車中泊の必需品『目隠しカーテン』を自作するメリットは?初心者でもできるカーテンの作り方
自分のクルマを車中泊仕様にしたいと考えた場合、手軽に車中泊感を出したいなら目隠しカーテンから自作を経験してみると良いですよ。あまり自作経験のない初心者の方でも、目隠しカーテンなら手軽に自作が経験できます。
今回の記事では、車中泊の必需品とも言える目隠しカーテンの自作する方法を初心者向けにまとめています。注意点も含めてまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
車中泊の必要アイテム「目隠しカーテン」を自作する5つのメリット
●メリット1:比較的安価に自作できる
目隠しカーテンの自作は100均のアイテムを利用すれば、比較的安価に自作できます。市販されているサンシェードを利用するのも1つの方法ですが、セットで購入すると数千円はかかってしまいますよね。100均アイテムを活用すれば、千円以内に抑えることができるのも目隠しカーテンを自作するメリットです。簡単な自作方法は、
·突っ張り棒
·結束バンド
·カーテンクリップ
·カーテンに利用する布
以上のアイテムで目隠しカーテンは自作できます。先にカーテンクリップを通した突っ張り棒をアシストグリップに結束バンドで固定して、カーテンクリップに布をぶら下げたら完成です。カーテンに利用する布生地は、デザインを好みで決めましょう。布生地には多少お金はかかるものの、ほかのアイテムは全て100均で揃うので安い費用で自作が可能です。
●メリット2:サイズを自分で調整できる
目隠しカーテンのサイズを調節できるのも自作するうえでのメリットです。市販のものは汎用性を重視して作られているため、自分のクルマに大きさが合わない時があります。自作だと、カーテンにする生地をカットすれば簡単にサイズを自分のクルマに合わせることができます。
·長すぎて不格好になる
·長さが足らなくて若干外が見えてしまう
·隠しきれていない部分がある
など、残念なことにならないのが自作するメリットです。
●メリット3:初心者でも簡単に自作でき、オリジナリティを出せる
目隠しカーテンの自作は、実際に加工が必要な部分はカーテンとなる布生地のみです。あとは市販の商品を代用することで自作が可能なので、初心者の方でも比較的難易度の低い自作アイテムです。
「自分好みの車中泊仕様にしたい」
まだ自分で自作に取り組んでいない初心者の方でも、取り組みやすく車内の雰囲気を変えやすい車中泊アイテムです。最初の第一歩を踏むにはちょうど良いのではないでしょうか。
●メリット4:車中泊仕様感を引き立たせてくれる
目隠しカーテンを全面に取り付けると、使用したカーテン生地のデザインによって車内の雰囲気がガラリと変わります。それは、単色のサンシェードや市販されている黒一色の遮光カーテンとは全く違う雰囲気になります。
カーテンを取り付けて、車内の照明を付けたときに感じる「自分だけの車中泊仕様感」は、達成感を味合わせてくれるでしょう。自分の個性を引き立たせるためにも、カーテンの生地選びには全集中して選んでくださいね。
●メリット5:経験者っぽく車内を手軽に演出できる
目隠しカーテンの自作は、車内の雰囲気をガラリと変えることができます。自作感もかなり引き立たせることができるので、
「私はかなり車中泊を趣味として満喫している」
感じを全面に出すことができます。自作しようと考えている時点で車中泊の魅力にどっぷり浸かってしまっているとも言えますね。ひょっとしたら他人には「単なる自己満」で終わってしまうかもしれませんが、それが車中泊を
「満喫している」
「楽しんでいる」
ことに繋がって趣味として確立する十分な理由とも言えます。目隠しカーテンの自作を踏み込めば、もうあなたは立派な車中泊経験者として自分のクルマをコーディネートしていると言えるでしょう。
車中泊初心者でも簡単にできる目隠しカーテンの作り方3選
●100均グッズで車中泊目隠しカーテンを自作する方法
ダイソーの100均アイテムで車中泊目隠しアイテムを自作する方法をご紹介します。
利用するアイテムで注目するのは以下の2点です。
·おすすめアイテム「伸縮式突っ張り棒」
·おすすめアイテム「コードフック丸型」
伸縮式突っ張り棒は、カーテンクリップを利用した目隠しカーテンを作るときに活用します。
突っ張り棒にカーテンクリップを通すことで、簡単に目隠しカーテンができますよ。100均で販売されている突っ張り棒なら、軽いのでコードフックで固定できます。
カーテンも100均で販売されている「ボックスカーテン」を活用すれば、全て100均アイテムで目隠しカーテンが作れます。ダイソーには色々な大きさのボックスカーテンや色も選ぶことができますよ。
●マグネットを使って車中泊カーテンを自作する方法
もし、軽バンなど窓の部分が鉄板むき出しになっている仕様のクルマであれば、マグネットフックを利用してカーテンを取り付けることができます。100均には強力なマグネットフックも販売されているので、インテリアバーの取り付けも可能です。
·強力マグネットクリップ(1kg以上の強さのもの)×4つ
·カーテンクリップ(3セット)
·ボックスカーテン(45×88cm)×3枚
以上が後部座席3面の目隠しカーテンの材料です。加工が必要となるのはカーテンのみなので、比較的簡単に目隠しカーテンを作ることができます。
●カーテンワイヤーを使って車中泊カーテンを自作する方法
もっと簡単に目隠しカーテンを取り付けたいなら、カーテンワイヤーにカーテンを通し、ワイヤーを配線フックにかければ手軽に目隠しカーテンの出来上がりです。必要なアイテムは以下の通りです。
·カーテンワイヤー
·ボックスカーテン
·配線フック
カーテンワイヤーがたるまないようしっかり引っ張ってから固定することが大切です。たるんでしまうと少し不格好になったり、隙間から外が見える恐れがあります。
車中泊用目隠しカーテンを自作するときの5つの注意点
●注意点1:クルマを傷つけてしまう工具は使用を避けた方が無難
目隠しカーテンを自作するとき、アシストグリップを取り外してパイプを取り付けるDIYをされている動画をYouTubeで見かけたことがあります。本格的な車内のDIYをされている動画で、「自分もやってみたいな」と感じる方もいらっしゃるでしょう。クルマを加工することになると、そのクルマを手放して新たなクルマを購入するときに査定額に響く場合も。
·不慣れな工具を使うときは誤って車体を傷つけてしまうこともある
·クルマを加工する(DIYする)ときはそのクルマを乗り潰す覚悟が必要な場合もある
·初心者のうちは工夫でなんとかなる程度から始めていくのが無難
です。少しずつ工具や車内のカスタマイズに慣れていき、経験を積んでから大改造は着手するのが無難な方法です。
●注意点2:紫外線予防も兼ねたカーテンを選ぶのが吉
目隠しカーテンの素材は、単に遮光や目隠しのためでなく、紫外線予防にも気を配った方が良いです。夏は特に紫外線がきつく、単に遮光目的のカーテンでは紫外線を防ぐことはできません。また、サンシェードと目隠しカーテンを併用する方が良い場合もあります。
「夏は紫外線と遮光が目的の中心になる」
「冬は断熱性のあるサンシェードと併用した方が車内温度を逃がしにくい」
目隠しカーテンも機能性を考えて自作すると、結果的に長く使うことができるので便利です。
●注意点3:カーテンの設置場所を決めてから自作の構想を練る
カーテンを取り付ける場所は、
·運転席&助手席の側面ドア
·後部座席の両サイド
·リアガラス部
の3箇所になるかと思います。自作する目隠しカーテンによって設置場所を考える必要があります。たとえば、突っ張り棒やインテリアバーを設置して目隠しカーテンをつくる場合では、側面側が向いています。吸盤を使って窓ガラスに貼り付ける場合だと、側面窓は開け閉めができなくなるので、リアガラスに向いていますね。
自作するカーテンの種類によって向き不向きがあるので、どの種類の目隠しカーテンを作るのかは取り付ける場所によって種類を考えて手作りするようにしましょう。
●注意点4:間切りなど隙間対策も考えよう
目隠しカーテンは隙間があると、冷気や熱が外に逃げてしまったり、逆に入ってきたりします。
また、外からの視線も気になってしまうので、車内の快適性は低下してしまう原因になることも。エアコンなどの冷房器具、または暖房器具の効果を効率良くするために、隙間対策は考えた方が良いです。
·窓の大きさより長めのカーテンを使用する
·運転席との間に仕切りを作って気密性を上げる
など、車内の温度が逃げない工夫や、大きめのサイズを利用することで隙間を無くすよう対策を考えておきましょう。
●注意点5:運転席と助手席のカーテンは違反になるケースも
カーテンを閉めたままの走行は違反になってしまいます。とくに、運転席と助手席にカーテンを取り付けるときは、開閉ができるカーテンになるよう自作するときに工夫が必要です。
後部座席はプライバシーガラス仕様のクルマであれば、閉めた状態でも外からは気付かれにくいかもしれません。しかし、事故のリスクを高めてしまう恐れがあります。
·運転席と助手席に取り付ける目隠しカーテンは、走行中に見えると違反になる
·後方部のカーテンを閉めた状態だと、事故のリスクを高めてしまう恐れがある
以上の点を踏まえ、基本的に走行中は「カーテンは開けておく」ことが望ましいですね。
目隠しカーテン以外に車内雰囲気を変える必須な装備4選
●折り畳みテーブル
車内で食事をしたり、飲み物を飲んだりするときに重宝するのが折り畳みテーブルです。使わないときは折りたたんでコンパクトに収納できるので、車中泊にはとても便利なアイテムです。
車中泊における便利アイテムは、車内に置いておくだけでも雰囲気づくりに役立ちます。限られた車内の広さだからこそ、必要なものだけを揃えていけば、おのずと車中泊っぽい雰囲気が出てくるものです。折り畳みテーブルは便利アイテムでもあるし、様々な種類があるので、クルマの雰囲気に合ったデザインのものを選んでみてください。
●マット&寝袋
車中泊中、寝る前にゴロゴロしている時間は言わば「好きなことを満喫している時間」とも言えます。そんなときは、おそらくいつでも寝られる準備はしているのではないでしょうか。
·マットを敷いて寝袋を枕代わりにして横になってスマホを触っている
·寝る場所で本を読んでいる
など、基本的に自分が寝る定位置で何かをしている時間だと思います。その充実した時間を過ごしている時が一番車中泊仕様になっているのではないでしょうか。マットや寝袋も車中泊の必需品であり、車中泊の雰囲気を出すアイテムとして一役買っているわけです。
●ランタン
関連記事「照明器具」としての必要性以外にも、ランタンは車内の雰囲気をかなりアウトドアに寄せてくれる雰囲気づくりには最適なアイテムです。
·ランタンの独特なあたたかみのある光の色が車内の雰囲気をつくってくれる
·ランタンの形状が、アウトドア系で存在感が雰囲気づくりに役立っている
以上の理由から、車中泊仕様にするための雰囲気づくりにランタンがあると、グッと味が出て日々の日常とは違った場所を演出してくれます。
●ポータブル電源
ポータブル電源とは、事前に大量な電気を貯めて、電源な場所でも家電や電子機器に給電できるアイテムです。ポータブル電源があると、車中泊でも様々な家電製品が使えるようになるのでとても便利です。ポータブル電源があると、
·まるで自宅で生活しているくらいの充実した生活ができるようになる
·ほぼエンジンをかけずに車内で快適に過ごすことができる
など、メリットが大きいです。車中泊を快適に過ごしたいと考えるなら、ぜひ導入したい設備と言えるでしょう。
快適な車中泊を叶えるJackeryポータブル電源
ポータブル電源は決して安いものではありませんよね。だからこそ、十分な性能で、安心して長く利用できるポータブル電源を選びましょう。
Jackery(ジャクリ)ポータブル電源なら世界的にも有名で、200社以上の企業が推奨するメーカーなので安心してご利用いただけます。電気用品安全法(PSE)にも合格しているので信頼もバッチリです。ここでは、車中泊におすすめの人気ポータブル電源をご紹介します。
〇Jackery Solar Generator 1000 Plus|ソーラージェネレーター1000プラス
車中泊に十分な性能を持った製品として、リン酸鉄リチウムイオンバッテリーを採用したPlusシリーズの「Jackery Solar Generator 1000 Plus」がおすすめです。
ソーラーパネルがセットになっていて、仮に充電がなくなっても太陽光から充電できる設備がセットになっているので、車中泊旅中であったとしても安心して電気を使えます。
容量としても1264Whの大容量と2000Wの定格出力を発揮。ほぼ全ての家電製品を安定して動かすことができます。冷蔵庫や電気ケトルも動かせるので、車中泊がとても豊かになりますよ。
4000回以上の充電でも70%以上の性能を発揮してくれることが証明されているので、1台買えば10年は使える長寿命な製品です。災害時でも役立つアイテムでもあるので、おすすめの1台です。
製品名 | Jackery ポータブル電源 1000 Plus |
容量 | 1264Wh(5kWhまで拡張可能) |
定格出力 | 2000W/正弦波(最大瞬間出力:4000W) |
出力ポート数 | ACⅹ3、DCⅹ1、USBⅹ4 |
満充電時間 | AC充電:1.7時間 |
寿命 | リン酸鉄リチウムイオンバッテリー採用 |
保証期間 | 5年間 |
まとめ:車中泊に自作感を出したいならカーテンをつけよう!
自分のクルマを自作で車中泊仕様にしたい。初心者なら初めの自作品として取り組みやすいのが目隠しカーテンです。
·手頃な費用で自作できる
·自作するのが簡単
·車内を自分好みにアレンジしやすい
ことがおすすめする理由です。カーテンのデザイン次第で車内の雰囲気をガラリと変えられるので、車中泊の自作感が手軽に味わうことができますよ。
今回の記事では、車中泊目隠しカーテンを自作する方法以外にも、自作するときの注意点も含めてまとめました。初心者の方が失敗しやすいところも一緒にまとめていますので、参考になれば幸いです。