家庭用の非常用発電機は必要か？災害時におすすめの価格が安いソーラー発電機を紹介

普段の生活では、特に不自由なく上記のことができます。しかし自然災害が起きて停電すると、当たり前にできていたことが行えません。

災害時に非常用発電機が家庭にあれば、主に下記の3つの使い道ができます。

・家族や友達への緊急連絡

・電力が必要なデバイスや家電製品の稼働

・電力が必要な照明機器の稼働

自然災害が多い日本で生活をするうえで、万が一に備えて家庭に非常用発電機を置くのは大切です。特にスマホが使えれば、避難場所へのナビや災害の被害状況など緊急に必要な情報を得られるので、最低限スマホを充電できる環境は必要でしょう。

また、非常用発電機は、災害などの非常時だけではなく、キャンプや車中泊などのアウトドアでも有効に活用できます。家庭で使用する非常用発電機の中には、コンパクトで持ち運びやすいものも多いです。

実際に非常事態が発生することは稀なので、アウトドアなど普段から発電機の使用に慣れておくことも、非常時に発電機をスムーズに使用できることにつながるでしょう。

家庭用の非常用電源として非常用発電機には主に下記の3つのメリットがあります。

・電力を作り出せる
・価格が安い
・出力電力が大きい

それぞれ見ていきましょう。

●電力を作り出せる

非常用発電機は家庭での電力供給が遮断されたり、外で電気が必要になったりした時はすぐに電力を作りだせるので、緊急時の備えとして安心です。

自然災害で停電になった際は、自宅だけではなく周辺の家庭でも同じ様に停電していて、電気が使えなくて困っているケースが多いです。そんな時に家庭用の非常用発電機を1台所持していれば、困っている近隣住民の方に電力供給をしてあげられるので人助けにもなるでしょう。

●価格が安い

家庭向けの非常用発電機は導入費用が安く抑えられた、コストパフォーマンスの良い製品もあります。業務用は数百万円の製品が多く高価なイメージがありますが、家庭用は低価格の製品も多いです。バッテリー容量や発電方法によって価格は異なりますが、数万円台から購入できます。 

さらに、持ち運びができる発電機は設置工事費用もかかりません。屋根に取り付けるタイプの太陽光発電のように設置工事が必要だと、家庭用でも100万円前後の費用がかかります。初期費用を安く抑えたい方には、非常用発電機として持ち運び可能なポータブル電源とソーラーパネルのセットは設置費用がかからずおすすめです。

●出力電力が大きい

非常用発電機は、1,000W以下の小型タイプ～3,000W以上のタイプまで様々販売されています。家庭防災で使用する非常用発電機は、出力電力が1,000Wぐらい以上のモデルがおすすめです。出力電力が大きければ、消費電力が大きい家電製品を同時にいくつも稼働できるのがポイントです。

例えば、炊飯器を稼働させながら同時にエアコンを稼働させたり、複数の家電を使用することも珍しくありません。複数の家電製品を同時に使うとなると高い出力電力が必要です。

非常用発電機にはさまざまなタイプがあり、目的に合わせて選ぶ必要があります。家庭用の非常用発電機には以下のような種類があります。 

● ガソリンや軽油などの燃料を使った発電機

●カセットボンベ式発電機

● 持ち運び可能なポータブル電源＆折り畳みソーラーパネル

● 据え置きの太陽光発電 

燃料で発電するタイプはバッテリー容量が大きいですが、燃料の管理や騒音、排気ガスで室内で使えないなどの問題があります。

屋根に取り付けるソーラーパネルと家庭用蓄電池は太陽光発電で日常で使う電気もまかなえますが、初期費用が高額です。 

ポータブル電源と折り畳みソーラーパネルをセットしたソーラー発電機は、設置工事不要で図書館並の静音性、排気ガスも出なく室内でも安全に使えるので、家庭用の非常用発電機として一番おすすめです。

燃料を使う非常用発電機は排気ガスと騒音の問題で室内での使用ができないので、あまり一般家庭向きではありません。その点「ポータブル電源＆ソーラーパネル」は家庭用に向いています。

家庭防災用の非常用発電機としてポータブル電源とソーラーパネルセットをおすすめする理由を以下5点にまとめました。

①ソーラー発電で燃料が必要ない

ソーラーパネルでの発電は燃料が必要なく、管理が簡単でコストパフォーマンスに優れています。一方で、燃料式の発電機には以下のようなデメリットがあります。 

● 燃料の保管や補充、定期的なメンテナンスが必要である

● 排気ガスが出るので室内では使用できない

● 燃料のコストが発生するため、維持費用が高い 

ポータブル電源とセットしているソーラーパネルは、折り畳みのもので、設置工事がいらず、ソーラーパネルを置くだけで太陽光発電できます。燃料を用意するお金もかからないため、コストパフォーマンスの良い自家発電方法です。

さらに、ポータブル電源は、ソーラー発電で充電する以外に、家庭用のAC電源と自動車のシガーソケットから充電する方法もあります。これからはEV（電気自動車）がますます増えてくることが間違いないので、EVとポータブル電源のセットで非常用電源として活用することも、特に停電時には有効でしょう。

②音が静かで排気ガスも出ないので室内でも安全に使える

ポータブル電源ソーラーパネルは音が静かで、家庭での使用に向いた非常用発電機です。燃料を使う発電機の多くは稼働時に大きな音が発生する製品が多く、使うときは騒音に注意する必要があります。 

騒音値はdBで表現でき、ポータブル電源の動作音は35〜40dBです。40dBの目安は閑静な住宅地の昼や図書館内程度で、一般的に静かと言われる騒音レベルです。 

燃料を使用する発電機は家庭用の小型のものでも、動作時にオートバイをふかしたような大きい音（90～100db程度）が発生します。室内や避難所で使用する場合は騒音が問題となりやすいので、音が静かなポータブル電源がおすすめです。

参考：深谷市「騒音の大きさの目安」

③持ち運びができるので避難所に持って行ける

ポータブル電源の軽い製品は3〜4kg程度のため、女性や高齢者でも簡単に避難所などへ持ち運べます。大容量のタイプでも10〜15kg程度で、取っ手もついているので持ち運びが容易です。 

屋根などに据え付けるタイプの太陽光発電システムは持ち運べないため、自宅以外の場所では使えません。また、燃料を使った非常用発電機はコンパクトな製品でも一般的に20kg以上あり、サイズも大きいので持ち運びが難しいです。 

Jackeryポータブル電源とソーラーパネルはコンパクトなモデルが多いので、持ち運んで好きな場所で使えます。

④家の中のほとんどの家電が使える

ポータブル電源大容量モデルは高出力・大容量であり、家庭用の家電はほぼ全て使えます。例えば、「Jackery Solar Generator 1000 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネル」は定格出力1500Wで、冷蔵庫や電子レンジ、ドライヤーなど消費電力の大きい家電も問題なく動作可能です。 

家庭用の非常用発電機として購入するときは、使える家電のチェックが必要です。格安ポータブル電源は出力が小さく、使えない家電が多い場合があります。非常時に大型家電も使いたい方は、Jackeryの上位モデルをはじめとした、出力が大きな製品を選びましょう。

⑤メンテナンスが必要ないので長期保管に向いている

ポータブル電源・ソーラーパネルは自然放電が低いので6ヶ月に1度ほど充電すれば、ほぼメンテナンスは必要いりません。燃料を使った非常用発電機は月に1回程度稼働させる必要があり、燃料の補充や交換、定期的なメンテナンスが必要です。 

さらにJackeryポータブル電源の場合、100％の電池残量で1年間放置しても自然放電（※）による電池の残量の減りは5％程度です。いざという時に使えないと困るので、家庭用の非常用発電機はJackeryポータブル電源＆ソーラーパネルセットのようなメンテナンスの手間がかからず、長期保管に向いている製品が良いでしょう。 

※自然放電：使っていなくても化学反応によりバッテリー残量が少しずつ減っていく現象です。電池の残量が0の状態が続くとバッテリーが劣化してしまうため、定期的な充電をする必要があります。 

非常用発電機というと、まだまだエンジン式の発電機をイメージする方は多いでしょう。しかしソーラーパネルとポータブル電源を組み合わせれば、エンジン式の発電機にも負けない使い勝手の良さがあるのです。太陽光発電により電力の自給自足ができます。燃料が必要な非常用発電機と比較して安全性が高く、室内でも安心して使用できるのもポイントです。

もちろん非常用発電機としての利用以外にも、アウトドアやレジャー用としてもお使いいただけるので、楽しみが無限に広がります。

家庭に非常用電源を備蓄するのであれば、安全性や利便性は無視できません。緊急時・自然災害・停電などに備えて、ぜひご家庭に1台ポータブル電源ソーラーパネルセットを用意してみてはいかがでしょうか。