ドライヤー対応!ポータブル電源の選び方とJackeryおすすめ商品
キャンプや車中泊でドライヤーを使いたい方におすすめの情報です。ポータブル電源は、コンセントのない野外でも便利に電気を使える持ち運び蓄電池です。本記事では、ドライヤー対応のポータブル電源について、メリットや注意点、製品の選び方、Jackeryおすすめ商品について解説していきます。
ポータブル電源でドライヤーは使える!必要性やメリットは?
高出力1000W以上の能力を持つポータブル電源の登場で、快適なアウトドアライフや非常時対策が可能となっています。大容量で高出力のポータブル電源は、ドライヤーをはじめ、ホットプレートや電気ケトルなど消費電力の大きな家電の利用もOK。キャンプの楽しさが広がるアイテムとして、または、停電時の便利グッズとして注目されています。
では、どんなシーンでポータブル電源を使ってドライヤーに給電すると便利なのか?いくつか紹介していきましょう。
・車中泊でも利用できる
・キャンプ場でも使える
・災害などによる停電時に使える
①車中泊でも利用できる
温泉に入った後でも、ポータブル電源があれば車内で髪を乾かすことも可能です。長い髪の女性はとくにドライヤーが使えると便利ですね。車中泊でも、普段通り身だしなみを整えたい方にポータブル電源はおすすめです。
なお、車中泊でドライヤーを使いたい場合は、お持ちのドライヤーの消費電力とポータブル電源の出力を事前に確認しましょう。
②キャンプ場でも使える
コンセントがないキャンプ場もありますので、ご自分でポータブル電源とドライヤーを用意しておけば重宝します。
いつもとは違う環境では、風邪を引くこともありがちですね、そんなときにポータブル電源でドライヤーに給電すれば、たくさん遊んだ1日の終わりにはシャワーを浴びてスッキリ終わることができます。特に連泊キャンプをする場合は、ポータブル電源を1台用意しておくと、健康管理をしながら快適な時間を過ごすことができるでしょう。
③災害などによる停電時に使える
ポータブル電源をキャンプや車中泊などで使わないときは、充電さえしておけば災害対策として停電時の電源確保に役立ちます。
大容量・高出力モデルの「Jackery ポータブル電源 2000 Pro」や「Jackery ポータブル電源 1500Pro」であれば、停電時でも3〜6日間使用可能です。
停電時に電気が使えれば、情報が早くキャッチできて通常どおり家電が使えると安心感にも繋がります。停電時のストレス解消には、洗髪後にドライヤーで髪を乾かすこともできれば気持ちがすっきりするでしょう。
また、ポータブル電源とソーラーパネルを併用して利用すれば、発電量を使って電気を賄うことも可能です。
ドライヤーが使えるポータブル電源の選び方
ポータブル電源を選ぶ際は、お持ちのドライヤーの出力について確認し、連携して使えるかチェックしましょう。以下は、ポータブル電源でドライヤーを使いたい場合のチェックポイントです。
・ドライヤーの消費電力を知る
・ポータブル電源の容量を確認する
・出力ポートの種類をチェックする
・製品の保証内容を確認する
①ドライヤーの消費電力を知る
電化製品には各種「消費電力」があります。電化製品の「消費電力」が、接続したポータブル電源の定格出力を超えると稼働することができません。
したがって、ポータブル電源の定格出力とドライヤーの消費電力を照らし合わせて、使えるかどうか事前にチェックしましょう。
一般的なドライヤーの消費電力は、600W~1200Wです。ポータブル電源でドライヤーを使うためには、定格出力1200w以上の製品を選ぶことをおすすめします。
②ポータブル電源の容量を確認する
ドライヤーを使う時間に合わせてポータブル電源の容量について確認しましょう。容量とは、1時間で何ワット使えるか示す値で、単位はワットアワー(wh)です。
例えば、ドライヤーを使う時間を30分とした場合、消費電力1200wのドライヤーであれば、600Whのポータブル電源の容量が必要になります。
1200W × 30分 ÷ 1時間 = 600Wh
ドライヤーの使用時間は、ロングヘアかショートか個人使用かファミリー使用かなどによって違ってきますので、用途に合わせて容量を検討しましょう。
③出力ポートの種類をチェックする
ポータブル電源の出力ポートの種類は、製品ごとに異なりますのでチェックしましょう。
Jackeryポータブル電源には、ACポート・DCポート・USBポートがそれぞれ付いていますが、機種ごとに対応本数が違ってきますので、利用したい家電の種類と数に合わせて検討しましょう。
ドライヤー利用の場合は、ACポートがあれば大丈夫です。スマホやタブレットを使いたい場合は、USBポートが必要になります。
➃製品の保証内容を確認する
購入後のトラブル防止のために、製品の保証内容について事前に確認しましょう。原則的に購入日より2年以内が保証期間となっています。
ただし特例として、Jackery公式HPの製品保証登録を行えば1年追加で3年間の長期保証が得られる製品や、機種によっては、製品保証登録すれば5年間の長期保証がつくものもあります。
保証期間中であれば、製品を交換・無償修理に対応していますので、実際に購入する際は、各製品ごとの保証条件について確認しましょう。
なお、Jackery(ジャクリ)のポータブル電源は、一般社団法人防災安全協会の「防災製品等推奨品認証」を取得していますので、災害グッズの公認としておすすめできる製品です。
ドライヤー対応の【Jackery】おすすめポータブル電源
ドライヤーが使えて、キャンプや車中泊におすすめのJackeryポータブル電源について、仕様内容を確認しましょう。
商品名 |
バッテリー容量 |
定格出力 |
出力ポート数 |
保証期間 |
2160Wh |
2200W |
ACⅹ3/DCⅹ1/USBⅹ4 |
5年 |
|
1512Wh |
1800W |
ACⅹ3/DCⅹ1/USBⅹ4 |
5年 |
|
1002Wh |
1000W |
ACⅹ3/DCⅹ1/USBⅹ4 |
5年 |
※AC:家電を接続するポート
※DC:車載専用家電への給電に使われるポート
※USB:スマホやタブレットの充電に使えるポート
●Jackeryポータブル電源 2000 Pro
Jackeryのポータブル電源の中でトップクラスの大容量と定格出力を確保。大人数でのキャンプや連泊キャンプ、車中泊、防災におすすめの商品です。2200Wの高出力なので、同時に複数の家電を稼働させてもOK。また、キャンプ以外で災害時の備えとして停電時の電源確保に有効利用できます。
・使える家電/2200W以内:ドライヤー・IH調理器・ホットプレート・コーヒーメーカー・電気毛布・ホットヒーターなど
製品名 | Jackeryポータブル電源 2000 Pro |
容量 |
2160Wh |
定格出力 |
2200W/正弦波(最大瞬間出力:4400W) |
出力ポート数 |
ACⅹ3、DCⅹ1、USBⅹ4 |
充電時間 |
AC充電:2.5時間 |
保証期間 |
5年間 |
●Jackeryポータブル電源 1500 Pro
Ultra-Charging System搭載で、コンセントでもソーラーパネルでも最速2時間で充電が可能です。もしキャンプに行く当日に充電を忘れていても素早く対応できるので安心。自宅の家電がほぼ全て使用できるので、連泊の車中泊やキャンプライフにおすすめの商品です。
※Ultra-Charging System:ジャグリ独自の高速充電技術
・使える家電/1800W以内:ドライヤー・ホットプレート・電気ケトルなど
製品名 | Jackeryポータブル電源 1500 Pro |
容量 |
1512Wh |
定格出力 |
1800W/正弦波(最大瞬間出力:3600W) |
出力ポート数 |
ACⅹ3、DCⅹ1、USBⅹ4 |
充電時間 |
AC充電:2時間 |
保証期間 |
5年間 |
●Jackeryポータブル電源 1000 Pro
製品名 | Jackeryポータブル電源 1000 Pro |
容量 |
1002Wh |
定格出力 |
1000W/正弦波(最大瞬間出力:2000W) |
出力ポート数 |
ACⅹ3、DCⅹ1、USBⅹ4 |
充電時間 |
AC充電:1.8時間 |
保証期間 |
5年間 |
ポータブル電源でドライヤーを使う際の注意点
便利なポータブル電源ですが、使い方を間違うと思わぬ危険性も伴います。また、必要な機能と予算についても検討しましょう。
・安心マークを確認する
・水に濡れないようにする
・充電を忘れないようにする
安心マークを確認する
Jackeryのポータブル電源には「防災安全協会推奨マーク」と「PSEマーク」が付いているので安心です。製品を選ぶ際は安全性を保証するマークの有無について確認しましょう。
水に濡れないようにする
アウトドアでポータブル電源を使う場合、水場に近い場所や、水に濡れやすい環境に置く場合もあるでしょう。ポータブル電源は水に濡れると短路やショートのおそれがありますので、野外で使う場合は故障の原因とならないように気をつけましょう。
キャンプ場のシャワー近くでドライヤーを充電するなど、危険性を伴う場所での使用は控えましょう。
充電を忘れないようにする
ポータブル電源は、蓄電量で家電やPCなどを稼働させるアイテムなので、充電を忘れないようにしましょう。また、停電時でも充電できる方法としては、別売りのソーラーパネルをセットで利用すれば、太陽光を使って晴れた日の日中に充電することができます。
関連人気記事:ポータブル電源の寿命とは?寿命を延ばす方法を解説
まとめ
キャンプや車中泊にポータブル電源を1台備えておけば、アウトドアライフに快適さをプラスすることができます。また、野外で使用しないときは、家の中で充電さえしておけば、停電時の電源確保ができます。
なお、Jackeryのポータブル電源を選ぶ際は、ドライヤーをはじめ、使いたい家電の消費電力をチェックして対応できる機種を選ぶと良いでしょう。
コメント