ゴールデンウィークの北海道の魅力とは
ダイナミックな自然と豊かな海の幸が魅力の北海道。桜の開花は本州よりも1ヵ月ほど遅く、道東・釧路市エリアではゴールデンウィークに見頃を迎えます。地元の道民から人気の「毛ガニ」も春に旬を迎え、身が詰まった極上の毛ガニは格別です。
また、ゴールデンウィークでも雪が残っている地域があり、寒さが和らいだ春風を浴びながら、スキーやスノーボードが楽しめます。4月以降になるとリフト券の値段が下がるのも魅力です。
【エリア別】ゴールデンウィークの北海道のおすすめスポット7選
北の台地とも呼ばれる広大な面積を誇る北海道には、数多くの魅力的なスポットが存在します。その中でも、特にゴールデンウィークにおすすめの北海道お出かけスポットは、以下のとおりです。
【札幌】ノースサファリサッポロ
出典:ノースサファリサッポロ
動物を身近に感じることができる体験型ふれあい動物園です。ライオンの赤ちゃんの抱っこ体験やクロコダイル・ピラニアの餌やりなど、魅力的な体験がたくさんできます。日本で唯一、動物たちと一緒に過ごせるグランピング施設も併設しています。ゴールデンウィークの子連れ家族におすすめの出かけスポットです。ゴールデンウィーク限定のイベントも開催しているので、ホームページをチェックしてみてください。
住所 |
〒061-2273 北海道札幌市南区豊滝469−1 |
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【札幌】北海道開拓の村
出典:北海道開拓の村
明治から昭和初期の北海道の街並みが再現された野外博物館です。わら細工の体験や仕事道具体験などを通して、開拓当時の文化を追体験できます。ゴールデンウィークの期間中は、大道芸人の実演や畳職人の実演など、さらに多くのイベントが開催されています。
住所 |
〒004-0006 北海道札幌市厚別区厚別町小野幌50−1 |
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【紋別】かみゆうべつチューリップ公園
出典:湧別町
約7,000種類にものぼるチューリップが植えられた公園です。ゴールデンウィーク期間中はチューリップフェアが開催されており、360度に広がるチューリップの絶景が楽しめます。オランダ民族衣装の貸し出しやチューリップ掘り取り体験など、楽しみ方は盛りだくさんです。風車型展望台からは、公園全体のチューリップを見渡せます。
住所 |
〒099-6501 北海道紋別郡湧別町上湧別屯田市街地 |
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【網走】東藻琴芝桜公園
出典:ひがしもこと芝桜公園
芝桜が野原一面に咲き乱れる東藻琴芝桜公園。ゴールデンウィークの時期には、芝桜まつりが開催され、丘一面がピンク色に染まります。公園内には、遊覧車やゴーカート、釣り堀、キャンプ場、日帰り温泉など、家族で楽しめる要素が盛りだくさんです。食堂では、芝桜ソフトクリームなどのご当地グルメも食べられます。
住所 |
〒099-3232 北海道網走郡大空町東藻琴末広393 |
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【旭川】旭川市21世紀の森
広大な芝生の上でキャンプやゴルフなどのレジャーが楽しめる施設です。予約は不要な上に、大人一人300円という格安でキャンプができます。テントサイト以外にも、ログハウスやバンガロー、タルハウスなどの宿泊施設が選べます。ドッグランやワンチャンと一緒に宿泊できるワンワンハウスもあるので、愛犬を連れての旅行にもおすすめです。
住所 |
〒078-1274 北海道旭川市東旭川町742 21 世紀の森 |
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【千歳】モラップキャンプ場
出典:休暇村支笏湖【公式】
支笏湖に隣接した湖畔キャンプができるキャンプ場です。対岸には雄大な恵庭岳がそびえたち、支笏湖と合わさった絶景が眺められます。キャンプだけでなく、カヌー・ファットバイク・アイスウォークなどのアクティビティや、オリジナルバードコール作りなどの体験プログラムも充実しています。
住所 |
〒066-0283 北海道千歳市 支笏湖温泉 |
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【深川】まあぶオートキャンプ場
豊富なサイトバリエーションが魅力のキャンプ場です。コテージ・オートサイト・キャンピングカーサイト・フリーテントサイト・ログハウスからお好みのスタイルを選びましょう。石窯でのピザ作り体験ができたり、遊具施設があったりと子供連れにもおすすめです。ゴールデンウィークの直前にサイトがフルオープンします。
住所 |
〒074-1273 北海道深川市音江町音江459−1 |
公式ページ |
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北海道旅行で快適に過ごすための便利アイテム5選
ゴールデンウィークの北海道を快適に楽しむためには、寒さ対策や紫外線対策、雨対策が欠かせません。ゴールデンウィークの北海道旅行に必要な便利アイテムは、以下のとおりです。
①ポータブル電源
ゴールデンウィークの北海道にあると便利なアイテムが、ポータブル電源です。ポータブル電源とは、モバイルバッテリーを超える大量の電気を蓄電し、コンセントがないアウトドアでも電化製品に給電できる機器を指します。
ゴールデンウィークの北海道にポータブル電源があると、以下のような場面で活躍します。
・電気ストーブや電気毛布を使い、道東やオホーツク地域で寒さ対策が行える
・キャンプやドライブ中に調理家電で加熱調理を行うことで、時間を有効活用できる
・北の大地の雄大な景色を撮影するための一眼レフやドローンを常に充電できる
・渋滞や観光地の情報を調べるためのスマホをフル充電にしておける
北海道などの大自然の中で使用するポータブル電源は、創業から11年間で世界販売台数300万台を突破した実績を誇るJackery製がおすすめです。
Jackery(ジャクリ)製は、北海道旅行に行く人数や宿泊日数に応じた幅広い容量バリエーションを取り揃えています。また、高い安全性と携帯性を兼ね備えているのも特徴です。
ゴールデンウィークの北海道旅行におすすめのポータブル電源を紹介します。
容量288Wh、定格出力300Wの.ポータブル電源とJackery SolarSaga 40 Miniを組み合わせたセットです。リュックに入るサイズのポータブル電源と、タブレットサイズに折りたためるソーラーパネルなので、北海道で長距離移動する際も持ち運びやすいです。
UL規格の耐衝撃性を備えているため、キャンプなどのアウトドアでの使用にも向いています。専用アプリを使うことで、リュックに入れた状態で操作することも可能です。
容量632Wh、定格出力800Wの.ポータブル電源と100Wのソーラーパネルを組み合わせたセットです。合わせて10.95kgという軽量かつコンパクト設計のため、持ち運びの邪魔になりません。
ソーラーパネルを使うことで、北海道でアウトドアを楽しみながら、4.5時間でフル充電が可能です。ゴールデンウィークの渋滞中の娯楽や、道東やオホーツク地域での寒さ対策として、大活躍します。
Jackery ポータブル電源 1000 PlusとJackery SolarSaga 100W ソーラーパネルのセットです。AC出力やUSB出力などの計8つの多彩なポートから、渋滞情報を調べるスマホや、寒さ対策としての暖房機器に同時に給電できます。
ゴールデンウィークに長期の北海道旅行を計画している場合や、家族の人数が多い方におすすめの機種と言えるでしょう。優れた安全性能により、北海道の寒い地域でも問題なく、稼働できます。
②一眼レフ
北海道の雄大な自然を撮影するために、一眼レフがあると便利です。ゴールデンウィークの時期に見頃を迎える桜やチューリップ、寒いエリアならではの満天の星空など、フィルムに収めたい景色が北海道にはたくさんあります。一眼レフは、被写体に合わせて画角を変えられる上に、スマホカメラでは実現できないより鮮明な写真が撮れます。
③帽子
広大な面積を誇る北海道では、日差しを遮る物が少ないので、紫外線対策が必須です。帽子を被り、直射日光を避けましょう。着用する帽子は、つばが広く、UVカット加工がされたタイプがおすすめです。数多くのアウトドア向きの帽子が取り揃えられた、アウトドア用品店で選ぶのも良いでしょう。
④電気毛布
ゴールデンウィークは寒さが和らいできたとはいえ、本州に比べるとまだまだ気温が低いです。電気毛布があると、その場の気温に合わせて適切な温度で体を温められます。重量もストーブと比べると軽いので、観光地に持ち運びやすいのも魅力です。
⑤レインウェア
ゴールデンウィークは、徐々に降雨量が増え始める時期です。雨対策としてレインウェアを持っていきましょう。レインウェアには以下の3種類があるので、自分に合うタイプを選んでください。
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レインコート |
レインポンチョ |
レインジャケット |
メリット |
・着脱が容易 ・スタイリッシュ |
・軽量でコンパクト ・ロング丈もある |
・防水性が高い ・動きやすい |
デメリット |
下半身がカバーしきれない |
風に煽られると弱い |
着脱が面倒 |
ゴールデンウィークの北海道を満喫するための3つのポイント
初めてゴールデンウィークに北海道に行くという方は、以下の3つのポイントを抑えておく必要があります。事前の準備を万全にしておくことで、北海道旅行の満足度が上がります。
●道東やオホーツク地域では厚手の服装を用意する
本州と同じ感覚で軽装で北海道に行くと、後悔することになりかねません。道東とオホーツク地域は、5月であっても寒さが残っています。女性は生足で過ごすことは避け、レギンスやストッキングを履くのがおすすめです。羽織るための厚手の服装も用意しておくと安心でしょう。
●残雪による通行止め情報を入手する
雪がまだ残っている地域では、高速道路の通行止めが発生する可能性があります。通れるものという前提で目的地に向かってしまうと、迂回する羽目になったり、渋滞に巻き込まれたりと、大幅に時間をロスしかねません。事前に交通情報を入手し、臨機応変に対応してください。
●本州より見頃が遅い桜の名所を抑えておく
桜の開花が最も遅い北海道ではゴールデンウィークはお花見シーズン真っ盛りです。せっかくなら、ゴールデンウィークに見頃を迎える桜の名所を調べておき、お花見を満喫してみてはいかがですか。おすすめの桜の名所は以下のとおりです。
・北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)
・大通公園
・滝野すずらん丘陵公園
・北海道神宮
ゴールデンウィークの北海道に関するよくある質問
ゴールデンウィークといえば、混雑する印象が強い方も多いでしょう。また、ゴールデンウィークの北海道の積雪状況や天気、混雑状況も気になりますよね。ゴールデンウィークの北海道に関するよくある質問は、以下のとおりです。
●ゴールデンウィークの北海道の積雪・気温は?
北海道は例年、3月中旬~下旬にかけて雪が降り止んできますが、地域によって異なります。稚内や釧路などでは、ゴールデンウィークであっても雪が降っている可能性もあります。また、山岳地帯は雪が長く残るので、雪が降っていなかったとしても、積もっている可能性は十分あるでしょう。
気温は、4月に比べるとぐんと上がり、札幌や旭川では17℃台まで上がります。ただし、道東やオホーツク地域では、肌寒さが残っているので、寒さ対策も行いましょう。
●ゴールデンウィークの北海道は混雑が予想される?
桜の見頃がゴールデンウィークに重なることもあり、高速道路の渋滞や観光地の混雑が予想されます。特に、予約を必要とするものは、早めに取っておくのが望ましいです。また、混雑することを想定して、渋滞していたら違う場所に切り替えられるよう、行き先の候補をいくつか出しておきましょう。
●値段が張るゴールデンウィークに格安北海道旅をするには?
ゴールデンウィークといえば、航空券や宿泊施設の料金が高くなります。格安で北海道旅行をするためには、以下のような方法がおすすめです。
・旅行会社の格安ツアーに申し込む
・格安航空会社「LCC」で航空券を手配する
・航空券や宿泊施設を早めに予約して「早割」を使う
まとめ|ゴールデンウィークの北海道で春を満喫しよう
ゴールデンウィークの北海道は、見頃を迎える桜やチューリップ、限定イベントなど、魅力が満載です。地域によっては寒さが残っている可能性があるので、寒さ対策も忘れないようにしましょう。
この記事で紹介した観光スポットを参考に、ぜひゴールデンウィークの北海道を楽しんでください。