キャンプ朝ごはんのおすすめレシピ7選!美味しく作れるポイントや必要な調理道具も紹介

キャンプ朝ごはんのおすすめレシピ7選!ポイントや調理道具も紹介

キャンプ料理の中でも朝ごはんを楽しみにしている方は意外と多いのではないでしょうか。普段の朝ごはんはパンだけという方も、キャンプでは火を使ったホットサンドや、フレンチトーストなどひと手間加えた料理が楽しめるのも魅力の一つです。

この記事では、キャンプの朝ごはんのおすすめレシピ7選をご紹介します。キャンプで朝ごはんを美味しく作るポイントや必要な調理道具も解説するので、キャンプの朝を満喫したい方はぜひ参考にしてみてください。

キャンプの朝ごはんを美味しく作る3つのポイント

キャンプの朝ごはんが他の食事と大きく違うのは、チェックアウトの時間が迫っているという点です。キャンプの朝ごはんを美味しく作るためには、時間の考慮が欠かせません。キャンプで美味しい朝ごはんにするためのポイントは次の3つです。

①朝早くから調理を始める

美味しい朝ごはんにするためには早起きして調理を始める必要があります。キャンプ場のチェックアウト時刻はだいたい10時頃。撤去作業に1時間は想定しておきたいので、朝ごはんを食べ終わるのは遅くてもチェックアウト時刻の1時間半前が望ましいでしょう。

美味しい朝ごはんにするためには、どうしても時間がかかってしまいます。消灯時刻が決まっているキャンプ場が多いので、夜は早く寝て、朝ご飯のために早く起きるのがおすすめです。余裕をもってタイムマネジメントしましょう。

②キャンプギアを駆使する

キャンプ料理を作るためのキャンプギアには、キャンプならではの調理法を伴うものや朝ごはんに特化したものまで幅広いです。それらを活用することで、美味しい朝ごはんを作ることができます。

さらに、マイキャンプギアを使うことで調理が一段と楽しくなり、できた料理もより美味しく感じられることでしょう。この記事の終盤ではおすすめのキャンプギアも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

③バーナーやコンロの火を使う

キャンプ料理の醍醐味とも言えるのが、火を使った料理です。朝に火起こしをするのは大変ですが、その分料理は美味しくなります。チェックアウト時刻まで余裕がない場合を除いて、できる限りバーナーやコンロで火を使った朝ごはんを作ることをおすすめします。

焚き火を起こすとなると、薪を取ってきて着火剤と火吹き棒で少しずつ火を大きくしていく必要があり、時間と労力が必要です。その一方、バーナーやコンロですと、着火と片付けの手間が焚き火ほどかからず、手軽に火を使った朝ごはんが楽しめます。

絶品!キャンプ朝ごはんのおすすめレシピ7選

キャンプの朝ごはんにぴったりなおすすめレシピを7つご紹介します。ぜひ、ハンドドリップで淹れた珈琲と一緒にお召し上がりください。

①チーズハンバーグのホットサンド

ホットサンドメーカーで作るチーズバーガーです。炭火で焼いたハンバーグをチーズで挟んだホットサンドはキャンプ朝ごはんの絶品ですよ。

■材料(一人前)

食材

分量

食パン

2枚

パック惣菜のハンバーグ

1袋

スライスチーズ

1枚

 

■調理道具

  • ●ホットサンドメーカー

  • ●BBQグリル

  • ●ガスバーナー

■作り方

  1. 1.BBQグリルに炭火を作っておきます

  2. 2.ハンバーグを炭火で弱火4~6分、裏返して3~4分程度焼く

  3. 3.ホットサンドメーカーの上にパンを1枚乗せ、チーズ、ハンバーグを乗せます

  4. 4.もう一枚のパンで挟み、ホットサンドメーカーでプレスします

  5. 5.ガスバーナーで両面焼き、焼色がついたら完成!

②とろとろ卵のプルコギホットサンド

一風変わったホットサンドが食べてみたいという方におすすめなのが、朝鮮半島風すき焼きとも呼ばれているプルコギに卵を加えたホットサンドです。甘辛いタレと卵のマイルドさが食欲をかきたててくれますよ。

■材料(一人前)

食材

分量

食パン(8枚切り)

1枚

牛バラ肉

75g

玉ねぎ

1/4

プルコギのたれ(市販)

大さじ2

温泉卵

1個

白ごま

小さじ2

小ねぎ

ひとつかみ

サラダ油

適量

 

■調理道具

  • ●フライパン

  • ●ホットサンドメーカー

■作り方

  1. 1.玉ねぎをくし切りに切る

  2. 2.クーラーボックスから牛肉を取り出して、30分ほど置く

  3. 3.フライパンを熱してサラダ油を入れて、玉ねぎ、牛肉を炒める

  4. 4.プルコギのたれを入れて、たれがなくなるまで炒め合わせる

  5. 5.食パン1枚をホットサンドメーカーに乗せ、炒めた玉ねぎと牛肉、温泉卵、小ねぎの順を乗せる

  6. 6.もう1枚のパンを重ねて、焼き色がつくまで焼いたら完成!

  7.  

③フレンチトースト

少し贅沢な朝にぴったりなのがフレンチトースト。キャンプならではのスキレットで作るとアウトドアな雰囲気が出て、さらに味わい深くなります。お手軽に作れる上に味も絶品なのでおすすめです。

■材料(一人前)

食材

分量

食パン(5〜6枚切り)

1枚

1個

牛乳

100ml

砂糖

大さじ1

バニラエッセンス

4~6滴

 

■調理道具

  • ●フリーザーバッグ

  • ●スキレット

  • ●ボウル

■作り方

  1. 1.ボウルに卵・牛乳・砂糖・バニラエッセンスを入れて、しっかりと混ぜ合わせます

  2. 2.フリーザーバッグに1と食パンを入れます

  3. 3.熱したスキレットにバター大さじ1を加えて溶かします。

  4. 4.仕込んでおいた食パンをスキレットに入れる

  5. 5.片面に焼き色がついたら裏返し、両面に焼き色がついたら完成!

➃ベーコンエッグ

スキレットで簡単にできるベーコンエッグです。厚めのベーコンで作るベーコンエッグは香ばしさがたまりません。写真映えもするので、SNSに投稿してみてください。

■材料(一人前)

食材

分量

1個

ベーコン

2枚

オリーブオイル

適量

 

■調理道具

  • ●スキレット

  • ●ガスコンロ(シングルバーナー)

  • ●アルミホイル

■作り方

  1. 1.熱したスキレットにオリーブオイルを入れる

  2. 2.厚めのベーコンをこんがり両面焼く

  3. 3.卵を割り入れる

  4. 4.アルミホイルの蓋をして弱火でじっくり焼く

  5. 5.焼き色がついたら完成!

  6.  

➃サバの味噌煮炊き込みご飯

朝食は和食派というあなたにおすすめなのが、サバの味噌煮で作る炊き込みご飯です。さば味噌の旨味が浸透した炊き込みご飯は、とにかく美味い!ご賞味ください。

■材料(一人前)

食材

分量

1合

さば味噌煮缶

1缶

大葉

1枚

小ねぎ

1/2本

醤油

小さじ2

みりん

小さじ2

小さじ2

 

■調理道具

  • ●メスティン

  • ●ガスバーナー

■作り方

  1. 1.米を研ぎ、メスティンに入れる

  2. 2.せん切りにした大葉、小口切りにした小ねぎをメスティンに入れる

  3. 3.メスティンに醤油、みりん、酒を入れ、1合の線まで水を入れる

  4. 4.さば缶を汁ごとメスティンに加えて、蓋をする

  5. 5.バーナーでメスティンを炊く

  6. 6.炊きあがったら完成!

⑤ベルギーワッフル

おしゃれなキャンプの朝ごはんが作りたいという方におすすめなのが、ワッフルメーカーで作るベルギーワッフルです。チョコやバナナ、アイスなどを乗せて自由にトッピングするのも楽しいですよ。

■材料(一人前)

食材

分量

ホットケーキミックス

200g

1個

牛乳

80g

ザラメ砂糖

大さじ1

バター

10~20g

トッピング具材

お好み

 

■調理道具

  • ●ワッフルメーカー

  • ●ガスバーナー

■作り方

  1. 1.溶かしたバターとホットケーキミックス、卵、牛乳をボールに入れ、しっかりかき混ぜます

  2. 2.最後にザラメ砂糖を入れ、軽く混ぜます

  3. 3.ワッフルメーカーを軽く温め、バターを塗ります

  4. 4.ボウルの材料をスプーンですくい、ワッフルメーカーに流し込みます。

  5. 5.ワッフルメーカーの蓋を閉じて、弱火で両面を返しながら、6分程度焼きます

  6. 6.焼き色が付いたらお皿に移す

  7. 7.お好きなトッピングを乗せたら完成!

⑥スパニッシュオムレツ

定番のキャンプ朝ごはんは作り飽きたという方におすすめなのが、スペイン風オムレツであるスパニッシュオムレツです。分厚くて丸い卵焼きは豪快で新食感が味わえること間違いなしです。

■材料(一人前)

食材

分量

2個

玉ねぎ

1/4個

じゃがいも

1個

ベーコン

50g

少々

オリーブオイル

大さじ2

にんにく

1片

 ■調理道具

  • ●スキレット

  • ●ガスバーナー

■作り方

  1. 1.じゃがいもは細切り、玉ねぎはみじん切り、ベーコンは角切りにします

  2. 2.熱したスキレットにオリーブオイルを入れて、全体になじませます

  3. 3.カットしたにんにくを香りが出るまで炒めます

  4. 4.玉ねぎ、じゃがいも、ベーコンをスキレットに入れてよく炒めます

  5. 5.溶き卵を、スキレットに流し入れます

  6. 6.下の方の卵が固まってきたら、スキレットより大きいサイズの平皿をかぶせて一気にひっくり返します

  7. 7.スキレットに残りのオリーブオイルを流し入れ、先ほどの卵焼きをもどし、残りの部分を焼きます

  8. 8.両面しっかり焼けたら完成!

キャンプの朝ごはんに欠かせない調理道具5選|選び方

キャンプの朝ごはんに欠かせない調理道具5選|選び方

キャンプの朝ごはんを作る上で必需品ともいえる調理道具を5つご紹介します。写真映えするキャンプならではのキャンプギアから、家庭料理でも使用できる万能な調理道具まで厳選しているので、気になったものから購入してみてはいかがでしょうか。

①スキレット

スキレットとは、鍋部分から取っ手に至るまでキャストアイアンと言われる鋳鉄で作られたフライパンのことです。スキレットをキャンプの朝ごはんで使用する魅力は次の6つです。

  • ●熱がゆっくり素材へと伝わるため、ムラなく加熱できる

  • ●耐熱性がある「鉄」でできているため、強い火力での調理ができる

  • ●板の厚みが分厚い分、蓄熱性が高く料理が冷めない

  • ●取っ手と一体になっているため、熱源を選ばない

  • ●耐久性に優れているため、長く使用できる

  • ●食器としても利用できる

1人分の料理には直径15〜18cm、2人分には直径18cm以上を選びましょう。スキレットの使い始めにはシーズニングと呼ばれる油ならしが必要です。

②ホットサンドメーカー

キャンプの朝ごはんといえばホットサンドを思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。ホットサンドメーカーとは、パンを挟んで焼くための調理器具です。多めの具材でもしっかりとプレスして焼けるので、初心者の方でもきれいなホットサンドが焼けます。

さらに、2つの鉄板はそれぞれ取り外し可能なタイプがあり、鉄板としても機能します。取り外しができるとお手入れも簡単なので、おすすめです。お気に入りのキャンプブランドのホットサンドメーカーで焼くと、ブランドロゴの形に焼き色が付くタイプもあるので、遊び心のある調理道具と言えるでしょう。

③メスティン

メスティンとは、アルミ製の炊飯釜のことで、スウェーデンのメーカーであるトランギアが製造しています。現在は、トランギア社以外のメーカーも同商品を発売しており、総じてメスティンと呼ばれています。

メスティンは、炊くだけでなく、煮る・焼く・蒸すといった調理も可能です。長方形の形をしていて、中にはグリルや底網、カトラリーなどを収納することができます。

バーナーや焚火、ガスでの加熱ができ、熱効率が非常に良いため、短時間で美味しく料理を仕上げることができます。そのため、用途の幅が広く人気のある商品です。キャンプの朝ごはんでは、炊き込みご飯やパンケーキを作ることもできます。筆者もメスティンは朝ごはんのみならず、様々な料理シーンで活用できるので、重宝しています。

 

➃ワッフルメーカー

ワッフルはお店で食べるものという印象が強い方もいらっしゃるかもしれません。そんな特別感のあるワッフルをキャンプの朝ごはんで食べたいという想いを叶えてくれるのが「ワッフルメーカー」です。

キャンプで使用する直火式ワッフルメーカーの選び方は次の通りです。

  • ●食べる人数に応じて一度に焼ける枚数を決める

  • ●鉄製のものは耐久性が高く、長く使用できる

  • ●フッ素加工されていると、焦げ付きにくく洗いやすい

  • ●取っ手が長いと安全に調理ができる

ワッフルメーカーはメーカーによって様々な形に焼けます。あなたのお気に入りの形に焼けるワッフルメーカーを探してみてください。

⑤焚き火用フライパン

通常のフライパンとは異なり、持ち手が長く設計されているので、焚き火の火が強くても問題ありません。フライパンは高さがないので、焼き料理に適しています。フライパンは焼ける面積が広いので、ホットサンドに入れる大きなハンバーグを大胆に焼くことも可能です。

フライパンを選ぶ際のポイントは次の4つです。

  • ●直径15~20cmくらいの持ちやすいサイズのフライパン

  • ●素材が鉄の場合、熱伝導率と蓄熱性に優れている

  • ●フッ素加工されていると焦げ付きにくい

  • ●取っ手が取り外せたり、折りたたんだりできる

キャンプ料理を快適にするJackeryのポータブル電源

キャンプ料理を快適にするJackeryのポータブル電源

キャンプ初心者の方は、キャンプ料理のハードルが高いと思われる方も多いと思います。そんなキャンプ料理を快適にしてくれるアイテムがポータブル電源です。ポータブル電源とは、大量の電気を蓄えてスマホや生活家電に給電できる持ち運びのバッテリーのことを指します。

ポータブル電源があることで、キャンプ場でも電子レンジや炊飯器、オーブンなどの家電が使用できるため、短い時間で安全に調理が可能です。ポータブル電源の中でも、Jackery(ジャクリ)製は必要な容量ごとに商品が取り揃えられており、高い安全性と長寿命を誇ります

特に筆者がおすすめするポータブル電源は「Jackery ポータブル電源1000Plus」です。

Jackery ポータブル電源1000Plus

定格出力2,000Wの高出力により、キャンプの朝にコーヒーメーカーで珈琲を淹れ、オーブンで朝ごはんのパンを焼くということが同時に行えます。また、ホームベーカリーを使用すれば、チャックアウト時刻が迫っていても手軽にお気に入りのパンを焼くことができますよ。

商品の特徴

  • ●バッテリーを最大3つ追加することで、バッテリー容量を1.2kWhから5kWhまで拡張できる

  • ●キャンプ前に時間がなくてもACコンセントなら1.7時間でフル充電ができる

  • 約4,000回サイクルの充放電サイクルにより、毎回のキャンプ料理で重宝する

  • ●忙しい朝でもJackery専用アプリで楽に電源の切り替えや電池残量の確認が行える

製品名 Jackeryポータブル電源1000Pro

容量

1264Wh(5kWhまで拡張可能)

定格出力

2000W/正弦波(最大瞬間出力:4000W)

出力ポート数

ACⅹ3、DCⅹ1、USBⅹ4

充電時間

AC充電:1.7時間
ソーラー充電:最速2時間
シガーアダプター:7時間

保証期間

5年間

キャンプの朝は時間との勝負です!美味しい朝ごはんを作るためには、早起きして、バーナーやコンロ、キャンプギアを駆使して調理しましょう。スキレットやホットサンドメーカー、ワッフルメーカーなどのキャンプならではのギアを使い、この記事で紹介した朝ごはんをぜひ作ってみてください。


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