乾電池の備蓄は1週間分必要!防災用に選ぶポイントや保管方法も紹介

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「災害に備えて乾電池を備蓄したいけど、どの種類をどのくらい用意すればいいのか」と悩んでいないでしょうか。

 

この記事では、防災用の乾電池の種類や選び方を紹介します。備蓄する際の乾電池の保管方法や注意点も必見です。用意すべき乾電池の種類や本数がわかり、停電時も安心して過ごせるでしょう。

目次

1.乾電池の備蓄は1週間分必要

 

停電対策としての乾電池の備蓄は、目安として1週間分は必要です。ここでは、備蓄本数の目安やサイズを紹介します。 

・乾電池の備蓄本数の目安|20本ほどあれば安心

・乾電池の使用期限|2年〜10年

・乾電池のサイズ|単3・単4を用意しよう 

乾電池の備蓄を検討する際に参考にしてみてください。

●乾電池の備蓄本数の目安|20本ほどあれば安心

乾電池の備蓄本数は、乾電池式の充電器でスマホを約1週間使える「20本」ほどあれば安心です。巨大地震が発生した場合は、1週間ほど停電することが予想されています。乾電池を20本ほど準備しておけば、停電時でもスマホで災害に関する情報収集が可能です。 

なお、懐中電灯やラジオなどを使いたい場合は、乾電池を追加で用意しましょう。

●乾電池の使用期限|2年〜10年

乾電池の使用推奨期限は、2年〜10年ほどとなっています。例えば、マンガン電池・アルカリ電池の使用推奨期限は下記のとおりです。

電池の種類(マンガン電池)

寿命

単1

3年

単2

3年

単3

2年

単4

2年

電池の種類(アルカリ電池)

寿命

単1

10年

単2

10年

単3

10年

単4

10年

※使用推奨期限:未使用で保管された場合に電池が正常に作動する期限のこと。

参考:Panasonic 

使用推奨期限は電池の種類によって異なるため、事前に確認しましょう。

●乾電池のサイズ|単3・単4を用意しよう

備蓄する乾電池は、単3・単4がおすすめです。単3や単4電池はさまざまな電子機器に使われており、コンビニやスーパーで手に入りやすいからです。 

また単1・単2は、スペーサーを使えば単3電池をそれぞれの電池として使用できます。単3・単4電池を多めに用意して、単1・単2が必要になったらスペーサーで対応しましょう。

2.乾電池の種類3つ|防災には長期保存できるアルカリ電池がおすすめ

 

アルカリ電池

乾電池の3つの種類や特徴を紹介します。 

・アルカリ電池|使用期限が長く防災用に最適

・マンガン電池|使用期限が短く長期保存に向かない

・リチウム電池|使用期限は長いが単価が高い 

それぞれ詳しくみてみましょう。

●アルカリ電池|使用期限が長く防災用に最適

アルカリ電池はパワーがあり寿命も長いため、備蓄用に適しています。使用推奨期限も単3・単4は10年と長いため、防災用に最適です。また単3・単4電池は、2本で100円ほどと比較的安価なため備蓄しやすいでしょう。

参考:ケーズデンキ 

備蓄するなら、長寿命で安価で手に入るアルカリ電池がおすすめです。

●マンガン電池|使用期限が短く長期保存に向かない

マンガン電池はパワーが弱く、時計やリモコンなどの必要な電流が小さいものに使われています。価格は、アルカリ電池とほぼ同じか、少しだけ安い程度です。 

ただし使用推奨期限は、2〜3年と短いものが多いため備蓄には適していません。安価ですが寿命が短いため、長期保存には向かないでしょう。

●リチウム電池|使用期限は長いが単価が高い

リチウム電池はパワーが大きく、電子タバコやデジタルカメラなどに使われています。使用推奨期限は15年と、長寿命のため備蓄に適しています。 

しかし単4電池の価格は2本で850円前後と、アルカリ電池やマンガン電池と比べて高めです。

参考:ビックカメラ.com 

使用推奨期限が長いため備蓄に適していますが、単価が高いためまとまった本数を揃えるにはお金がかかるでしょう。

3.備蓄用の乾電池を選ぶ3つのポイント

 

備蓄用の乾電池を選ぶポイントを3つ紹介します。 

・使用推奨期限が長いものを選ぶ

・液漏れ防止製法のものを選ぶ

・乾電池を使う機器に合わせて種類を選ぶ 

それぞれ詳しく解説します。

●使用推奨期限が長いものを選ぶ

備蓄用の乾電池には、使用推奨期限が長いものを選ぶことが重要です。期限を過ぎると、電池性能の低下や劣化による液漏れや発火の原因になります。備蓄用には、使用推奨期限が10年のアルカリ電池単3・単4がおすすめです。

●液漏れ防止製法のものを選ぶ

乾電池を使用推奨期限を超えて保存すると、電池の中に入っている電解液が外に出てしまう「液漏れ」が起こることがあります。液漏れした乾電池は使用できないだけでなく、人体に有害で肌に触れるとやけどをする可能性があるため危険です。 

そのため備蓄する際には、乾電池の液漏れの原因となる水素ガスの発生を抑える「液漏れ防止製法」がされているものを選びましょう。

●乾電池を使う機器に合わせて種類を選ぶ

備蓄する乾電池は、非常時に使いたい機器に合わせて選びましょう。機器によって必要な乾電池は異なるため、確認せずに選ぶと非常時に使えない可能性があるからです。 

例えば一般的にはラジオが単4、乾電池式充電器が単3など、必要な電池は機器により異なります。非常時に確実に使うためにも、あらかじめ必要な電池の種類の確認は必須です。

4.乾電池を防災備蓄する際の保管方法は?5つの注意点

 

乾電池を防災備蓄する際の保管方法は?

乾電池を防災用に備蓄する際の保管方法や注意点を紹介します。 

・直射日光・高温多湿を避ける

・未使用と使用済みを分ける

・金属類と一緒に保管するのを避ける

・冷蔵庫で保管しない

・機器から取り出して保管する 

備蓄用に乾電池を保管する際の参考にしてみてください。 

●直射日光・高温多湿を避ける

乾電池は、直射日光と高温多湿になる場所を避けて保管することが重要です。適切な温度は10度〜25度で、30度を超えると電池の寿命が縮み液漏れする可能性があります。 

アクリルケースに入れ、日が当たらない場所に置いてある引き出しやタンスに保管しましょう。

●未使用と使用済みを分ける

保管する際には、未使用と使用済みの電池を分ける必要があります。未使用と使用済みの電池を同時に使うと、液漏れする危険があるからです。また次の場合も、液漏れする可能性があります。 

・アルカリ乾電池やマンガン乾電池など異なる種類を使用する

・同じマンガン電池でもメーカーや銘柄が異なるものを一緒に使用する 

電池は、混ぜずに種類ごとに分けて保管しましょう。

●金属類と一緒に保管するのを避ける

電流が流れ続けることで発熱や液漏れの原因になるため、乾電池は下記の金属類と一緒に保管するのを避けてください。 

・ネックレス

・かぎ

・クリップ

・小銭

・つめきり 

乾電池を保管する際には、金属類と一緒に保管しないように注意しましょう。

●冷蔵庫で保管しない

乾電池は冷蔵庫で保管しないようにしてください。電池を取り出したときに結露が発生し、サビや液漏れの原因になるからです。 

冷蔵庫で保管した電池をそのまま使用すると、機器が故障する可能性があります。安全に使用するためにも、乾電池は冷蔵庫で保管しないようにしましょう。

●機器から取り出して保管する

乾電池は、機器から取り出して保管するようにしましょう。機器に入れっぱなしにすると、電池が消耗したり液漏れしたりする危険があるからです。このような状態になると、非常時や使いたいときに機器を使用できません。 

保管する際は機器から取り出し、種類ごとに分けて保管することが大切です。

5.ポータブル電源があれば乾電池の備蓄は最低限でOK

 

大規模な災害が起こると、1週間ほど停電が続く可能性があります。そのため、非常時の備えには持ち運び可能な大容量バッテリー「ポータブル電源」を準備するのがおすすめです。コンセント(AC電源)やUSBなどの複数のケーブルを繋げられるため、大量の乾電池を準備する必要はありません。 

スマホの充電はもちろん、LEDライト、テレビなど、さまざまな電子機器を使用できます。乾電池では動かせない電気毛布や扇風機などの冷暖房や、電子レンジや炊飯器などの調理家電を動かすことも可能です。さらに乾電池とは違いソーラーパネルで充電できるので、長期間の停電に遭っても安心です。 

停電の備えには、12年間で全世界400万台以上の販売実績があるJackery(ジャクリ)のポータブル電源がおすすめです。Jackery(ジャクリ)のポータブル電源はケーブルを繋ぐだけでかんたんに使用できるため、非常時でも安心。また防災安全協会の「防災製品等推奨品マーク」を取得しており、災害時でも安全に使用できる製品と認められています。 

停電時でも電子機器を使えるようにするためにも、Jackery(ジャクリ)のポータブル電源を備えましょう。

6.防災用におすすめのポータブル電源・ソーラーパネルセット5選

 

 

防災用におすすめのポータブル電源・ソーラーパネルセット

Jackery(ジャクリ)のポータブル電源とソーラーパネルのセット「Jackery Solar Generator」から、とくに防災用におすすめのモデルを5つ紹介します。 

ポータブル電源とソーラーパネルをセットで使うことで、停電時でも太陽光で充電して家電や電子機器を長時間使用可能です。バッテリー切れの心配をすることなく、扇風機や電気毛布などを使って暑さ対策・寒さ対策ができます。 

災害時の停電対策に、予算や用途に合った「Jackery Solar Generator」を準備しましょう。

●Jackery Solar Generator 2000 New ポータブル電源 セット 

Jackery Solar Generator 2000 New ポータブル電源と200Wのソーラーパネルがセットになっています。 2,000Whクラスの主流モデルと比べてサイズを約40%縮小・重量を約34%軽量化し、圧倒的な持ち運びやすさを実現しました。

●Jackery Solar Generator 1000 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネル

Jackery ポータブル電源 1000 NewとJackery Solar Saga 100がセットになった商品です。ソーラーパネルは両面発電で、従来のソーラーパネルより発電量が約50%増加し曇天時の発電量も向上しました。またサイズが同クラスの製品と比べて約20%コンパクトなため、場所を取らず保管しやすくなっています。

●Jackery Solar Generator 600 Plus 100 Mini ポータブル電源 ソーラーパネル セット

Jackery ポータブル電源 600 PlusとJackery SolarSaga 100 Miniのセット商品です。軽量化を実現しており、避難所に持ち運んで電子機器を使用できます。​​5年間の長期保証のため、万が一「購入して2年しか経っていないのに調子が悪い……」という事態が起きても心配ありません。

●Jackery Solar Generator 240 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネル

Jackery ポータブル電源 240 NewとJackery SolarSaga 100W ソーラーパネルがセットになった商品です。LEDライトを約21時間使用でき、停電時でも明るい室内で安全に過ごせます。ポータブル電源は同クラスの製品より約22%コンパクトで、手軽に持ち運び可能です。

●Jackery Solar Generator 100 Plus 40 Mini ポータブル電源 ソーラーパネル

Jackery Explorer 100 PlusとJackery SolarSaga 40Miniのセットです。ポータブル電源は手のひらに乗るほどのコンパクトで、重さも965gと軽量で持ち運びしやすくなっています。ソーラーパネルも折り畳めばタブレットサイズになり、リュックに入れてセットで持ち運び可能です。

まとめ

 

停電対策には単3・単4のアルカリ乾電池を、1人あたり20本ほど用意しておくと良いでしょう。ただし、乾電池を保管する際には「直射日光や高温多湿になる場所を避ける」「新品と未使用品を分ける」などの手間がかかります。寿命も存在するので、いざ使いたいときに使えないかもしれません。 

そこで停電対策には、コンセントやUSBの家電を動かせるJackery(ジャクリ)のポータブル電源を準備するのがおすすめです。ポータブル電源があれば大量の乾電池を準備する必要はありません。災害時の停電対策として、Jackeryのポータブル電源を備えましょう。

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