ライズで車中泊は可能なのか検証!車内に快適寝床をつくる方法

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迫力のあるデザインで、使い勝手の良い大容量のラゲージスペースを持つライズ。運転のしやすさで人気が高く、街乗りからアウトドアまでアクティブな暮らしを楽しむユーザーに好まれています。

 

そんなライズで車中泊は可能なのかを検証します。結論から言えば、ライズでの車中泊は可能です。今回の記事では、ライズの車中泊を可能にするための方法を中心に、ライズが車中泊するために必要なものも含めてくわしく解説します。

目次

1.ライズで車中泊は可能なのか?広さと性能面を検証

 

車中泊を可能にするためには、「車内で寝床を確保できるか」どうかが重要なポイントとなります。ライズの車内の広さはどれくらいなのか。また、車中泊向け性能をもっているのかも含めて、徹底検証します。

●ライズの気になる車内の広さ

車中泊を可能にするために必要な“車内の広さ”は、ライズで確保できるのか。その中でも快適な寝床をつくるために気になるのは「室内長」と「室内高」でしょう。下記にライズの車内寸法をまとめましたので、ご確認して頂ければと思います。数字を見てわかるとおり、ライズの車内は車中泊するには十分な広さを確保することが可能と言えます。

[ライズの車内寸法]

室内長

約1,955mm

室内幅

約1,420mm

室内高

約1,250mm

参照元:ライズのサイズは?ボディサイズ・室内サイズを解説!燃費や装備、安全性能も!

●ライズの車中泊向けな性能面チェック

ライズの車内寸法を見ると、寝床をつくるスペースは十分あることがわかりました。では、性能面についてはどうなのか。ライズの性能面で、車中泊向けである特徴は以下の通りです。

・低燃費(WLTCモードで20.7km/L)で車中泊旅の費用をより安く抑えられる

・安全運転を助ける機能が豊富

・きびきびとした走り、スムーズな発進など快適な走行を楽しめる

・室内高1,250mmと圧迫感のない車内空間

コンパクトカーでありがちなのが、圧迫感を感じてしまうこと。ライズは室内長にゆとりがあるほかに、高さにも余裕がある分圧迫感をあまり感じることなく車中泊を楽しむことができます。

低燃費性能はもちろん、旅の安全運転を助ける機能も充実しているところも、車中泊向けに感じるライズの特徴と言えます。 

●ライズで快適な寝床をつくるには工夫が必要

残念ながら、ライズは運転席や助手席を後ろに倒してフルフラットにすることができません。だから、一見「車中泊は無理そう」と感じる方もいらっしゃるでしょう。ライズで快適な寝床をつくるためには、荷室を工夫する必要があります。その工夫は以下の2点です。

・前席をいっぱいまで前にスライドさせて荷室スペースを広げる

・前席をスライドさせた隙間や段差を何かで埋めてフラットにする

この2点の工夫をすることによって、荷室スペースを約180cm確保することができます。大人一人であれば十分寝床を確保できるスペースをつくることが十分可能な広さですね。

2.ライズで車中泊をするための快適な寝床づくり

 

ライズで車中泊をするための快適な寝床づくり

車内に寝床を確保する方法として、フルフラット化できるかどうかが快適な寝床をつくるためには重要なポイントです。また、フルフラットにした状態でどうしても気になってしまうシートの段差についても克服しなければならない部分です。

・フルフラット化のためのシートアレンジ

・シート段差の解消

この2つの問題を克服する方法についてくわしく解説していきます。

●ライズをフルフラット化するための方法

それでは、フルフラット化するための方法について、4つのSTEPに分けてくわしく解説していきます。このステップをふんでシートアレンジを工夫すれば、荷室の広さを広げて大人が寝られる広さをつくることができるので、ライズで車中泊をやってみたい方は、ぜひやってみてください。 

〇STEP1:後部座席の背もたれを前に倒す

後部座席の肩部分にあるレバーを引くことで、背もたれを前に倒すことができます。これで、ラゲージスペースと後部座席部分の広さを利用することができます。ここまでの荷室の広さは、

「荷室長:約135mm」

まで広げることができます。

後部座席を両方倒した状態であれば、斜め幅最大165cmとなります。ラゲージスペースと後部座席部分には段差が生じてしまうため、レジャーシートなどで段差を埋める必要があります。 

〇STEP2:助手席をいっぱいまでスライドさせる

助手席を前に倒し、めいいっぱいスライドさせて後方の広さを広げます。前席を前に移動させることでより後方のスペースを広げることができます。 

〇STEP3:助手席を移動させたことで生まれる隙間を埋める

助手席をスライドさせたことで生まれる隙間を、後部座席を寝かせた状態の高さまで段差を埋めることで、約180cmの荷室長をつくりだすことが可能です。隙間と段差を埋めるための手段としては、

・エアークッション

・踏み台

などを利用して、後部座席との高さを調節すると良いでしょう。車中泊で積み込む荷物は、コンパクトに収納できるものが望ましいです。折り畳み式の踏み台や、コンパクトに収納できるエアークッションを利用することで、荷物をコンパクトに収納でき便利です。 

〇STEP4:車中泊マットを敷く

レジャーシートやエアークッションなどで荷室をフラットにしても、寝るときにはどうしても微妙な段差が気になってしまいます。車中泊マットを利用することで、より段差を気にすることなく快適な寝床をつくることができます。

●ライズは車中泊キットが多数販売されている

ライズは人気車種なので、車中泊関連の装備品も多数販売されています。快適な寝床を手軽につくりたいならば、これらの車中泊キットを購入するのも一つの方法です。

・ライズ用車中泊マット

・ライズ用ベッドキット

などは、ライズの荷室寸法に合ったサイズとなっているため、手軽に車中泊ができる寝床をつくることができるのでおすすめです。前述した4つのSTEPと合わせて快適な寝床をつくってみましょう。

3.ライズで車中泊をするために必要なもの

 

ライズで車中泊をするために必要なもの

ライズで車中泊をするためには、快適な寝床づくりのほかに車中泊に必要な装備を整えなくてはなりません。必要なものを下記にご紹介していますので、参考にして揃えてみてください。 

●シェード&カーテン

車中泊の三種の神器とも呼ばれている「シェード&カーテン」は、欠かせない装備品のひとつです。車内の様子を隠すことはもちろん、素材次第では遮光や断熱効果も期待できるため、寝床づくりとともに揃えましょう。シェードやカーテンを取り付ける目的をまとめると、

・夜間に照明を付けると車内が丸見えになってしまうのを防ぐ

・窓から伝わってくる外気温の影響を和らげる働きがある

・カーテンの柄や色合いを自分好みに選ぶことで、車内の雰囲気づくりができる

など、車中泊感を出すのにも役立ってくれます。車内にちょっとした自分だけの秘密基地のような空間をつくりだすこともできるので、装備して雰囲気づくりを楽しむのも良いものです。 

●車中泊マット

段差を気にすることなく快適な寝床をつくるために必要なアイテムです。より段差を気にせずフラット感を出したいなら、厚めのマットを選びましょう。車中泊マットの選び方のポイントは、

・丸洗いができるもの

・準備が簡単で収納性に優れているもの

・車のサイズに合ったもの

などがあげられます。自動で膨張するタイプや、シートクッションタイプなど、様々な種類があるので、いろいろ見てみるのも楽しいですね。

●寝袋(シュラフ)

自宅で使用している布団や毛布を利用するのも良いですが、ライズでの車中泊では荷物を置くスペースが限られているため、収納に優れた寝袋を利用することをおすすめします。寝袋の選び方としては、

・窮屈に感じないもの

・コンパクトにまとめられるもの

・丸洗いができるもの

です。気密性の高いマミー型や、開放感があってゆとりのある封筒型など、様々な寝袋が販売されています。季節に応じて春秋用、冬用の最低2つは用意しておきたいものです。 

●ポータブル電源

快適な車中泊を可能にするためには、装備品を充実させることが大切です。車中泊の醍醐味である車中飯を堪能したり、車内で有意義な時間を過ごすために必要なものと言えば、

・新鮮な食材、キンキンに冷えたビール(お酒)を保管する「車載冷蔵庫」

・快適な温度を保つために必要な「扇風機」

・夜間でも車内を明るく照らす「照明器具」

・好きな映画やアニメ、電子書籍を見るために必要な「スマホやタブレット、ノートPC」

などがあげられるでしょう。これらの電化製品を長時間使用するなら、ポータブル電源が必要不可欠です。ポータブル電源は、モバイルバッテリーよりも容量が大きく、車内でエンジンをかけずとも電気が使える電力供給源です。ライズでの車中泊では、積み込む荷物は厳選しなければなりません。ポータブル電源も、小型モデルでかさばらないものを選ぶと良いでしょう。

関連人気記事:車中泊で調理家電を使おう!ポータブル電源で広がる選択肢とは?

4.ライズで快適車中泊するならJackeryポータブル電源が最適

 

ライズで快適車中泊するならJackeryポータブル電源が最適

ライズの車中泊に最適なポータブル電源を選ぶなら、Jackery(ジャクリ)製品がおすすめです。

・400万台以上の販売実績のある世界的に有名なメーカー

・長期保証付きの製品もあり、修理&無料回収サービスなどアフターケアが万全

・季節によって影響する車内温度に耐性がある車中泊向けの性能を持っている

など、アウトドア向けに設計されたポータブル電源を販売している有名メーカーなので、安心して車中泊で利用することができます。 

下記に、ライズでの車中泊に最適なJackery(ジャクリ)の小型モデルをご紹介していますので、参考にして検討してみてください。

●Jackery ポータブル電源 300 Plus

Jackery ポータブル電源 300 Plusは、ライズの車内でもかさばらない小型モデル。大きさ230×155×167mmのコンパクトなボディに高性能な機能を持っています。冬の車中泊では寒さ対策に電気毛布も約4時間、夏場なら扇風機を約4.5時間使えるので、1年を通してライズでの車中泊で活躍するポータブル電源としておすすめです。 

●Jackery ポータブル電源 240 New

世界累計50万台以上の販売を記録した「240」からパワーアップして新発売されたJackery ポータブル電源 240 Newは、リン酸鉄リチウムイオンバッテリーを搭載し、充放電サイクルも4000回と長寿命化を果たしました。パススルー機能も推奨されているので、走行中に充電しながらでも電力供給が可能です。荷物を極力抑えたいライズの車中泊で、かさばらない大きさの240Newはとてもおすすめなポータブル電源です。 

●Jackery SolarSaga 100 Prime

目的に到着してからソーラーパネルを出して電力を補充するのではなく、移動中や停車中でもJackery SolarSaga 100 Primeなら本体に充電することが可能です。工業用の完全強化ガラス素材が使われているので、常時車の天井に備え付けていても安心して利用できる、車中泊するならポータブル電源と一緒に装備をおすすめしたいソーラーパネルです。

まとめ:ライズは1泊2日の週末車中泊が最適

 

ライズはコンパクトカーの枠組みの中でも、荷室長や荷室高が大きく車中泊向けの車です。荷物の置くスペースも考えると、1泊2日の週末車中泊が最適でしょう。普段は通勤や買い物、お出かけに使用し、休みの日は車中泊も楽しめる、柔軟な使い方ができるところにライズは魅力がありますね。 

今回の記事では、ライズで車中泊を可能にするための寝床づくりの方法を4STEPでくわしく解説しています。必要な装備品とともにまとめていますので、参考にして車中泊をお楽しみください。

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