1.ポータブル電源で使うのにおすすめの暖房器具3選

繰り返しになりますが、ポータブル電源があれば多くの暖房器具を動かすことが可能です。まずはポータブル電源で使うのにおすすめの暖房器具を3つ紹介します。
● こたつ|弱運転なら消費電力100W程度で長時間使える、ポータブル電源にピッタリの暖房
● 電気毛布|消費電力50〜60W程度で、複数枚の同時使用もしやすい
● ペレットストーブ|着火時のみ電力を使い、維持は少ない消費電力で済む
それぞれ、当社のポータブル電源「Jackery ポータブル電源 1000 New」(容量1,264Wh)で暖房器具を稼働できる時間も含め見ていきましょう。
●おすすめの暖房器具①:こたつ
家で停電時などに使うなら「こたつ」がおすすめです。こたつの最大消費電力は一般に500~600Wほどですが、一度暖まったら「弱」運転に切り替えて保温が可能。弱運転では1時間あたり100Wほどしか電力を消費しないので、「Jackery ポータブル電源 1000 New」(容量1,070Wh)では8.5時間前後動かせます。
床に厚手のカーペットを敷いたり、掛け布団の枚数を増やしたりすればさらに保温性はアップ。長時間動かせて暖房効率も良い、まさにポータブル電源で使うのに最適な暖房器具といえるでしょう。
ちなみにキャンプなどのシーンでも、簡易的にこたつをつくれます。最近は軽くて使いやすい「こたつテーブル」も多数登場。冬キャンプで寝るまでの時間を快適に過ごすのにもってこいです。
●おすすめの暖房器具②:電気毛布
電気毛布もポータブル電源で動かすのにおすすめの暖房器具です。消費電力は50~60W程度で、「Jackery ポータブル電源 1000 New」(容量1,070Wh)なら12時間前後使えます。冬の夜を乗り越えるにも十分な暖かさです。出力が小さいので、2~3枚の同時使用もできます。
持ち運びも簡単なため、停電時はもちろんキャンプなどのアウトドアにも活躍するでしょう。豪雪地帯ではポータブル電源と一緒に車に積んでおいて、雪害で動けなくなった時の対策をしておくのもおすすめです。
●おすすめの暖房器具③:ペレットストーブ
もし家に設置しているなら「ペレットストーブ」もポータブル電源での使用に向いています。ペレットストーブとは、「ペレット」という木質の燃料を燃やして部屋を暖める暖房器具のこと。着火時のみ300~350Wほどの電力を消費しますが、維持には100Wほどしか消費しません(※)。「Jackery ポータブル電源 1000 New」(容量1,070Wh)なら8.5時間以上の使用が可能です。
※参考:リンカルジャパン
火を使っているだけあって、部屋を暖める効果はバツグン。家にある場合しか使えませんが、もしあるなら他の暖房器具より優先して動かしましょう。
2.ポータブル電源で暖房器具を稼働する必要性
●シーン①:冬の停電時
もっとも安心できるのが「冬の停電」が起きたシーンです。冬に停電が起きると、地域によっては氷点下の非常に低い気温の中で夜を超える必要があります。十分に着込んだり毛布にくるまったりしても、低体温症になって体調不良を引き起こすリスクのある気温です。
低体温症は気温の低さのほか、身体の熱不足によって引き起こされるのがポイント。ポータブル電源があれば暖房器具で体温を維持できるのはもちろん、温かい食事を作って身体を内側から温められます。低体温症になるリスクを大幅に軽減できるでしょう。
●シーン②:秋~春のキャンプ
秋から春にかけてのキャンプ場は想像以上に冷え込みます。標高が1,000m高くなると気温は約6.5℃下がる(※)といわれており、標高の高いキャンプ場は秋・春でも氷点下近くなるため注意が必要です。
※参考:お天気.com
特に対策しなければならないのが「地面からの冷え込み」。地面が冷たいと体の芯を冷やしてしまい、低体温症を引き起こしたりそもそも震えるほど寒くて寝られなかったりします。ポータブル電源があれば、電気毛布を使って地面の冷気をシャットアウト可能。オールシーズン快適にキャンプできるでしょう。
●シーン③:雪の日の車中泊
ポータブル電源と電気毛布を携帯しておけば、雪の日の車中泊における安全性が圧倒的に向上します。よくあるのが「雪で車が動けなくなり、道路が通れなくなってしまった」ケース。2022年末には、富山県と石川県を繋ぐ石川県境北陸道と国道3号線で車が動けなくなり、多くの車が長時間の立往生になりました。
参考:富山新聞デジタル
立往生の間エンジンをかけっぱなしにしていれば、ガソリンが徐々に消費されていきます。走らないのにエアコンなどの電装部品を動かし続けた影響で、バッテリー上がりが起きエンジンを掛けられなくなる場合も。エンジンを極力切ってポータブル電源で暖房を使えば、これらのリスクは大幅に軽減されるでしょう。
3.暖房が使えるポータブル電源の選び方5選
全てのポータブル電源で、長時間暖房器具を使い続けられるわけではありません。暖房器具に使うポータブル電源は、下記5つのポイントを押さえて選びましょう。
● 定格出力|使う暖房の消費電力を超えるように選ぶ
● 容量|60Wの電気毛布を10時間使うなら600Whのように計算する。ただし、電力ロスを見込んで10〜20%の余裕を持たせる
● 安全性|BMS(バッテリーマネジメントシステム)搭載と防災製品等推奨品マークなど第三者機関の認定、両方を満たしているかを確認する
● 動作温度|氷点下10℃でも動作するモデルなら、真冬の屋外でも安定して稼働する
● ソーラーパネルとのセット|太陽光で充電できれば停電が長引いても安心。相性問題を防ぐために、最適化されたセットモデルを選ぶ
それぞれ詳しく解説します。
選び方①:使う暖房の消費電力よりも定格出力が大きい
ポータブル電源の定格出力は、使う暖房の消費電力を上回っている必要があります。また、複数の暖房を同時に使う場合は、消費電力の合計を上回る定格出力が必要です。たとえば以下のようなケースでは、合計消費電力の860Wを超える定格出力が必要になります。
● こたつ(最大消費電力600W)1台
● 電気毛布(最大消費電力60W)1台
● ホットカーペット(最大消費電力200W)1台
暖房以外の家電を併用する場合も、同じ考え方で消費電力を合計しましょう。
選び方②:使いたい時間に合った容量がある
暖房を使いたい時間に見合ったポータブル電源の容量を選ぶことも欠かせません。稼働時間の目安は「消費電力(W)×使用時間(h)÷0.8」で計算できます。ケース別の目安は、次のとおりです。
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使いたい家電と時間 |
必要な容量の目安 |
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電気毛布・60Wを10時間 |
750Wh |
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電気毛布・60Wを3台、10時間 |
2,250Wh |
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こたつ弱運転・100Wを8時間 |
1000Wh |
選び方③:安全性がしっかり考慮されている
暖房器具は消費電力が大きいため、安全性の低いポータブル電源で長時間使うと、異常発熱やショートのリスクがあります。最低限、次の2点を満たした製品を選びましょう。
● BMS(バッテリーマネジメントシステム)搭載|過充電・過放電による異常発熱を防ぐ
● 防災製品等推奨品の認定|防災安全協会が定める安全性や機能性・利便性の基準を満たしている
Jackeryのポータブル電源はいずれの条件も満たしており、安心して暖房用に使えます。
選び方④:氷点下でも動作できる製品を選ぶ
冬キャンプや寒冷地での使用を考えると、氷点下でも動作できるポータブル電源を選ぶことが重要です。万が一、ポータブル電源が寒さで動作しないと、暖房機器が使えなくなり、体温低下による健康リスクが増します。特に冬のキャンプや車中泊では、氷点下でも安定した電源供給ができるモデルを選ぶことが安全性につながります。Jackeryポータブル電源は、動画温度が-10~45℃となり、氷点下の冬でも安全動作できます。
選び方⑤:ソーラーパネルがセットになっている
停電・キャンプ・車中泊での暖房使用を想定するなら、ソーラーパネルがセットになったモデルがおすすめです。ソーラーパネルがあれば太陽光発電で充電できるので、充電切れの心配なく長時間の暖房使用ができます。
ポータブル電源とソーラーパネルの別途購入も可能ですが、そもそも接続できなかったり、相性が悪く発電量が減ってしまったりするため注意。当社Jackeryの「Jackery Solar Generator」シリーズのように、最適化されたセットモデルを購入するのが良いでしょう。
4.暖房が使えるポータブル電源おすすめ4選

Jackery(ジャクリ)のポータブル電源はバッテリーマネジメントシステム(BMS)搭載・防災製品等推奨品の認定も受けている安全な製品です。氷点下10℃から動作するため、真冬の屋外でも安心して暖房に使用可能です。
ここでは、用途別の暖房用おすすめポータブル電源製品をピックアップしました。
● Jackery Solar Generator 500 New|電気毛布1枚を一晩分、約7.4時間まかなえる容量
● Jackery Solar Generator 1000 New|こたつなら約8.5時間、電気毛布2枚同時でも約6時間使える。両親と子ども1人の家庭にピッタリ
● Jackery Solar Generator 2000 New|こたつ約16時間、電気毛布3枚で約8時間使え、家族の停電対策や1泊の冬キャンプに
● Jackery Solar Generator 3000 New|こたつと電気毛布を同時にガンガン使っても余裕の容量。大容量ながら27kgで持ち運べるレベル
● Jackery Solar Generator 3600 Plus|拡張バッテリーで容量を最大21,500Whまで増やせ、長期化する停電にも対応
Jackery(ジャクリ)は7年連続で国内ポータブル電源の年間売上・販売台数No.1のブランドです。想定する暖の取り方に合った1台を選びましょう。
一晩、電気毛布だけ使えれば十分という方には、 Jackery Solar Generator 500 Newがちょうどいいサイズです。
容量512Wh・定格出力500W、瞬間最大1,000Wで、消費電力55Wの電気毛布を約6.5時間使えます。就寝時間をひととおりカバーできるボリュームで、朝まで安心です。
さらに、500Whクラスでは最軽量・最小の約5.7kgのボディで、寝室や車内への持ち運びも簡単。荷物をなるべく増やさず、必要最低限の暖房対策をしたい方に選ばれている1台です。
2~3人程度で暖を取る想定なら、容量1,070Whの「Jackery Solar Generator 1000 New」をおすすめします。弱運転で消費電力100Wのこたつなら8.5時間前後の動作が可能。消費電力50~60Wの電気毛布2台同時稼働でも約6時間使えます。定格出力1,500Wのため、暖房以外にも消費電力が1,000Wを超える電子レンジのような家電を使用可能。付属の100Wソーラーパネルで充電すれば、翌日も数時間なら稼働できます。
さらに内蔵バッテリーには、最新技術で作られた「リン酸鉄リチウムイオン電池」を採用しており、10年以上の長寿命化を実現しています。これから家族が増える可能性がある、両親と子ども1人家庭の停電対策に最適でしょう。
③家族で昼間はこたつ・夜は電気毛布を使うなら:Jackery Solar Generator 2000 New
家族で「昼間はこたつ、夜は電気毛布」という使い方がしたいなら「Jackery Solar Generator 2000 New」がおすすめです。2,042Whの容量を備えており、弱運転100Wのこたつなら約16時間、消費電力50Wの電気毛布3枚を約8時間使用できます。家族丸一日分の停電対策や、朝から行って一泊する冬キャンプに最適です。
定格出力は2,2000Wとなっているため、自宅にある暖房以外の家電も軒並み動作可能です。もちろんソーラーパネルで充電できるので、「停電対策しつつアウトドアを楽しみたい」一家にベストなモデルといえるでしょう。
④3~4人程度のキャンプや家族防災におすすめ:Jackery Solar Generator 3000 New
3〜4人でのキャンプや家族防災で、こたつと電気毛布を両方使いたいなら Jackery Solar Generator 3000 Newがおすすめです。
容量3,072Whで、消費電力100W程度の弱運転こたつを使いながら、55Wの電気毛布を2枚同時に稼働しても14.8時間もキープ。電気毛布が3枚に増えても9.1時間も稼働できます。
3000Whクラスともなると持ち運び困難なモデルも多いですが、3000Newは約27kgのボディで、車への積み下ろしも可能。
定格出力3,000Wと余裕があるため、電気ケトルで温かい飲み物を用意するなど、暖房以外の家電もあわせて使えます。
大家族で冬の災害に備えるなら、Jackery Solar Generator 3600 Plusのような大容量モデルが安心です。
3,584Whの容量があれば、55Wの電気毛布3枚を同時に使っても約16.3時間、弱運転100Wのこたつなら約25時間動かせる計算です。停電が長引いても、家族全員分の暖房をしっかりまかなえます。
さらに、専用の拡張バッテリーの追加で、最大21,500Whまで容量を増やすことが可能です。
暖房器具に加えて照明や調理家電も同時に使いたい大家族の備えとして、余裕を持たせておけます。長期化する停電でも、家族の安心をしっかり守れる1台です。
5.ポータブル電源で暖房を使うときの安全上の注意点

ポータブル電源で暖房を使うときは、いくつか注意しておきたい点があります。
● 排気ガスが出るタイプの暖房は十分に換気する|石油ファンヒーターなど燃焼式の暖房を屋内や車内で使う場合は、一酸化炭素中毒を防ぐため換気を徹底する
● 事前にしっかり充電しておく|使う直前ではなく、余裕を持って満充電にしておく
● 定格出力を超えないようにする|暖房と他の家電を同時に使う場合は、消費電力の合計を確認する
● つけっぱなしで寝ない|就寝中はタイマー機能などを活用し、長時間の連続使用を避ける
とくに燃焼式の暖房器具は、換気などの安全対策を忘れずに行いましょう。
6.ポータブル電源と暖房に関するよくある質問(Q&A)
ポータブル電源と暖房に関するよくある質問と、その回答をまとめました。
①石油ファンヒーターもポータブル電源で動かせる?
はい、石油ファンヒーターの消費電力は、点火時で300〜500W程度、燃焼中は50W前後まで下がるモデルが多く、多くのポータブル電源で対応できます。
ただし石油ファンヒーターは燃焼時に排気ガスを出すため、屋内や車内で使う場合は必ず換気をしてください。
②セラミックヒーターはポータブル電源で何時間動く?
消費電力600Wのセラミックヒーターを基準にすると、ポータブル電源の容量ごとの稼働時間は以下のとおりです。
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機種 |
容量 |
稼働時間目安 |
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1,070Wh |
約1.4時間 |
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2,042Wh |
約2.7時間 |
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3,072Wh |
約4.2時間 |
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3,584Wh |
約4.9時間 |
長時間使いたい場合は、容量の大きいポータブル電源を選びましょう。
③暖房を一晩使うには、どのくらいの容量のポータブル電源が必要ですか?
たとえば消費電力55Wの電気毛布を一晩8時間使うなら目安は約550Wh、消費電力100Wのこたつなら約1,000Whのポータブル電源が必要です。
暖房の消費電力(W)に使用時間をかけ、電力のロス分を見込んで0.8で割ると必要なポータブル電源の容量目安が分かります。
こたつや電気毛布以外の暖房を使う場合は、それぞれの消費電力に合わせて計算し直しましょう。
④車中泊で暖房を使う場合の注意点はありますか?
車内の換気とバッテリー残量の確保が注意点です。燃焼式の暖房を使う場合は、一酸化炭素中毒を防ぐため必ず窓を少し開けるなどして換気してください。一酸化炭素チェッカーを置いておき、もし一酸化炭素濃度が上がってきたら気づけるようにしておくのもおすすめです。
電気毛布のような電気式の暖房の場合、車中泊は長時間になりやすいため、あらかじめ十分な容量を確保しておきましょう。
⑤ポータブル電源とガス暖房はどちらがおすすめですか?
ポータブル電源とガス暖房は、それぞれおすすめのケースが異なります。
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種類 |
おすすめのケース |
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・燃料がない ・屋内や車内で暖房を使いたい ・騒音を出したくない |
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ガス暖房 |
・暖房で電力を消費したくない ・より高い出力の暖房で早く暖まりたい ・潤沢に燃料がある |
両方を用意しておき、状況に応じて使い分けるのもひとつの方法です。ただし、基本的に屋内では、排気が出ないポータブル電源と電気式の暖房の組み合わせをおすすめします。
まとめ
ポータブル電源があれば、こたつや電気毛布などの暖房器具を動かせます。冬の停電時や秋~春のキャンプ、雪の日のやむを得ない車中泊などのシーンで活躍するでしょう。
ただしポータブル電源は「使う暖房の消費電力よりも定格出力が大きく、使いたい時間に合った容量がある」のが最低限のチェックポイントです。本記事で紹介した「Jackery Solar Generator」シリーズから、目的に合ったものを準備してみてください。

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