冬の車中泊は暖房対策が必須!おすすめ暖房器具7選と選び方・注意点も解説

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冬の車中泊は暖房対策が必須!おすすめ暖房器具7選と選び方・注意点も解説

冬の車中泊で暖房対策をどうすればよいか悩んでいませんか? 

外気温が氷点下になると車内も急速に冷え込むため、冬の車中泊では暖房器具が欠かせません。電気毛布やヒーターなどを使用すれば、エンジンを停止した状態でも安全に暖かく過ごせます。 

この記事では、冬の車中泊におすすめの暖房器具7選と選び方、使用する際の注意点を解説します。安全性と使いやすさを意識して暖房器具を選び、冬の車中泊を快適に楽しみましょう。

目次
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1.冬の車中泊を乗り切るおすすめ暖房器具7選

冬の車中泊では、暖房器具で快適さが大きく変わります。ここでは、車内で安全に使える暖房グッズを紹介しましょう。

ニトリ|洗える電気敷き毛布 タイマー付き

冬の車中泊におすすめの暖房器具:ニトリ|洗える電気敷き毛布 タイマー付き

引用元:ニトリ

商品名

洗える電気敷き毛布 タイマー付き

価格

4,792円(税込)

サイズ

幅80.0 x 奥行130.0 x 高さ3.0(cm)

評価点数

★ 4.2/5.0

 

製品レビュー

車中泊用に購入しました。モバイルバッテリーとの組み合わせで使用します。早速試してみましたが朝晩の冷え込みでもぬくぬくでした。うっかり寝落ちしてしまいましたが、モバイルバッテリー使用なので切り忘れ対策でタイマー付を選んだおかげで電気浪費も防げました。タイマー操作も簡単です。今期のスキー場での車中泊に大活躍するでしょう。洗える点も◎

吸湿発熱素材と電気の力を組み合わせた、車中泊に最適な電気毛布です。温度調整は「適温」設定で1時間あたり約0.6円と省電力で、8時間自動オフと2時間オフタイマー機能により就寝中も安心して使えます。

配線があってもネットに入れて洗濯機で洗える点も衛生的で、汚れやすい車中泊環境でも清潔に保てるでしょう。

MIRIKOO|電熱ベスト

冬の車中泊におすすめの暖房器具:MIRIKOO|電熱ベスト

引用元:Amazon

 

商品名

電熱ベスト

価格

6,780円(税込)

サイズ

M・L・XL・2XL・3XL

評価点数

★ 4.2/5.0

 

製品レビュー

大容量のモバイルバッテリー付きだし、フードも付いてて、ベストの裏地もナイロン保温タイプではなく、裏起毛素材で着心地も肌触りも良く、オススメです。

首・背中・腰・腹部の11箇所に電熱ヒーターを配置した、着用型の暖房器具です。付属の12000mAhモバイルバッテリーを接続すると約5秒で発熱を開始し、電源を入れてから約10秒で体全体を温めます。

就寝時だけでなく起床後の車外活動時にも着用できるため、一日を通して寒さ対策ができて便利です。

NEUTRAL OUTDOOR|ヒートシュラフ

冬の車中泊におすすめの暖房器具:NEUTRAL OUTDOOR|ヒートシュラフ

引用元:Amazon

商品名

ヒートシュラフ

価格

12,100円(税込)

サイズ

展開サイズ:幅80 x 奥行210(cm)

収納サイズ:幅35 x 奥行22(cm)

評価点数

★ 3.4/5.0

 

製品レビュー

冬にはヒーター機能が付いているのでちょうどいいです。購入してよかったです

首・腰・足元の3箇所にパネルヒーターを内蔵した電気寝袋です。手持ちのUSBモバイルバッテリー(5V/2A、容量5000mA以上)を接続すれば、電源を入れてから約5分で温まります。

10000mAhのバッテリー使用時は、高温モードで約3時間(50-55℃)、低温モードなら約7時間(40-45℃)と長時間の保温が可能です。

充電式の暖房器具なので配線の取り回しを気にせず車中泊で使えて、ヒーターを使わなければ通常の寝袋としても活用できます。

関連記事:冬の車中泊で活躍する寝袋の選び方5選!おすすめブランドや便利グッズも紹介

ドウシシャ|セラミックヒーター

冬の車中泊におすすめの暖房器具:ドウシシャ|セラミックヒーター

引用元:Amazon

商品名

リモコン付パーソナルセラミックヒーター

価格

5,780円(税込)

消費電力

600W

サイズ

幅17.5 x 奥行9.5 x 高さ13.5(cm)

評価点数

★ 4.2/5.0

 

製品レビュー

テント用、車中泊用で購入。コンパクトで中々良さげ。スポット的ですがかなり熱風がでます。

足元に置いても離れた場所から操作できる、リモコン付きの小型セラミックヒーターです。強弱2段階の温度調整と切タイマー機能を搭載し、活性炭脱臭フィルターにより車内のニオイも軽減できます。

転倒OFFスイッチ・サーモスタット・温度ヒューズの3つの安全装置により、狭い車内でも安心して使用できます。

株式会社TOHO|ビームヒーター ミニ

冬の車中泊におすすめの暖房器具:株式会社TOHO|ビームヒーター ミニ

引用元:楽天市場

商品名

ビームヒーター ミニ

価格

9,800円(税込)

消費電力

弱/200W・強/400W

サイズ

幅23.0 x 奥行18.4 x 高さ25.3(cm)

評価点数

★ 4.6/5.0

 

製品レビュー

車中泊用の省エネの暖房を探していました。蓄電池でも小電力使用で余裕で使えます。コンパクトでまたファンもなく、静粛性があり転倒などでの安全性もあり安心して使えます。200Wと400Wの切り替えができ、車内では200Wで十分暖かいと思います。良い商品だと思います。

200Wと400Wの2段階で出力調整できる、遠赤外線セラミックヒーターです。弱運転時は200Wで400Wクラスの暖かさを実現し、ポータブル電源への負担を抑えながら効率よく暖房できます。

転倒OFFスイッチや温度過昇検知サーモスタットなどの安全装置を搭載し、約1.9kgと軽量コンパクトで持ち運びも簡単です。

車中泊でヒーターを使う際は、エンジンを停止した状態でも長時間使えるポータブル電源が必要になります。

LEDライト付き充電式カイロ e-Kairo Carre

冬の車中泊におすすめの暖房器具:LEDライト付き充電式カイロ e-Kairo Carre

引用元:ビックカメラ.com

商品名

LEDライト付き充電式カイロ

価格

2,910円(税込)

サイズ

幅6.0 x 奥行2.2 x 高さ6.0(cm)

評価点数

★ 5.0/5.0

 

製品レビュー

買って良かったと思います。簡単操作で、カイロのオンオフが出来るだけですが手元を温めるのに丁度良い。LEDライトもちょっと足元を照らすのに便利です。

USB Type-Cで充電できる、コンパクトな電子カイロです。電源を入れると約42℃まですぐに温まり、1回の充電で約3~4時間使用できます。

LEDライト機能を搭載しているため、暗い車内での照明としても活用可能です。付属のシリコンストラップでバッグに取り付けられ、手軽に持ち運べて必要な時にサッと使えます。

Amison 充電式湯たんぽ

冬の車中泊におすすめの暖房器具:Amison 充電式湯たんぽ

引用元:楽天市場

商品名

蓄熱式 湯たんぽ

価格

2,980円(税込)

サイズ

幅26.6 x 奥行19.9 x 高さ12.3(cm)

評価点数

★ 4.5/5.0

 

製品レビュー

車でも家でも使ってます!運転中、手が冷えるのですぐ暖められるのが便利。家では寝る前に暖めて朝までぽかぽかです。買って良かった!

お湯を使わずに約15分の充電で温まる、蓄熱式の電気湯たんぽです。1回の充電コストは約1~2円と経済的で、フル充電すれば最長12時間以上の保温が可能になります。

ふわふわの専用カバー付きで触り心地もよく、就寝時に足元や腹部を温めるのに最適です。PSE認証済みで安全性も確保されています。

関連記事:冬の車中泊は危険がいっぱい?寒さ対策を万全にするための6つの方法

2.冬の車中泊で暖房を安全に使うためにポータブル電源の活用がおすすめ!

冬の車中泊で暖房を安全に使うためにポータブル電源の活用がおすすめ!

冬の車中泊では外気温が大きく下がるため、暖房の利用は必須ですが、車のエンジンをかけたまま暖房を使う方法は、一酸化炭素中毒や燃料消費の問題、バッテリー上がりといったリスクも高まり、安全面で推奨できません。

ポータブル電源を活用すればエンジンを止めた状態でも電気毛布やセラミックヒーターなどの電気暖房を安全且つ長時間稼働できます。ソーラーパネルと併用すれば、長時間の車中泊でも安定して電力を確保でき、快適さと防寒性を両立できるのも大きなメリットですここでは、冬の車中泊での暖房器具に最適なJackeryポータブル電源を3つ紹介します。

①Jackery Solar Generator 1000 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネル

冬の車中泊におすすめのポータブル電源:Jackery Solar Generator 1000 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネル

Jackery Solar Generator 1000 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネル少人数での車中泊に適した、出力と容量のバランスが優れたポータブル電源です。約10.8kgと1000Whクラスで業界トップクラスの軽量設計を実現し、車への積み込みや持ち運びの負担を軽減できます。

容量1070Wh、定格出力1500Wを備え、車中泊での調理や暖房に十分対応可能です。使用できる家電と稼働時間の目安は以下のとおりです。

● 電気毛布(55W):約12時間

● 電気ケトル(850W):約1時間

● 車載冷蔵庫(90W):約8時間

また、UPS機能(停電時も電力を自動で供給)を搭載し、停電時には電力供給源を自動で切り替えることが可能。普段は冷蔵庫などの家電に接続しておけば、非常用電源として活躍します。 最短60分でフル充電できる緊急充電モードを搭載し、冬の車中泊出発前の準備もスムーズに進むでしょう。

②Jackery Solar Generator 2000 New ポータブル電源 セット

Jackery Solar Generator 2000 New ポータブル電源 セット

Jackery Solar Generator 2000 New ポータブル電源 セットは、家族やグループでの車中泊に最適な、超大容量のハイパワーモデルです。定格出力2200W(瞬間最大4400W)のパワフルな出力により、複数の暖房器具を同時に動かせるのが最大の特徴といえます。

利用できる家電と稼働時間の目安を下記にまとめました。

● 電気毛布(55W):約25時間

● エアコン(900W):約2時間

● 電子レンジ(960-1160W):約1.5時間

2000Whクラスで最軽量の17.9kgのモデルです。CTB構造(スペースの有効活用と効率を高める構造)によって、市場モデルよりも40%の小型化と34%の軽量化を達成しています。

震度7の揺れにも耐える耐震性能を備え、災害時の車中避難にも役立ちます。

③Jackery Solar Generator 500 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネル

Jackery Solar Generator 500 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネル

Jackery Solar Generator 500 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネルは、初めてポータブル電源を購入する方におすすめの、軽量コンパクトなエントリーモデルです。約5.7kgと軽量で、A4サイズより小さい薄型ボディのため、女性でも片手で楽に持ち運べます

利用可能な家電とそれぞれの稼働時間の目安は、以下のとおりです。

● 電気毛布(50W):約7時間

● 車載冷蔵庫(60W/冷蔵):約18時間

● LEDライト(5W):約38時間

容量512Whを備え、前モデルより約25%容量がアップしたため、1〜2日のキャンプや車中泊に十分な電力を確保しています。ACコンセントで最速1.7時間でフル充電でき、手軽に扱えます。

車中泊を快適にするポータブル電源特集

3.冬の車中泊を快適に過ごすための暖房器具の4つの選び方

冬の車中泊を快適に過ごすための暖房器具の4つの選び方

快適な冬の車中泊には、自分のスタイルに合った暖房器具選びが欠かせません。ここでは、冬の車中泊で使う暖房器具を選ぶ4つのポイントを紹介します。 

①エンジンを切っても使えるもの

車中泊では騒音や燃料消費を避けるため、エンジンを停止した状態で使える暖房器具を選びましょう。エンジンをかけ続けると排気ガスが車内に侵入するリスクがあり、一酸化炭素中毒の危険性が高まります。 

ポータブル電源で動作する以下のような電気式・充電式の暖房器具なら排気ガスの心配がありません。 

● 電気毛布

● 充電式カイロ

● 電気式ヒーター 

停車中でも安全に使えるタイプを優先すれば、就寝時も安心して体を温められます。

②費用と性能のバランスが取れた暖房器具

初期費用だけでなく、ランニングコストも含めて検討するとコスパのよい選択ができます。たとえば使い捨てカイロは1個数十円と安価ですが、頻繁に車中泊をするなら充電式カイロの方が経済的でしょう。 

電気毛布やヒーターを使う場合は、用途に合った消費電力と持続時間を確認してポータブル電源の容量を選ぶのがポイントです。 

長期的に利用するなら、ソーラーパネルと組み合わせられるポータブル電源を選べば電気代を抑えられます。

③設置・操作が簡単なもの

車内という限られたスペースでは、夜間でも簡単にセットできる暖房器具を選ぶと快適です。電気毛布やヒーターは電源を入れるだけで使えるため、暗い車内でも迷わず操作できます。 

充電式湯たんぽは約15分の充電で温まり、コードレスで寝袋の中に入れられるのが便利です。収納時のサイズもポイントで、折りたたみ式や薄型の製品なら車内の収納スペースを圧迫しません。

④安全面や口コミ評価を確認して信頼できる

実際に使用した人の評価を確認すれば、購入後のトラブルを避けられます。レビューサイトやSNSで以下の評価をチェックし、高評価を得ているメーカーや製品を選びましょう。

● 暖かさ

● 使いやすさ

● 耐久性 

また、安全機能も見逃せないポイントです。転倒時の自動OFF機能や過熱防止機能、タイマー機能を搭載した製品なら就寝中も安心して使えます。

4.冬の車中泊で暖房器具を使用する際の注意点

冬の車中泊を安全に楽しむには、暖房器具の正しい使い方を知っておく必要があります。命に関わるリスクもあるため、4つの注意点を確認しましょう。

①車内での火気使用は厳禁!一酸化炭素中毒に注意する

カセットガスストーブや石油ストーブなど、火を使う暖房器具は車内での使用を避けてください。燃焼時に発生する一酸化炭素は無色・無臭で気づきにくく、閉め切った車内では致死量に達する危険性があります。 

初期症状は以下のような症状で風邪に似ているため、就寝中は特に危険です。 

● 頭痛

● めまい

● 吐き気 

冬の車中泊でどうしても火気類暖房を使う場合は窓を開けて換気を徹底し、一酸化炭素警報器を設置するなどの対策が必須になります。 

就寝時は使用せず、電気式暖房器具に切り替えて安全を確保しましょう。

②エンジンのかけっぱなしはNG!燃料消費と安全性を確認する

冬の車中泊で暖房のためにエンジンをかけっぱなしにするのは危険です。マフラーが雪で塞がれると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を引き起こす死亡事故が毎年発生しています。 

また、長時間のアイドリングはバッテリー上がりやガス欠の原因となり、極寒の中で立ち往生するリスクもあります。 

停車時は電気毛布やポータブル電源を使った電気式暖房を利用し、エンジンは必ず停止して安全を確保してください。

③就寝中の低温やけど・過熱に注意して使用する

冬の車中泊で電気毛布や湯たんぽなどの暖房器具は便利ですが、長時間同じ部位に当て続けると低温やけどを起こす恐れがあります。低温やけどは44℃程度の温度でも3〜4時間接触すると発生し、通常のやけどより深く治りにくいのが特徴です。 

冬車中泊の就寝時に暖房器具を使用する際は、以下のポイントを意識しましょう。 

● 就寝時はタイマーや自動OFF機能を活用する

● 設定温度は低めにして安全性を高める

● 電気毛布は体の下ではなく上からかけて使用する

● 湯たんぽは寝袋の足元付近に置く

● 直接肌に触れないようタオルで包む

● 長時間同じ部位に当て続けないよう位置を調整する

これらの使い方を意識すれば、低温やけどのリスクを減らし、安全に暖かい就寝環境を整えられます。

④電気系暖房器具の使用時はポータブル電源の定格出力とバッテリー残量をチェックする

車中泊でポータブル電源を使用する際は、出力が暖房器具に対応しているか確認してください。定格出力を超える電化製品を使用すると、ポータブル電源が停止したりヒューズが切れたりする可能性があります。 

たとえば定格出力500Wのポータブル電源で600Wのヒーターは使えません。また、使用前にバッテリー残量を確認し、就寝中に電力が切れないよう余裕を持った容量を確保しておきましょう。 

複数の暖房器具を同時に使う場合は合計消費電力を計算し、ポータブル電源の出力範囲内で使用する必要があります。

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関連記事:真冬の北海道で車中泊に挑戦!その魅力と取るべき寒さ対策と注意点を解説

5.「冬の車中泊 暖房器具」についてよくある質問(Q&A)

冬の車中泊で暖房器具の理由に関するよくある疑問とその回答をまとめました。

①冬の車中泊は暖房なしでも過ごせますか?

暖房なしでの冬の車中泊はかなり厳しく、防寒対策の徹底が必須です。外気温が氷点下になる地域では、寝袋・湯たんぽ・防寒着を併用しても寒さで目が覚める可能性があります。 

以下のような複数の防寒手段を組み合わせて対策をしましょう。 

● 寝袋は適正温度-10℃以下のものを使用する

● 湯たんぽで足元を温める

● フリースやダウンジャケットを着込む

● 窓の断熱シートや車内用マットで冷気を遮断する 

また、安全で快適に過ごすには、ポータブル電源と電気毛布の準備をおすすめします。

②車中泊中は暖房つけっぱなしの方でも大丈夫ですか?

電気式の暖房器具なら一晩中つけっぱなしでも問題ありませんが、過熱とバッテリー切れには注意が必要です。 

電気毛布は低温やけどを防ぐため、タイマー機能や自動OFF機能を活用しましょう。ヒーターを使う場合は、ポータブル電源のバッテリー残量を確認し、途中で電力が切れないよう十分な容量を確保します。 

就寝前にバッテリー残量と使用時間を計算し、余裕を持った電力管理を心がけましょう。エンジンをかけっぱなしにする暖房は、一酸化炭素中毒の危険があるため避けてください。

③車中泊でカセットガスストーブを使っても安全ですか?

カセットガスストーブは一酸化炭素中毒のリスクがあるため、車中泊での使用は原則推奨されません。 

使用する場合は、窓を開けて常に換気を行い、一酸化炭素警報器を必ず併用しましょう。就寝時は使用せず、起きている間の短時間に限定するのが鉄則です。

閉め切った車内では無色・無臭の一酸化炭素が急速に充満し、気づかないうちに意識を失う危険性があります。安全を優先するなら、電気毛布やポータブル電源を使った電気式暖房への切り替えをおすすめします。

④標高が高い/雪がある場所での車中泊の特有の注意点は?

標高が高い場所や雪がある環境で車中泊する場合、以下の対策が欠かせません。

● 外気温が急低下するため、断熱対策と電源容量の確保

● ドアの凍結防止にシリコンスプレーを塗布

● タイヤチェーンやスコップの準備

標高1000m上がるごとに気温は約6℃下がり、平地より暖房器具の消費電力が増えます。ポータブル電源は容量に余裕を持ったモデルを選び、予備バッテリーも用意しておきましょう。

雪でマフラーが塞がれると一酸化炭素中毒の危険があるため、エンジンをかけたまま就寝しないでください。 

関連記事:冬の車中泊は備えを万全に!本当に必要なものを装備と知識に分けて解説


まとめ:真冬の車中泊は暖房が必須


冬の車中泊を快適に過ごすには、電気毛布やヒーターなどの暖房器具が欠かせません。選ぶ際は、エンジンを停止した状態で使える電気式を優先し、操作性も考慮します。 

カセットガスストーブは一酸化炭素中毒のリスクがあり推奨されず、エンジンのかけっぱなしも危険です。 

ポータブル電源があれば電気毛布やヒーターを安全に長時間使えるため、Jackeryポータブル電源との組み合わせがおすすめです。 

用途に合った暖房器具とポータブル電源を準備して、安全で快適な冬の車中泊を楽しみましょう。

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