コテージとは?ロッジ・ペンションとの違いやコテージ泊に必要な持ち物も紹介

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キャンプ場の宿泊スタイルを調べていて、コテージとは何か疑問に思った経験がある方も多いのではないでしょうか。子供やお年寄りがいたり、キャンプ経験が少なかったりとテント泊に抵抗がある方におすすめなのが、コテージです。

 

本記事では、コテージとは何かについて魅力と併せて解説します。混同されやすいペンション・ロッジ・バンガローなどとの違いも掲載しているので、自分に合った宿泊スタイルを選びたい方はぜひ参考にしてみてください。

目次

1.コテージとは何?

コテージとは何?

出典:北軽井沢スウィートグラスの宿泊施設

コテージとは、自然豊かな場所に建てられた小型の別荘や宿泊施設を指します。寝具や電子レンジ、テレビ、冷蔵庫などの生活に必要な設備が一通り揃っているのが特徴です。 

ホテルのような部屋単位で借りるわけではなく、一棟まるごと貸し切ります。木造の温かみあるデザインが特徴的で、普段では味わえない非日常が体験できます。短期から長期の滞在にも向いているので、夏休みやお盆休みなどのアウトドアにぴったりなスタイルです。

2.コテージと他の宿泊施設との違いとは

 

キャンプ場のホームページを見ていると、コテージ以外にもロッジやペンション、バンガローなどの言葉が出てきて、混乱された方も多いでしょう。この機会にそれぞれの違いを明確に理解し、次回からスムーズに予約できるようにしてください。

●ロッジ

ロッジ

出典:ロッヂ神戸岩 公式

丸太で建てられた小屋をロッジと呼びます。シャワーやトイレなどの最低限の設備は整っているものの、コテージと比べると設備が充実していません。 

最低限の設備で木の温もりを感じながらアウトドア体験がしたい方には、もってこいの宿泊スタイルと言えるでしょう。値段もコテージに比べると、休めに設定されていることが多いです。

●ペンション

ペンション

出典:ペンション・遊歩道 | 清里の森

西洋風の外装・内装をしており、シャワーやトイレが完備された宿泊施設がペンションです。小規模な家族経営の宿泊施設で、ゲストハウスや小さなホテルに似た形態をとります。

複数の客室があり、共用のダイニングルームやラウンジを備えている施設もあります。一戸建てのコテージと比べると他の宿泊客と交流がしやすいです。

●バンガロー

バンガロー

出典:上毛高原キャンプグランド

バンガローもロッジと同様に一戸建ての宿泊施設ですが、比較的簡素でコンパクトな作りをしています。トイレやシャワーの設備はなく、宿泊機能だけを備えた小屋です。

コテージやロッジと比べてリーズナブルな価格で宿泊できます。まれにキャンプ場に設置してあるキャビンやケビンは、大型のバンガローと位置づけられています。

●ログハウス

ログハウス

出典:ログハウス│若杉高原おおやキャンプ場 

ログハウスとは、丸太を積み上げて建てられた建物を指します。そのため、設備の充実さはキャンプ場によってまちまちです。そのため、コテージも丸太で建てられていれば、ログハウスと呼ばれる場合もあるのです。内装は丸太の壁に覆われているため、自然との一体感やリラックスした雰囲気を味わえます。

●ヴィラ

ヴィラ

出典:【公式】箱根リトリート villa 1/f

ラテン語で大邸宅や屋敷を意味する「ヴィラ」。日本では平屋の一戸建てタイプの宿泊施設を指します。木の温もりを感じられる小規模なコテージとは異なり、豪華で洗練されたデザインが特徴です。キッチン、ダイニングルーム、エンターテインメント設備などが備わっており、滞在中の快適さと贅沢さが重視されています。

3.コテージに泊まる3つの魅力

 

ロッジ・バンガロー・コテージは同じ木造の小屋を指しますが、コテージの設備が最も充実しています。アウトドアに慣れていない方でも気軽に楽しめる宿泊スタイルと言えるでしょう。コテージに泊まる魅力は、次の3つです。

●貸別荘でプライベートを満喫できる

コテージの最大の魅力と言えるのが、貸別荘としてプライベート感を堪能できる点です。コテージは独立した一軒家形式の宿泊施設で、他の宿泊客と共用するスペースがほとんどありません。そのため、家族や友人と気兼ねなく過ごせるプライベートな空間が確保されています。

静かな環境でリラックスし、他人の目を気にせずに自分たちだけの時間を楽しめるでしょう。広々としたリビングや庭、テラスでのんびりと過ごしたり、地元の食材を使ったバーベキューを楽しんだりと、アウトドアを満喫できること間違いありません。

●設営・撤収の手間がかからない

コテージでは、テントサイトのようにキャンプギアの設営・撤収の手間がいりません。到着後、すぐに室内に入り、快適な空間での滞在を始められます。

また、天候の変化や急な気温の変動にも対応しやすく、快適な室内空間でリラックスした時間を過ごせるでしょう。帰宅時には片付け不要ですぐに施設を出られるので、チェックアウト時刻ギリギリまで楽しめるのも魅力です。

●持ち物が必要最低限で済む

コテージ泊では、テント泊で必要なテントや寝具、調理用具などの道具が必要ありません。一般的なコテージには、以下のような設備が備わっています。

シーン

備わっている設備

就寝

ベッド、掛け布団

調理

電子レンジ、冷蔵庫、ガス台、包丁、まな板、その他調理器具

生活

エアコン、テレビ、ドライヤー、ストーブ

軽装で旅行できるので、旅先での過ごし方に集中でき、より快適な滞在が可能です。

4.コテージ泊に持参すべきアイテムとは

 

コテージ泊に持参すべきアイテムとは

設備が充実しているコテージですが、持参する必要がある持ち物もあります。以下の5つのアイテムを揃えて、快適なコテージ泊を実現しましょう。

●ポータブル電源

コテージ泊の生活や周辺でのアクティビティを快適にするアイテムが、ポータブル電源です。ポータブル電源とは、大量の電気を内部に溜めて、場所を選ばずに電化製品に給電できる機器を指します。コテージにはコンセントが完備されていますが、ポータブル電源ならではの以下のようなメリットがあり、快適性はさらに向上するでしょう。

・コテージ内のコンセントが設置されていない庭やテラスで、LEDランタンや電気グリル、炊飯器を使った快適なバーベキューが実現する

・コンセントが設置されていない庭やテラスでプロジェクターを使い映画鑑賞などもできる

・コテージから離れて森の散策や焚き火、川遊びなどのアクティビティを楽しむ際に、扇風機や電気毛布で簡単に気温対策が行える

・コテージの庭やテラスから少し離れた位置でLEDランタンを点灯させ、虫をコテージから遠ざけられる

・悪天候や災害によってコテージで停電が起きても、電気の供給を持続できる

アウトドアで使用するポータブル電源には、外からの影響を受けない高い耐久性が求められます。業界を牽引するJackery(ジャクリ)製品は、耐久性・耐衝撃性・耐火性を兼ね備えているアウトドアに最適なポータブル電源です。

●虫除けグッズ

コテージは自然の中に建てられているので、滞在中に虫に遭遇する機会が多いでしょう。そこで活躍するのが、虫よけスプレーや蚊取り線香などの虫除けグッズです。

何も対策をせずにコテージの庭やテラスで過ごしていると、気付いたら全身が虫に刺されているという事態にもなりかねません。窓の開け閉めによって室内に虫が入ってくる恐れもあるので、出入り口付近には蚊取り線香を設置しておきましょう。

●LEDランタン

コテージに宿泊すると、庭やテラスでバーベキューをする場合があります。夜に辺りを照らす明かりがあるとは限りませんので、LEDランタンがあると安心です。充電式を選べば、コテージ内のコンセントで充電し、外で長時間明かりを灯せます。

●救急セット

自然の中に身を置いて生活していると、怪我をするリスクが少なからずあります。救急セットがあれば、迅速に応急処置が可能です。特に子供は普段と異なる環境でテンションが上がっているので、段差で足をくじいたり、木の枝で切り傷を負ったりすることもあるでしょう。最低でも絆創膏や消毒液、包帯があれば、傷の悪化を防げます。

●アメニティ用品

設備が充実しているコテージに唯一用意されていない可能性があるのが、アメニティ用品です。以下のようなアメニティ用品があるかを施設のホームページで確認しておきましょう。

・歯ブラシ

・歯磨き粉

・髭剃り

・フェイスタオル

・バスタオル

・パジャマ

・ハンドソープ

・シャンプー

・ボディソープ

・化粧水

・乳液

どれもかさばらずに軽量なので、全て揃えたとしても荷物の邪魔にはなりません。荷物を最小限にしたい方は、石鹸類は使用する分だけを小分けにして持っていくとよいでしょう。

5.快適なコテージ泊を実現!おすすめのポータブル電源3選

 

電化製品を使った快適なアウトドア体験が実現するポータブル電源。コテージのコンセントで電気を蓄電すれば、テラスから離れた場所でも電化製品をフル活用して、気温対策や加熱調理が行えます。

Jackery(ジャクリ)のポータブル電源は、創業から12年間で世界販売台数400万台を突破した実績を誇ります。子供やお年寄りでも安心して使用できる高い安全性を備え、軽量コンパクト設計によりコテージまでの持ち運びもスムーズです。

それでは、Jackery(ジャクリ)のアウトドアに最適な機種を見ていきましょう。

●Jackery ポータブル電源 240 New

Jackery ポータブル電源 240 New
Jackery ポータブル電源 240 New
●容量は256Wh。スマホ(29w)を約11時間、扇風機(15w)を約16時間稼働できる
●定格出力は300W。車載冷蔵庫やプロジェクターなど300W以下の家電を稼働できる
●約4,000回の充放電サイクル数
●市場の同容量帯の製品より、約22%もコンパクト設計

容量256Wh、定格出力300Wのポータブル電源です。約3.6kgと軽量コンパクト設計なので、電気を使いたい場所に気軽に持ち運べます。アウトドアでスマホ充電や気温対策、ドローンやカメラなど電子機器への充電におすすめです。

●Jackery ポータブル電源 600 Plus

Jackery ポータブル電源 300 Plus
Jackery ポータブル電源 300 Plus
●中容量は632Wh。スマホ(29w)を約27回、扇風機(45w)を約10時間稼働できる
●定格出力は800W。炊飯器や冷蔵庫など消費電力800W以下の家電を動かせる
●高速充電対応で最短1時間でフル充電できる
●10年間以上使えてアウトドアや防災にちょうどよい中容量モデル

容量632Wh、定格出力800Wのポータブル電源です。約7.3kgと軽量コンパクト設計なので、駐車場からコテージまで距離があっても持ち運びの邪魔になりません。中容量モデルなので、カップルや少人数でのコテージ泊で活躍するでしょう。

●Jackery ポータブル電源 1000 New

Jackery ポータブル電源 1000 New
Jackery ポータブル電源 1000 New
●大容量の1,070Wh。電子レンジ(1160W)を約48分稼働できる
●定格出力は1,500W。エアコンや電気ケトルなどほぼ全ての家電を使える
●大容量でありながら業界トップクラスの軽量コンパクト設計を実現
●双方向インバーターによる効率的な急速充電
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容量1002Wh、定格出力1500Wのポータブル電源です。最速1時間で充電できる「緊急充電モード」や、30db以下で充電する「サイレント充電モード」を搭載しています。

150時間点灯するLEDライトを使えば、夜にコテージのテラスで談笑する際やシャワールームまでの夜道で大活躍します。複数人でのあらゆるアウトドアでの使用に最適です。

6.コテージに関するよくある質問

 

最後に、コテージに関するよくある質問を紹介します。気になる金額やホテルとの比較についてなので、コテージに泊まろうか迷われている方は参考にしてください。

●コテージの一人当たりの料金は高い?

コテージはバンガローやロッジ、テントサイトと比較すると設備が整っているので、一人当たりの料金は高くなります。Mb>施設によっては1泊1万円を超えるコテージもあるでしょう。宿泊費用をできるだけ抑えたい方は、バンガローやロッジがおすすめです。

●コテージとホテルはどちらがよい?

コテージとホテルのどちらを選ぶかは、何に重きを置いているかによって異なります。宿泊料金は何れもピンキリなので比較できません。コテージでは自然の中で木の温もりを感じながら過ごせます。一方のホテルでは、充実した設備やサービスで長期滞在にも最適です。

まとめ|コテージで贅沢な時間を満喫しよう

 

コテージとは、自然豊かな場所に建てられた小型の宿泊施設です。生活に必要な物はほとんど揃っているので、アウトドア初心者でも快適に過ごせます。バンガローやロッジよりも設備が充実しているので、子供やお年寄りを連れている家族にもおすすめです。 

この記事で紹介したアイテムを揃えて、ぜひコテージ泊を満喫してください。


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