春キャンプ場選びの3つのポイント
せっかくの春キャンプで、春を味わえずに終わってしまうのはもったいないです。以下の3つのポイントに着目してキャンプ場を選ぶことで、春キャンプの快適さと楽しさが体感できます。春キャンプは混雑が予想されるので、早めにキャンプ場探しをしましょう。
お花見ができる
春といえば「桜」を思い浮かべる方も、多いのではないでしょうか。桜の木が植えられているキャンプ場を選ぶことで、キャンプとお花見を同時に楽しめます。また、場内のどこに桜が植えられているのかも重要です。
桜の木の下にテントを設営できる区画サイトやフリーサイトがあるキャンプ場ですと、満足度も高まることでしょう。桜は場所や種類によって見頃が異なるので、絶景のポジションとタイミングの2つの視点で、キャンプ場を探してみてください。
地元の春野菜が食べられる
春野菜を使ったキャンプ飯も、春キャンプの醍醐味です。地元で採れた新鮮な春野菜が販売されているキャンプ場を選ぶと良いでしょう。春野菜は、長い冬を乗り越えてきたため、他の野菜に比べて、ビタミンCや食物繊維が豊富です。春野菜には、以下のような種類があります。
新玉ねぎ |
新じゃがいも |
春キャベツ |
ふきのとう |
アスパラガス |
ゴーヤ |
たけのこ |
菜の花 |
さやいんげん |
花粉が少ない
春キャンプで注意しなければならないのが、花粉です。花粉が多いキャンプ場を選んでしまうと、キャンプ中も鼻水やくしゃみ、目の痒みなどに悩まされることになります。花粉が少ないキャンプ場の特徴として、以下のような場所を選びましょう。
・杉やヒノキが生息できない標高1,000m以上
・海風で花粉が飛んでくることが少ない海辺
・杉やヒノキが植えられていない離島
【関東】春キャンプにおすすめのキャンプ場5選
自然豊かなエリアから、ビル群が立ち並ぶ都心エリアなど、様々な景色が楽しめる関東地方。キャンプ場の数が多いので、キャンプ経験に問わず、ぴったりなキャンプ場が見つかるでしょう。関東の春キャンプにおすすめのキャンプ場は、以下のとおりです。
【神奈川】芦ノ湖キャンプ村レイクサイドヴィラ
箱根の芦ノ湖が眺められるキャンプ場。車の横付け可能なサイトには、桜が植えられているので、お花見が楽しめます。周辺には遊歩道やハイキングコースが整備されているので、キャンプの合間や前後に、桜と芦ノ湖の絶景を満喫できます。
住所 |
〒250-0522 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根164 |
公式ページ |
https://campmura.com/ |
【埼玉】フォレストサンズ長瀞
出典:フォレストサンズ長瀞 Forest Sons Nagatoro
都内から2時間で行ける秩父・長瀞にあるキャンプ場です。「日本さくら名所百選」にも選出された北桜通りの前に位置します。一本道に咲き誇る桜のトンネルは、圧巻です。トレーラーハウスやコテージ、テントサイトなど、気分に合わせてキャンプスタイルが選べます。
住所 |
〒369-1304 埼玉県秩父郡長瀞町本野上363 |
公式ページ |
https://forestsons.jp/ |
【千葉】THE FARM
1年を通じて100種類以上の季節の野菜を栽培しているキャンプ場。収穫したての春野菜を使った料理が味わえます。春には、竹の子掘りや田植えなどのイベントも開催しているので、子供連れでも楽しめるキャンプ場です。
住所 |
〒287-0103 千葉県香取市西田部1309-29 |
公式ページ |
https://www.thefarm.jp/ |
【東京】氷川キャンプ場
出典:キャンプ・アウトドア用品の専門店 キャンピングリサーチ Camping Research
東京にある大自然が堪能できるキャンプ場。春になると受付の横に桜が咲き、周りを取り囲む新緑と、清流のせせらぎと共に癒されます。駅からも徒歩で行ける距離にあるので、関東にお住まいで気軽に春キャンプがしたい方にもおすすめです。
住所 |
〒198-0212 東京都西多摩郡奥多摩町氷川702 |
公式ページ |
https://www.okutamas.co.jp/hikawa/ |
【栃木】メープル那須高原キャンプグラウンド
那須高原の中腹に位置するキャンプ場。場内にはコナラの木が生い茂り、美しい緑が楽しめます。子供が楽しめるイベントや池、遊具があるので、ファミリーキャンプにも最適です。レンタル用品が豊富に取り揃えられているので、手ぶらキャンプもできます。
住所 |
〒325-0303 栃木県那須郡那須町高久乙2333−130 |
公式ページ |
https://www.maple-nasu.com/ |
【関西】春キャンプにおすすめのキャンプ場5選
温泉付きやグランピングスタイル、湖畔キャンプなど、多種多様なキャンプ場が豊富な関西地方。あなたのキャンプスタイルに合ったキャンプ場がきっと見つかるでしょう。春キャンプにおすすめの関西のキャンプ場は、以下のとおりです。
【兵庫】湯の原温泉オートキャンプ場
日本海と中国山地に囲まれた山間部にあるキャンプ場。春になると、フリーサイトが桜に囲まれます。田植え体験や魚のつかみ取りなどのイベントも豊富に開催されるので、春を満喫したい方には特におすすめです。
住所 |
〒669-5359 兵庫県豊岡市日高町羽尻1510 |
公式ページ |
https://yunohara.camp/ |
【滋賀】リバーランズ角川
出典:びわ湖高島観光ガイド
桜並木を進んだ先にたたずむキャンプ場。4月上旬からGW前半にかけて、ソメイヨシノ・山桜・八重桜・紅シダレといった桜が満開になります。お花見キャンプにはもってこいの場所と言えるでしょう。場内で釣りをしながら、桜を眺めてみてはいかがですか。
住所 |
〒520-1648 滋賀県高島市今津町角川622 |
公式ページ |
https://www.riverruns-tunokawa.net/ |
【和歌山】南紀串本リゾート大島
出典:南紀串本リゾート大島
和歌山の紀伊大島にあるリゾートのようなキャンプ場。春になると、場内には桜が咲き乱れます。大自然を満喫できるアクティビティや手作り体験が楽しめる他、夜になると満天の星空が見られます。贅沢で優雅なキャンプがしたい方は、ぜひ訪れてみてください。
住所 |
〒649-3631 和歌山県東牟婁郡串本町須江1035−6 |
公式ページ |
https://resortohshima.com/ |
【大阪】スノーピーク箕面キャンプフィールド
大阪から40分という好アクセスの位置にあるキャンプ場。春には山菜の収穫体験も楽しめます。キャンプギアの大手メーカー「スノーピーク」が運営しているので、スノーピーク製のキャンプギアをレンタルしてお試しすることも可能です。
住所 |
〒563-0252 大阪府箕面市下止々呂美 |
公式ページ |
https://sbs.snowpeak.co.jp/minoh/ |
【京都】スプリングスひよし
温泉やプール、キャンプが楽しめる大型のキャンプ&スパリゾート。広い敷地に桜並木が立ち並び、壮大な春の景色が見られます。温泉には、サウナや露天風呂など多くの種類があるので、日頃の疲れを癒したい方に最適なキャンプ場です。
住所 |
〒629-0335 京都府南丹市日吉町中宮ノ向8番地 |
公式ページ |
https://www.springs-hiyoshi.co.jp/ |
【東海】春キャンプにおすすめのキャンプ場5選
広大な敷地を利用した緑豊かなキャンプ場が多い東海地方。海や山、湖など、自然のバリエーションも豊富にあります。春キャンプにおすすめの東海のキャンプ場は、以下のとおりです。
【静岡】竜洋海洋公園オートキャンプ場
全国の人気キャンプ場ランキングで1位を獲得したこともあるキャンプ場。温暖な気候とオレンジの屋根で造られた建物、ヤシの木など、リゾートに来ているかのような贅沢さを味わえます。近くには地元で採れた春野菜を販売している直売所もあります。
住所 |
〒438-0233 静岡県磐田市駒場6866−10 |
公式ページ |
https://www.ryu-yo.co.jp/yoyaku/AUTO/index.html |
【静岡】ストーンチェアキャンプ場
伊豆諸島を一望できるキャンプ場。豊かな自然に囲まれたオートサイトがあり、電源やブランコも付いています。春には河津桜と山菜が楽しめるので、春キャンプに最適です。
住所 |
〒413-0411 静岡県賀茂郡東伊豆町稲取 字休石3204-1 |
公式ページ |
https://www.stone-chair.com/ |
【愛知】BAMBOO RESORT MIHAMA 繁(つなぐ)
ドーム型のテントでグランピングが楽しめるキャンプ場。春にはタケノコ狩りができたりと、四季折々のイベントも豊富です。竹林に囲まれた大自然で、手ぶらキャンプが楽しめるので、初心者の春キャンプにももってこいの場所と言えるでしょう。
住所 |
〒473-3235 愛知県知多郡美浜町野間丸山152 |
公式ページ |
https://bambooresort-mihama-tsunagu.com/ |
【三重】OKオートキャンプ場
出典:伊賀ポータル
忍者の里「伊賀市」にあるキャンプ場。河畔沿いのサイトには、桜が咲き誇ります。マウンテンバイクや川遊び、ハイキングができるので、子供連れでも楽しめます。大きい広場では、無料で借りられる遊び道具で体を動かしましょう。
住所 |
〒519-1711 三重県伊賀市島ヶ原12428 |
公式ページ |
https://www.ok-autocamp.com/ |
【岐阜】福岡ローマン渓谷オートキャンプ場
標高300mにある山々に囲まれたキャンプ場。春には美しい花と新緑が見られます。ロッジ・バンガロー・テントサイトから、お好みのキャンプスタイルを選べるのが特徴です。電源付きサイトを選べば、快適に過ごせます。
住所 |
〒508-0203 岐阜県中津川市福岡1017−1 |
公式ページ |
https://ro-man.jp/ |
春キャンプのおすすめグッズ5選
適度な気温で過ごせる春キャンプですが、時期によってはまだ肌寒さが残ります。また、春雨対策も必要です。春キャンプを快適に過ごすためには、以下のようなアイテムを揃えましょう。
レインウェア
桜が満開になる3月下旬から4月下旬あたりは、雨が多くなる傾向にあります。レインウェアを常備し、突然の雨に備えましょう。キャンプ中に雨が降ってくると、外に出していたキャンプギアの片付けをする必要があります。レインウェアがあることで、両手が空き、作業効率が高くなるのです。
冬用のシュラフ
春は昼と夜の寒暖差が激しいので、日中帯は暖かくても、夜になると冬の寒さを感じる可能性があります。冬用のシュラフを用意しておくことで、夜も安心して眠れます。冬用は暑すぎるという方には、3シーズン用がおすすめです。
フリース
アウターや中間着として重宝するのがフリースです。モンベルやノースフェイスといったアウトドアブランドからも多くの商品が販売されています。フリースの主な魅力は、以下のとおりです。
・起毛素材ならではの暖かさを誇る
・通気性と吸湿性に優れている
・使用されているポリエステルが軽量で、持ち運びやすい
焚き火台
肌寒い春の夜には、焚き火が最適です。暖を取りながら、春野菜を使ったキャンプ料理が作れます。焚き火台はレンタル用品に取り揃えられていないこともあるので、持っていくことをおすすめします。焚き火を使った直火料理もしたい場合は、土台がしっかりしたタイプを購入しましょう。
ポータブル電源
春キャンプを快適にしてくれるアイテムが、ポータブル電源です。ポータブル電源とは、大量の電気を内部に溜め込み、キャンプ場などのコンセントがない場所でも、電化製品に給電できる機器を指します。春キャンプにポータブル電源があるメリットは、以下のとおりです。
・お花見の様子を撮影するカメラをフル充電にしておける
・寒暖差の激しい夜の春キャンプで、電気毛布やヒーターを使い、快適に過ごせる
・電気ケトルを使い、体を芯から温めるスープや味噌汁が簡単に作れる
・キャンプ場でソーラーパネルで発電した電気をすぐに使える
キャンプで使うポータブル電源は、創業から11年間で世界販売台数300万台を突破した実績を誇るJackery製がおすすめです。容量バリエーションに優れているため、キャンプスタイルに合った機種が選べる上に、高い安全性を誇ります。
春キャンプにおすすめの機種は、以下のとおりです。
Jackery Solar Generator 1000 Plus
1264Whの大容量かつ2000Wの定格出力を備えた「Jackery ポータブル電源 1000 Plus」と「Jackery SolarSaga 100W ソーラーパネル」を用いて、キャンプ場で発電した電気で快適な春キャンプを実現します。
■商品の特徴
・ACやUSBなどのポートから、計8台の家電に同時に給電できる
・5kWhまで拡張できるので、桜を撮影するカメラの充電や冷え込む夜の寒さ対策に、電気をフル活用できる
・ソーラーパネルのIBCセル技術により、キャンプ場で最短2時間でフル充電できる
・リン酸鉄リチウムイオン電池採用により、春キャンプだけでなく、通年のアウトドアで利用しても、10年以上使い続けられる
Jackery Solar Generator 2000 Plus
2042Whの大容量と定格出力3000Wを備えた「Jackery ポータブル電源 2000 Plus」と「Jackery SolarSaga 200W ソーラーパネル」を用いて、キャンプ場で発電した電気で快適な春キャンプを実現します。
■商品の特徴
・計10ポートから、消費電力の高い家電も同時に使用できる
・24kWhまで拡張できるので、複数人でお花見をしながらキャンプを楽しむ場合も、全員分の料理や寒さ対策が行える
・業界最高レベルである最大25%の変換効率で、キャンプ場で電気を生み出す
・365日経過しても、自然放電を10%程度に抑えられるので、自宅では非常用電源として活躍する
まとめ|初心者には春キャンプがおすすめ
春キャンプは、美しい新緑と桜が見られ、快適な気温で楽しめます。キャンプ場は、桜が植えられていて、春野菜が食べられる場所を選ぶのがおすすめです。
この記事で紹介したキャンプ場を参考に、春キャンプを満喫してください。
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