷えないと、寝苦しい夜を過ごすことになりますよね。
とはいえ、夕暮れを待ちすぎてテント設営中に暗くなってテントが設営できないと本末転倒です。テントの設営にかかる時間から逆算して、行動しましょう。
テントはフラットな場所に設営
テントはできるだけフラットな場所を選んで設営しましょう。フラットな場所に設営というのは、単純に寝心地をよくするためです。コットの上で寝ていても、斜面で寝ていては寝心地が悪いですよね。
その他テントを設営するときの注意ポイントを以下にまとめました。
・凹凸のある場所:石などが背中に当たる
・周辺より1段低い場所:雨が降ったら水溜りになる
・木の下:落雷による被害の可能性がある
快適に寝られる場所を選んで、テントを設営してください。
日陰にテントを設営して暑さ対策
日陰に設営すれば、直射日光を避けられます。
「日陰がないキャンプ場ではどうするの?」
キャンプ場によっては日陰を探すのが大変なキャンプ場もありますよね。日陰が作れないキャンプ場では、タープで日陰を作ってテントを設営する方法がおすすめです。
タープを貼ればどこでも日陰を作り出せます。
注意点としては、太陽の向きを考えてタープを貼ること。タープの開いている部分に直射日光が降り注いだら元も子もありません。
夏キャンプでは、日陰探しも大切です。
グランドシートとアルミシートは必須
テントの下には、グランドシートとアルミシートを敷きましょう。
中にはテントをいきなり地面に設営する方もいらっしゃいますが、グランドシートを敷かないと、
・テントが汚れる
・濡れた地面から湿気がテント内に上がってくる
など良いことがありません。特に湿気がテント内に上がってきたら、テント内の湿度が上がって不快な夜を過ごすことになりかねません。
アルミシートは、冬キャンプのイメージがありますが、実は夏キャンプでも地面からの熱を遮断するのに効果的。
アルミの加工をしている方が熱を遮断するので、夏キャンプではアルミ面を地面側にして敷きましょう。夏キャンプで快適に寝るため、グランドシートとアルミシートを上手に使いましょう。
タープの下にインナーテントを設営する方法もある
夏キャンプでは、タープの下にインナーテントを設営する方法もあります。
インナーテントのみの設営なら通気性もよく、暑さを軽減できます。しかしフライシートを使わないと雨が降ったらテントの中まで濡れてしまいます。そこで、活躍するのがタープ。タープの下にインナーテントを設営すれば、テントを雨から守ってくれんです。
天気の良い夏キャンプでは、タープの下にインナーテントを設営して快適に過ごしましょう。
風を通すメッシュ素材が多く使われたテントが良い
夏キャンプでは、風通しの良いメッシュ素材が多く使われたテントがおすすめ。具体的には、メッシュ窓が2つ対角にあるテントです。
理由は以下の2つになります。
・単純にメッシュ素材が多いテントなら、風通しが良い
・スケスケすぎるテントは、プライバシーや防犯の観点から心配
特に家族でキャンプを楽しみたい方は、プライバシーや防犯の面にも気を配りたいですよね。
全面がメッシュ素材だと確かに涼しいのですが、外から中の様子が丸見えで落ち着かないし、安心できません。メッシュ窓が対角についたテントなら風の通り道を作り、効率よくテント内の換気ができます。窓以外は透けないので、プライバシーにも配慮できています。
夏キャンプのテント選びは、涼しいだけじゃなくプライバシーを守る観点からもチェックしましょう。
寝るときは涼しい服装で!
夏キャンプでは、寝るときの服装にも気を使いましょう。夏キャンプの服装で意識したいポイントは以下2つです。
・リネン素材や冷間素材の生地
・半袖は虫に注意する
涼しさを求めて、軽装にしすぎると思わぬ落とし穴があります。夏キャンプで寝るときの服装について、詳しく解説して行きます。
リネン素材や冷感素材の生地がおすすめ
まず素材については、リネン素材や最新の冷間素材でできた涼しい服を選びましょう。
「冷間素材が涼しいのは当たり前だけど、リネン素材は?」と思いますよね。
日本麻紡績協会によると、リネン素材は
・涼感を与えてくれる
・吸熱、発散性に優れる
というメリットがあるとしています。
(出典:日本麻紡績協会 麻の基礎知識)
かんたんにまとめると、リネン素材は涼しくてすぐに乾くということですね。寝ているときに、汗をかいて目が覚めた経験ありませんか?リネン素材や冷間素材の洋服を着れば、暑さの軽減や速乾性から快適に寝られます。
夏キャンプで寝るときには、リネン素材や冷間素材などの涼しく機能的な服装で、暑さを忘れられる夜を過ごしましょう。。
半袖は虫に注意
涼しく寝たいからといって、考えなしに半袖を着るのはおすすめしません。確かに、暑さだけのことを考えたら半袖の方が良いでしょう。
しかし、半袖から露出した肌に蚊やブヨなどの虫が寄ってきます。蚊やブヨに噛まれたら痒くて寝るどころではなくなってしまいます。
フマキラー株式会社によると、”家の中にも入ってくるアカイエカは、約20~30℃の気温を好み、夕方から明け方にかけて活発に吸血します。“
引用元;フマキラー株式会社 For your LIFE 蚊の発生と気温・気候の関係。蚊は冬に本当に出ないの?
とあり、夜間の虫対策が快適に寝るために重要だとわかります。夏キャンプで寝るときは、長袖長ズボンで涼しい素材のものを選びましょう。
夏キャンプで寝るときは虫にも注意!
夏キャンプで寝るときには、虫対策も重要です。服装の解説でも少し触れましたが、虫対策をおこたると寝られないだけじゃなく、虫刺されによって病院に行かなくてはならないことも…
夏キャンプでしておきたい虫対策は以下3つです。
・虫除けスプレーを寝る前に振りかける
・寝る前に着替える
1つずつ解説して行きます。
虫除けスプレーを寝る前にふりかける
寝るときの服装でも触れたように、夏は夕方から明け方にかけてキャンパーを襲ってきます。
寝る前に虫除けスプレーを体に振りかけて、蚊対策をしましょう。
日本経済新聞の記事によると、イカリジンを使った虫除けスプレーの持続時間は濃度5%のものが6時間程度、15%のものが5~8時間と報告されています。
(出典元:日本経済新聞 N I K K E I S T Y L E 蚊の虫除け剤、濃度で違う プロが教える賢い使い分け)
持続時間から逆算して、寝る前に虫除けスプレーを振りかけると良いでしょう。
寝る前に着替える
夏キャンプの虫対策としては、寝る前に汗をかいた服を着替える方法もあります。
蚊は汗の匂いに寄ってくる性質があり(※3)、汗で汚れた服装で寝ると蚊を集めてしまいます。
(※3 出典:N H K 生活情報ブログ “蚊”に刺されやすいのは誰だ)
寝る前に着替えることで汗の匂いを軽減し、少しでも蚊に刺されにくい環境を作りましょう。
まとめ
夏キャンプは、標高や天気の気まぐれで暑かったり寒かったりと、装備に気を遣うキャンプです。
特に寝るときは、「思ったより寒くて寝冷えした」「暑くて寝られなかった」なんてことになりがち。
この記事で紹介している、
・寝具の選び方
・コットを活用する
・ポータブル電源を使う
・テントは夕暮れに設営する
・寝るときの服装は長袖で涼しい素材
・虫対策をする
という6つの対策を参考に、寝るときの装備を整えて夏キャンプを満喫してくださいね。
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