1.ポータブル電源でドライヤーは使える!必要性やメリット5選
定格出力1,000W以上ポータブル電源の登場により快適なアウトドアライフや非常時対策が可能となっています。大容量で高定格出力のポータブル電源は、ドライヤーやホットプレート、電子レンジなど消費電力の大きい家電も使えます。キャンプの楽しさが広がるアイテムとして、または、停電時の便利グッズとして注目されています。
では、ポータブル電源でドライヤーに給電する必要な場面や必要性について紹介していきましょう。
・車中泊
・電源のないキャンプ場
・災害などによる停電時
・屋外撮影など
・日常節電
①車中泊
温泉に入った後でも、ポータブル電源があればドライヤーに給電して車内で髪を乾かすことも可能です。長い髪の女性はとくにドライヤーが使えると便利ですね。また扇風機や電気毛布といった冷暖房機器の使用できるため、車中泊での暑さ・寒さ対策もばっちり。車中泊でも、普段通り身だしなみを整えたい方や、より快適に過ごしたい方ににポータブル電源はおすすめです。
なお、車中泊でドライヤーを使いたい場合は、お持ちのドライヤーの消費電力とポータブル電源の定格出力を事前に確認しましょう。
②電源のないキャンプ場
コンセントがないキャンプ場もありますので、ご自分でポータブル電源とドライヤーを用意しておけば重宝します。
川遊びなどの水遊びができるキャンプ場なら、髪が濡れてしまうこともあるでしょう。濡れたままの髪をそのままにしてしまうと、風邪をひく可能性がありますがそんなときにポータブル電源があれば安心です。
キャンプでドライヤーが使用できれば、たくさん遊んだ1日の終わりにはシャワーを浴びてスッキリ終わることができます。特に連泊キャンプをする場合は、ポータブル電源を1台用意しておくと、健康管理をしながら快適な時間を過ごすことができるでしょう。
③災害などによる停電時
ポータブル電源をキャンプや車中泊などで使わないときは、充電さえしておけば災害対策として停電時の電源確保に役立ちます。
大容量・高出力モデルの「Jackery ポータブル電源 2000 New」や「Jackery ポータブル電源 1000New」であれば、停電時でも3〜6日間使用可能です。
停電時に電気が使えれば、情報が早くキャッチできて通常どおり家電が使えると安心感にも繋がります。停電時のストレス解消には、洗髪後にドライヤーで髪を乾かすこともできれば気持ちがすっきりするでしょう。
また、ポータブル電源とソーラーパネルを併用すれば、太陽光発電が可能になります。長期間の停電が発生しても電力が途切れることがないので、暑さ・寒さ対策や調理家電による料理など家族の安全を守る強い味方になってくれるでしょう。
④屋外撮影
屋外撮影でドライヤーは、被写体や機材の乾燥、スタイリング調整、環境演出、機材保護など、多目的に役立つ便利なアイテムです。特に、寒冷地や湿気の多い環境での撮影では、迅速な対応が可能になるため、準備しておくと非常に安心です。
また、現場仕事でヘヤードライヤーを使用して 接着剤やパテを硬化させるのに必需品となっております。この場合、ポータブル電源があれば、電源のない場所での撮影や作業も、必要となるドライヤーは自由に使えるので、とても便利です。
⑤日常使いで節電効果も期待できる
普段使用している家電をポータブル電源で動かすと、節電効果が期待できます。
例えばドライヤー(1,200W)を10分使用すると約6.2円かかりますが、ソーラーパネルで充電したポータブル電源を使用すれば電気代がかかりません。ドライヤーだけでも、1ヶ月で約200円の節電になります。
ソーラーパネルがなくても、夜間の電気料金が安い「深夜電力プラン」に切り替え「夜間に充電し、昼間はポータブル電源で家電を使う」スタイルで電気代を抑えることが可能。電力会社により差はありますが、2~3割程度の電気代を抑えられるでしょう。もちろん、ソーラーパネルと併用すれば電気代の削減効果はより大きくなります。
2.ドライヤーが使えるポータブル電源の選び方
ポータブル電源を選ぶ際は、お持ちのドライヤーの出力について確認し、連携して使えるかチェックしましょう。以下は、ポータブル電源でドライヤーを使いたい場合のチェックポイントです。
・ドライヤーの消費電力とポータブル電源の定格出力を確認
・ポータブル電源の容量
・出力ポートの種類と数
・充電方法
・製品の保証内容
①ドライヤーの消費電力とポータブル電源の定格出力を確認
電化製品には各種「消費電力」があります。電化製品の「消費電力」が接続したポータブル電源の定格出力を超えるとうまく動作できません。
したがって、ポータブル電源の定格出力と使いたいドライヤーの消費電力を照らし合わせて、使えるかどうか事前にチェックしましょう。
一般的なドライヤーの消費電力は、600W~1,200Wのため、ドライヤーを稼働させるには、定格出力1,200W(ワット)以上のポータブル電源を選ぶことをおすすめします。
例えば、高定格出力(2,200W)の「Jackery ポータブル電源 2000 New」なら、ドライヤーを使用しながらスマホやLEDライトなどに給電できます。
スマホで家族の安否確認や災害情報をチェックしながら濡れた髪を乾かして、風邪をひかないように対策することができます。
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②ポータブル電源の容量を確認する
ドライヤーを使う時間に合わせてポータブル電源の容量も確認しましょう。容量とは、1時間で何ワット使えるか示す値で、単位はワットアワー(wh)です。
ドライヤーを使うに必要なバッテリーの容量の計算方法:ドライヤーの消費電力(W)×利用時間(h)÷0.8=必要な容量
例えば、ドライヤーを使う時間を30分とした場合、消費電力1,200Wのドライヤーであれば、約750Whのポータブル電源の容量が必要になります。
1200W×0.5h÷0.8=750Wh(※電力出力時、電力のロスも考慮)
ドライヤーの使用時間は、ロングヘアかショートか個人使用かファミリー使用かなどによって違ってきますので、使用時間に合わせてポータブル電源の容量を検討しましょう。
例えば容量2,042Whの「Jackery ポータブル電源 2000 New」なら、髪の長さや使用する家族の人数を気にすることなく使えます。
③出力ポートの種類をチェックする
ポータブル電源の出力ポートの種類は、製品ごとに異なりますのでチェックしましょう。
Jackeryポータブル電源には、ACポート・DCポート・USBポートがそれぞれ付いていますが、機種ごとに対応本数が違ってきますので、利用したい家電の種類と数に合わせて検討しましょう。
ドライヤー利用の場合は、ACポートがあれば大丈夫です。スマホやタブレットを使いたい場合は、USBポートが必要になります。
例えば「Jackery ポータブル電源 2000 Plus」なら、AC5口・USB4口・シガーソケット1口の計10の出力ポートを搭載。ドライヤーはもちろん、ほかの家電の使用やスマホの充電が同時に行えるので、家族が多くても安心です。
④充電方法をチェックする
ポータブル電源は、内蔵のバッテリーを充電することで繰り返し使用できます。一般的な充電方法は、下記の3つです。
充電方法 |
特徴 |
AC充電 |
家庭用コンセントによる充電 |
ソーラーパネル充電 |
太陽の発電による充電 |
シガーソケット充電 |
車のシガーソケットによる充電 |
ポータブル電源の機種によっては、複数の充電方法に対応しているものもあります。普段はACコンセントで充電して、アウトドア時にはソーラーパネル充電、車の移動中に充電するならシガーソケットなど利用シーンに合わせた充電方法を選択しましょう。
当社「Jackery(ジャクリ)」のポータブル電源は、AC充電・ソーラーパネル充電・シガーソケット充電の3つの充電方法に対応しています。
災害時の非常用電源として利用するならAC充電、よく車中泊やアウトドアに出かけるならソーラー充電やシガーソケットなどシーンに合わせた充電方法の選択が可能です。
⑤製品の保証内容も確認する
購入後のトラブル防止のために、製品の保証内容について事前に確認しましょう。原則的に購入日より2年以内が保証期間となっています。
ただし特例として、Jackery公式HPの製品保証登録を行えば1年追加で3年間の長期保証が得られる製品や、機種によっては、製品保証登録すれば5年間の長期保証がつくものもあります。
保証期間中であれば、製品を交換・無償修理に対応していますので、実際に購入する際は、各製品ごとの保証条件について確認しましょう。
なお、Jackery(ジャクリ)のポータブル電源は、一般社団法人防災安全協会の「防災製品等推奨品認証」を取得していますので、災害グッズの公認としておすすめできる製品です。
3.ドライヤーを動かせるポータブル電源おすすめ5選
キャンプや車中泊、災害時にもドライヤーを使用したいならポータブル電源とソーラーパネルをセットにした「Jackery Solar Generator」がおすすめです。
- ・全世界累計販売台数400万台以上で信頼できるポータブル電源メーカー
- ・防災製品等推奨品マークを取得しているから安全性も抜群
- ・内蔵バッテリーのリン酸鉄リチウムイオン電池で毎日充電しても10年以上使用できる
- ・豊富な出力ポートで複数の家電を同時に稼働できる
- ・ソーラーパネルがセットで、コンセントがない環境でも繰り返し充電して使える
ここからは、ラインナップ豊富な「Jackery Solar Generator」の中からドライヤー対応のおすすめ機種を5つ紹介していきます。
●Jackery Solar Generator 2000 New ポータブル電源 セット
「Jackery ポータブル電源 2000 New」と、最大出力200Wのソーラーパネルがセットになった製品です。ドライヤーの他にも冷蔵庫やエアコン、電子レンジなど一般的な家電製品をほぼすべて使用できます。3〜5人家族であれば万が一の停電時にも、十分な電力が確保できるでしょう。
●Jackery Solar Generator 1000 New 200W ポータブル電源 ソーラーパネル
新しい定番モデル「Jackery ポータブル電源 1000 New」と「Jackery SolarSaga 200W」がセットになった製品です。22bB以下の静音設計となっており、室内で使用しても動作音が気になりません。大容量でありながら、コンパクトで軽量、ドライヤーなどの消費電力が大きい家電も使用できるので、キャンプや車中泊をより充実させたい方におすすめです。
●Jackery Solar Generator 2000 Plus ポータブル電源 セット
バッテリー容量を最大24Kwhまで拡張対応できる「Jackeryポータブル電源 2000Plus」と「Jackery Solar Saga 200」がセットになった製品です。 大容量モデルのためやや重めですが、伸縮するハンドルとキャスターがついているのでスムーズに持ち運べます。
電子レンジなどの消費電力が大きい家電を複数も動かせるので、アウトドアのお供や災害時の非常用電源として心強いアイテムです。
●Jackery Solar Generator 1000 Plus ポータブル電源 セット
「Jackery ポータブル電源 1000 Plus」と「Jacker SolarSaga 100W」がセットになった製品です。 追加バッテリーを最大3つまで使用でき、バッテリー容量を1,264Whから5,000Whまで拡張可能。ホットプレートや電気ケトルなども稼働できるので、キャンプや車中泊での料理の幅が広がります。
●Jackery Solar Generator 600 Plus 100W ポータブル電源 ソーラーパネル
中容量の「Jackery ポータブル電源 600 Plus」と「Jackery SolarSaga 100W」がセットになった製品です。 定格出力が800Wで上の機種と比べて低いですが、弱風モードでドライヤーを動かせます。また、USB充電式のドライヤーへの充電は可能です。
「緊急スピード充電」に対応しており、モードを切り替えてコンセントにつなげば最速1時間で充電が完了します。62種類の保護機能を搭載した安全性の高い製品なので、災害時の非常用電源として重宝するアイテムです。
4.ポータブル電源でドライヤーを使う際3つのの注意点
便利なポータブル電源ですが、使い方を間違えると思わぬ危険性も伴います。また、必要な機能と予算についても検討しましょう。
・安心マークを確認する
・水に濡れないようにする
・充電を忘れないようにする
●安心マークを確認する
Jackeryのポータブル電源には「防災安全協会推奨マーク」と「PSEマーク」が付いているので安心です。製品を選ぶ際は安全性を保証するマークの有無について確認しましょう。
●水に濡れないようにする
アウトドアでポータブル電源を使う場合、水場に近い場所や、水に濡れやすい環境に置く場合もあるでしょう。ポータブル電源は水に濡れると短路やショートのおそれがありますので、野外で使う場合は故障の原因とならないように気をつけましょう。
キャンプ場のシャワー近くでドライヤーを充電するなど、危険性を伴う場所での使用は控えましょう。
●充電を忘れないようにする
ポータブル電源は、蓄電量で家電やPCなどを稼働させるアイテムなので、充電を忘れないようにしましょう。また、停電時でも充電できる方法としては、別売りのソーラーパネルをセットで利用すれば、太陽光を使って晴れた日の日中に充電することができます。
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まとめ
キャンプや車中泊にポータブル電源を1台備えておけば、アウトドアライフに快適さをプラスすることができます。また、野外で使用しないときは、家の中で充電さえしておけば、停電時の電源確保ができます。
なお、Jackeryのポータブル電源を選ぶ際は、ドライヤーをはじめ、使いたい家電の消費電力をチェックして対応できる機種を選ぶと良いでしょう。
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