【関東近郊】雪中キャンプが楽しめるキャンプ場10選!おすすめ装備も紹介
あたり一面に広がる銀世界で楽しむ雪中キャンプは、普段のキャンプとは一線を画す非日常体験を味わえます。関東周辺は太平洋側に面しており、想像しているような雪中キャンプ場はできないと諦めている方は多いのではないでしょうか。しかし、関東にも雪中キャンプが楽しめるキャンプ場は点在しています。関東は日本海側の地方と比べると寒くないため、雪中キャンプをしてみたい初心者にもおすすめです。
この記事では、関東近郊で楽しめる雪中キャンプ場を紹介します。キャンプ場の選び方や快適に過ごすためのアイテムも解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
関東で楽しむ雪中キャンプの3つの魅力
雪中キャンプといえば都心から離れた場所にあり、上級者向きだと思われている方は多いのではないでしょうか。関東地方の雪中キャンプ場はアクセスに優れているため、初心者にも最適です。関東で楽しむ雪中キャンプの魅力を3つ紹介します。
①荷物の持ち運びの手間が最小限で済む
関東のキャンプ場は都心からのアクセスが良いので、荷物の持ち運びの手間が最小限で済みます。また、レンタル用品が充実しているキャンプ場が多く、現地で調達することも可能です。オートサイトがあるキャンプ場もあり、駐車場からサイトまで荷物を運ぶ必要がありません。
雪中キャンプでは寒さ対策グッズや雪かきグッズなどが必要なので、他の季節のキャンプに比べて荷物が多くなりがちです。荷物の持ち運び面で優れた関東のキャンプ場は、初めて雪中キャンプをする初心者に最適な選択肢と言えるでしょう。
②寒さ対策の負担が少ない
北海道や新潟といった日本海側の地域の雪中キャンプは極寒なので、本格的な寒さ対策が必要ですが、関東地方は比較的寒さが厳しくありません。そのため、寒さ対策の負担が少なく、初心者でも安心して楽しめます。
寒さ対策グッズは荷物になるので、できるだけ現地でレンタルするのがおすすめです。特に以下のような重量のある荷物はレンタルすると良いでしょう。
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·冬用のシュラフ
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·コット
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·ブランケット
③現地の近くで食料を調達しやすい
関東地方は食材を販売するスーパーが点在しており、キャンプ場の近くで調達できる可能性が高いです。自宅から食材を持っていくとなると、荷物になるだけでなく、腐らないための保冷剤も必要になります。
特に冬キャンプでは焚き火を使った料理をする事が多く、食材も多くなりがちです。関東地方近郊で雪中キャンプをすることで、自宅から持っていく荷物を最小限でキャンプ料理を楽しめます。
【関東近郊】雪中キャンプが楽しめるおすすめキャンプ場10選
雪中キャンプといえば、北陸地方や北海道を想像する方が多いと思いますが、関東地方近郊にも雪中キャンプが楽しめる場所があります。関東近郊で雪中キャンプができるおすすめのキャンプ場は次のとおりです。
①【群馬】ちばむらオートキャンパーズリゾート
アクセスの良さが魅力の赤谷湖を望むキャンプ場です。冬になると辺り一面が雪で覆われます。程よい積雪量なので、雪中キャンプ初心者に最適な関東キャンプ場と言えるでしょう。
車の横着けが可能なオートサイトもあるので、荷物の持ち運びも楽です。近隣には温泉や道の駅があり、快適な雪中キャンプが楽しめます。
住所 | 〒379-1404 群馬県利根郡みなかみ町相俣2325 |
料金 | 2,000円〜 |
公式サイト | https://norn.co.jp/camp/chibamura/ |
②【群馬】北軽井沢スウィートグラス
雪中キャンプに特化した設備が充実しているキャンプ場です。トランポリンや冬の木立、林間焚き火などの豊富なサイトがあります。初心者の方は、冬キャンプデビューサイトも用意されているので安心です。
すのこを1組2枚まで借りれるので、底冷えや浸水対策ができます。標高約1,150mに位置するので、満天の星空が見られるのも北軽井沢スウィートグラスの魅力です。
住所 | 〒377-1412 群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢1990−579 |
料金 | 5,500円〜 |
公式サイト | https://sweetgrass.jp/ |
③【栃木】メープル那須高原キャンプグラウンド
那須高原に位置するファミリー向けの関東キャンプ場。芝生の広場やターザンロープ、アスレチックなどがあり、積雪の時期には雪遊びやソリ遊びもでき、子供も楽しめます。
クリスマスの時期になるとサンタからプレゼントをもらえたり、クリスマスケーキが作れたりするイベントも開催しています。
住所 | 〒325-0303 栃木県那須郡那須町高久2333−130 |
料金 | 4,500円〜 |
公式サイト | https://www.maple-nasu.com/ |
➃【栃木】塩原グリーンビレッジ
箒川の渓谷沿いに位置する緑豊かなキャンプ場です。冬季になると一面が雪で覆われます。キャンプ場の施設内には「福の湯」「野天の湯」「樽の湯」という3つの温泉があり、冷えた体を芯から温められます。キャンプ初心者は無料で温泉に入り放題なので、雪中キャンプと温泉を楽しみたい方におすすめのキャンプ場です。
住所 | 〒329-2921 栃木県那須塩原市塩原1230 |
料金 | 1,100円〜 |
公式サイト | https://shiobara-gv.net/ |
⑤【山梨】PICA富士吉田
コテージやログハウスなどサイトが充実しているキャンプ場です。2月頃になると一面の銀世界の中でのキャンプが楽しめます。
膝が埋まるほどの積雪に見舞われることもあるので、本格的な雪中キャンプが楽しみたい方にはおすすめです。雪だるまやかまくら作り、雪合戦などの雪遊びが楽しめます。
住所 | 〒403-0005 山梨県富士吉田市上吉田4959−4 |
料金 | 2,900円〜 |
公式サイト | https://www.pica-resort.jp/yoshida/ |
⑥【山梨】ほったらかしキャンプ場
標高約700mに位置する富士山を眺めながら雪中キャンプが楽しめるキャンプ場です。カフェやバーなどが併設しており、大人のキャンプが楽しめます。夜になると満天の星空が見られるのも魅力です。
近隣のほったらかし温泉の露天風呂からは富士山が見えます。日の出時刻の1時間前からオープンするので、ご来光を見たい方にもおすすめです。
住所 | 〒405-0045 山梨県山梨市矢坪1669−25 |
料金 | 2,000円〜 |
公式サイト | https://hottarakashicamp.com/ |
⑦【山梨】花の森オートキャンピア
ジェットプールやじゃぶじゃぶ池など子供が楽しめる設備が充実したキャンプ場です。冬になると一面が雪に覆われます。ログキャビンの屋根に雪が積もり、北欧を彷彿とさせる雰囲気が漂います。
ソリ遊びや雪だるま作りが楽しめるので、ファミリーキャンプにもおすすめです。道志村のハイキングコースがあり、散歩しながら雪景色が楽しめます。
住所 | 〒402-0221 山梨県南都留郡道志村 村上中山9709−1 |
料金 | 6,000円〜 |
公式サイト | https://www.hananomori.jp/ |
⑧【長野】ミヤシタヒルズオートキャンプ場
高原の林間サイト又は草原サイトで雪中キャンプが楽しめるキャンプ場です。全サイトにすのこがついていたり、電源サイトもあったりと雪中キャンプ初心者にも優しい設備が充実しています。
遠くにアルプスが見える開放感抜群の雪景色と満天の星空が魅力です。通年営業しているので、雪が降っている時を狙って予約を取りましょう。
住所 | 〒386-0701 長野県小県郡長和町和田5101 |
料金 | 12,100円〜 |
公式サイト | http://www.miyashitahills.jp/ |
⑨【静岡】ふもとっぱらキャンプ場
富士山と朝霧高原が一望できるキャンプ場。広大な草原サイトからは早朝の富士山越しのご来光も堪能できます。日中帯は日当たりが良いので、冬キャンプ初心者でも比較的温かく過ごせます。
ただし、強風が吹く恐れがあるため、風よけ対策は準備しておきましょう。チェックアウトは14時と長く居れるのもふもとっぱらキャンプ場の魅力です。
住所 | 〒418-0109 静岡県富士宮市麓156 |
料金 | 1,000円〜 |
公式サイト | https://fumotoppara.net/ |
⑩【静岡】朝霧ジャンボリーオートキャンプ場
日本有数の広大な敷地で富士山を見ながら雪中キャンプが楽しめるキャンプ場です。静かなプライベート空間が確保されたプレミアサイトもあります。
水道の水は富士山の天然水なので、富士山の自然を満喫できます。銀世界と富士山のコントラストをぜひ堪能してみてください。
住所 | 〒418-0109 静岡県富士宮市麓1162−3 |
料金 | 1,870円〜 |
公式サイト | https://asagiri-camp.net/ |
雪中キャンプを楽しめるキャンプ場の選び方
キャンプ場を選ぶ際は、普段のキャンプとは違い、雪中キャンプならではの選び方があります。特に初心者の方は、キャンプ場選びに失敗すると不便な想いをすることになります。雪中キャンプで気をつけるポイントは次のとおりです。
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·レンタル品が充実している
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·近くにスーパーがある
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·標高の高いキャンプ場を選ぶ
冬キャンプでは寒さ対策グッズが必須なので、何かと荷物が多くなりがちです。そのため、現地で調達できるレンタル品が多いキャンプ場を選ぶことで、快適なキャンプになります。また、近くにスーパーがあると自宅から食材を買っていく必要がないので便利です。
標高の高いキャンプ場では、積雪量が多く本格的な雪中キャンプが楽しめます。その分、入念な寒さ対策が必要になるので、万全な準備をしていきましょう。
関東で雪中キャンプを快適に過ごすためのアイテム5選
せっかくの雪中キャンプで不自由なく、快適に過ごすためには以下のようなアイテムが必要です。寒さ対策グッズから雪かきグッズまで厳選して紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
①コット
地面からの影響を受けなくするアイテムがコットです。雪中キャンプ場でテントの下にスノコが敷かれていない場合、底冷え対策が必須になります。テントの下の雪が解けて、テント内が浸水する恐れがあるだけでなく、雪から伝わる冷気が睡眠を阻害するのです。
コットは床からの高さがあるので、地面からの冷気を遮断します。また、コットの下に荷物を埋めて、コットの上にマットを敷くことでさらに寒さ対策を完璧にできます。
②冬用の寝袋
レンタル品としてシュラフがなかったり、レンタルがあっても冬用ではなかったりする可能性もあります。行きたいキャンプ場の気温に合った冬用のシュラフを選びましょう。
冬用の寝袋のおすすめの選び方は、次のとおりです。
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·-20℃の環境でも使用できる
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·ダウン素材で保温性を確保する
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·マミー型で体に密着させる
③スノーブラシ
テントや車に積もった雪を落とすアイテムがスノーブラシです。雪かき用のスコップで雪を落とそうとすると車やテントを傷つけてしまう恐れがあるので、注意しましょう。スノーブラシは1,000円前後で購入できるので、1つは持っておくことを推奨します。
➃電気ストーブ
電気を燃料にテント内を温める電気ストーブのメリットは以下のとおりです。
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·火災や一酸化炭素中毒の心配がいらない
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·電気さえあれば夜から朝まで温められる
ポータブル電源と電気ストーブを併用すると快適に過ごせます。
⑤ポータブル電源
雪中キャンプで寒さ対策を万全にしてくれるアイテムがポータブル電源です。ポータブル電源とは、バッテリーに予め電気を蓄えておき、電源のない場所でも電化製品に給電できる機器を指します。ポータブル電源が雪中キャンプで活躍するのは以下のような場面です。
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·電気ストーブを用いて、寒さ対策と結露対策ができる
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·電気毛布とホットカーペットを使って、テント内にこたつを設置できる
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·電子レンジや炊飯器を使って、簡単にキャンプ料理が作れる
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·災害時の連絡用としてスマホを常にフル充電にしておける
ポータブル電源を販売するメーカーの中でもJackery(ジャクリ)は、世界販売台数300万台を突破した実績を誇り、複数の安全基準を満たした初心者にもおすすめのメーカーです。関東での雪中キャンプに最適なポータブル電源を2つ紹介します。
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●Jackery ポータブル電源 1000 Plus
1264Whの大容量と2000Wの定格出力により、寒さ対策と結露対策ができる電気ストーブを4時間稼働させられます。
商品の特徴:
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·容量を5kWhまで拡張できるので、一回の充電で寒さ対策から家電調理まで行える
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·日中帯に雪中キャンプを楽しみながら、最短2時間でソーラー充電できる
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·合計62個の保護システムと12重のBMS保護システムにより、標高の高い気温の低いキャンプ場でも安全に使用できる
製品名 | Jackery ポータブル電源 1000 Plus |
容量 | 1264Wh(5kWhまで拡張可能) |
定格出力 | 2000W/正弦波(最大瞬間出力:4000W) |
出力ポート数 | ACⅹ3、DCⅹ1、USBⅹ4 |
満充電時間 | AC充電:1.7時間 |
寿命 | リン酸鉄リチウムイオンバッテリー採用 |
保証期間 | 5年間 |
●Jackery ポータブル電源 2000 Plus
2042Whの大容量と定格出力3000Wの高出力により、電子レンジや電気ケトルといった消費電力の高い家電を使って、手軽に温かい料理が作れます。
商品の特徴:
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·合計10ポートから同時に給電でき、雪中キャンプを楽しむ全員の寒さ対策ができる
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·最大12kWhまで容量を拡張できるので、雪中キャンプの間、電気を使い続けられる
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·荷物が多くなりがちな冬キャンプでも、ハンドル、キャスターで持ち運びしやすい
製品名 | Jackery ポータブル電源 2000 Plus |
容量 | 2042.8Wh(最大12kWhまで拡張可能) |
定格出力 | 3000W/正弦波(最大瞬間出力:6000W) |
出力ポート数 | ACⅹ5、DCⅹ1、USBⅹ4 |
充電時間 | AC充電:2時間 |
寿命/サイクル数 | 約4000回サイクル |
保証期間 | 5年間 |
まとめ|関東でお手軽に雪中キャンプを楽しもう
関東地方で楽しむ雪中キャンプは、アクセス面で優れていたり、寒さ対策の負担が少なかったりと初めて雪中キャンプをする方にもおすすめです。また、コットや冬用シュラフを揃えることで快適に雪中キャンプを過ごせます。
この記事で紹介したキャンプ場を参考に、ぜひ銀世界の非日常体験を満喫してください。
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