1.冷蔵庫を買ってはいけない3つの時期
冷蔵庫は、年間を通して同じ金額で販売されるわけではありません。時期を間違えると、割高な金額で購入してしまい、後から後悔する可能性があります。冷蔵庫を買ってはいけない時期は、以下のとおりです。
①年末年始
買い手側の財布の紐が緩んでいる年末年始は、比較的商品が売れやすいため、価格はそこまで安くなっていません。また、新年に向けて電化製品を新調しようと多くの人が訪れます。
じっくり製品を選ぶ時間が取れなかったり、人気モデルが品薄になったりと、家庭に合った冷蔵庫に巡り合えない可能性もあるでしょう。たとえ目当ての冷蔵庫を購入できたとしても、配送が混み合い、希望の日時に届かないケースもあります。
②ボーナスの時期
電化製品をつい買いたくなるボーナスの時期も、値段はそこまで安くなっていません。一般的に、消費者の需要が高まる時期は、金額も下がらない傾向にあります。
人気モデルは売り切れやすく、旧式モデルを割高で購入する羽目にもなりかねません。一度に多くの収入があり、高い買い物をしたくなりますが、ひとまず我慢しましょう。
③新製品発売直後
新製品が発売された直後は、価格が最も高くなります。新製品は発売から年数が経つほど価格が下がっていくので、発売と同時に購入するのは控えた方がよいでしょう。
さらに、新製品発売直後は初期不良や不具合が発見されることもあるため、慎重な判断が必要です。購入者が増えてきて、高評価のレビューが多いと安心して購入できます。
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2.冷蔵庫をお得に買える時期

冷蔵庫に買ってはいけない時期があるのと同様に、お得に買える時期も存在します。いつ買うかで数万円の差が出る可能性もあるので、購入時期は計画的に設定しましょう。冷蔵庫をお得に買える時期は、以下のとおりです。
●モデルチェンジ前:7~9月
冷蔵庫は、モデルチェンジ前の7〜9月がお得に購入できます。電化製品の多くは、1年に1回モデルチェンジするのが特徴です。新モデルが出る1〜2か月前は、型落ちする直前の商品の値段が下がっています。
お店としても、モデルチェンジ後に在庫を抱えたくないため、安くしてでも売り切りたいのです。冷蔵庫は10〜11月に新モデルが出るので、7月〜9月に安くなります。型落ち寸前の冷蔵庫は、発売直後の半額になっていることもあります。
●決算月:3月
決算月である年度末の3月も、狙い目です。各社が売り上げを伸ばそうとしのぎを削っているので、冷蔵庫が比較的安く手に入ります。お店側は3月に収益や損益を計上するため、できるだけ在庫を処分しようと、決算セールも開催されます。
決算セールの内容は家電量販店によって異なるので、複数社を比較してみてください。また、決済月は2月からの新製品発売によって、型落ち商品が値下げされやすい時期です。
●中間決算月:9月
中間決算月の9月も、決算月の3月と同様の理由で冷蔵庫が安くなっています。一般的には、中間決算月の9月よりも決算月の3月の方が値引き率は高くなるのが特徴です。
決算に向けて各社でセールが開催されているので、チェックしてみましょう。家電量販店によっては、中間決算月が8月に設定されている場合もあるので注意してください。9月は、型落ち直前の商品が最も安くなる月でもあります。
3.冷蔵庫を買ってはいけない時期でも安く買う方法

冷蔵庫を買ってはいけない時期であっても、急な故障や引っ越しで購入を余儀なくされる場合があります。しかし、妥協して新型モデルを表示価格のまま購入するのはもったいないです。冷蔵庫を買ってはいけない時期でも安く買う方法を紹介します。
●在庫限りの旧製品を買う
新製品発売直後は、在庫限りの旧製品が安くなっているので買い時です。新製品が登場すると、型落ちとなった旧製品は在庫一掃セールで大幅に値引きされることが多くあります。
最新モデルよりは少し劣るものの、性能は十分に優れています。特に発売期間が1年の差しかないと、目立った進化はなく、機能に大きな違いはありません。また、型落ち商品の中には、展示処分品の割引が適用されている場合があるので、チェックしてみてください。
●家電量販店で値下げ交渉を行う
家電量販店で冷蔵庫を購入するなら、値下げ交渉が欠かせません。店員さんとの交渉次第では大幅な値引きが適用される場合もあるので、表示価格のまま購入するのはもったいないです。むしろ、表示価格は値段交渉されることを前提に記載されている場合もあります。
購入したい商品が決まったら、店員さんに購入の意思表示をするとともに、常識的な値下げ額を提示しましょう。ネットよりも安く購入できれば、値引き交渉は大成功です。無茶な金額を提示すると、そこまで安くしてもらえない恐れもあるので、注意してください。
●通販サイトのポイントアップを利用する
通販サイトのポイントアップを利用するのも、お得に冷蔵庫を買う方法の一つです。通販サイトによっては、独自に以下のようなポイントアップを実施している場合があります。
・スーパーセール期間中はポイント最大10倍
・5と0の付く日はポイントが2倍
・対象の冷蔵庫に買い替えるとポイント最大20.5倍
冷蔵庫自体の価格は安くなりませんが、付与されるポイントが増えれば、その分次回のお買い物時に安く購入できます。Amazonや楽天など、各種通販サイトで独自のポイントアップを実施しているので、比較してみてください。
●通販サイトのセールを利用する
通販サイトのセールを利用すれば、冷蔵庫の価格を大幅に下げられます。通販サイトによっては、割引クーポンを配っていたり、特定の期間だけ割引されたりとセールの形態は様々です。家電量販店の通販サイトでも、在庫処分セールや決算セールを開催しています。
セール期間中かどうかで冷蔵庫の価格は大きく変わるので、各通販サイトのセール期間を見計らって購入しましょう。また、セールの内容によっても値引き率は異なります。冷蔵庫を購入する際は、本体価格に加えて設置費用も割引されているかに着目しましょう。
4.災害時に冷蔵庫を動かせるポータブル電源
災害時に食料を長期保存するために欠かせない冷蔵庫ですが、停電が起きると稼働できない恐れがあります。停電中も冷蔵庫を稼働するには、ポータブル電源が欠かせません。ポータブル電源とは、内部に大量の電気を蓄え、停電中も電化製品に給電できる機器を指します。
災害による停電時にポータブル電源が活躍する場面は、以下のとおりです。
・エアコンや電気ストーブを稼働して、快適な気温を維持できる
・電子レンジや電気ケトルを使い、非常食を簡単に温められる
・冷蔵庫に給電して、食品の腐敗を防げる
・LEDライトで夜間の照明を確保できる
・防災ラジオに給電して、最新の災害情報を収集できる
・家族との連絡手段になるスマホを常にフル充電にしておける
災害用のポータブル電源は、創業から13年間で世界販売台数500万台を突破した実績を誇るJackery(ジャクリ)製品がおすすめです。業界最大級の軽量コンパクト設計を誇るので、災害時には避難所まで気軽に持ち運べます。
緊急充電モードを使えば、わずか1時間で満充電が可能です。100%の電池残量では、1年間で5%の自然放電に抑えられるため、災害時にはすぐ使用できます。5年以上も長期保存でき、災害時の強い味方になるでしょう。
業界最大級25%の変換効率を誇るソーラーパネルと併用すれば、停電中も太陽光から充電できるので、停電生活が長引いても心配ありません。
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5.冷蔵庫を買ってはいけない時期に関するよくある質問
最後に、冷蔵庫を買ってはいけない時期に関するよくある質問を紹介します。冷蔵庫は買ってはいけない時期と買い時でどれだけの価格差があるのかや、店舗ごとの買ってはいけない時期について気になる方は多いのではないでしょうか。
●冷蔵庫の買い時に効果的な値下げ交渉の方法は?
家電量販店で冷蔵庫を購入する際には、値下げ交渉が重要です。値下げ交渉で大幅な値下げを実現するためには、以下のポイントに着目しましょう。
・家電量販店が多く点在するエリアを選ぶ
・値引き交渉に応じやすい決算時期に行く
・商品の入れ替わりが激しい大型店舗に行く
・店舗の偉い人を見つけて値引き交渉を行う
値引き交渉は、ネットで最も安い価格のページを提示して交渉するのがおすすめです。店員さんも人間なので、失礼のない態度で誠実に値引き交渉を行ってください。
●冷蔵庫を買ってはいけない時期は店舗によって異なる?
冷蔵庫を買ってはいけない時期として、年末年始やボーナスの時期、新製品発売直後が挙げられます。年末年始とボーナスの時期に関しては、店舗間で差はありません。しかし、店舗によって扱う商品が異なるので、新製品の発売時期も異なります。
特に店舗限定モデルやセットを購入する場合には、他の家電量販店の発売時期は参考になりません。ネットで目当ての商品を見つけたら、各店舗に問い合わせて、新製品の発売時期を確認しましょう。新製品が発売される直前であれば、安く購入できます。
●冷蔵庫を買ってはいけない時期と買い時の値段差は?
冷蔵庫を買ってはいけない時期に比べて、買い時は半額程度になっている場合があります。冷蔵庫は発売直後が最も高く、型落ち寸前が最も安くなります。たった1年待つだけで大幅に値下げされるので、買ってはいけない時期に購入するのは極力控えましょう。
ただし、冷蔵庫の故障や引越しによって、買ってはいけない時期での購入がやむを得ない場合もあります。そんな時は新型モデルは購入せず、在庫限りの旧製品を購入しましょう。
まとめ
冷蔵庫を買ってはいけない時期は、年末年始やボーナスの時期、新製品発売直後です。価格が高くなっているだけでなく、多くの人が訪れるので、目当ての商品が品切れになっている可能性もあります。安く購入したいなら、決算時期やモデルチェンジ前を狙いましょう。
この記事で紹介した買ってはいけない時期を参考に、お得に冷蔵庫を入手してください。
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