デイキャンプに必要な持ち物19選!ソロ・ファミリー・女子におすすめも紹介
「そうだ、キャンプに行こう」
そんな軽い気持ちで行けるのがデイキャンプ。ですが、いざデイキャンプに行くとなると何を持っていけばいいか迷いますよね。デイキャンプに必要な持ち物は、誰と行くかによっても変わってきます。
この記事では、これからデイキャンプを控えている方に向けて、デイキャンプに最低限必要な持ち物を紹介します。女子、ファミリー、ソロならではの持ち物も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
デイキャンプに最低限必要な10個の持ち物
デイキャンプでは泊まりを伴わないため、寝泊まりに関わる持ち物が必要ありません。デイキャンプに最低限必要な持ち物は次の10個です。
タープ
デイキャンプではテントが必要ない代わりに、タープが必要となります。タープの役割は主に次の3つです。
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●日・雨・風除け
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●プライベート空間を確保する
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●灰が料理にかかるのを防ぐ
特に夏のキャンプでは熱中症の危険があるため、必ずタープの下の日陰で過ごすようにしましょう。タープがあるだけで、プライベート空間が作れるため、より快適にデイキャンプが楽しめます。
ペグ・ハンマー
タープとセットに必要となるのが、ペグとハンマーです。これらはレンタル品としても取り揃えがない可能性が高いので、必ずタープとセットで収納しておきましょう。
キャンプで使うハンマーは、打つだけでなく、抜く用途でも使用します。そのため、ペグ抜き部分が付いているものを選ぶのが良いです。
テーブル
デイキャンプで食事をしたり、飲み物を飲む時に必要となるのがテーブルです。地面に置くこともできますが、姿勢が辛くなるのでおすすめできません。
デイキャンプは行きと帰りが1日のうちにあるため、キャンプギアが重いと大変です。そのため、デイキャンプで使うテーブルは、より軽量かつコンパクトなものがおすすめです。折りたたみ式のものや台が布でできていて小さく収納できるタイプもありますので、よく吟味して選びましょう。
チェア
デイキャンプを快適に過ごす上で欠かせないのがチェアです。キャンプ中、基本的には座っている時間が多くなると思います。その際にチェアがあると、デイキャンプは快適なものになります。
チェアを選ぶ基準としては、テーブルと同様に軽量さとコンパクトさです。座り心地の良さを求めるほど、軽量さとコンパクトさは損なわれますので、どこまで座り心地を妥協できるかを見極める必要があります。
炭・薪
炭や薪は火を使う上での必需品です。キャンプ場で販売していることもありますが、必ず事前に確認しましょう。現地で買うと割高になる可能性もあるので、お近くのキャンプ用品店やホームセンターで探してみるのが良いです。
薪には「針葉樹」と「広葉樹」があります。それぞれの特徴は次の通りです。
針葉樹 |
広葉樹 |
・スギ、ヒノキ ・軽い ・割りやすい ・火が付きやすい ・火が短く燃える ・値段が安い |
・ナラ、カシ ・重い ・割りにくい ・火が付きにくい ・火が長く燃える ・値段が高い |
火ばさみ
デイキャンプで忘れがちなのが火ばさみです。火ばさみは薪や炭の位置を変更したり、追加したりする際に使います。火ばさみを使わずに耐熱グローブのみで薪・炭を扱うと高確率で火傷しますので止めましょう。
火ばさみのはさみ部分には長さがありますが、熱が持ち手に伝わりやすいので、素手ではもたずに耐熱グローブで持つ必要があります。
ライター・チャッカマン
焚き火の準備が整えば、最後に火をつけるためのライター・チャッカマンが必要になります。ライターやチャッカマンを忘れてしまうと、現地で販売していることもありますが、割高な場合が大半です。
ライターやチャッカマンではなくキャンプらしく着火したい方は、ファイヤースターターや火打ち石を使って着火する方法があります。
バーベキューグリル
焚き火で料理をすると、火力が強すぎて焦げ付きやすくなります。そのため、デイキャンプのようにさくっと楽しむ場合はバーベキューグリルを使用するのがおすすめです。
バーベキューグリルには小型、大型、ガスコンロなど様々なタイプがありますが、デイキャンプではコンパクトに収納できるものが良いでしょう。特にメスティンに収納できる小型タイプのものは、デイキャンプやソロキャンプで重宝しますよ。
ごみ袋・ビニール袋
デイキャンプでは楽しめる時間が短いので、やりたいことを詰め込む方も多いと思います。特に料理をすると多くのゴミが発生します。ごみ袋やビニール袋は多めに持っていきましょう。
キャンプ場ではゴミの分別ルールが決まっていることがあります。分別する際には複数のゴミ袋が必要になります。また、ゴミは持ち帰りのキャンプ場は特に注意が必要です。ゴミを持ちながら帰ることになるため、中身が見えないようになっているゴミ袋が良いでしょう。
スポンジ・洗剤
撤収作業では、使ったキャンプギアを洗って収納するのが望ましいです。洗わずにしまうと炭や灰が鞄にまで付いてしまい、臭いがついて汚くなってしまいます。その際に必要となるのが、スポンジと洗剤です。
現地の炊事場に置いていないことが多いので、忘れないようにしましょう。キャンプ専用の掃除セットを普段からまとめていると便利ですよ。
【女子】デイキャンプに必要な持ち物3選
女子キャンパーがデイキャンプをする際には、美容に関する持ち物が必要になります。最低限必要になるのは次の3つです。
メイク用品
キャンプといえどキレイは保ちたい!それが女性の本音ではないでしょうか。デイキャンプで持っていくと便利なメイク用品は次の通りです。
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●ファンデーション
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●メイクオフシート
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●美容ミスト
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●使い切りサイズのコスメ
ボトルタイプは使い切りタイプにすることで、デイキャンプでも邪魔にならず、おすすめです。
日焼け止め
デイキャンプでは1日外にいることになるので、日焼け対策をしないと肌が焼けてしまいます。そのため、日焼け止めの持参は欠かせません。
日焼け止めを選ぶ際には「SPF」と「PA」という値を見るようにしましょう。SPFとは紫外線B波を防ぐ指標、PA波は紫外線A波を防ぐ指標です。キャンプでは紫外線を浴びる時間が長いので、SPF50/PA++++がおすすめです。
虫除けスプレー
キャンプに虫は付き物です。虫が苦手な女性の方は、虫除けスプレーを持っていきましょう。特に夏の時期には蚊が多いので、虫除けスプレーがあると自分だけでなく一緒に行った人たちも助かります。
また、キャンプの設営段階でタープや鞄などにも虫除けスプレーをかけておくのがおすすめです。知らぬ間に虫が入り込んでしまうと、自宅に持ち帰ってしまい、家の中に侵入する可能性もあるので注意しましょう。
【ファミリー】デイキャンプに必要な持ち物3選
ファミリーキャンプでは、子ども達もテンションが上がっているので、怪我や熱中症にも注意が必要です。ファミリーでのデイキャンプに必要な持ち物は次の3つです。
ウェットティッシュ
ファミリーキャンプでは子どもが手を汚したり、テーブルに汚れがついたりすることが多いですよね。そんな時にウェットティッシュがあると、さっと汚れを拭き取ることができます。
縦型のウェットティッシュだと、スペースを取らず持っていきやすいでしょう。また、ベルトが付いているとその場ですぐにティッシュを出せるので便利ですよ。
クーラーボックス
デイキャンプでは楽しめる時間が短いので、朝早くから現地に向かわれる方が多いでしょう。その場合、食材や飲み物を長く冷蔵保存できるクーラーボックスが必要です。
特に子どもは暑さに弱いので、冷たい飲み物を定期的に補給する必要があります。また、食材をクーラーボックスで冷やしておくことで食中毒も防げます。
救急セット
キャンプだけでなく川遊びやアスレチックなどのアクティビティを楽しむ際には、救急セットを常備しておきたいです。また、デイキャンプでは子どもたちが包丁や火を扱うことが多くなるでしょう。万が一怪我をしていた場合に備えが必要です。
救急セットの中には何を入れればいいのか、ご紹介します。
項目 |
用途 |
消毒液 |
普段使い慣れていない包丁を使ったり、火を扱ったりと切り傷を負いやすいです。消毒液で菌が入ってこないよう素早く消毒しましょう。 |
絆創膏 |
消毒液で消毒ができたら絆創膏を貼って傷口を塞ぎます。そうすることでそれ以降のキャンプ中に土や泥が傷口に混入するのを防げます。 |
解熱剤・頭痛薬 |
キャンプ中に発熱を起こしたり、頭痛を引き起こしたりした際に解熱薬・頭痛薬を持っていると安心です。 |
【ソロ】デイキャンプに必要な持ち物3選
全てあなたの気分で決められるのがソロキャンプ。ソロキャンプとデイキャンプは相性が良く、より気軽に楽しめます。ソロのデイキャンプで必要になる持ち物は次の3つです。
コーヒー焙煎セット
ソロのデイキャンプで、ぜひ楽しんでいただきたいのがコーヒーの自家焙煎です。生豆と焙煎機さえあれば、焚き火で焙煎ができます。焙煎したコーヒーはコーヒーミルでその場で挽いて、マグカップに注ぎましょう。
■コーヒーの焙煎方法
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1.生豆の中から欠点豆を取り除く
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2.手網に生豆を入れて焚き火やバーナーで10分前後炙る
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3.1ハゼが起こる
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4.1ハゼから2,3分後に2ハゼが起こる
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5.焙煎した豆を器にあけて、焦げた豆を除く
自分で焙煎してキャンプで飲むコーヒーは格別です。ぜひ、挑戦してみましょう。
ハンモック
ソロキャンプならではの楽しみと言えるのがハンモックです。ハンモックは地面に付かないため涼しく、風に揺られる気持ちよさがたまりません。
また、軽量かつコンパクトにたためるのでデイキャンプでも荷物にならず、持ち運びやすいです。雨や日差しが気になる方はタープを上から被せることで、カバーできますよ。
メスティン
ソロのデイキャンプの場合、一人分の料理になるため、クッカーは小さめのサイズで問題ありません。そんな時にぴったりなのが、焼く・煮る・炒める・炊くができる万能クッカー「メスティン」がおすすめです。
メスティンはハンドルを折り畳めるため、全てお弁当サイズに収まります。メスティンの中には底網やバーベキューコンロ、カトラリーなどを収納できるので便利です。価格も安く、コスパ最強のクッカーと言えるでしょう。
快適なデイキャンプの必需品「ポータブル電源」
デイキャンプでは、移動や設営・撤収にかかる時間を除くとキャンプを楽しめる時間が多くはありません。そのため、やりたいことが沢山ある方は、いかに時短で料理をするかが重要です。そんな時におすすめなのがポータブル電源です。
1台あるだけでデイキャンプが楽しくなる理由
ポータブル電源とは、大量の電気を蓄電し、USB出力以外にもAC出力も可能な機器のことを指します。ポータブル電源があることでデイキャンプが楽しくなる理由は次の通りです。
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●電子レンジや炊飯器を使ってキャンプ飯が作れる
焚き火を起こして火加減を気にしながら作ると時間がかかります。電子レンジや炊飯器などの家電を使用することで時短でき、余った時間を他のことに充てられます。
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●スマホを常にフル充電にできる
デイキャンプでは行き帰りの道中があることで、スマホを操作する機会が増えます。そのため、帰宅するまで好きなだけスマホを触り続けられる。
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●小型冷蔵庫が使えるため、飲み物や食材の冷蔵・冷凍ができる
冷蔵庫があるとアイスを食べれたり、キンキンに冷えた飲み物を飲めたりします。さらに、暑さ対策や食中毒防止にもなるので、快適にデイキャンプを過ごせるでしょう。
Jackery ポータブル電源 1000 Pro
「ポータブル電源が欲しいけど、そこまで大容量は必要ない」
そう思われている方には、幅広い容量の商品が取り揃えられているJackery製がおすすめです。その中でも、デイキャンプにおすすめなのが「Jackery ポータブル電源 1000 Pro」です。
1.8時間という短時間で1000Wの高出力が出せるポータブル電源を充電できます。持ちやすいハンドルが付いているため、遠方のキャンプ場にも簡単に持ち運べます。また、車載冷蔵庫や電子レンジなどの家電を8台まで同時使用できるため、キャンプ飯を効率的に作り、残りの時間をゆったりくつろげますよ。
商品の特徴
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●行き帰りの道中がストレスにならない軽量さとコンパクトさを兼ね備えている
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●デイキャンプ特有の出し入れの多さでも問題ない耐振動と耐衝撃を備える
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●日が落ちた暗闇の中での撤収作業も、LEDライト搭載で暗闇を照らせる
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●1000サイクルの長寿命に加えて、太陽光発電によりランニングコストがかからない
まとめ|デイキャンプの持ち物は状況に合わせて変えよう
デイキャンプで必要となる持ち物は、誰と行くかによっても変わってきます。最低限の持ち物を揃えた後は、何をするかに着目して持ち物を揃えていきましょう。
この記事で紹介した持ち物を参考にして、ぜひあなただけのデイキャンプライフをお楽しみください。
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