キャンパーの定義とは?あなたのキャンプスタイルに合った種類も紹介!
キャンプをしたらあなたも「キャンパー」の仲間入り
キャンパーという言葉に明確な定義はなく、「キャンプをする人」のことを指します。最近初めてキャンプをしたという方でも、今後定期的にキャンプをしていきたいと考えているなら、自信を持って「キャンパー」と名乗れるでしょう。
また、キャンパーという言葉は「キャンプ設備のある車」やゲーム用語で「特定の場所で、敵を待ち伏せし続ける」という意味でも使われるので注意しましょう。
あなたはどのキャンパー?種類を紹介
キャンパーはそのスタイルによって「○○キャンパー」と名付けられることがあります。キャンプ経験が浅いあなたも、これからキャンプをしてみたいと考えられているあなたも、自分のこだわりによってどのキャンパーになるか、想像してみてください。
①デイキャンパー
泊まらずに日帰りでキャンプすることを「デイキャンプ」と言いますが、デイキャンプをメインとするキャンパーが「デイキャンパー」です。デイキャンプではテントやシュラフなどの泊まるための道具を持っていく必要がないので、軽量の荷物で気軽にキャンプできるメリットがあります。
筆者もこのデイキャンパーにあたり、連休が取れなくても思いつきでキャンプに行けるので、とてもおすすめです。
②焚き火キャンパー
焚き火を主な目的として、キャンプするキャンパーが「焚き火キャンパー」です。焚き火の炎は一度として同じ瞬間がありません。薪がパチパチと爆ぜる音と自然の音を聴きながら、炎の揺らめきを眺めている時間は、最高のリラックス状態へと導いてくれます。
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③ツーリングキャンパー
自転車、バイク、車などで遠出をする「ツーリング」をしてキャンプを楽しむキャンパーのことです。荷台に荷物を積むことができるので、持ち運びやすさを気にする必要がなく、キャンプの幅を広げることができます。
自然の多いキャンプ場は電車ではアクセスの悪い立地にあることが多いので、キャンプ場を選ばないという点もツーリングキャンパーのメリットといえます。
➃グルメキャンパー
キャンプ料理を主な目的としてキャンプするのが「グルメキャンパー」です。キャンプギアの中で料理関連のグッズは種類が豊富なので、キャンプでの楽しみ方も格段に広がります。
キャンプならではの直火料理は、家庭料理では味わえない香ばしさや大胆さが魅力です。あなただけのオリジナルキャンプ料理を創作してみても、楽しいかもしれません。
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⑤ギアキャンパー
キャンプ用品のことをキャンパーの間では「キャンプギア」と呼びます。そのキャンプギアの中からお気に入りのものを購入して揃え、キャンプを楽しむのが「ギアキャンパー」です。
キャンプ場のレンタル用品だけでキャンプするのは、行き帰りが身軽になるというメリットがありますが、自分で購入したマイキャンプギアを使用すると一層キャンプが楽しくなります。
キャンプギアを長年使っていると、焚き火で炙られて味が出てくることがあります。そうしてマイキャンプギアを育てていくことも、ギアキャンパーの楽しみの一つです。
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⑥ファミリーキャンパー
主に家族連れでキャンプするのが「ファミリーキャンパー」です。ファミリーキャンプは子供にとって楽しい思い出が作れるだけでなく、教育にもなります。
ファミリーキャンプが子育てに最適な理由として次の3つが挙げられます。
● 普段の当たり前だと思っている生活に感謝できるようになる
キャンプでは、電気、冷暖房、温かい住居などがありません。その不便さによって、日常の当たり前だと思っていた生活に感謝ができるようになります。
● 火を通してその便利さと危険を知ることができる
自分で火をつけたり、火を間近で見たりすることは、なかなか日常では体験できません。実際に火を扱うことで、火の暖かさやその危険を知ることができます。
● 遊ぶ力が身につく
現代社会では、家にこもってゲームや動画をみる子供も多いのではないでしょうか。キャンプでは物がないので、自然を使って自分なりに遊びを考える力が身につきます。
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⑦ブッシュクラフトキャンパー
自然をそのままに感じながら、自給自足で楽しむキャンプスタイルを「ブッシュクラフト」と呼びます。ブッシュクラフトは初心者にはハードルが高いですが、道具をほとんど持っていかず、現地にある材料で調理道具を作ったり、住居を作ったりします。
自然の状態からキャンプを成立させていく楽しさだけでなく、文明に依存せず、自力で生き抜く力も養うことができます。
キャンパーに必要な5つの心得
キャンプにおいて、どう時間を過ごすかはあなたの自由です。ただし、他のキャンパーたちも同じ敷地内でキャンプをしているため、みんなが快適に楽しむためにルールを守る必要があります。これから紹介するキャンパーとしての5つの心得を意識して、キャンプライフを楽しんでください。
心得①ゴミは必ず分別し決められた場所に捨てる
ゴミの捨て方はキャンプ場ごとに決められています。「キャンプは自由」をはき違えて、ゴミも自由に捨てていいわけではありません。きちんとキャンプ場のゴミのルールを確認して、適切な場所に捨てるようにしましょう。
心得②キャンプ場の消灯時間を守る
キャンプ場には消灯時間が設けられていることがほとんどです。消灯時間を過ぎても焚き火をしていると、薪の爆ぜる音が夜だと響いて、周りのキャンパーの迷惑になります。消灯時間には完全に火が消えているよう、前もって時間を見積もっておきましょう。
心得③大きな音を出さない
キャンプ場には様々な目的を持ったキャンパーたちが集います。スピーカーで音を出したり、大きな声を出したりすることを不快に思うキャンパーもいます。キャンプ場を借りている立場であることを忘れず、思いやりの気持ちを持って、音量には気を配りましょう。
心得④炊事場を独占しない
誰も使っていないからといって、複数の炊事場をグループで独占するのはNGです。共用の場なので、次の人が控えているときは独占せず、積極的に譲るよう心がけましょう。そのように気持ちに余裕を持って、キャンパー同士で思いやることがキャンプを楽しむためのコツでもあります。
心得⑤自然を大切にする
自然に癒やされるためにキャンプに行くという人は多いのではないでしょうか。自然のおかげで至福の時間が過ごせているのですから、むやみに草を燃やしたり、木を折ったりするのは止めましょう。自然に感謝して大切にすることは、キャンパーとして重要なマナーです。
キャンパーの基本装備11選
キャンパーとしてキャンプするために、最低限必要となってくる基本的なキャンプギアをご紹介します。ここで紹介している基本装備を携えれば、あなたも立派なキャンパーとして、一通りのキャンプを楽しむことができるでしょう。
①テント
キャンプで泊まる際に必ず必要となるのがテントです。テントは最もかさばるギアなので、できるだけコンパクトで軽量のものが望ましいです。
そして、テント泊においては「雨天時」が最もテントの性能が試されます。筆者も経験がありますが、夜通し雨が降り、テント内に水が浸水してきて睡眠どころではないことがあります。テントの耐水圧は1500~2000mmのものを選ぶと浸水の心配がないのでおすすめです。
②タープ
タープとは、ポールとロープで支えて設営する屋根を指します。タープには日よけ、雨よけ、風よけなどの複数のメリットがあり、キャンプ生活を快適にしてくれるアイテムの一つです。
③シュラフ(寝袋)
寝具であるシュラフは、睡眠の質を左右する重要なアイテムです。せっかく泊まりのキャンプをしても、シュラフが体に合っていなければ、翌日に疲れを残してしまうことになります。季節によっても使い分ける必要がありますので、慎重に選びましょう。
➃インフレーターマット
テントとシュラフがあれば睡眠は完璧!と思われる方もいるかもしれませんが、インフレーターマットがなければ快適な睡眠は実現できません。インフレーターマットとは、空気で膨らむアウトドア用のマットです。
テントの上に直で寝ると、地面の凸凹が直接背中に伝わって寝心地最悪なので、マットは必ず購入するようにしましょう。
⑤チェア
ご飯を食べたり、焚き火を眺めたりと、キャンプでゆっくり落ち着く時にチェアは必要になってきます。チェア選びにおいては、高さと収納サイズという2つのポイントがあなたのスタイルに合っているかが重要です。折りたたみ式でコンパクトにできる軽量のものも販売されているので、ぜひ参考にしてみてください。
⑥テーブル
キャンプ料理を作る場合、テーブルは必要になってきます。地べたで料理を作ったり食べたりするのは可能ではありますが、姿勢がつらくなるのでおすすめできません。チェアと同じく、コンパクトに畳めるタイプもありますので、あなたのキャンプスタイルに合ったものを選んでください。
⑦ポータブル電源
キャンプには電気が通っていないので、長時間の保温はできませんし、電子レンジや大型扇風機の使用もできません。しかし、ポータブル電源を使用すればそれらが可能になるのです。
特に夏のキャンプでは、その暑さを凌ぐために充電式の扇風機を持参する方もいますが、到底それだけでは不十分です。ポータブル電源があれば、大型の扇風機を使用することもできますし、アイスを食べることもできます。ポータブル電源は快適で楽しいキャンプを実現するためには必需品ともいえるキャンプギアです。
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⑧焚き火台
焚き火を楽しむために必要となるのが焚き火台です。焚き火は眺めるだけでリラックス効果がありますが、直火料理を楽しむこともでき、焚き火台があるだけでキャンプの楽しさは膨れ上がります。
焚き火台には薪を直接乗せて着火させるため、炭だらけになってしまいますので、できるだけ洗いやすいものをおすすめします。筆者はメッシュ網素材の焚き火台を使用していますが、軽量かつコンパクトであることに加えて、洗いやすいというメリットがあります。
⑨ランタン
キャンプの夜にテントの中や移動の際に重宝するのがランタンです。懐中電灯でも問題ありませんが、雰囲気は出ませんよね。
LEDランタンよりもガスランタンの方が少々高価ではありますが、光量が大きく、雰囲気があるのでおすすめです。ただし、テント内ではガスランタンは使えませんので注意しましょう。
⑩クーラーボックス
キャンプ料理をする場合、食材や飲み物を冷蔵させておくためにクーラーボックスは必要です。特に夏のキャンプでは、食材や飲み物を常温で放置しているとすぐに温度が上がってきます。
午前中に買って夕食のバーベキューのために残しておいたビールも、たとえクーラーボックスを使っていたとしても、フタを開ける頃には少し温くなっているほどです。ただし、ポータブル電源があれば常にキンキンの状態でビールを冷やしておけます。
⑪調理器具
こちらもキャンプ料理をするなら外せないギアです。主な調理道具に、ナイフ・包丁、まな板、クッカー、カトラリーなどがあります。
クッカーとしておすすめなのが、「メスティン」です。メスティンは横長で持ち運びしやすく、ご飯を炊いたり、燻製料理ができたり、収納にもなったりとその用途は様々です。
中上級キャンパーの必需品Jackery(ジャクリ)ポータブル電源
「キャンプをもっと快適に過ごしたい」と考えている方におすすめなのがポータブル電源です。高出力な電化製品にも対応しているため、ドライヤー、電子レンジ、ケトルなどの、キャンプで使えたら便利な機器も全て使用することができます。
中上級キャンパーにとっては必需品ともいえるポータブル電源の中でも、特に性能面で優れているJackery(ジャクリ)のポータブル電源をご紹介します。
Jackeryポータブル電源1000Pro
Jackery ポータブル電源 1000 Proはソーラーやコンセントの両方から最短1.8時間で高速充電が可能になったモデルです。キャンプで使えると便利な炊飯器や、ドライヤー、電気ポッドなども使用することができます。
軽量かつ防音設計がされているため、デイキャンパーでも気軽に持ち込むことができ、キャンプライフを快適にしてくれます。
製品名 | Jackeryポータブル電源1000Pro |
容量 |
1002Wh |
定格出力 |
1000W/正弦波(最大瞬間出力:2000W) |
出力ポート数 |
ACⅹ3、DCⅹ1、USBⅹ4 |
充電時間 |
AC充電:1.8時間 |
保証期間 |
5年間 |
Jackeryポータブル電源1500Pro
ギアキャンパーのように複数のギアを使う予定があったり、ファミリーキャンパーのように大人数でキャンプを楽しむ予定の方にはJackeryポータブル電源1500Proがおすすめです。
定格出力が1800Wと高出力なので、ホットプレートや冷蔵庫なども使用できます。特にお子さんがいる場合は、水分補給が欠かせませんので、1500proがあると冷たい飲み物やアイスを常備しておけるので安心ですね。
製品名 | Jackery ポータブル電源 1500 Pro |
容量 |
1512Wh |
定格出力 |
1800W/正弦波(最大瞬間出力:3600W) |
出力ポート数 |
ACⅹ3、DCⅹ1、USBⅹ4 |
充電時間 |
AC充電:2時間 |
保証期間 |
5年間 |
まとめ
キャンパーという言葉に明確な定義はなく、キャンプをしている人のことをキャンパーといいます。この記事では、キャンパーの種類をいくつか紹介しましたが、あなたのスタイルに合ったキャンパーは見つかりましたでしょうか。
ぜひキャンパーの基本装備を揃えて、あなただけのキャンプライフを充実させてみてください。
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