7つの橋と瀬戸内海の島をつなぐ「瀬戸内しまなみ海道」をドライブ!(後編)
前編に引き続き、7つの橋と瀬戸内海の島をつなぐ「瀬戸内しまなみ海道(以下、しまなみ海道)」のおすすめドライブコースをお届けします。
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後編では、大三島(おおみしま)・伯方島(はかたじま)・大島(おおしま)のおすすめスポットをご紹介!ご当地グルメからパワースポットまで、しまなみ海道の立ち寄っておきたいスポットが目白押しです。島時間がゆったりと流れるしまなみ海道で、素敵なドライブを楽しみましょう。
神の島といわれる「大三島(おおみしま)」
広島県尾道市を起点とした4つ目の島「大三島」は、瀬戸内のほぼ中央に位置しています。愛媛県今治市に属しており、同県の離島の中では1番の広さを誇ります。
島内にある「大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)」は歴史的に有名なパワースポットとして愛され、人々は「神の島」として親しんできました。しかし、神の島であったことから魚類を採ることは長らく禁忌とされており、現在でも漁業は盛んではありません。
一方で、みかんを中心とした農業が盛んなため、島内の道の駅にはさまざまな種類のみかんやオレンジが所狭しに並んでいます。お手頃な価格で販売されているので、お土産にも最適です。大三島にドライブへ来たなら、みかんを購入して帰るのもよいでしょう。
・しまなみ海道随一のパワースポット「大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)」
大三島を訪れたなら、ぜひ立ち寄っておきたいのが「大山祇神社」。しまなみ海道随一のパワースポットといわれ、多くの観光客が訪れるスポットです。
日本建国の神と伝わる大山積大神(おおやまづみのおおかみ)を祀る神社で、日本全国にある山祇神社の総本山でもあります。古代から山の神、海の神、戦いの神として愛され、歴代の朝廷や武人、政治家、総理大臣など名だたる歴史上の有名人がこぞって足を運びました。
境内には、推定樹齢2600年といわれる立派な御神木が鎮座しており、縁結び、結婚運、仕事運、勝負運、健康運などさまざまなご利益があるそう。大地からパワーがみなぎってきそうな清らかさは、ここぞ!という大勝負のときに足を運んでおきたいですね。
・テレビCMでおなじみ「伯方の塩・大三島工場」
「は・か・た・の・しお〜♪」というテレビCMでおなじみの商品といえば、食卓の強い味方「伯方の塩」。1973年に塩の販売を開始してから現在まで、日本全国の食卓で愛されている調味料です。
(引用:いよ観ネットウェブサイトより)
伯方の塩・大三島工場では、伯方の塩の製造工程を見学できるほか、ここでしか買えない限定アイテム、名物の伯方の塩ソフトクリームなどの販売も行っています。大粒の塩がトッピングされた伯方の塩ソフトクリームは、ほんのり優しい味。バニラの甘みと塩のしょっぱさが相まって、おいしいひとときを過ごせるでしょう。大三島のドライブに、伯方の塩・大三島工場は外せません!
塩の島として有名な「伯方島」
大三島と同様に愛媛県の離島である伯方島は、瀬戸内海のほぼ中央に位置しています。かつては塩田を用いた製塩業が盛んで、塩の町として親しまれてきました。
伯方の塩の発祥の地は、ここ「伯方島」。伯方の塩の製造工程を見学できる工場はお隣「大三島」にありますが、伯方の塩が誕生したのは伯方島なんですよ。
島内では、ご当地名物の塩ソフトクリームを楽しめるだけでなく、イルカや鯨と触れ合える伯方ビーチやお土産を購入するにはぴったりの道の駅など、瀬戸内を満喫するスポットがたくさんあります。せっかくドライブで伯方島に来たのなら、ちょっと寄り道していきませんか?
・塩ソフトクリームを食べよう「マリンオアシスはかた」
伯方島に来たのなら、やはり食べておきたいのが名物「塩ソフトクリーム」。バニラの優しい味と塩のしょっぱさが甘酸っぱく光るイチオシの商品です。
(引用:広島県公式観光サイト ひろしま観光ナビより)
それが食べられるのは、島内にある道の駅「マリンオアシスはかた」。道の駅では他にも、伯方島やしまなみ海道のお土産、農産物などが販売されているので、ドライブの休憩がてら立ち寄るのがおすすめです。
道の駅の横には、真っ白な砂浜とどこまでも続く青い海が広がっています。伯方島でしか見られない絶景を前に、あなたも伯方島のトリコになってしまうはず。
・伯方島といえば塩ラーメン「伯方の塩ラーメン さんわ」
(引用:トリップノートウェブサイトより)
お次もやはり、塩グルメ!塩ソフトクリームを味わったのなら、次は島内にある食堂「伯方の塩ラーメン さんわ」で塩ラーメンをいただきましょう。
素材の旨みを「伯方の塩」で引き出したオリジナルスープは、まるで瀬戸内海のように優しく包み込んでくれる包容力があり、塩のあっさりとした風味の中にしっかりとコクを感じられます。岩海苔の香りも塩ラーメンの風味に溶け込み、バランスの良い1品です。
ドライブで伯方島を訪れたなら、ぜひ「伯方の塩ラーメン さんわ」をご賞味ください。
しまなみ海道の最終地点「大島」
広島県尾道市を起点とした6つ目の島は「大島」。しまなみ海道の終着点です。愛媛県本土とは来島海峡大橋(くるしまかいきょうおおはし)という全長約4kmの橋で繋がっており、自転車や原付、車での移動が可能です。
愛媛県本土との行きやすさから、他の離島よりもカフェや飲食店が多く点在しており、島時間をゆっくりのんびり過ごすにはうってつけのスポット。ドライブで瀬戸内海の絶景を堪能しつつ、大島で心も体も満たしてみませんか?
・瀬戸内海を一望!「亀老山展望公園(きろうさんてんぼうこうえん)」
全長約4kmの来島海峡大橋を上から眺められる絶景スポット、亀老山展望公園。標高307.8mの亀老山山頂にある展望台には、瀬戸内海を360度見渡せる贅沢な空間が広がっています。どこまでも続くキラキラと輝く海に導かれるように、心が穏やかになるのを感じられるでしょう。
(引用:しまなみSPOTウェブサイトより)
晴れた日には、西日本最高峰の山「石鎚山」が顔を出し、しまなみ街道の島々とのコントラストを楽しめます。展望台の建築は、東京の国立競技場を手がけた建築家「隈研吾」によるもの。どこか目を引く近代的な設計で、これまでに数々の映画・ドラマ・CMのロケ地として使用されてきました。ぜひ、しまなみ海道随一の絶景を誇る「亀老山展望公園」で、素敵な景色を堪能してみてください。
・天然酵母を使って焼く島のパン屋さん「Paysan(ペイザン)」
瀬戸内海に浮かぶ小さな島の天然酵母のパン屋さん「ペイザン」では、おなじみのあんぱんやベーグルをはじめ、愛媛県の特産品「伊予柑」を使用した伊予柑クリームなど総勢60種類以上の可愛らしいパンが並びます。
(引用:瀬戸内・松山 里島めぐりウェブサイトより)
全て石窯で焼いているため、パンの表情は一つひとつ違うもの。ちょっと黒くなっているものもあれば、ほんのり色づいているものなど、さまざまなパンの表情を楽しめます。
まるで絵本の世界に飛び込んだようなカントリー調の可愛らしさがギュッと詰め込まれた店内では、石窯で焼いたピザや自家製のパンを使用したランチプレートをいただけます。ドライブで一息つきたいときに、可愛らしいパンの世界へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
ドライブなら「ポータブル充電」がおすすめ
全長約60kmにも広がるしまなみ海道。長い旅路の中では、何かあったときの備えも必要です。そんなときにおすすめなのが「ポータブル充電」。持ち運びに便利なコンパクトサイズで、場所に関係なくどこでも電源を確保できるという優れものです。
もし、ドライブ途中にトラブルに巻き込まれたら、焦ってあたふたしてしまいますよね。ケータイの充電や情報の確保だけで精一杯。だけど、ポータブル充電を1台車の中に忍ばせておけば、ケータイやパソコンなどの家電製品を充電が可能になり、安心して過ごすことができますよ。長時間の車中泊にも対応でき、万が一の備えにポータブル充電は強い味方です。
せっかくの楽しいドライブ旅行。万が一の備えに、ポータブル充電はいかがですか?
まとめ
前編・後編にわたり、しまなみ海道のおすすめドライブスポットをご紹介しました。自転車でサイクリングもいいですが、長く続く橋を眺めながらのドライブもおすすめですよ。
しまなみ海道には、立ち寄りたいおすすめスポットがたくさんあります。何かあったときの備えにポータブル充電も車に積んでおけば、いつでも安心してドライブを楽しめるでしょう。素敵な思い出に、1台のポータブル充電を。ぜひ、楽しい思い出を作ってくださいね。
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