夏でも涼しいキャンプ場22選！関東・関西・東海などエリア別で標高の高いキャンプ場を紹介

夏のアウトドアといえば、キャンプが人気です。緑に色付いた山々、川のせせらぎ、鳥や虫の鳴き声と、自然を満喫できる要素がたっぷりです。その反面、夏の季節のデメリットには暑さがあります。熱中症や虫などに気をつけて、涼しいキャンプ場でキャンプすることがおすすめです。夏でも涼しいキャンプ場のポイントは以下の通りです。

● ①標高が高い

● ②緯度を意識する

● ③自然をチェックする

上記のポイントを確認すれば、夏に相応しいキャンプ場を見つけられます。ぜひこの機会に、確認しておくようにしましょう。

①標高が高い

標高が高いキャンプ場は、夏でも涼しく過ごしやすいです。標高が高い場所は、気圧が低くなるので、空気が膨張して温度が下がります。つまり、海抜が高いところに行くと気温が低くなり、海抜が低いところに行くと気温が高くなるのです。

ただし、標高が高い地域は日差しが強く、日焼けしてしまう可能性もあります。ですので、日焼け止めなどの対策は必要です。

②緯度を意識する

涼しいキャンプ場を見つける際には、緯度もチェックしておくと良いです。赤道から北や南にどれだけ離れたかを示し、緯度が高い場所ほど涼しい気候になります。

緯度が高くなると、太陽光が斜めの角度で地表に入射します。そのため、光が広範囲に散乱し、地表に届く熱エネルギーが少なくなるのです。

日本の場合は、北に行けば行くほど緯度が高くなり、気温が低くなります。これらの情報を参考に、緯度が高い場所にあるキャンプ場を見つけ、快適な夏キャンプを楽しみましょう。

③自然をチェックする

夏でも快適に過ごせるキャンプ場を選ぶなら、自然環境にも注目してみてください。川や湖などの水辺に位置するキャンプ場は、マイナスイオンで涼しさを感じられます。

また、周囲が木々や森に囲まれている場所は、日差しを遮れます。直射日光の照射が減るので、比較的涼しく過ごせるでしょう。

湖や川などの水辺、木々や森などの自然に着目して、涼しいキャンプ場を見つけてみてください。

夏でも涼しいおすすめのキャンプ場を地域別（関東・関西・東海・その他地区）で紹介します。夏キャンプを楽しみたい方に必見の内容です。ぜひ以下で紹介するキャンプ場に足を運び、涼しく快適な夏キャンプをお楽しみください。

・【関東エリア】夏でも涼しいキャンプ場5選

・【関西エリア】夏でも涼しいキャンプ場5選

・【東海エリア】夏でも涼しいキャンプ場4選

・【中部エリア】夏でも涼しく標高の高いキャンプ場2選

・【九州エリア】夏でも涼しいキャンプ場3選

・【北海道エリア】夏でも涼しいキャンプ場3選

●夏でも涼しいキャンプ場5選【関東編】

関東の夏でも涼しいおすすめのキャンプ場は以下の3箇所です。

①筑波高原キャンプ場｜茨城県

②丸沼高原オートキャンプ場｜群馬県

③星の降る森｜群馬県

④鹿嶺高原キャンプ場｜長野県

⑤ぽんぽこの森ファミリーキャンプ場｜栃木県

各涼しいキャンプ場について下記に詳しく紹介するので、自然あふれるキャンプ場で、大切な人とかけがえのない時間を過ごしましょう。

①筑波高原キャンプ場｜茨城県

画像の引用元：https://www.city.sakuragawa.lg.jp/kankou_bunka_sports/camp/camp_tsukubakougen/page007749.html

筑波高原キャンプ場は、夏でも涼しく過ごせる場所として人気です。標高は約500mで緑豊かな自然に囲まれているため、涼しい風が吹き抜けます。さらにキャンプサイトは、開放的な平野も見下ろせる絶景スポットです。暗くなると夜景も綺麗なので、カップルで行っても楽しめるでしょう。ただし、キャンプ場へ向かう道中は狭くなっているので、対向車に注意するようにしてください。

②丸沼高原オートキャンプ場｜群馬県

画像の引用元：https://www.marunuma.jp/green/camp/

丸沼高原オートキャンプ場は、標高約1,500mに位置しています。そのため、夏でも涼しく過ごせるキャンプ場として知られており、美しい自然環境が魅力です。

その壮大な自然を利用した「日光白銀山ロープウェイ」があり、夏場でもエキサイティングな遊びが楽しめます。その他にも自然を満喫できる遊びが豊富なので、家族、友人、恋人と行っても楽しめること間違いなしです。

一方で、周辺にスーパーやコンビニなどの施設はありません。沼田ICの近くにある「ベイシア沼田モール店」で買い出しをしてから、キャンプ場へ向かうようにしましょう。

③星の降る森｜群馬県

引用元：星の降る森 

「星の降る森」は、満天の星空が広がるキャンプリゾートです。ログコテーなど宿泊施設が多彩なので、キャンプ初心者から上級者まで楽しむことができます。 

④鹿嶺高原キャンプ場｜長野県

画像の引用元：https://karei-kogen.com/facility/freesite/

鹿嶺高原キャンプ場は、長野県伊那市長谷非持にあるキャンプ場です。こちらの標高は、なんと約1,800mもあります。夏の昼間でも気温が低く、風通しも良いので涼しいです。夜になると美しい星空が見えるので、天体観測も楽しめます。

ただし、夜は寒くなる日もあるので、アウターも準備しておくと良いです。就寝時には毛布もあると、いざという時に活躍します。

⑤ぽんぽこの森ファミリーキャンプ場｜栃木県

引用元：ぽんぽこの森ファミリーキャンプ場 

「ぽこぽこの森ファミリーキャンプ場」は、1年を通して気温が低く夏でも過ごしやすいのが特徴です。全サイトペットの同伴が可能で、リードを着用すれば愛犬と一緒に自然を満喫できます。 

関連記事：【関東】お盆でもすいているところ18選！夏休みの混雑を避ける方法も解説

●【関西】夏でも涼しいおすすめのキャンプ場5選

関西エリアで夏でも涼しいキャンプ場のおすすめは以下の5箇所です。

①洞川キャンプ場｜奈良県

②ちはや園地金剛山キャンプ場｜大阪府

③星降る高原キャンプ場｜兵庫県

④若杉高原おおやキャンプ場｜兵庫県

⑤マキノ高原キャンプ場｜滋賀県

どの場所も自然が美しく、夏キャンプを満喫できます。お近くに住まれている方は、ぜひ足を運んでみてください。

①洞川キャンプ場｜奈良県

画像の引用元：https://www.camp-dorogawa.com/

洞川キャンプ場は、奈良県吉野郡にあるキャンプ場です。別名「天空の秘境」とも言われており、夏でも涼しい気候が魅力的な場所になっています。キャンプ場の周囲には、美しい森林や清流が広がっています。葉っぱ達のささやき、川のせせらぎを聞いているだけでも清涼感が得られるでしょう。

夏などのハイシーズンは予約が埋まりやすいので、余裕を持って予約を取るようにしてください。

②ちはや園地金剛山キャンプ場｜大阪府

ちはや園地キャンプ場は、大阪で最も高い位置にあります。標高が約1,000mと非常に高く、大阪市内よりも気温が低く過ごしやすいです。

夏には常設テントが設置されており、テントを準備する必要がありません。初心者の方でも気軽に来れるので、キャンプ体験をしてみたい人にピッタリですね。

ただし、こちらのキャンプ場は完全予約制になっています。事前にレンタル用品も含めて予約し、キャンプ場に向かうようにしましょう。

③星降る高原キャンプ場｜兵庫県

画像の引用元：https://www.hotel-relaxia.com/camp/

星降る高原キャンプ場は、兵庫県にあるキャンプスポットです。峰山高原スキー場のオフシーズンを利用し、営業しているキャンプ場になっています。

その魅力は、約930mの標高に位置した広大なフリーサイトです。開けた高原になっているので、見晴らしも抜群。朝日から夕日までしっかりと拝むことができます。

ただし、その快適さや涼しさから、夏場には多くのキャンパーが訪れます。早めに向かって、自分のキャンプ地を確保するようにしましょう。

④若杉高原おおやキャンプ場｜兵庫県

引用元：若杉高原おおやキャンプ場 

「若杉高原おおやキャンプ場」は、山の上にぽつんとある涼しいキャンプ場です。標高約700mの高原から、全国一と称される満天の星空を堪能できます。 

⑤マキノ高原キャンプ場｜滋賀県

引用元：マキノ高原キャンプ場 

「マキノ高原キャンプ場」は、西日本最大級の広さを誇るキャンプ場です。約500張のテントが設営でき、林間サイト以外であればペットの同伴もOK。場内には天然温泉もあり、アウトドアを楽しみながら体を休めることもできます。 

関連記事：【関西】夏休みにおすすめのお出かけスポット15選！涼しい穴場スポットを厳選

●夏でも涼しいキャンプ場おすすめ4選【東海編】

東海地方の夏でも涼しく過ごせるキャンプ場を紹介します。

①御岳自然休養林胡桃島キャンプ場｜岐阜県

②無印良品南乗鞍キャンプ場｜岐阜県

③富士山ワイルドアドベンチャー｜静岡県

④田貫湖キャンプ場｜静岡県

どちらのキャンプ場も絶景が楽しめる場所です。東海地方在住の方は、以下の場所で夏キャンプを満喫してみてください。

①御岳自然休養林胡桃島キャンプ場｜岐阜県

画像の引用元：https://www.hidaasahi.jp/

御岳自然休養林胡桃島キャンプ場は、岐阜県の高山にあります。目の前には大きく聳え立つ御嶽山が望める絶景キャンプ場です。そして、御岳自然休養林胡桃島キャンプ場の標高は約1,850mになっています。岐阜県で一番標高が高いキャンプ場になっており、夏でも涼しい気候が魅力です。木々などの自然に囲まれているので、トレッキングやバードウォッチングも楽しめます。比較的涼しい場所なので、暑さを気にせずに遊べますね。

しかし、こちらのキャンプ場は、アブなどの虫が多く生息しています。虫除けスプレーなどを持ち運び、対策をした上でキャンプを楽しんでみてください。

②無印良品南乗鞍キャンプ場｜岐阜県

引用元：無印良品南條鞍キャンプ場 

「無印良品南條鞍キャンプ場」は、露天風呂やアウトドア教室などの施設が充実したキャンプ場です。北には常鞍岳、南には御獄山を望む絶景のロケーションが広がり、晴れた夜には満天の星空が広がります。 

③富士山ワイルドアドベンチャー｜静岡県

画像の引用元：https://fwa.kp-hd.com/

富士山ワイルドアドベンチャーは、富士山のふもとにあるキャンプ場です。周囲に視界を遮る木々などはなく、風通しが良くなっています。そのため、夏という季節でも比較的涼しく過ごせるのです。

また、アスレチックや動物園なども楽しめます。エンターテイメントが集結している場所なので、飽きずにアウトドアを満喫することが可能です。

しかし、こちらも人気のキャンプ場になっており、ハイシーズンには混雑します。とにかく早めに場所を取るため、オープン時間の11時にチェックインするようにしましょう。

④田貫湖キャンプ場｜静岡県

引用元：田貫湖キャンプ場 

「田貫湖キャンプ場」は、富士山を真正面に望む絶景のロケーションが魅力です。広々としたフリーサイトには約150張のテントが設営でき、湖畔の自然を満喫しながらゆったりとした時間を過ごせます。 

●【中部エリア】夏でも涼しいキャンプ場2選

中部エリアの夏でも涼しいおすすめのキャンプ場は、以下のとおりです。 

● CAMP ONTAKE

● AiMiX南乗鞍ベース 

最高のロケーションを楽しみながら、心も体も癒す時間を満喫してください。

①CAMP ONTAKE｜長野県

引用元：CAMP ONTAKE 

「CAMP PNTAKE」は、日本一標高が高い標高2,014mの「雲の上エリア」が特徴です。晴れた夜には暗転の星空が見られ、運が良ければ幻想的な雲海を望むことができます。 

②AiMiX南乗鞍ベース｜岐阜県

引用元：AiMiX南乗鞍ベース 

「AiMiX南乗鞍ベース」は、標高1,500mに位置する涼しいキャンプ場です。夏の避暑地として人気を集めており、豊かな自然を感じながらアウトドアを楽しむことができます。 

関連記事：夏キャンプで焚き火は暑いからしない？魅力や楽しむ為のグッズ10選・５つの注意点を紹介！

●夏でも涼しいキャンプ場おすすめ3選【九州エリア】

九州エリアの夏でも涼しいおすすめのキャンプ場は、下記のとおりです。 

・四季の里旭志キャンプ場

・久住高原オートビレッジ 

・瀬の本高原オートキャンプ場｜熊本県

九州の自然を感じながら、夏だけの贅沢なひとときを楽しんでみてください。

①四季の里旭志キャンプ場｜熊本県

引用元：四季の里旭志キャンプ場 

「四季の里旭志キャンプ場」は、林間オートサイトなど多彩なサイトが用意されているキャンプ場です。ペット同伴OKで、ふれあい動物広場や複合遊具など家族連れにも嬉しい施設が充実しています。 

②久住高原オートビレッジ｜大分県

引用元：久住高原オートビレッジ 

「久住高原オートビレッジ」は、西日本最大級のサイト数を誇るオートキャンプ場です。温泉施設や売店、レンタル用品も揃っているので手ぶらでも安心してキャンプを楽しめます。 

③瀬の本高原オートキャンプ場｜熊本県

画像の引用元：https://rest.senomoto.com/camp/

熊本県の瀬の本高原オートキャンプ場は、九州最大級のキャンプ場です。周囲には森林が広がっていて、標高が約900mもあります。そのため、夏場でも風が吹き抜けて涼しいです。敷地内にはレストランやコンビニ、カフェやお土産屋もあります。手ぶらで行っても満喫できるので、初心者の方にもおすすめのキャンプ場です。

ただし、夏場には大変混雑するキャンプ場です。早めにチェックインして、理想の場所を取るようにしましょう。 

●夏でも涼しいキャンプ場3選【北海道】

最後にその他の涼しく過ごせるキャンプ場を紹介します。

①モラップキャンプ場｜北海道

②朱鞠内湖キャンプ場｜北海道

③スリーユーパークキャンプ場｜北海道

上記の3つとも、夏におすすめの涼しいキャンプ場です。以下の場所に訪れる予定がある方は、ぜひ行ってみてください。

①モラップキャンプ場｜北海道

画像の引用元：https://www.qkamura.or.jp/shikotsu/camp/

北海道にあるモラップキャンプ場は、夏でも涼しく過ごせるおすすめのキャンプ場です。日本最北の不凍湖でもある「支笏湖」のほとりにあり、絶景を眺められます。スワンボートやSUPなど、支笏湖を満喫できるアクティビティも充実。贅沢な絶景を拝むだけでなく、自然に溶け込みながら遊べます。

しかし、こちらのキャンプ場は遊泳禁止です。夏の季節でも泳ぐことはできないので、注意するようにしてください。

②朱鞠内湖キャンプ場｜北海道

引用元：朱鞠内湖キャンプ場 

「朱鞠内湖キャンプ場」は、まるで湖畔に浮かぶような静かで美しいキャンプ場です。カヌーや焚き火などのアクティビティも充実しており、北海道の広大な自然を体中で感じることができます。 

③スリーユーパークキャンプ場｜北海道

引用元：スリーユーパークキャンプ場 

「スリーユーパークキャンプ場」は、羊蹄山の麓に広がる広大な芝生のフリーサイトが特徴的です。場内には清流が流れ、川遊びや釣りを楽しみながら夏ならではの思い出を作れます。 

関連人気記事：夏のキャンプは暑さに要注意！暑さをしのぐ対策10選と人気なアイテムをご紹介

夏キャンプを涼しく快適に過ごすためのコツを紹介します。

● 暑さ対策ができるグッズを使う

● テント内の空気を循環させる

● 家電が使えるポータブル電源を持って行く

上記のコツを取り入れれば、夏キャンプを満喫できます。快適なアウトドアを実現するためにも、ぜひ確認するようにしてください。

①暑さ対策ができるグッズを使う

夏キャンプを涼しく快適に過ごすためには、暑さ対策が重要になってきます。扇風機やサーキュレーターなどのグッズを用意して、風を送るようにすると良いです。

また、冷感素材が使われている枕やマットなどもあると、快適な睡眠が得られます。熱帯夜を凌ぐためにも、ぜひ持って行きたいグッズですね。

食事の際には冷たい飲み物や氷などを用意し、身体を冷やす方法も効果的です。これらの対策をしっかりと行い、快適な夏キャンプを楽しみましょう。

②テント内の空気を循環させる

夏キャンプの蒸し暑さを避けたいのであれば、テント内の空気を循環させると良いです。夏場はどうしても、室内に湿気や熱気がこもりやすくなります。

そこで、テント内に扇風機を設置したり、窓を開けて風を取り入れたりするようにしましょう。室内にこもりやすい湿気や熱気を逃し、効率的に空気を循環させられます。

また、湿度を下げるためにも、湿気の多い布類は外に干すようにしてください。これだけでも、テント内の蒸し暑さが軽減されます。

関連記事：夏キャンプの虫除け対策7選｜最強虫除け対策グッズやキャンプ場の選び方など紹介

③家電が使えるポータブル電源を持って行く

夏のキャンプを涼しく過ごすためには、ポータブル電源が必要不可欠です。電源がないキャンプ場で電力が使えて、冷房や扇風機、ポータブル冷蔵庫なども動かせます。

テント内の空気を循環させられたり、体温を下げたりできるので非常におすすめです。熱中症になるリスクも減らすことができます。

ただし、大型の扇風機や暑さ対策グッズを複数同時に扱おうと思うと、大容量のポータブル電源を選ばないといけません。容量以外にも、サイズ、重量、機能面なども検討して選ぶと、夏キャンプで快適に使えます。

▶夏キャンプにおすすめのポータブル電源一覧

夏キャンプには、Jackeryのポータブル電源がおすすめです。大容量なので長時間サーキュレーターを使えたり、同時に複数の扇風機を動かしたりできます。

また、「NCN制御機能」や「BMS」などの安全機能も搭載されており、夏場の使用も安心です。電子機器が壊れやすい季節でも、安全に使えます。

今回はそんなjackeryのポータブル電源のなかから、以下の2つの商品を紹介します。どちらも機能性や携帯性に長けていて、夏キャンプで活躍すること間違いなしです。楽しい夏の思い出を作るためにも、ぜひポータブル電源の購入を検討してみてください。