雨でもキャンプを楽しもう!雨のキャンプの楽しみ方や対策を紹介
屋外でさまざまな活動を楽しめるキャンプですが、天候に左右されてしまうという問題もあります。きちんと対策しないまま、雨が降ると楽しみも半減してしまうかもしれません。
キャンプの当日、雨になってしまった場合や、途中から雨になってしまった場合に備えて、雨の日のキャンプの楽しみ方や、雨に備えた対策を考えておきましょう。
雨の日はキャンプを撤収すべき?雨キャンプの魅力は?
雨キャンプの注意点は?
雨キャンプには魅力もありますが、雨キャンプならではの注意点もあります。雨が降ってきたときや、朝から雨が続いているときは、下記の点にも注意して、キャンプを最大限楽しみましょう。
●雨がマシになってから設営する
テントやタープの設営は、雨がましになってから始めましょう。
雨足が強いタイミングでテントやタープを設営しようとすると、作業が大変になるだけでなく、テント内に雨水が侵入してしまう可能性があります。
雨が小降りになるまでは車内で楽しんだり、ドライブをしたりして、別の過ごし方を楽しみましょう。
●川の近くでのキャンプは中止する
川の近くでキャンプを予定している場合は、中止するか、場所を変えるようにしましょう。
川の水位は、雨が降ると一気に変わります。さっきまでただの道だった場所でも、山の上流の水が一気に流れ込んでくる可能性もあり、非常に危険です。
とくに泊まりがけでキャンプを決行しようとすると、思わぬ事故につながる可能性もあります。雨が降っている場合や雨の予報が出ている場合は、川を避けるようにしてください。
●最小限の持ち物だけ広げる
小雨程度であればキャンプは十分楽しめますが、大降りになってきた場合は撤収しなければならないかもしれません。
いつでも撤収できるよう、持ち物を広げるのは最小限にとどめましょう。キャンプでは、アウトドアグッズや調理器具などさまざまなものを広げたくなりますが、雨の日はあまり楽しめない可能性があります。
濡れてしまうと、後片付けも大変で、車も汚れてしまうでしょう。必要最低限のものだけにとどめれば、出掛ける前の段階で荷物を減らすことも可能です。
●水に濡れたら困るものは対策を
水に濡れたら困る電化製品は、車のトランクに積んだまま利用する、ごみ袋をかぶせるなど、濡れないように対策をしましょう。
キャンプには、ポータブル電源や音楽プレーヤー、調理家電など、電化製品を多く持ち込む方も多いですよね。
耐水性のアイテムなら問題ありませんが、水に濡れると困るアイテムの取り扱いにはとくに注意しましょう。
雨キャンプの必需品リスト
雨の日にキャンプを決行することになったら、雨に備えたアイテムを用意しましょう。入念に準備をしておくことで、安心してキャンプを楽しめますよ。
・タープ
大き目のタープを設置すれば、雨の日でも屋外で料理や食事などを楽しめます。
タープは設置が簡単なものも多く、雨が降っていないときには日よけとしても役立ちます。
キャンプをする機会が多い、これからキャンプを趣味にしたい方は、タープを一つ持っておくといいでしょう。
大きければその分雨の日でも屋外活動の幅が広がりますが、風が強い日にはあおられる可能性があるため、設置するかどうかは当日の風もよく確認して判断しましょう。
・レインコート
雨の日はレインコートが必須です。
屋外で作業する時間が少なくても、テントやタープを設置する際にはどうしても濡れる可能性があります。
傘をさすと作業がしにくくなってしまうため、レインコートで対策をとりましょう。
使い捨てのレインコートなら、撤収作業後に他のゴミと一緒にまとめて捨てられて、車が濡れてしまう心配もありません。
・ビニール袋
ゴミを捨てる際はもちろん、濡れた服やタオルを入れて持ち帰る際にも、ビニール袋は役立ちます。普段より多めに用意しておきましょう。
また、雨に濡れてほしくないポータブル電源やプロジェクターなどを包んで設置するのにも適しています。
かぶせる場合は水が浸入しないように注意し、必要であれば二重にしておくといいでしょう。
・タオル
雨に濡れた服や肌を拭くのはもちろん、撤収時にテントやタープをふき取るのにも、タオルは重宝します。
大き目のタオルがあれば、肌寒くなったときにブランケット代わりに羽織ることも可能です。
濡れてしまったタオルが他の荷物を濡らしてしまわないよう、タオルを入れておくためのビニール袋も用意しておきましょう。
・着替え
思わぬ雨に降られてしまったときのために、着替えも余分に用意しておきましょう。
トップスとボトムスだけでなく、下着や靴下も用意しておくと安心です。
一緒にキャンプをしている仲間のために、フリーサイズのアウターなども、余裕があれば用意しておくのがおすすめです。
・長靴
雨の日はどうしても靴が汚れてしまいます。
スニーカーの場合は雨水が浸み込み、足元が不快になってしまう可能性もあります。
屋外での作業は、できれば長靴で行いましょう。
アウトドアブランドから登場しているデザイン性の高い長靴を用意すれば、雨の日のキャンプも一層楽しみになりますよ。
・レジャーシート
雨の日はタープを敷いても、足元が濡れてしまいます。
濡れて困る調理器具やポータブル電源などは、レジャーシートを敷いてその上に設置しましょう。
レジャーシートがあれば、小雨程度ならタープの下で食事を楽しんだり、屋外活動を楽しんだりできます。
大き目のサイズを用意して、雨の日に備えましょう。