初めての多肉植物育成と小屋づくり|DIYでお庭に自分だけの庭園を

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部屋のインテリアとして植物を置いていらっしゃる方など、緑を取り入れたいと考えている方は多くいます。中でも「アロエ」や「クラッスラ」を好んで置く方もいますね。

 

「ぷくぷくとしたフォルムが可愛い」

 

「お世話が簡単」

 

などの理由から、これらの多肉植物はインテリアとしても愛用されています。多肉植物はほかの植物にはない独特のフォルムに魅力のある植物です。今回の記事では、この多肉植物に魅せられた方に、多肉植物の庭園づくりのための、多肉小屋DIYについてくわしく解説します。

 

多肉小屋づくりに必要な材料やDIYするための専用工具についても一緒にまとめていますので、最後まで読んでくださいね。

目次

1.多肉小屋をDIYする前に知っておきたい基礎知識

 

多肉植物とは、茎や葉っぱに水をため込んでいる植物の総称です。乾燥した環境でも生きられるよう、水分を蓄えている機能のある多肉植物は、お世話が簡単なこともあり、インテリアとして自宅においてある方もおおくいらっしゃいます。 

昔は「アロエ」を別名“医者いらず”として、皮膚疾患や口内炎、口臭予防として利用されることもありました。子供の頃、実家に置いていた記憶がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。これから育てたいとお考えの方に、特徴や育て方、環境づくりに関して基礎知識を身につけておきましょう。

●多肉植物の特徴や育て方を知る

多肉植物は、葉・茎・根の内部にたっぷり水分をため込んでいることから、乾燥に強いことが最大の特徴です。種類はたくさんあって、花が咲くもの、透明感の高い神秘的な形をしているものなど様々あります。

品種を選ぶことで初心者でも育てやすいものもあるので、ぜひ挑戦してみてください。多肉植物は、長雨の当たらない、日当たりと風通しの良い場所を好みます。室内に置くなら窓辺の棚や日が差し込む戸の淵の安定した場所に置くと良いでしょう。 

●多肉植物を育てて愛でる環境づくり“多肉小屋DIY”

多肉植物の独特な形に魅了される方も少なくありません。その中でも多肉植物の庭園をつくりたいと考える強者もいらっしゃるかと思います。多肉植物が育つ環境を自宅の庭につくるには、

・雨風を凌ぐことができる屋根

・日当たりが丁度良く、直射日光の当たらない場所

・風通しの良いところ

以上の環境を庭につくらなければなりません。それが“多肉小屋”となります。

2.多肉小屋DIYに4つの必要なこと

 

多肉小屋DIY

多肉植物を育成するために、お庭を利用して多肉植物が育ちやすい環境を整えるには、多肉植物専用の小屋をつくるのがベストです。多肉小屋をつくるときに必要な要素をまとめましたので、参考にしてつくってみてください。

●その1:多肉植物は雨を嫌う植物

多肉植物は湿度の高い状態が苦手な植物です。野外での育て方、自宅のお庭で育てる場合、雨ざらしはあまり良くない環境と言えるでしょう。

・葉が蒸れて腐ってしまう恐れがある

・雨の後に直射日光に当たることで、しずくを通したレンズ効果で葉が焼けてしまう

など、せっかくの魅力的な多肉植物の姿が台無しになってしまいます。お庭などの屋外で多肉植物を育てるときは、直接雨に当てないこと。屋根の下で育てることが多肉植物を育てるうえで基本とされています。 

●その2:多肉植物は風通しの良い場所を好む

多肉植物は、自然環境だと日照量が豊富で、一般的に乾燥した場所に生息する傾向にあります。日光が十分に当たる場所で、風通しが良く、湿度を適切にコントロールできる場所が理想的とされています。多肉植物の置き場所には配慮が必要となってくるのです。 

また、季節によっても望ましい置き場所の環境は変わってくる植物でもあります。

・春と秋:屋外の日向がおすすめ。強い直射日光を避けて半日陰に配置する

・夏:屋外でも明るい日陰に配置する

・冬:室内に取り込むか、適切な温度管理のできる場所に配置する

などといった具合に、季節ごとの日当たりと温度管理のできる環境づくりが重要になってきます。十分な日光を必要とする反面、直射日光には弱いという特性を十分理解した上で環境を整えましょう。

●その3:多肉植物が持つ独特の景観を楽しめる棚づくり

多肉植物の持つ独特な見た目は、インテリアとしても重宝されることもあり、多肉植物の魅力を引き立たせる配置と並べ方にはこだわりたいものです。また、多肉植物は棚で育てるうえでメリットもあります。たとえば、

・見やすくて管理しやすい

・限られたスペースでも多数の多肉植物を育てられる

・多肉植物の種類と鉢のデザイン次第で独特な景観を楽しめる

などがあげられるでしょう。棚ごとにテーマを設けるなどして、あなたなりのこだわりで多肉植物が持つ豊富な色彩と形状を活かした自分だけのオリジナルの景観を作ることができます。 

●その4:増えることを意識してゆとりのある小屋づくり

多肉植物を育てて魅力にハマっていくと、「葉挿し」や「挿し木」といった方法で多肉植物の繁殖に挑戦してみたくなる方はおおいのではないでしょうか。

・別の鉢に移して発育を楽しむ

・誰かにプレゼントする目的で繁殖に挑戦する

だから、多肉小屋をつくるときは、多肉植物は増えていくことを念頭において、ゆとりのある小屋づくりをしていくことをおすすめします。目的があると、多肉植物の育成も楽しいです。

3.多肉小屋をDIYするときに必要な素材

 

●遮光ネット(カーテン)

多肉植物は日当たりの良い場所を好みますが、直射日光には弱い特徴があります。だから、日光の当たり方を和らげることのできる遮光ネットは多肉小屋をDIYするときに必要な素材です。 

遮光ネットを取り付けることによって、意図的に日陰をつくり多肉植物にとって良い環境を整えることも、多肉植物にとって育てやすい環境を整えられます。 

●植物の色や形に合った鉢

多肉植物は、種類によって葉っぱや茎の形、色が多種多様です。とくに、葉の形や色によって鉢の形や色彩も検討して選ぶことで魅力はより映えるようになります。例えば、葉の色と同系色の鉢と組み合わせてみるのも良いですね。 

また、多肉植物の大きさによってバランスの良い鉢に移し替えることもおすすめです。最近では小さいものであれば100円ショップでも購入が可能です。鉢の代わりになるもので自分なりに工夫してコーディネートするのも良いですね。 

●お庭の雰囲気に合った木材

多肉小屋をつくるときは、お庭の全体的な配置や多肉小屋の設置場所などを考慮してお庭全体のバランスを検討しましょう。自宅のお庭を大変身させるのも、趣味としてやりがいも出てくると思います。 

しっかりとした完ぺきな多肉小屋なんて初めから難易度が高くて初心者の方には荷が重く感じることもあるでしょう。トライ&エラーを繰り返しながら自分のこだわりを反映させていくと大変な分やりがいのあるDIYとなります。

4.多肉小屋をDIYするときに必要となる電動工具

 

多肉小屋をDIYするときに必要となる電動工具

多肉小屋をDIYでつくるとき、雨を凌ぐための屋根や、多肉植物を並べる棚づくりなど、労力や時間がかかってしまい、なかなか作業が進まないことがあります。そんなときは、電動工具を使ってみると、とても便利で作業をスムーズに進めることができます。切断面などの加工跡もキレイなので、自分が描いた多肉小屋をつくるには最適な工具と言えるでしょう。ここでは多肉小屋をつくるときに活躍する電動工具についてくわしく解説します。

●ネジ締めを行うための電動工具

屋根や棚を作るとき、木材などの素材を繋ぎ合わせるためには、穴を開けたりネジを使ってつなぎ合わせる必要があります。手動でやろうとすると、かなりの労力と時間がかかってしまう作業でもありますね。そんなときに活躍するのが電動ドライバーです。電気の力でネジ締めや穴あけ作業を楽にしてくれる便利な電動工具です。 

〇ドリルドライバー:先端部分を回転させる機能を持っていて、速度切替やクラッチ機能を備えていて初心者の方でも楽に使用できます。

〇インパクトドライバー:回転のほかに打撃を加える構造を持っており、ビスを打ち込むこともできます。回転速度が速いので、使うのに少しコントロールが難しい場合があります。

〇小型ドライバー:小さくて扱いやすく、DIY初心者の方には使いやすい工具。ペン型やボール型などもあり、リーズナブルで購入しやすいモデルもあります。

●切断を行うための電動工具

木材を必要な長さにカットする工具としては、のこぎりが頭に浮かぶ方は多いと思います。作業性を考えると電動工具を使用する方が効率的で仕上がりもキレイです。切断を行う電動工具としては以下のものがあげられます。

〇ジグゾー:刃を上限に振動させて素材をカットしていく電動工具です。刃となるブレードには種類があり、木材以外の金属やダンボール、プラスチック素材向けのブレードがあります。

〇丸ノコ:円形の刃を高速回転させて切断する電動工具です。ジグゾーに比べて高速回転させることができるので、圧倒的なスピードで素材をカットできるのが特徴です。

●研磨&研削を行うための電動工具

切断面をキレイに見栄えを良くするための加工には、研磨や研削といった工程が必要になります。研磨とは、切断面などを摩擦によって削り取り、表面を滑らかにする方法です。研削は、砥石などの砥粒を含む素材で素材を摩耗させる方法で、主に金属などの固い素材を削り取ることを目的としています。研磨&研削ができる工具としては以下のものがあげられます。 

〇電動サンダー:取り付けたサンドペーパーを振動させたり回転させたりすることで、木材や金属の研磨、削り作業ができる電動工具です。

〇グラインダー:砥石を回転させることで研磨や切削、研削を行える電動工具です。砥石の種類を変えることで、金属やコンクリートなどにも使えます。鉄材やパイプの切断にも使われることもあります。

●屋外で電動工具を使うためのポータブル電源

電動工具を自宅の庭などの屋外で使用するためには、電力供給源が必要です。電動工具の多くは電源コードの長さが限られているため、自宅の壁に設置してある屋外用コンセントから電源を取るのが難しいことが多いです。そんなときに活躍するのがポータブル電源です。

・持ち運びができて様々なところで電気工具が使用できる

・製品によっては複数の電動工具が同時に使用できる

・発電機よりも静音性に優れているため近所迷惑にならない

などの利点が多くあり、屋外での電気の利用に臨機応変に対応できます。ポータブル電源は、家庭用電源が使用できるのが最大の魅力。お庭での多肉小屋づくりのDIYに大いに活躍してくれる電力供給源です。電動工具以外にも、日が暮れてからの作業時に必要になる照明器具の利用にも使えたり、使わないときは節電対策にも有効活用できます。一家に一台あると何かと重宝する便利アイテムと言えるでしょう。

5.多肉小屋DIYや育成に大活躍!Jackeryポータブル電源

 

多肉小屋DIYや育成に大活躍!Jackeryポータブル電源

DIYで多肉小屋づくりをするため使用する電気工具の使用以外にも、多肉植物の育成にも大活躍する屋外での電気の使用に便利なポータブル電源。選ぶならJackery(ジャクリ)が最良です。

・ラインナップが豊富だから必要な電気量によって適切な容量を選べる

・電気用品安全法(PSE)の適合検査に合格していて安心・安全に屋外で利用できる

・リン酸鉄リチウムイオンバッテリー搭載で、一度購入すれば長期的に利用可能

・長期保証付きで修理&無料回収サービスなどアフターケアも充実している

など、長期的に安心・安全に利用できるので、多肉植物の育成にも活躍してくれます。たとえば、植物育成用ライトの使用など、多肉小屋内の環境を整えるために電気の力を利用することができます。小屋の大きさによって必要な電力量は変わってくるでしょう。Jackery(ジャクリ)の中でもおすすめ製品をご紹介します。

●Jackery ポータブル電源 2000 Plus

Jackeryの中でも超大容量なサイズだから、たっぷり使えるポータブル電源です。電動工具の動かすのに必要な電力は、大体300W~500Wです。2000Plusなら約4時間は利用可能なので、長時間DIYの作業をしていても電力不足を感じずに作業ができます。また、日が暮れてきたら照明器具なども利用できるので、多肉小屋のDIYに集中できます。完成したら、育成にもポータブル電源は利用できるので、長期的に大活躍してくれるでしょう。

●Jackery ポータブル電源 1000 Plus

1264Whと大容量だから、複数の電動工具を使用しても長時間利用できます。最大3個まで同時利用も可能なので、工具を繋ぎ変える心配もいりません。

●Jackery ポータブル電源 1000 Pro

1000Plusがちょっと重いと感じる方におすすめなのが1000Proです。1000Plusと同じくらいの大容量で、電動工具はもちろん照明器具などの同時利用もできます。容量も1002Whあるので、電動工具を長時間使い続けることができるポータブル電源です。 

●Jackery ポータブル電源 600 Plus

電気工具を使用できる容量も持っているので、お庭の多肉小屋DIYにも使用できる中容量モデルです。急速充電機能もあるため、最速約1時間でフル充電が可能。もし使い切ったとしても休憩している間に充電できるため、万が一電力不足になっても作業を再開できます。

中容量でも柔軟に使用できる機能を持ち合わせているので、使い方次第では大容量に負けないパフォーマンスを発揮してくれるポータブル電源です。

まとめ:DIYで多肉植物を愛でる環境を整えて景観を楽しもう

 

多肉植物の魅力に取りつかれたら、自然と数が増えてしまう方も多いのではないでしょうか。独特な形でかわいいので、つい違う種類も欲しくなってしまいますね。ある程度数が増えてしまったら、きちんと環境を整えて、並べたくなる気持ちもわかります。 

多肉植物が好きな方にとって自宅の庭に多肉小屋をつくることは、憧れになっていることでしょう。今回の記事では、多肉植物を育成し景観をたのしむためのDIYについてくわしくまとめてありますので、ぜひ参考にして多肉小屋DIYに挑戦してみてください。

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