ポータブル電源で暖房を使いたい!暖房が使えるポータブル電源5選

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停電時やキャンプなどの「電気が使えないけど暖房を使いたいシーン」を、ポータブル電源で切り抜けられるかお悩みではないでしょうか。結論、ポータブル電源があれば多くの暖房器具を動かせます。ただしポータブル電源によっては使えない暖房器具があったり、思ったよりも長い時間動かせなかったりするので注意

この記事でポータブル電源で使える暖房、暖房が使えるポータブル電源の選び方とおすすめ商品を詳しく解説しております。

目次

1.ポータブル電源で使うのにおすすめの暖房器具3選

ポータブル電源で使うのにおすすめの暖房器具3選

繰り返しになりますが、ポータブル電源があれば多くの暖房器具を動かすことが可能です。まずはポータブル電源で使うのにおすすめの暖房器具を3つ紹介します。

  • ·こたつ

  • ·電気毛布

  • ·ペレットストーブ

それぞれ、当社のポータブル電源「Jackery ポータブル電源 1000 New」(容量1,264Wh)で暖房器具を稼働できる時間も含め見ていきましょう。

●おすすめの暖房器具①:こたつ

家で停電時などに使うなら「こたつ」がおすすめです。こたつの最大消費電力は一般に500~600Wほどですが、一度暖まったら「弱」運転に切り替えて保温が可能。弱運転では1時間あたり100Wほどしか電力を消費しないので、「Jackery ポータブル電源 1000 New」(容量1,070Wh)では8.5時間前後動かせます

床に厚手のカーペットを敷いたり、掛け布団の枚数を増やしたりすればさらに保温性はアップ。長時間動かせて暖房効率も良い、まさにポータブル電源で使うのに最適な暖房器具といえるでしょう。

ちなみにキャンプなどのシーンでも、簡易的にこたつをつくれます。最近は軽くて使いやすい「こたつテーブル」も多数登場。冬キャンプで寝るまでの時間を快適に過ごすのにもってこいです。

●おすすめの暖房器具②:電気毛布

電気毛布もポータブル電源で動かすのにおすすめの暖房器具です。消費電力は50~60W程度で、「Jackery ポータブル電源 1000 New」(容量1,070Wh)なら12時間前後使えます。冬の夜を乗り越えるにも十分な暖かさです。出力が小さいので、2~3枚の同時使用もできます

持ち運びも簡単なため、停電時はもちろんキャンプなどのアウトドアにも活躍するでしょう。豪雪地帯ではポータブル電源と一緒に車に積んでおいて、雪害で動けなくなった時の対策をしておくのもおすすめです。

●おすすめの暖房器具③:ペレットストーブ

もし家に設置しているなら「ペレットストーブ」もポータブル電源での使用に向いています。ペレットストーブとは、「ペレット」という木質の燃料を燃やして部屋を暖める暖房器具のこと。着火時のみ300~350Wほどの電力を消費しますが、維持には100Wほどしか消費しません(※)。「Jackery ポータブル電源 1000 New」(容量1,070Wh)なら8.5時間以上の使用が可能です。

※参考:リンカルジャパン

火を使っているだけあって、部屋を暖める効果はバツグン。家にある場合しか使えませんが、もしあるなら他の暖房器具より優先して動かしましょう。

2.ポータブル電源で暖房器具を稼働する必要性

ポータブル電源で暖房器具を稼働する必要性

ポータブル電源で暖房が使えれば、特に下記3つのシーンでの安心感が大幅に上がります

  • ·冬の停電時
  • ·秋~春のキャンプ
  • ·雪の日の車中泊

それぞれ見ていきましょう。

●シーン①:冬の停電時

もっとも安心できるのが「冬の停電」が起きたシーンです。冬に停電が起きると、地域によっては氷点下の非常に低い気温の中で夜を超える必要があります。十分に着込んだり毛布にくるまったりしても、低体温症になって体調不良を引き起こすリスクのある気温です。

低体温症は気温の低さのほか、身体の熱不足によって引き起こされるのがポイント。ポータブル電源があれば暖房器具で体温を維持できるのはもちろん、温かい食事を作って身体を内側から温められます。低体温症になるリスクを大幅に軽減できるでしょう。

●シーン②:秋~春のキャンプ

秋から春にかけてのキャンプ場は想像以上に冷え込みます。標高が1,000m高くなると気温は約6.5℃下がる(※)といわれており、標高の高いキャンプ場は秋・春でも氷点下近くなるため注意が必要です。

※参考:お天気.com

特に対策しなければならないのが「地面からの冷え込み」。地面が冷たいと体の芯を冷やしてしまい、低体温症を引き起こしたりそもそも震えるほど寒くて寝られなかったりします。ポータブル電源があれば、電気毛布を使って地面の冷気をシャットアウト可能。オールシーズン快適にキャンプできるでしょう。

●シーン③:雪の日の車中泊

ポータブル電源と電気毛布を携帯しておけば、雪の日の車中泊における安全性が圧倒的に向上します。よくあるのが「雪で車が動けなくなり、道路が通れなくなってしまった」ケース。2022年末には、富山県と石川県を繋ぐ石川県境北陸道と国道3号線で車が動けなくなり、多くの車が長時間の立往生になりました。

参考:富山新聞デジタル

立往生の間エンジンをかけっぱなしにしていれば、ガソリンが徐々に消費されていきます。走らないのにエアコンなどの電装部品を動かし続けた影響で、バッテリー上がりが起きエンジンを掛けられなくなる場合も。エンジンを極力切ってポータブル電源で暖房を使えば、これらのリスクは大幅に軽減されるでしょう。

3.暖房が使えるポータブル電源の選び方5選

暖房が使えるポータブル電源の選び方4選

全てのポータブル電源で、長時間暖房器具を使い続けられるわけではありません。暖房器具に使うポータブル電源は、下記4つのポイントを押さえて選びましょう。

  • ·使う暖房の消費電力よりも定格出力が大きい

  • ·使いたい時間に合った容量がある

  • ·安全性がしっかり考慮されている

  • ・氷点下でも稼働できる製品を選ぶ
  • ·ソーラーパネルがセットになっている

それぞれ詳しく解説します。

●選び方①:使う暖房の消費電力よりも定格出力が大きい

大前提として、使う暖房の消費電力よりも定格出力が大きいポータブル電源を選ぶようにしてください。この前提を守らないと暖房は動きません。たとえば最大消費電力600Wのこたつを動かすなら、ポータブル電源の定格出力も600Wが必要です。

また複数の暖房使用を考えている場合は、それぞれの消費電力を合算した値をポータブル電源の定格出力が上回っていなければいけません。下記3つの暖房を同時に使いたい場合で考えてみましょう。

  • ·こたつ(最大消費電力600W)1台

  • ·電気毛布(最大消費電力60W)1台

  • ·ホットカーペット(最大消費電力200W)1台

3台の消費電力を合計すると860Wとなります。つまりポータブル電源の定格出力は860W以上のものを選ばなければいけません。もちろん、暖房以外の家電を併用する場合も同様の考え方をします。必ず消費電力をチェックして、それに合わせた定格出力のポータブル電源を選んでください。

●選び方②:使いたい時間に合った容量がある

暖房を使いたい時間に合った容量があるポータブル電源を選びましょう。たとえば最大消費電力60Wの電気毛布を10時間動かしたいなら、最低でも60W×10h=600Whの容量が必要です。

同じ60Wの電気毛布を3台、同じく10時間動かしたいなら、60W×10h×3台=1,800Whの容量が必要となります。実際の使用では若干の電力ロスがあるので、10~20%ほど容量に余裕のあるものを選んでみてください。

●選び方③:安全性がしっかり考慮されている

安全性がしっかり考慮されたポータブル電源を選ぶようにしてください。暖房器具は家電の中でも消費電力が大きく、安全性の低いポータブル電源で長時間使うと異常発熱やショートのリスクがあります。最低限下記2つの安全性が担保された製品を選ぶのがおすすめです。

  • ·バッテリーマネジメントシステム(BMS)を搭載している

  • ·防災製品等推奨品の認定を受けている

バッテリーマネジメントシステム(BMS)とは、一般に過充電や過放電による異常発熱を防ぐ装置のこと。防災製品等推奨品とは、防災安全協会が認定する一定基準の安全性・機能性・利便性を満たした製品のことです(※)。

※参考:一般社団法人防災安全協会「推奨品マーク

BMSを搭載し防災製品等推奨品の認定を受けていれば、安全に使える正規の製品だと分かります。なお当社「Jackery」のポータブル電源は2つの条件を満たしているので、安心して暖房用にご購入ください。

●選び方④:氷点下でも動作できる製品を選ぶ

冬キャンプや寒冷地での使用を考えると、氷点下でも動作できるポータブル電源を選ぶことが重要です。万が一、ポータブル電源が寒さで動作しないと、暖房機器が使えなくなり、体温低下による健康リスクが増します。特に冬のキャンプや車中泊では、氷点下でも安定した電源供給ができるモデルを選ぶことが安全性につながります。Jackeryポータブル電源は、動画温度が-10~45℃となり、氷点下の冬でも安全動作できます。

●選び方⑤:ソーラーパネルがセットになっている

停電・キャンプ・車中泊での暖房使用を想定するなら、ソーラーパネルがセットになったモデルがおすすめです。ソーラーパネルがあれば太陽光発電で充電できるので、充電切れの心配なく長時間の暖房使用ができます。

ポータブル電源とソーラーパネルの別途購入も可能ですが、そもそも接続できなかったり、相性が悪く発電量が減ってしまったりするため注意。当社Jackeryの「Jackery Solar Generator」シリーズのように、最適化されたセットモデルを購入するのが良いでしょう。

4.暖房が使えるおすすめポータブル電源5選

最後に当社のポータブル電源とソーラーパネルのセット商品「Jackery Solar Generator」シリーズから、用途別の暖房用おすすめポータブル電源をピックアップしました。当社のポータブル電源はバッテリーマネジメントシステム(BMS)搭載・防災製品等推奨品の認定も受けている安全な製品です。ぜひ用意して停電対策やキャンプ・車中泊での暖房使用を始めましょう。

●一晩電気毛布だけ使えればいい人向け:Jackery Solar Generator 600Plus 

「一晩電気毛布だけ使えればいい」という人には、容量632Whのポータブル電源Jackery Solar Generator 600 Plusがおすすめです。消費電力50~60Wの電気毛布がおよそ8時間使えます。出力100Wのソーラーパネルが付属しており、晴れの日はポータブル電源を最速4.3時間でフル充電可能。晴天が続けば連続使用にも対応します。

●2~3人程度で就寝時の暖を取るなら:Jackery Solar Generator 1000 New

2~3人程度で暖を取る想定なら、容量1,070Whの「Jackery Solar Generator 1000 New」をおすすめします。弱運転で消費電力100Wのこたつなら8.5時間前後の動作が可能。消費電力50~60Wの電気毛布2台同時稼働でも約6時間使えます。定格出力1,500Wのため、暖房以外にも消費電力が1,000Wを超える電子レンジのような家電を使用可能。付属の100Wソーラーパネルで充電すれば、翌日も数時間なら稼働できます。

さらに内蔵バッテリーには、最新技術で作られた「リン酸鉄リチウムイオン電池」を採用しており、10年以上の長寿命化を実現しています。これから家族が増える可能性がある、両親と子ども1人家庭の停電対策に最適でしょう。

●家族で昼間はこたつ・夜は電気毛布を使うなら:Jackery Solar Generator 2000 New

家族で「昼間はこたつ、夜は電気毛布」という使い方がしたいなら「Jackery Solar Generator 2000 New」がおすすめです。2,042Whの容量を備えており、弱運転100Wのこたつなら約16時間、消費電力50Wの電気毛布3枚を約8時間使用できます。家族丸一日分の停電対策や、朝から行って一泊する冬キャンプに最適です。

定格出力は2,2000Wとなっているため、自宅にある暖房以外の家電も軒並み動作可能です。もちろんソーラーパネルで充電できるので、「停電対策しつつアウトドアを楽しみたい」一家にベストなモデルといえるでしょう。

●2~3人程度のキャンプ・車中泊におすすめ:Jackery Solar Generator 1000 Plus

2~3人程度のキャンプや車中泊で使いたいなら、容量1,264Whの「Jackery Solar Generator 1000 Plus」を選ぶと良いでしょう。弱運転で消費電力100Wのこたつなら10時間、消費電力50~60Wの電気毛布2台なら7時間前後使えます定格出力は2,000Wとなっており、消費電力の大きい電気ケトルなどを使ったカンタン湯沸かしにも便利でしょう。

バッテリー容量を最大5Kwhまで拡張できるので、やむを得ず2、3日停電することになっても対応できる優れモノです。

同クラスの他社製品と比較し約20%軽量で、女性や子どもの持ち運びも楽々です。快適で安全なキャンプ・車中泊を目指すなら、ぜひ持っていきたい1台といえます。

●大家族で冬の災害に備えるなら:Jackery Solar Generator 2000 Plus

3世帯ほどの大家族で冬の災害に備えておきたいなら、バッテリー容量を最大24Kwhまで拡張できるポータブル電源「Jackery Solar Generator 2000 Plus」を用意しましょう。定格出力は3,000Wとなっているため、暖房器具を動かしながら電子レンジや電気ケトルも動かせます。

冬の災害対策におすすめの「Jackery Solar Generator 2000Plus」を用意して、ぜひ家族を守れるようにしておきましょう。

まとめ

ポータブル電源があれば、こたつや電気毛布などの暖房器具を動かせます。冬の停電時や秋~春のキャンプ、雪の日のやむを得ない車中泊などのシーンで活躍するでしょう。

ただしポータブル電源は「使う暖房の消費電力よりも定格出力が大きく、使いたい時間に合った容量がある」のが最低限のチェックポイントです。本記事で紹介した「Jackery Solar Generator」シリーズから、目的に合ったものを準備してみてください。

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