1.北海道編:2月に釣れるおすすめの魚種
北海道エリアは魚種が豊富で釣り人には人気のエリアです。
冬になると機構の影響もあり、なかなかハードルが高くなりがちですが真冬ならではの魚種を楽しむことができます。
1-1.アメマスの釣れるエリア
アメマスは北海道全域で釣れると言われています。
特に冬場のシーズンでは島牧村が海アメマスが釣れるおすすめのスポットです。
1-2.アメマスの仕掛け
・ロッド
海アメマスの場合サーフで狙うため遠投性の高いロッドを選ぶ。目安は9ft〜でガイドにSICリングを使用しているものがおすすめ。
・リール
スピニングリールで3000〜4000番サイズのモノがおすすめ。
・ライン
PEラインは0.8~1.2号、ショックリーダーは20~30lbがおすすめ。
・ルアー
メタルジグがおすすめ。
1-3.アメマスの狙い方
ジャークを基本として、潮目などのポイントを狙うのがおすすめです。
1-4その他の魚
北海道では、ワカサギやババカレイ(ナメタカレイ)なども釣れます。
ワカサギは初心者でもチャレンジのしやすい魚で、冬のレジャーとしても人気があります。また、ババカレイは大きく育つ魚のため50cmを超える大きな個体を狙える場合もあります。
2.東北編:2月に釣れるおすすめの魚種
2-1.アイナメの釣れるエリア
水温が比較的低いエリアのため、日本海側、太平洋側どちらもアイナメの釣れるスポットです。
太平洋側と日本海側では状況に差がありますが、1〜2ヶ月ほど日本海側の方が釣れ始めるのが早いイメージです。
冬場のスポットの一つとしては宮城県の金華山エリアです。
2-2.アイナメの仕掛け
アイナメの仕掛けはシーズンによって変わります。
東北では越冬のためにアイナメが大人しくなるシーズンです。
・ロッド
7〜8ftのものがカバー範囲が広くおすすめ。ロックフィッシュ用の硬めのロッドが良い。
・リール
3000番前後のスピニングリールがおすすめ。
・ライン
PEラインで1.2号前後が良い。
・ルアー
冬場で食いつきが悪いため匂い付きのワームがおすすめ。
2-3.アイナメの狙い方
東北の冬の時期は水温が下がるため、アイナメは大人しくなります。
アイナメは越冬のためテトラポッド、ケーソンの穴などの流れの当たらない場所に移動しています。
流れの当たらないスポットを狙い撃ちするとよいでしょう。
2-4その他の魚
アイナメ以外にも東北地方の冬季には、産卵後のマダラや、タラ、ソイといったシーズンならではの魚種が豊富です。
3.関東編:2月に釣れるおすすめの魚種
2月ともなると、関東エリアでも水温が下がるため釣りには不向きなシーズンとなります。
活発な魚種が減る中、カレイは大物も狙えることもあり人気の魚種の一つです。
3-1.カレイの釣れるエリア
寒い海域でを好むカレイですが、関東エリアでもカレイが釣れるポイントはいくつもあります。
いくつかスポットを紹介します。
・東京
葛西臨海公園
暁ふ頭公園
・千葉
袖ヶ浦海浜公園
・神奈川
三崎港
3-2.カレイの仕掛け
カレイの投げ釣りを行う場合のおすすめは以下のとおりです。
・ロッド
4mクラスの投げ竿がおすすめ
・リール
3000〜4000番のスピニングリール
・ライン
PEライン1.5〜2号ほど
・エサ
ゴカイ、イソメなど
・ルアー
エサが嫌な場合は匂い付きのワームでも可
3-3.カレイの狙い方
カレイは砂底や砂泥底を好んで生息します。
特に、駆け上がりを好むため投げ釣りの際は遠くへ投げ入れ、駆け上がりを探るようにするとよいでしょう。
3-4.その他の魚
沿岸部ではシーバスや、タイなどが釣れます。魚種は多くありませんが、シーズンの魚もいるため十分に釣りを楽しめます。
4.中部編:2月に釣れるおすすめの魚種
中部エリアの中でも特に東海エリアでは、愛知県でランカークラスのシーバス(スズキ)が釣れるということもあり人気スポットになっています。
冬は産卵シーズンということもあり大型の個体は沖合に移動してしまうとされますが、中型のシーバスはスポットによって楽しむことができます。
4-1.シーバス(スズキ)の釣れるエリア
東海エリアでは沿岸部の多くでシーバス釣りを楽しむことができます。
参考までにいくつかスポット例を紹介します。
・焼津港
・駿河湾
・伊勢湾
4-2.シーバス(スズキ)の仕掛け
シーバス釣りにも、シチュエーションで必要なものが変わるため、港湾でおすすめの特徴を紹介します。
・ロッド
9ftほどのロッド、シーバス向けとしては中間程度の大きさで万能型です。
・リール
港湾部では3000番前後がおすすめ。
・ライン
PEラインの1号前後かナイロンライン2〜3号を選ぶと良い。
・ルアー
冬のシーバス釣りでは、ルアーが肝です。夜間、昼間とシチュエーションに合わせた試行錯誤が必要です。一つ例としてアミパターンを想定した7〜9cmのアミカラーのものルアーを選んでみるのも手です。
4-3.シーバス(スズキ)の狙い方
冬のシーバスを狙うには、膨大なパターンを想定する必要があります。
先ほど紹介したアミパターンであれば、港湾部や河口などのアミが漂っている場所を狙い、アクションは控えめに、ゆっくりが基本です。
4-4.その他の魚
東海側のエリアでは他にもカサゴやタチウオ、甲信越エリアではアジやサワラ、北陸エリアでは、カサゴやメバルが狙えます。
5.近畿編:2月に釣れるおすすめの魚種
近畿エリアでは、2月ともなると海釣りには最悪の月と言えるほど魚が減ります。
釣れる魚種が限られる時期ですが、変わらずクロダイ狙いの釣り人もいます。
5-1.クロダイ(チヌ)の釣れるエリア
厳寒期ではあるものの大阪湾をはじめとして、三重や和歌山方面でもクロダイを狙うことができます。
5-2.クロダイ(チヌ)の仕掛け
クロダイのフカセ釣りのおすすめを紹介します。
・ロッド
0.6号のチヌ竿が幅広いシチュエーションに対応していておすすめ。
・リール
3000番前後のレバーブレーキリールがおすすめ。
・ライン
1.5〜2号のナイロン製のものがおすすめ。ハリスも同等の範囲で揃える。
・エサ
比重の高い集魚剤とオキアミを使うのが一般的です。
5-3.クロダイ(チヌ)の狙い方
底付近を泳ぐことの多い魚のため、底狙いが基本です。
ハリス切れの心配も少ない魚種なので、アワセを焦らないように注意しましょう。
5-4.その他の魚
沿岸での釣りは他にもカレイやメバル、カサゴなどを狙うこともできます。
春を迎えると、またチヌ釣りの魅力も増してくるのでハイシーズンに向けた肩慣らしのチャレンジもいいでしょう。
6.中国編:2月に釣れるおすすめの魚種
春告魚とも呼ばれるメバルは春に向けて産卵のシーズンとなり、接岸してきます。
日本海側、瀬戸内海側どちらも狙える魚種のメバルは冬〜春にかけて狙い目になる魚種です。
6-1.メバルの釣れるエリア
日本海側、瀬戸内海側どちらもメバルを狙うことができます。
特に、瀬戸内海はメバルを狙う上で非常に人気の高いエリアです。
6-2.メバルの仕掛け
・ロッド
シチュエーションや好みによって異なりますが、7ft台のロッドが最初の一本には万能でおすすめです。
・リール
2000番程度のスピニングリールを選ぶとよいでしょう。
・ライン
ナイロン、フロロカーボン、PE、エステルが用いられます。
参考として、PEの0.3号前後または、フロロカーボンの0.6号前後のものを用いるとよいでしょう。
・ルアー
メタルジグのほかワームでの釣りも可能です。
6-3.メバルの狙い方
メバルは夜行性のため、夜間に狙うのが基本。
狙うためのアクションは複数ありますが、最も基本となるのが「ただ巻き」です。等速で巻くことを心がけるとよいでしょう。
6-4.その他の魚
中国地方で狙える魚としてはメバルの他、カサゴやアジ、タイなどがあります。
7.四国編:2月に釣れるおすすめの魚種
四国エリアでは、瀬戸内海側では中国エリア同様にメバルなどを狙うことができるが、四国エリアで釣りをするならヒラメを狙うのがおすすめ。
7-1.ヒラメの釣れるエリア
黒潮の影響で温暖なため、特に太平洋側では冬〜春までヒラメを狙うことができます。
愛媛や香川でも釣果としてヒラメの報告があるが、特に高知、徳島の太平洋側がおすすめのスポットです。
7-2.ヒラメの仕掛け
今回はサーフでヒラメを狙うことを前提とします。
・ロッド
10ft前後が最初の一本におすすめです。また、大きな個体にあたった場合や回遊魚がヒットすることも考えて硬めのものを選ぶとよいでしょう。
・リール
4000〜5000番のスピニングリールが良いでしょう。
・ライン
1.2号前後のPEラインがおすすめです。
・ルアー
メタルジグをはじめ、ジグヘッド+ワームの組み合わせで狙うことができます。
7-3.ヒラメの狙い方
サーフで狙う場合の狙い方の基本は「ただ巻き」です。
ヒラメはゴロタ浜などにも生息するので、場合によっては根掛かりを起こさないようにフローティングミノーを用いるとよいでしょう。
7-4.その他の魚
四国地方では瀬戸内海でメバルを狙えるほか、エリアによってタイ、シーバス、カサゴなどを狙うことができます。
8.九州編:2月に釣れるおすすめの魚種
温暖な時期にはイカなどが有名ですが、冬場は魚種も減り狙える魚が減ります。
日本全国でも狙えるアジですが、九州には指折りのスポットもありおすすめです。
8-1アジの釣れるエリア
広範囲で釣れるアジですが、特に長崎はアジ釣りのメッカです。
アジは冬から春にかけてサイズアップしてくるので、釣りごたえもあります。
8-2アジの仕掛け
・ロッド
アジを狙うための最初の1本としては7ft前後のものを選ぶと良いでしょう。
ロッドの硬さは釣り方によって変わりますが、ルアーウェイト1〜10gの間で選びましょう。
・リール
2000番程度のサイズであれば十分ですが、より大きな個体を狙う場合は2500番程度のものを選ぶとよいでしょう。
・ライン
PEラインがおすすめです。太さに関しては0.3号を目安にするとよいでしょう。
・ルアー
狙うサイズによって選択を変えるのがおすすめです。小型のものはワーム、大型のものはメタルジグと考えておきましょう。
8-3.アジの狙い方
アジは回遊魚のため、とにかくアジのいるポイントを探すに限ります。
冬場の特徴として、浅場のベイトフィッシュ(餌になる小魚)が減ることが原因でキャスト可能な範囲にアジが来ないケースがあります。
対して、ベイトが確認できた際は狙い目になります。
8-4その他の魚
九州エリアでは、アジの他にもオオニベ、マゴチ、ヒラメなどを狙うことができます。
9.冬の釣りを助けるおすすめアイテムの紹介
冬の釣りでは切り離せないのが防寒対策です。
お目当ての魚を釣るために用意をしたのに、寒すぎて撤退や体調を崩すことがないように備えておく必要があります
冬釣りの支えになる、おすすめグッズを紹介します。
防寒ウェア
・防寒アウター
防水性の高いゴアテックスなどの高機能素材のアウターがおすすめ。風を通さないものだとなお良い。
・防寒インナー
ヒートテックに代表される、吸湿発熱素材を使用したインナーは体温を維持できるためおすすめ。
・ネックウォーマー
体温の低下を防ぐために首元を暖かくしましょう。
・帽子
盲点になりますが、頭からも体温は奪われます。保温性の高いものを選びましょう。
・防寒グローブ
指先の空いた防寒グローブは細かい作業がしやすく良い。
・防寒靴
靴底の厚い防寒靴や長靴を選びましょう。中敷きも分厚いものを使用すると保温性が増します。
暖を取るためのアイテム
・カイロ
指先を温めるもののほか、足に貼るものもあり冬釣りで役立つ。
・電気ケトル
冷え切った身体を芯から温める温かい飲み物を用意できる。
・電気毛布・電気ブランケット
発熱してくれるので、防寒アイテムと併せて使用するとなお良い。
ポータブル電源
ポータブル電源は、持ち運び可能なバッテリーで外部電源により充電を行い、蓄電された電気を電気製品・機器に供給可能なモバイルバッテリーよりも大容量の製品です。
ポータブル電源の特徴として、AC出力ポートを備えているため、電気ケトルや電気毛布といった、暖を取るための電化製品を釣りの最中にも動かすことができます。
おすすめの機種は「Jackery ポータブル電源 Plus シリーズ」です。
リン酸鉄リチウムイオン電池を採用しているため、「Jackery ポータブル電源 Plus シリーズ」はどの製品も寿命が長く、購入後も長期にわたって使用できます。
Jackeryのポータブル電源は世界中で300万台以上販売実績のあるポータブル電源のため世界中で愛されています。
国内では防災製品等推奨品認証を取得していることもあり、信頼性の高い製品を提供していますが、「Jackery ポータブル電源 Plus シリーズ」はより安全性と長寿命化を実現しています。
ユーザーの使用用途に応じて製品ができるように複数スペックが用意されています。
冬の釣りで使用する場合、使用電力量も大きくなるため「Jackery ポータブル電源 1000 Plus」程度のスペックがあると安心です。
10.まとめ
全国的に2月になると釣れる魚種も減り、シーズンアウトしている印象がありますが、各エリアで冬のシーズンだからこそ狙うのが楽しい魚種が点在しています。
冬釣りを満喫するためにも、魚を狙う準備はもちろん自分自身の防寒対策も万全にして真冬のフィッシングを楽しむとよいでしょう。
電化製品を用いて寒さに負けない冬釣りを楽しみたい方は「Jackery ポータブル電源」を検討してみてはいかがでしょうか。
コメント