1.関西に利用可能な無人島はある?利用する方法は?
関西には、和歌山・兵庫・京都などを中心に、一般利用が可能な無人島が複数存在します。これらの無人島では、キャンプやバーベキュー、サバイバル体験など多彩なアクティビティが楽しめます。利用方法は島ごとに異なり、基本的には管理団体や運営会社が設けるルールに従い、事前予約や利用申請が必要な場合がほとんどです。
例えば、和歌山県の「地ノ島」や「友ヶ島」では、オンラインでの事前予約が必須となっており、無断での上陸は禁止されています。アクセスは最寄りの港から渡船を利用する形が一般的で、渡船料やキャンプ場利用料が発生します。無人島は自然環境が厳しいため、飲料水や食料、必要な装備を持参することが求められます。利用前には、各島の公式サイトや管理団体の案内を必ず確認しましょう。
また、無人島ごとに利用可能なアクティビティや設備、シーズンが異なります。夏季限定で海水浴やシュノーケリングが楽しめる島もあれば、通年で釣りやトレッキングが可能な島もあります。利用前には、各島の公式サイトやSNSで最新情報をチェックし、天候や潮位、当日の運航状況なども確認しましょう。安全確保のため、複数人での利用や現地ガイド付きの体験ツアーの活用もおすすめです。無人島は自然環境の変化が激しいため、しっかりとした準備と計画が重要です。
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2.関西のおすすめ無人島を6選紹介
関西で体験できる無人島サバイバルの舞台は多彩です。ここでは、キャンプやバーベキュー、サバイバル体験ができるおすすめ無人島を8カ所厳選してご紹介します。各スポットの特徴やアクセス方法、利用条件もあわせて解説します。初心者でも安心して楽しめる設備充実の島から、上級者向けの本格サバイバルが楽しめる島まで、関西ならではの無人島体験を網羅しています。口コミや体験談も交えながら、あなたにぴったりの無人島を見つけてください。
①地ノ島(和歌山県有田市)
和歌山No.1の透明度を誇る海と、約500mの白い砂浜が魅力の無人島。自然環境を活かしたキャンプやバーベキューが楽しめます。洋式トイレ完備で女性も安心。電気・水道はありませんが、レンタル用品が充実し、初心者から上級者まで対応。1日1組限定のサバイバルプランでは、仲間だけで島を独占できる孤島感が味わえます。実際の体験談でも「海が想像以上にきれい」「夜は寒さ対策が必須」といったリアルな声が寄せられています。

住所 |
和歌山県有田市初島町浜 |
アクセス |
JR紀勢本線「初島駅」から徒歩7分の「南村渡船 渡船のりば」より渡船で約7分。 |
電話番号 |
080-4140-4701(現地直通) |
施設 |
簡易水洗トイレ、海の家(夏季)、無料駐車場、自販機、レンタル用品多数 |
営業時間 |
4〜11月(船が出る限り原則毎日)9:00〜16:00(渡船運行時間) |
料金 |
渡船料 日帰り大人2,000円 キャンプ宿泊大人3,000円 サイト利用料別途。 |
事前予約 |
必須(オンライン決済) |
公式サイト |
地ノ島のサバイバルプランでは、食料や薪などは現地調達が基本。火起こしも落ちている木やロープを活用し、自然の厳しさと向き合う体験ができます。夜は想像以上に冷え込むため、防寒具や寝袋は必須。満潮時にはテント設置場所にも注意が必要です。
②バーベキューガーデン無人島(京都府京丹後市)
久美浜湾に浮かぶ無人島で、バーベキューや1棟貸切の宿泊が可能。露天風呂やレンタル用品も充実。完全予約制で、2名以上から利用可能。島内は自然豊かな環境が広がり、四季折々の景観や野鳥観察も楽しめます。バーベキュー食材や調理器具のレンタルも充実しているため、手ぶらで訪れても安心。夜には満天の星空を眺めながら、非日常の時間を過ごせます。

引用:https://mujinto.net/?page_id=5
住所 |
京都府京丹後市久美浜町 |
アクセス |
久美浜湾内の渡船場から渡船利用(詳細は予約時案内) |
電話番号 |
|
施設 |
貸切コテージ、露天風呂、バーベキュー設備 |
営業時間 |
0772-82-0045 |
料金 |
1棟貸切22,000円〜(人数・プランによる)、渡船料別途大人1,000円 |
事前予約 |
必須 |
公式サイト |
家族連れやグループ旅行、カップルにも人気のスポットで、快適な設備と豊かな自然の両方を楽しめます。
③KUJIRA-JIMA(くじら島/岡山県寄り)
瀬戸内海に浮かぶ無人島で、関西発着のサバイバル体験ツアーの舞台としても人気。テント設営や食事作りなど全て自分たちで行う本格的なサバイバル体験が可能。事前講習ありで初心者も安心。島内ではサバイバルゲームや自然観察、釣り体験など多彩なアクティビティも用意。スタッフによる安全講習やサポートも充実しており、小学生以上のお子様連れでも安心して参加できます。

引用:https://www.kujira-jima.jp/
住所 |
岡山県笠岡市(最寄り港:笠岡港) |
アクセス |
笠岡港から渡船利用(ツアー参加時は集合場所指定あり) |
電話番号 |
ツアー主催会社により異なる |
施設 |
テントサイト、サバイバル体験プログラム |
営業時間 |
ツアー催行日による |
料金 |
ツアー参加費用に含む |
事前予約 |
必須 |
公式サイト |
瀬戸内海の穏やかな気候と美しい景観の中で、忘れられない体験ができるでしょう。
④成ヶ島(なるがしま/兵庫県洲本市)
成ヶ島は、兵庫県洲本市由良町の由良港沖約200mに浮かぶ無人島です。島内は自然が豊かで、特に干潟や砂浜、珍しい植物が見られる「淡路橋立」として知られています。釣りや磯遊び、自然観察、散策が楽しめるスポットです

引用:https://www.hyogo-tourism.jp/spot/result/861
住所 |
兵庫県洲本市由良町由良 |
アクセス |
由良港から渡船利用 |
電話番号 |
0799-22-3321 |
施設 |
トイレ(洋式あり)、展望台、芝生広場 |
営業時間 |
渡船 9:00~17:00(金~月・祝) |
料金 |
渡船往復 大人300円、小人200円 |
事前予約 |
不要(ただし団体利用やイベント時は要確認) |
公式サイト |
⑤南あわじ・沼島(兵庫県南あわじ市)
淡路島南部の沼島は有人島ですが、渡船での上陸体験や釣り、磯遊び、簡易キャンプが可能です。釣り好きや自然観察など非日常体験をより手軽に楽しみたい方に人気のスポットです。

引用:https://nushima-yoshijin.jp/see-know
住所 |
兵庫県南あわじ市沼島
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アクセス |
土生港から沼島汽船で約10分
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電話番号 |
沼島観光案内所等
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施設 |
簡易トイレ、休憩所 |
営業時間 |
通年 |
料金 |
渡船料等 |
事前予約 |
推奨 |
公式サイト |
⑥九龍島(和歌山県東牟婁郡串本町)
九龍島は和歌山県串本町・古座川河口の沖合に浮かぶ無人島で、「南方曼荼羅の風景地」として国の名勝にも指定されています。
洞窟や祠、亜熱帯植物など独自の自然が魅力で、ガイド付きの無人島探検ツアーや釣りでの上陸が可能です。テレビ番組の無人島生活ロケ地としても知られ、シーカヤックやカヌーなどのアウトドア体験も人気です。

引用:https://kankou-kushimoto.jp/spots/kuroshima-tour
住所 |
和歌山県東牟婁郡串本町古座(九龍島) |
アクセス |
JR紀勢本線「古座駅」から徒歩約20分で古座港へ。そこから渡船(藤田渡船など)で約5分。車の場合はすさみ南ICから約45分。 |
電話番号 |
0735-62-3171 |
施設 |
島内にトイレ・売店なし。渡船場付近に駐車場あり。 |
営業時間 |
ツアー・渡船の開催日・潮位による(要事前確認・予約)。
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料金 |
ガイドツアー:大人4,000円~(内容・人数による) |
事前予約 |
必須(ガイドツアー・渡船ともに事前予約制) |
公式サイト |
3.関西の無人島を楽しむために必要な持ち物と注意点
無人島では、日常の便利さが一切ない環境で過ごすことになります。安全で快適に過ごすためにも、持ち物や注意点をしっかり把握しておきましょう。特に初めての方は、準備不足が思わぬトラブルにつながることもあるため事前のリストアップが重要となります。
●無人島を楽しむための必須の持ち物は?
・飲料水(宿泊日数+1日分が目安)
・食料(保存食・非常食・調理道具)
・サバイバルナイフ・マルチツール
・ロープ・パラコード
・防虫アイテム(蚊帳・スプレー・かゆみ止め)
・ファイヤースターター・防水マッチ
・浄水器・浄水タブレット
・応急手当キット(薬・消毒液・包帯)
・テント・タープ・寝袋などシェルター
・防寒具・レインウェア・着替え
・マップ・コンパス・GPS端末
・ポータブル電源・ソーラーパネル(スマホやLEDライトの充電用)
また、夏場は熱中症対策として帽子や冷却グッズ、虫刺され対策として長袖や蚊取り線香も必須です。夜間は気温が下がるため、春秋でも防寒具を忘れずに用意しましょう。
さらに、スマートフォンの電波が届かない場合に備えて紙の地図やホイッスル、懐中電灯も持参するとよいでしょう。ツアーなどではなく宿泊をする場合には特に、安全第一で余裕を持った準備を心がけてください。
関連人気記事:無人島に持っていくなら?活躍する物ランキング8選や持ち物に関する心得も紹介
●無人島を楽しむ際の注意点
・ゴミは必ず持ち帰る
・トイレの設置や使用場所に配慮・確認
・食料の保管は野生動物対策を徹底する
・火の管理は厳重に(完全消火・焚き火禁止エリアがあるため)
・天候の急変に備え、事前に天気予報を確認する
・緊急連絡手段の確保(衛星電話やGPS推奨)
・健康管理・体力維持・日焼け対策
・野生動物への配慮と接触回避
・自然環境の保護を優先する
・利用前の計画とリサーチは必須
・無断上陸や無許可利用は絶対に避ける
島によっては特定の動植物の採取や焚き火が禁止されている場合があります。現地ルールを必ず守り、自然環境へのインパクトを最小限に抑えるよう努めましょう。
また、天候が急変した場合は速やかに避難できるよう、常に周囲の状況に注意を払いましょう。緊急時の連絡手段や最寄りの避難場所も事前に確認しておくと安心です。
4.関西で無人島の旅をもっと楽しむならポータブル電源
無人島では電気が使えないため、スマホやLEDライト、調理家電などの電力確保にポータブル電源が大活躍します。特に長期滞在やグループでの利用時は、容量や出力の大きいモデルが役立つでしょう。
また、長期滞在など以外の場合でもカメラの充電など、せっかくの思い出を残しそびれることのないように非常用の電源としての役割を果たします。
▲ポータブル電源のメリット
・スマホやカメラの充電が可能
・電気毛布や扇風機で快適な環境を維持
・調理家電やLEDライトの使用
・ソーラーパネル併用で長期間の電源確保
●Jackery Solar Generator 1000 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネル
▲製品の特徴
折り畳み式のポータブルソーラーパネル×1000Whクラスのポータブル電源のセットモデル。どちらもコンパクトな作りなので、アウトドアでも難なく使えます。
▲容量と家電の稼働時間の目安
容量1070Wh:扇風機(50W)を約20時間連続で使用できる電池容量です。屋外の暑さ対策もバッチリ。
▲出力と使用可能家電の目安
出力1500W:消費電力の上限1500W以内であれば複数の家電の使用も可能。家庭のコンセントの出力が1500Wのためほとんどの家電が使えるハイスペックモデルです。
▲出力ポート
合計7個の出力ポート:AC×3、USB‐A×1、USB-C×2、シガーソケット×1
実際の無人島キャンプでは、スマホやカメラの充電はもちろん、電気毛布や扇風機、LEDライトの使用にも活躍。大人数や長期滞在時の安心感が違います。
●Jackery Solar Generator 600 Plus 100 Mini ポータブル電源 ソーラーパネル セット
▲製品の特徴
重さ約7.3kgの中容量の”ポータブル電源600 Plus”と4つ折りでよりコンパクトに収納可能になった約3.2kgの”ソーラーパネル”セットモデル。セット合計で約10.5kgのため、遠くまでアウトドアを楽しみに行く時も持ち運べます。
▲容量と家電の稼働時間の目安
容量632Wh:LEDランタン(10W)であれば約60時間程度の利用、扇風機(50W)であれば10時間以上の稼働ができます。
▲出力と使用可能家電の目安
出力800W:800W以内の電力のものを使用できるので、冷蔵庫や扇風機、小型の電子炊飯器など使用しても問題ありません。
▲出力ポート
合計6個の出力ポート:AC×2、USB‐A×1、USB-C×2、シガーソケット×1
まとめ
関西には個性豊かな無人島が点在し、サバイバル体験やキャンプ、バーベキューに無人島ツアーなど多様な楽しみ方が可能です。
利用時は必ず事前予約や許可を取り、必要な装備と知識を備えて安全第一で楽しみましょう。ポータブル電源などの便利アイテムを活用すれば無人島での時間がさらに快適で、思い出深いものになります。自然と一体となる非日常の冒険を、ぜひ関西の無人島で体験してください。
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