太陽光発電で電気代はどれくらい安くなる?平均・シミュレーションや蓄電池の効果を解説

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「太陽光発電を導入すると電気代はどれくらい安くなる?」と、気になっている方も多いでしょう。太陽光発電は発電した電気を自家消費することで、電力会社から購入する電力量を減らせます。 

この記事では、太陽光発電で期待できる年間の電気代削減額をシミュレーション。蓄電池を併用した場合の電気代節約効果や初期費用、回収期間まで詳しく解説します。導入によるメリットを知り、自宅に合った方法を検討してみましょう。

目次
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1.太陽光発電で電気代はどれくらい安くなる?

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太陽光発電では、発電した電気を自宅で使う「自家消費」によって電気代を削減できます。太陽光発電で電気代はどれくらい安くなるのか、ポイントは以下のとおりです。 

● ソーラーパネルで発電した電気を自宅で使うと購入する電力量が減り、毎月の電気代を削減できる

● 3kWの太陽光発電では目安として年間約3.3万円の電気代が削減できる

● 5kWでは目安として年間約5.5万円の電気代削減ができる

● 太陽光パネルの発電量と消費電力が同じでも、基本料金や夜間・雨天時に購入する電気の料金がかかるため、電気代が0円にはならない 

以下で、詳しく解説していきます。

①太陽光発電で電気代が安くなるのは「自家消費」で購入電力量を減らせるから

太陽光発電を設置すると日中に発電した電気を家庭で使えるため、電力会社から購入する電力量を減らせます。これが「自家消費」です。たとえば電気料金の目安単価31円/kWhで計算すると、5kWhの自家消費で約155円分の電気料金を削減できます。 

太陽光発電による電気代削減額は、発電量が多いほど大きくなります。ただし、ソーラーパネルで発電した電気をすべて自家消費できるわけではないため、実際の削減額を考える際は年間発電量だけでなく、自家消費率も確認しましょう。

参考:公益社団法人 全国家庭電気製品 公正取引協議会

関連人気記事:太陽光発電は自家消費に役立つ!家庭で使う7つ魅力と5つの導入ポイントを徹底解説

②3kWの太陽光発電なら年間約3.3万円の電気代削減が目安

3kWの太陽光発電を設置した場合、年間の発電量は約3,000kWhが目安です。この数値は、JPEAが示す「太陽光発電1kWあたり年間約1,000kWh」という発電量をもとにしています。ただし、太陽光パネル発電した電気のすべてを家庭で使えるとは限りません。自家消費率35.2%(※)、電気料金31円/kWhとして、太陽光発電で実際に電気代をどれくらい削減できるのか以下で計算してみましょう。 

● 年間発電量:約3,000kWh

● 年間自家消費量:3,000kWh×35.2%=1,056kWh

● 年間の電気代削減額:1,056kWh×31円=32,736円 

この条件では、3kWの太陽光発電によって年間「約3.3万円」の電気代削減が期待できます。ただし実際の太陽光発電量は屋根の向きや傾斜、日射条件などによって変わります。約3.3万円という金額は、一定の条件を設定した場合の目安として考えましょう。 

※自家消費率35.2%:経済産業省の資料のデータをもとに算出した平均値です。 

参考:太陽光発電協会|太陽光発電により、家庭で使用する電気を全部まかなえますか?

参考:経済産業省|太陽光発電について

参考:公益社団法人 全国家庭電気製品 公正取引協議会

③5kWの太陽光発電なら年間約5.5万円の電気代削減が目安

5kWの太陽光発電を設置した場合、年間の発電量は約5,000kWhが目安です。自家消費率35.2%(※)、電気料金31円/kWhとして、ソーラーパネルによる太陽光発電で実際に電気代をどれくらい削減できるのか以下で計算してみましょう。 

● 年間発電量:約5,000kWh

● 年間自家消費量:5,000kWh×35.2%=1,760kWh

● 年間の電気代削減額:1,760kWh×31円=54,560円 

この条件では5kWの太陽光発電によって、年間「約5.5万円」の電気代削減が期待できる計算です。使い切れない電気は余剰電力となるため、昼間に家電を使うなど自家消費を増やすことが電気代を抑えるポイントです。 

※自家消費率35.2%:経済産業省の資料のデータをもとに算出した平均値です。 

参考:太陽光発電協会|太陽光発電により、家庭で使用する電気を全部まかなえますか?

参考:経済産業省|太陽光発電について

参考:公益社団法人 全国家庭電気製品 公正取引協議会

④年間発電量と年間消費電力が同じでも電気代は0円にならない

「ソーラーパネルの年間発電量と年間消費電力が同じなら、電気代は0円になるのでは?」と思う方も多いでしょう。しかし、太陽光パネルの年間発電量と消費電力量が同じでも、電気代は0円になりません。 

太陽光発電は主に日中に発電しますが、家庭では夜間にも電気を使用します。日中に発電した電気が余ったら売電できる一方、夜間は電力会社から電気を購入しなければいけません 

太陽光発電協会(JPEA)でも太陽光発電は夜間に発電しないため、家庭で使用する電気をすべてまかなうことはできないと説明しています。 

※設置工事不要で手軽に導入できる太陽光発電蓄電池:


2.太陽光発電+蓄電池・オール電化で電気代はさらに安くなる?

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太陽光発電は、蓄電池やオール電化と組み合わせることで発電した電気を夜間にも活用ができます。 

● 蓄電池を追加すると、年間の節約額が約2.8万円増える

● 太陽光発電と蓄電池を備えたオール電化住宅では、年間約15.6万円を削減できる 

以下で、詳しく解説していきます。

①5kWhの蓄電池を併用すると年間約4.5万円の節約効果がアップ

太陽光発電と蓄電池を組み合わせると、日中に発電した余剰電力を蓄え、夜間にも利用できます。これにより、電力会社から購入する電気を減らしやすくなる仕組みです。 

経済産業省の資料では、家庭用蓄電システムの充放電効率を85%、電力単価を29.7円/kWhとして試算しています。これをもとに、5kWhの蓄電池を毎日1回、満容量分使用できると仮定すると、年間の電気代削減額は「5kWh×85%×29円/kWh×365日=約45,000円」です。 

ただし、実際には天候によって太陽光の発電量が変動するほか、毎日5kWhを満充電できるとは限りません。実際の節約額は発電量や電力使用量、蓄電池の運用方法などによって異なります。 

参考:経済産業省

②オール電化住宅+太陽光5kW+蓄電池9.8kWhなら年間約15.6万円の電気代削減

オール電化住宅では家庭で使用するエネルギーを電気に集約しているため、太陽光発電との組み合わせで電力会社から購入する電気を減らしやすくなります。さらに蓄電池があれば、昼間に発電した電気を夜間にも利用できる仕組みです。 

環境省の資料では、大阪市内の4人家族・共働き世帯をモデルに「太陽光5kW+蓄電池9.8kWh」を導入したケースを試算しています。オール電化住宅では、導入前の月約1万9,000円から導入後は約6,000円となり、年間約15.6万円の電気代削減となる結果です。 

なお自家消費率90%など一定の条件による試算のため、実際の削減額は家庭によって異なります。 

参考:環境省|重点対策加速化事業を活用した 戸建て住宅への太陽光発電設備導入について

関連記事:オール電化の電気代はどれだけ上がる?今こそ行いたい8つの節電方法を教えます

3.太陽光発電で電気代が安くならない原因とさらに安くする方法

太陽光発電を設置しても、期待したほど電気代が安くならないケースがあります。太陽光発電による電気代節約効果を上げるための主なポイントは。以下のとおりです。 

● 発電量が少ない場合は、パネルの汚れや影など発電量が低下する原因を確認する

● 昼間に電気をあまり使わない家庭は、家電の使用時間を発電時間に合わせる

● 夜間の電力購入が多い場合は、蓄電池で昼間の余剰電力を夜に活用する

● 電気料金が高い場合は、太陽光発電と相性のよい料金プランへの変更を検討する 

以下で、詳しく解説していきます。

①太陽光パネルの発電量が少ない場合は、原因を確認して発電効率を改善する

太陽光発電の電気代削減効果が小さいときは、まず発電量が少なくなっていないか確認しましょう。発電量は、以下のような条件によって変わります。 

● 日射量

● 太陽光パネルの汚れ

● 周囲の影

● 太陽光パネルの向き・傾斜

● 気温

● 太陽光パネルの劣化

● 積雪 

発電量が以前より明らかに減っている場合は、モニターで発電状況を確認してみましょう。パネルの汚れや周囲の影など原因を取り除ける場合は対策し、改善しないときは専門業者へ点検を依頼するのがおすすめです。

関連記事:ソーラーパネルの発電量はどのくらい?1日・1枚・年間の発電量目安を解説

②昼間に電気を使って自家消費を増やし、余剰電力を減らす

太陽光発電は日中に発電するため、昼間に電気をあまり使わない家庭では発電した電気が余りやすくなります。電気代を抑えるには余剰電力を売電するだけでなく、発電した電気を自宅で使う「自家消費」を増やすこともポイントです。 

洗濯機や食器洗い乾燥機、掃除機など使用する時間を調整しやすい家電は、発電量が多い日中に使うなど工夫してみましょう。家電を使う時間帯を少しずつ変えるだけでも、自家消費を増やしやすくなります。 

またHEMS(※)を導入している場合は、発電量と電力使用量を確認し、どの時間帯に電気を多く使っているのかを把握できます。実際のデータを参考に家電を使う時間帯を調整すれば、より効率的に自家消費を増やせます。 

家庭の生活スタイルに合わせて発電した電気の使い方を考えることが、電気代を抑えるポイントになります。 

※HEMS:家庭の電力使用量をなどを見える化・管理するシステム

③夜間に購入する電気が多い場合は、蓄電池を活用して昼間の電気を夜間に使う

太陽光発電は夜間に発電しないため、夜に電気を多く使う家庭では電力会社から購入する電気が増えやすくなります。そこで活用できるのが、蓄電池です。 

日中に発電した電気のうち、使い切れなかった分を蓄電池に貯めておけば夜間に取り出して使用できます。発電した電気を時間をまたいで活用できるため、夜間の電力購入量を減らせるのがメリットです。 

とくに太陽光発電の余剰電力が多く、夜間の電力使用量も多い家庭の場合は、蓄電池を導入して自家消費率をアップさせましょう。

④電気料金が高い場合は、太陽光発電と相性のいい料金プランに見直す

太陽光発電を設置していても電力会社から購入する電気の料金単価が高ければ、電気代が思ったほど下がらない場合があります。その場合は、現在契約している料金プランを見直してみましょう。 

太陽光発電を導入すると昼間の電力購入量が減るため、夜間の電気料金が比較的安いプランを選ぶのがポイントです。家庭の電気の使い方に合った料金プランを選べば、より節約効果が期待できます。 

ただし料金プランは電力会社や地域、契約内容によって異なります。現在のプランと太陽光発電を導入した場合の電気料金を比較して、家庭に合ったプランを選びましょう。

関連記事:ベランダ用太陽光発電キットおすすめ6選!メリットやデメリット・選び方も解説

4.太陽光発電の初期費用はいくら?何年で元を取れる?

太陽光発電は電気代を削減できる一方、導入時にはまとまった初期費用がかかります。初期費用と回収期間のポイントは以下のとおりです。

● 太陽光発電3kWで約77万円、5kWで約128万円、10~15年程度で回収が目安

● 太陽光発電5kW+蓄電池10kWhでは、導入費用が約250万円、回収まで16年程度かかる可能性がある

● 自治体によっては最大100万円の補助金が出る制度もあり、初期費用を抑えられる 

以下で、詳しく解説していきます。

①太陽光発電の設置費用は、3kW「約77万円」・5kW「約128万円」!10年で回収が目安

経済産業省の資料では、住宅用太陽光発電(10kW未満)の2026年度の想定システム費用は1kWあたり25.5万円です。これをもとにすると、3kWなら約77万円、5kWなら約128万円が設置費用の目安になります。 

5kWで年間約5,000kWh発電し、自家消費率30%、電気料金27.31円/kWhとすると、電気代の削減効果は年間約4.1万円です。残りをFIT価格24円/kWhで売電した場合、年間約8.4万円の収入となり、合計約12.5万円の経済効果が見込めます。単純計算では約10年で初期費用を回収できる計算ですが、5年目以降は売電価格が下がるため、実際の回収期間は長くなる可能性があります。 

参考:経済産業省|令和8年度以降の調達価格等に関する 意見

②太陽光発電5kW+蓄電池10kWhの導入費用は約250万円!回収には16年程度かかる可能性も

5kWの太陽光発電に10kWhの蓄電池を組み合わせると、導入費用は大きくなります。経済産業省の資料をもとにすると、5kWの太陽光発電は約127.5万円、10kWhの家庭用蓄電システムは本体価格と工事費を合わせて約121万円です。合計すると約248.5万円が目安となります。 

「オール電化住宅+太陽光5kW+蓄電池9.8kWhなら年間約15.6万円の電気代削減」で解説したように、蓄電池導入時の年間の電気代削減効果を約15.6万円とすると、単純計算で約250万円の導入費用を約16年で回収可能です。ただし、実際の回収期間は発電量や電力使用量、電気料金、蓄電池の充放電ロスなどによって変わります。 

参考:経済産業省|令和8年度以降の調達価格等に関する 意見

参考:経済産業省|家庭用及び業務・産業用蓄電システムに関する課題整理

③自治体によっては100万円以上の補助金も!制度を活用してお得に導入しよう

太陽光発電の初期費用を抑える方法として、自治体の補助金制度があります。補助額や対象設備、申請条件は自治体ごとに異なるため、導入前に確認しておきましょう。 

例えば和歌山県那智勝浦町では、個人向け制度として太陽光発電1kWあたり9万円、上限90万円の補助が設けられています。たとえば5kWを設置する場合、単純計算では45万円が補助額の目安です。 

補助金を利用できれば自己負担額を抑えられるため、初期費用の回収期間を短くできる可能性があります。お住まいの自治体で利用できる制度がないか、太陽光発電を導入する前に確認してみましょう。 

参考:和歌山県那智勝浦町

関連記事:太陽光パネルの補助金まとめ!お得に導入したい方必見

5.電気代を節約したいなら安価で工事不要の「Jackery Solar Generator」で太陽光発電を始めよう

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「太陽光発電を導入したいけど設置工事や高額な初期費用が気になる」という方は、ソーラーパネルとポータブル電源がセットになった「Jackery Solar Generator」がおすすめ。

ポータブル電源とは、持ち運び可能な大容量バッテリーのことで、キャンプ場や避難場所などコンセントのない場所でも電力を確保できる便利なアイテムです。 ポータブル電源と折り畳みのソーラーパネルと組み合わせたJackery Solar Generatorは、ベランダや庭などにソーラーパネルを広げるだけで太陽光発電・蓄電が始められます。

● 大掛かりな設置工事が不要で、導入費用が安い

● 電気代の削減だけでなく、アウトドアや災害時の非常用電源までさまざまなシーンで活用できる

● 最大25%の高変換効率を誇るソーラーパネルとのセットだから、効率よく発電して電気をためられる 

「Jackery Solar Generator」があれば、昼間に効率よく電気を発電して夜間の電力をまかなうことができます。大がかりな太陽光発電設備は難しいけれど、電気代を少しでも抑えたいという方は、「Jackery Solar Generator」を検討してみてください。



まとめ

太陽光発電は、発電した電気を自宅で使うことで購入電力量を減らし、電気代の節約につながります。5kWなら年間約5.5万円の削減が目安です。蓄電池を併用すれば夜間にも太陽光の電気を使いやすくなります。初期費用を抑えて手軽に始めたい方は、工事不要のソーラーパネルと持ち運べる蓄電池のセット「Jackery Solar Generator」の導入を検討してみてください。

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