1.屋外や停電時に電気毛布を使うにはポータブル電源が必須
2.【使いたい時間・枚数別】電気毛布におすすめのポータブル電源5選
アウトドアや災害時に電気毛布を使うなら、下記の理由からJackeryのポータブル電源がおすすめです。
- ・累計販売台数400万台以上で全世界で信頼されるポータブル電源メーカー
- ・最大5年間の長期保証・日本語サポート充実で安心
- ・自己放電が非常に少なく、長期保管していてもすぐに使える
- ・ソーラーパネルで充電できるから停電が長期化しても電力を確保できる
ここからは、電気毛布におすすめのポータブル電源を使いたい時間・枚数別(※)に紹介していきます。 ※電気毛布1枚あたり50Wとして計算
①【1枚:約4時間】Jackery Solar Generator 240New Plus 100W ポータブル電源 ソーラーパネル セット
容量256Whの「Jackery ポータブル電源 240 New」と「Jackery SolarSaga 100W」がセットになった製品です。
重量約3.6kgと超軽量・コンパクトなので、キャンプや車中泊だけでなく災害時にもさっと手軽に持ち出せます。UPS機能やパススルー機能が搭載されているので、コンパクトながらハイスペックなアイテムです。
②【1枚:約10時間】Jackery Solar Generator 600 Plus 100W ポータブル電源 ソーラーパネル
容量632Whの「Jackery ポータブル電源 600 Plus」とソーラーパネル「Jackery SolarSaga 100」がセットになった製品です。
本体重量約7.3kgと軽量ながら、アウトドアから災害まで幅広く活躍する人気の中容量モデルです。
③【2枚:約8.5時間】Jackery Solar Generator 1000 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネルセット
「Jackery ポータブル電源 1000 New」と「Jackery SolarSaga 100」がセットになった製品です。電気毛布以外にも電子レンジやルームエアコンなど、消費電力が大きい家電も動かすことができます。
1000Wh~1500Whクラス帯で最軽量とコンパクトを実現できています。アウトドアから防災対策まで大活躍間違いなしのアイテムです。
④【2枚:約10時間】Jackery Solar Generator 1000 Plus 100 Mini ポータブル電源 ソーラーパネル セット
「Jackery ポータブル電源 1000 Plus」と「Jackery SolarSaga 100W Mini」がセットになった製品です。
ポータブル電源は、容量拡張機能を搭載して、バッテリーパックの増設により、バッテリー容量を1,264Whから最大5Kwhまで増やせます。
⑤【2枚:約16時間】Jackery Solar Generator 2000 New ポータブル電源 セット
「Jackery ポータブル電源 2000 New」と、ソーラーパネルがセットになっています。2,000Whクラスの主流モデルよりもサイズが約40%小さく、約34%軽量化された新モデルです。サイズ感も約40%小さくなっているので、収納場所にも困らず持ち運びやすさも抜群。
容量も大きくほぼすべての家電が使用できるので、大人数でのキャンプや3〜5人家族の防災対策、長期間の車中泊におすすめです。
3.電気毛布向けのポータブル電源の選び方
電気毛布向けのポータブル電源を選ぶ際、注目すべきポイントは次の5点です。
【電気毛布向けのポータブル電源の選び方】
- ・バッテリーの容量
- ・出力波形
- ・出力ポートの形状
- ・安全性の確認
- ・電源以外の便利な機能
・コンパクトさ・使いやすさ
災害時の非常用電源としてポータブル電源を購入する場合は、2~3日程度使用可能な容量とLEDライトを備え、ソーラー充電に対応した製品を選ぶと良いでしょう。では具体的にそれぞれのポイントを詳しく解説していきます。
バッテリーの容量を検討する前に、電気毛布の消費電力を確認しましょう。一般的な電気毛布の消費電力は50Wであり、寒い夜間に使うことを考えると6~7時間程度使える容量があると良いでしょう。使う電気毛布が1枚であれば300~350Whの容量が必要です。2枚なら700~800Wh程度の容量があると良いでしょう。
キャンプや車中泊以外に、災害時の備えとしてポータブル電源を購入する際は、電気毛布以外の家電にも使えるよう1,000Wh以上の容量があると安心です。
ただし容量が大きければその分、高価になり、サイズや重量も大きくなります。目的を考えずにとりあえず容量が大きいものを買うのではなく、どんな場面でどんな機器を何台つなぐのか、ポータブル電源の使用用途を具体的に考えて選びましょう。
②出力波形
出力波形とは、ポータブル電源に蓄えた直流電流(DC電源)を交流電流(AC電源)に変換する際に使用される、インバーターという部品から出力される電気波形のことを指します。
出力波形には正弦波と、正弦波に疑似的に近づけた矩形波の2種類があります。家庭やオフィスの一般的なコンセントから出力されているのは交流の正弦波、または純粋正弦波と呼ばれる出力波形です。家庭用電源で使うテレビ、スマートフォン、暖房機器、パソコンといった電気機器の大半は、正弦波の電気で使うことを前提としています。そのため、正弦波を出力するポータブル電源であれば用途を選ばず使えるため使い勝手が良いでしょう。
しかし、一部のポータブル電源は低価格を実現するために、正弦波ではなく矩形波を出力するインバーターを搭載しています。矩形波を出力するポータブル電源に正弦波を前提とした電気機器をつなぐと、正常に動作しなかったり、故障や劣化を引き起こしたりなどのトラブルが生じる恐れがあります。ポータブル電源に繋ぐ電気機器の対応波形をチェックし、適した波形の製品を選びましょう。
Jackery(ジャクリ)なら、すべてのポータブル電源が正弦波を出力します。価格も15,900円〜419,000円とラインナップが豊富なので、予算や使用したい容量に合わせて選択可能です。
③出力ポート種類
出力ポートの種類も使い勝手を大きく左右します。一般的なポータブル電源には、以下の3種類の出力ポートが備わっています。
- ・AC出力
- ・USB出力
- ・DC出力
電気毛布を使うにはAC出力ポートが必要です。AC出力は、一般的な家庭用電源のコンセントと同じ交流100Vの電力を出力します。電子レンジや電気ケトル、IHクッキングヒーター、扇風機、スマートフォン、タブレット、パソコンまで、大半の家庭用電気機器で使用可能です。USB出力(タイプA、タイプC)は、パソコンにも備わっている出力ポートです。
スマートフォンやタブレットは、AC出力のコンセントからはACアダプターを介さないと充電できませんが、USB出力であればUSBケーブルを直結して充電ができます。加えて、車のシガーソケットと同様のDC出力が備わっており、車載冷蔵庫など車載専用の電気機器への電源供給が可能です。
ポータブル電源に挿して使う機器を具体的に考え、必要なポート数がそろっている製品を選びましょう。スマートフォンやタブレットへの充電をあまり重視しない場合や、ACアダプター経由で充電できれば十分な場合は、汎用性の高いAC出力が充実した機種がおすすめです。車載専用の電気機器を使うのであれば、DC出力もあることが必須です。
「Jackery」のポータブル電源には、AC出力ポート・DC出力ポート・USBポート(A・C)の3種類が搭載されています。たとえば「Jackery ポータブル電源 2000 Plus」なら、同時に最大10台の機器に給電が可能です。
④安全性の確認
電気を扱う以上、ポータブル電源の安全性は気になるところです。ポータブル電源の安全性を認定するマークとして、防災安全協会推奨マークとPSEマークの2種類があります。
【安全性の指標になるマーク】
- ・防災安全協会推奨マーク:防災安全協会の認定を取得した製品を示すマーク。「災害時に有効に活用できて安全と認められる防災用品」と認定された製品が使用可能。
- ・PSEマーク:電気用品安全法で定められた技術基準適合義務、検査義務などを履行しPSEマーク検査に合格したことを示すマーク。ACアダプターの安全性が示されている。
ポータブル電源は、リチウムイオン電池を搭載した電気機器です。リチウムイオン電池は高出力で優れた特性を持つ便利な電池ですが、異常発熱や火災、破裂のような重大事故も多発しています。そのため認定マークを確認し、安全性の高い製品を選ぶ必要があります。
またPSEマークはACアダプターに対する安全性を示すマークであることから、ポータブル電源にACアダプターがないモデルにはPSEマークがありません。仮にPSEマークがなくても安全性が劣ることを意味するわけではため、ACアダプターの有無を確認すると良いでしょう。
Jackeryのポータブル電源は防災安全協会推奨マークの取得・アダプターのPSEマーク取得をしているのはもちろん、下記の点で安全性を確保しているのがポイントです。
- 12種類のバッテリー保護システムを搭載
- 9mの高さから3回落下させる耐衝撃試験を実施
- 3mの高さから535gのスチールボールを3回落下させてぶつける耐重量試験を実施
昨今は安価なポータブル電源の故障や爆発事故が相次いでいます。トラブルのない安全なポータブル電源が欲しい方は、Jackery(ジャクリ)の製品を選んでみてください。
⑤コンパクトさ・使いやすさ
ポータブル電源を選ぶ際は、重量やサイズ感も重視しましょう。一般的にポータブル電源は、容量が大きくなるとサイズ感も大きくなります。
必要以上に容量が大きいものを選んでしまうと、「重くて持ち運びにくいし気軽に使えない」「大きすぎて収納場所がない」となるかもしれません。ポータブル電源を選ぶ際は使用目的や使用場所、収納スペースに合わせたものを選びましょう。
「Jackery(ジャクリ)」では、手のひらサイズの小さいものから約29kgとやや重量のあるものまで豊富なラインナップを用意しています。重量のあるモデルでもキャスターや取っ手がついているので、持ち運びやすさ抜群でおすすめです。
⑥電源以外の便利な機能
ポータブル電源の中には、電源以外にも役立つ機能が搭載されているものもあります。近年増えているのがソーラー充電機能を搭載した機種です。通常のポータブル電源の電力はバッテリーのため、使い切ったら充電が必要ですが、ソーラー充電に対応した機種であれば充電し忘れていても太陽光発電パネルさえあれば充電できるため、キャンプや車中泊での連泊時はもちろん、災害時にも役立つでしょう。
ライト機能を搭載した機種では、キャンプや車中泊だけでなく、災害時や停電時に電源が確保できない状況でも照明器具として活用できるため便利です。他にもUSB経由の高速充電に対応している機種もあります。スマートフォンといった端末やケーブルも高速充電に対応している必要がありますが、対応していれば端末を素早く充電できます。
例えば、当社の「Proシリーズ」「Newシリーズ」などの一部ポータブル電源には、埋め込み型のLEDライトが搭載されています。懐中電灯がなくても、ポータブル電源がライトの代わりを担ってくれます。緊急時に目立つ形で点滅するSOSモードも搭載されているので、停電時など明かりのない場所でも安心です。
4.ポータブル電源で電気毛布は何時間使える?
電気毛布の使用時間は、電気毛布の消費電力(W)とポータブル電源の電気容量(Wh)から計算できます。具体的な計算方法は下記のとおりです。
【計算方法】ポータブル電源の電気容量(Wh)×0.8÷ 電気毛布の消費電力(W)
例えば電気毛布の消費電力が50Wの場合、以下のように使用時間が求められます。
-
・300Whのポータブル電源:4.8時間(300Wh×0.8÷50W)
・500Whのポータブル電源:8時間(500Wh×0.8÷50W)
●電気毛布の使用枚数が増える場合
災害時やキャンプで電気毛布を複数枚使用する場合、枚数が増えると消費電力も大きくなるため、使用枚数に応じて容量の大きいポータブル電源が必要です。例えば消費電力が50Wの電気毛布を6時間使いたい場合、以下のとおり必要なポータブル電源が違いますので注意しましょう。
- ・2枚使う場合:50W×6時間w÷0.8×2枚=750Wh以上のポータブル電源が必要
- ・3枚使う場合:50W×6時間÷0.8×3枚=1125Wh以上のポータブル電源が必要
●気温によっても使用可能時間が異なる
ポータブル電源にはリチウムイオン電池が使用されています。リチウムイオン電池は温度に影響を受けるため、高・低温の状況では充電効率や出力低下が生じやすくなります。そのため、ポータブル電源には動作温度が定められています。状況次第では8時間使えるはずなのに、実際には5時間しか使えないといったことも起こり得ます。
冬場に使うことを前提とした場合、以下のような特徴を持ったポータブル電源を選ぶと良いでしょう。
- ・低温状態、特に氷点下でも使える
- ・対応温度の範囲が広い
また電源メーカーの保温バッグに入れておくのも、極度に冷やさないために有効です。
●電気毛布の出力を弱めれば使用時間を長くできる
電気毛布の出力を弱めれば消費電力が下がるため、長時間の使用が可能になります。先ほど電気毛布の使用可能時間を求めるにあたり、電気毛布の消費電力を50Wとして計算しましたが、これは一般的な電気毛布における最大出力時の値です。もしも電力を30Wに抑えた場合に、電気容量が600Whのポータブル電源で電気毛布を使うと、以下のように使用可能時間に差が生じます。
- ・出力50Wで使う場合:600Wh×0.8÷50W = 9.6時間
- ・出力30Wで使う場合:600Wh×0.8÷30W = 16時間
●電気毛布の選び方
電気毛布を選ぶ際のポイントは、以下の2つです。
- ・機能
- ・素材
電気毛布は製品によって、温度調節やタイマーなどさまざまな機能が搭載されています。中には周りの温度に合わせて温度を自動調整してくれるものもあるので、自分に合う機能が搭載された電気毛布を選びましょう。
また電気毛布は、製品によって素材もさまざまです。肌触りの良さを重視したい方は、どんな素材でできているのかもチェックしましょう。
5.ポータブル電源で電気毛布を使えば電気代を節約できる!2つの方法
ポータブル電源はアウトドアや防災対策として使用されていますが、実は電気代節約の効果も期待できます。
ここからは、ポータブル電源で電気代を節約する2つの方法を解説していきます。
方法①ソーラーパネルで充電した電気で電気毛布などの家電を動かす
ポータブル電源で電気毛布を使って電気代を節約するなら、ソーラーパネルと併用するのがおすすめです。
天気のいい日にベランダなどにソーラーパネルを設置し、太陽光で発電をした電気で電気毛布などの家電を動かすことができます。太陽光で発電しているので、もちろん電気代はかかりません。
なおJackeryのソーラーパネルは、発電効率が24~25%台と非常に高いのがポイント。一般的なソーラーパネルは「発電効率20%以上」で性能が良いといわれています。Jackeryのソーラーパネルで、効率的に電気代を節約しましょう。
方法②電気代が安い時間に充電してお得に電気を使う
ソーラーパネルがない場合には、夜間に電気代が安くなるプランに切り替えるのがおすすめです。
夜間に充電した電気を電気代が高い日中に使用する電気毛布などの家電に給電すれば、電気代の節約ができます。
日中によく電気を使う人やテレワークでパソコンをよく使う人は、夜間にポータブル電源を充電して日中に貯めた電気を使用しましょう。
まとめ
近年のアウトドア人気の盛り上がりで注目を集めるポータブル電源は、テント泊や車中泊だけでなく、災害時や停電時のような非常時まで幅広い使い道があります。最近のポータブル電源にはソーラーパネルを接続して充電する機能を備えた製品も多く発売されています。
ソーラーパネルにより非常時やアウトドア時のポータブル電源の再充電だけでなく、平常時でも電力を自給自足するライフハック的な使用法も考えられます。ポータブル電源の購入にあたっては、電源に接続する電気機器の入力形状や消費電力、必要電力量を考え、安全性を示すマークを確認しながら適切な製品を選びましょう。
コメント