1.アウトドアにモバイルバッテリーがあると何ができる?
アウトドアにモバイルバッテリーがあると、下記のようにさまざまな電子機器の充電・使用が可能です。
・スマホ
・タブレット
・ポータブルスピーカー
・ワイヤレスイヤホン
・扇風機
・電気毛布
スマホやタブレットの充電だけでなく、USB給電対応の扇風機や電気毛布の使用もできます。電源がなくても電化製品を使えるので、アウトドアにはモバイルバッテリーを持っていきましょう。
2.アウトドアのモバイルバッテリーに「ポータブル電源」がおすすめな3つの理由
アウトドアには大容量モバイルバッテリー「ポータブル電源」がおすすめです。ポータブル電源とは、電源がない場所でも電子機器や家電が使える持ち運び可能な蓄電池のことです。おすすめな理由を3つ紹介します。
・容量を気にする必要がないため
・モバイルバッテリーでは使えない家電を使用できるため
・モバイルバッテリーより寿命が長いため
それぞれ詳しく解説します。
●容量を気にする必要がないため
ポータブル電源(可搬型蓄電池)は、モバイルバッテリーに比べて大容量です。たとえば容量10,000mAhのモバイルバッテリーだと、3,000mAhのスマホは2~3回しか充電できません。一方で容量が632Wh(172,162mAh)ある「Jackery ポータブル電源 600 Plus」は約40~50回スマホを充電できます。
ポータブル電源なら「スマホの充電に使おうと思ったのに、バッテリーの充電が先に切れてしまった…」といったトラブルとも無縁です。
●モバイルバッテリーでは使えない家電を使用できるため
ポータブル電源にはAC電源(コンセント)が搭載されています。そのため、USBポートしかないモバイルバッテリーでは使えない下記のような家電も使用可能です。
・テレビ
・電子レンジ
・コーヒーメーカー
・プロジェクター
・ドライヤー
・炊飯器
・電子ケトル
・ホットプレート
モバイルバッテリーのほとんどはUSB出力しかないため、コンセントが必要な家電は使えません。ポータブル電源なら電子レンジや炊飯器などの調理機器が使えるので、アウトドアでの調理の幅が広がります。
●モバイルバッテリーより寿命が長いため
ポータブル電源の寿命は、下記のようにモバイルバッテリーより長いです。
種類 |
寿命 |
充電回数 |
ポータブル電源 |
約10年 |
500回〜4,000回 |
モバイルバッテリー |
1年〜2年 |
300回〜500回 |
モバイルバッテリーは約2年に1回ほどの間隔で買い替えが必要ですが、ポータブル電源は寿命が長く頻繁に買い替える必要はありません。
3.アウトドアのモバイル充電におすすめなポータブルバッテリー6選
アウトドアではバッテリー容量が大きく、コンセントが搭載されているポータブル電源(可搬型の蓄電池)が便利です。ポータブル電源なら12年間で全世界400万台以上の販売販売実績がある、Jackeryがおすすめです。
Jackeryのポータブル電源は、他社製品より15〜20%軽量でコンパクト設計になっています。そのため持ち運びしやすく、車に積んでも場所を取りません。今回はJackeryポータブル電源から、とくにアウトドアにおすすめの6モデルをピックアップしました。予算や目的に合ったモデルを選んで、アウトドアを便利にしましょう。
●Jackery ポータブル電源 2000 Plus
Jackery ポータブル電源 2000 Plusは、2,042Whの超大容量バッテリーと定格出力3,000Wを備えたモデルです。スマホは136回充電可能で、コーヒーメーカーや炊飯器、電子レンジなど消費電力の大きいさまざまな電化製品も使用できます。そのためキャンプや車中泊でも炊きたてのごはんや温めた冷凍食品など、家にいるときと変わらないメニューも簡単に作れます。
また、下記のように合計10ポートが備わっており、同時に複数の電化製品を使用可能です。
・AC5口
・USB4口
・シガーソケット1口
複数人で同時に使えるので、アウトドアだけでなく災害時の非常用電源としても活用できます。さらに、伸縮するハンドルとキャスター付きで、持ち運びしやすい設計です。アウトドアの際に使用場所を選びません。
アウトドアだけでなく災害時の備えとしても活用したい方には、Jackery ポータブル電源 2000 Plusがおすすめです。
●Jackery ポータブル電源 1000 Plus
Jackery ポータブル電源1000 Plusは、バッテリー容量1,264Wh・定格出力2,000Wです。
スマホは65回充電可能で、車載冷蔵庫や液晶テレビ、プロジェクターなどさまざまな電化製品を使用できます。
車載冷蔵庫を持っていけば新鮮な食材を保管できるので、バーベキューで食材や料理の幅が広がるでしょう。クーラーボックスのように、大量の氷や保冷剤を用意する必要もありません。
またAC充電なら1.7時間、ソーラー充電では200Wのソーラーパネルを4枚接続した場合、約2時間でフル充電可能な「高速充電」を実現しました。キャンプでは、遊んでいる間に太陽光で充電するといった使い方もできます。
●Jackery ポータブル電源 600 Plus
Jackery ポータブル電源 600 Plusは、バッテリー容量632Wh・定格出力800Wの中堅モデルです。スマホはもちろんノートパソコンの充電もでき、スマホなら約24回、ノートパソコンは約5回充電できます。電気ケトルや小型炊飯器を使用でき、外でも温かいスープや炊きたてのご飯を食べられるのが嬉しいポイントです。
さらに本体はコンパクトで持ち運びしやすいのがポイント。アウトドアで大活躍すること間違いありません。
また、毎日使っても10年間使える長寿命化を実現しました。寿命が長いため、頻繁にアウトドアで使う方でも故障の心配なく安心して利用できます。手軽にアウトドアで利用したい方は、Jackery ポータブル電源 600 Plusがおすすめです。
●Jackery ポータブル電源 300 Plus
Jackery ポータブル電源 300 Plusは、バッテリー容量288Wh・定格出力は300Wのモデルです。小型モデルながらスマホは約14回、タブレットは約4回充電できます。さらに、扇風機や電気毛布も使用できるので夏や冬のキャンプでは体温調整も可能です。
リュックに入るコンパクト設計のため、非常用電源として災害時に避難所へ持ち運ぶ使い方も問題ありません。しているので、すぐに持ち出して貯めた電気を活用できます。
常に持ち歩いて使いたい方は、Jackery ポータブル電源 300 Plusを検討してください。
●Jackery Explorer 100 Plus
Jackery Explorer 100 Plusはバッテリー容量が99Whのため、機内持ち込みが可能です(※)。サイズも手の平に乗るほどコンパクトで手軽に持ち運べます。
※飛行機内へのバッテリー持ち込みは、容量100Wh以上になると制限があります
小型ながらスマホは約8回、タブレットは約2.5回充電できるので、アウトドアはもちろん出張でも大活躍すること間違いなし。機内で充電しながら長時間スマホやタブレットを使用でき、移動中も作業がはかどるでしょう。またUSB-Cを2口、USB-Aを1口備えているため、最大3つのデバイスを同時に充電できます。
アウトドアだけでなく出張の移動時に活用したい方は、Jackery Explorer 100 Plusがおすすめです。なお価格も先に紹介した4つのモデルよりもお手頃なので、まずはポータブル電源を試してみたい方にもおすすめします。
●Jackery ポータブル電源 240
Jackery ポータブル電源 240は、重量3.1kgと軽量で、かつサイズもコンパクトで持ち運びやすくなっています。ACコンセント1口、USB-A2口、シガーソケットを1口搭載しており、最大4つのデバイスを同時に使用・充電可能です。
バッテリー容量240Wh・定格出力200Wのため、消費電力が合計200W以下の範囲で家電を使用できます。扇風機や電気毛布、車載冷蔵庫などアウトドアに必要な家電は問題なく使用でき、スマホは約14回、ノートパソコンは約3回充電可能です。暑いときや寒いときに扇風機や電気毛布で体温調節ができ、夏や冬のアウトドアでも快適に過ごせるでしょう。
軽くて持ち運びしやすいものを探している方は、Jackery ポータブル電源 240の導入を検討してみてください。
4.アウトドア用モバイルバッテリー(ポータブル電源)の選び方6選
アウトドア用のモバイルバッテリーの選び方を6つ紹介します。
・バッテリー容量で選ぶ
・出力ポートの種類や数で選ぶ
・充電方法で選ぶ
・防水性・防塵性で選ぶ
・充電時間で選ぶ
・PSEマークがあるものを選ぶ
ポイントを押さえて、最適なアウトドア用のモバイルバッテリーを選びましょう。
●バッテリー容量で選ぶ
バッテリー容量は、モバイルバッテリーを選ぶ上で一番重要な要素です。モバイルバッテリーの容量は「mAh」で表され、数値が大きいほど充電できる回数も多くなります。
ただし使用中に電力のロスが発生するため、実際には容量の60%〜80%ほどしか使用できません。たとえば容量5,000mAhのモバイルバッテリーの場合、実際に使えるのは3,000mAh〜4,000mAhほどです。充電したい電子機器のバッテリー容量を調べ、必要な容量以上のものを選びましょう。
●出力ポートの種類や数で選ぶ
モバイルバッテリー・ポータブル電源は、ケーブルの差し込み口である出力ポートの種類や数で選びましょう。出力ポートには、主に次のものがあります。
出力ポートの種類 |
使用・充電できる機器の例 |
USB Type-A |
iPhone |
USB Type-C |
iPhone Androidスマホ MacBook ノートPC ワイヤレスイヤホンなど |
DC(シガーソケット) |
LED照明 DC対応扇風機など |
AC(コンセント) |
電気毛布 扇風機 炊飯器 電子レンジ 電気ケトルなど |
出力ポートが複数あるものを選ぶと、複数の電子機器を同時に使用可能です。モバイルバッテリーを選ぶ際には、使用したい電子機器の数や出力ポートの種類を確認しましょう。
なおポータブル電源はAC出力(コンセント)にも対応しているので、炊飯器や電気ケトルなど、幅広く電子機器を使用したい場合におすすめです。
●充電方法で選ぶ
モバイルバッテリーやポータブル電源には、下記のようにさまざまな充電方法があるので、使いやすいものを選びましょう。
・ケーブルにつなげてコンセントから充電
・パソコンのUSBポートから充電
・車のシガーソケットから充電
・ソーラーパネルから充電
アウトドアには、太陽光でスマホを充電できるタイプがおすすめです。太陽光さえあれば充電できるので、身近に電源がなくても繰り返し使えます。アウトドア用のバッテリーには、太陽光で充電できるタイプを選んでみてください。
●防水性・防塵性で選ぶ
モバイルバッテリーやポータブル電源を選ぶ際には、防水性や防塵性で選ぶことが重要です。防水性や防塵性が高ければ屋外で使用していて急な雨が降っても、ほこりが多い場所で使用しても故障する心配がありません。
防水性や防塵性は、製品に表示されているIP表記で確認できます。IP表記は2003年に国際電気標準会議で定められた、精密機器の水や固形物に対する保護性能を表すものです。
参考:KDDI
アウトドアで利用する際には、「IP67」以上のモバイルバッテリーやポータブル電源を選ぶと良いでしょう。
●充電時間で選ぶ
「使いたいときにすぐ使えるバッテリー」を選ぶには、充電に必要な時間も気にする必要があります。充電時間が長いとすぐにスマホが使えなかったり、待ちきれず充電の途中で使ってもすぐにバッテリー切れになったりするでしょう。
たとえば「Jackery ポータブル電源 600 Plus」なら、最速1時間の高速充電が可能です。モバイルバッテリーもポータブル電源も、充電時間の早いものを選んでみてください。
●PSEマークがあるものを選ぶ
モバイルバッテリーは、PSEマークがあるものを選ぶことが大切です。PSEマークは「電気用品安全法で定められた安全性を満たしていること」を示すマーク。2019年2月よりモバイルバッテリーに表示が義務づけられました。
価格が安いモバイルバッテリーだと表示がないことがあるので、PSEマークがあるか確認しましょう。
なお、ポータブル電源にはPSEマークの表示義務がありません。ただし、充電に使う「ACアダプター」はPSEマーク表示の対象となっています。
5.アウトドアでモバイルバッテリーやポータブル電源を長く使うための3つのポイント
モバイルバッテリーやポータブル電源を長く使うためのポイントを3つ紹介します。
・バッテリーの残量に注意する
・充電したまま放置しないようにする
・保管場所の温度に注意する
それぞれ詳しくみてみましょう。
●バッテリーの残量に注意する
モバイルバッテリーやポータブル電源を長く使うためには、バッテリーの残量に注意することが大切です。充電がない状態やフル充電で長期間保管してしまうと、バッテリーが劣化しやすくなります。
長期間使わずに保管する場合、モバイルバッテリーとポータブル電源の適切なバッテリー残量は次のとおりです。
種類 |
バッテリー残量 |
モバイルバッテリー |
40%~50% |
ポータブル電源 |
60%〜80% |
バッテリーの劣化を防ぎ長く使うためにも、定期的に充電しながら保管しましょう。
●充電したまま放置しないようにする
モバイルバッテリーやポータブル電源を長く使うためには、充電したまま放置しないようにしてください。フル充電状態のまま充電を続けると過充電になり、バッテリーが劣化しやすくなるからです。
モバイルバッテリーやポータブル電源をコンセントに挿したまま放置すると、過充電の状態が長時間続いてしまいます。過充電を防ぐためにも、充電が終わったらバッテリーをコンセントから抜きましょう。
●保管場所の温度に注意する
バッテリーは熱に弱く、高温状態が続くとバッテリーが劣化してしまうため、保管場所の温度には注意しましょう。またバッテリーは低温にも弱く、5度を下回るとバッテリーに負担がかかってしまいます。
モバイルバッテリーやポータブル電源を保管する際は、直射日光が当たる場所や低温になる場所は避けてください。日差しが当たらない部屋や廊下・玄関などへの保管がおすすめです。
まとめ
アウトドアの際にモバイルバッテリーがあると、身近に電源がなくても電子機器の充電ができます。しかしモバイルバッテリーは用途が「スマホの充電」程度に限られてしまうのがネックです。そこでアウトドアには、モバイルバッテリーより寿命が長く、AC出力(コンセント)も搭載するポータブル電源(可搬型蓄電池)を選びましょう。
Jakeryのポータブル電源は、スマホの充電はもちろん、さまざまな電子機器を使用できます。軽量でコンパクト設計なので持ち運びしやすく、アウトドアにぴったりです。キャンプや車中泊をより快適に、より便利にしたい方は、Jakeryのポータブル電源を手に取って使ってみましょう。
コメント