1.ポータブル電源への充電時間を短くする4つのメリット
ポータブル電源の充電時間を短くすることには、4つのメリットがあります。それぞれのメリットはなにか、確認していきましょう。
●いつでも好きなタイミングで好きな家電を使える
ポータブル電源の充電は、家電をポータブル電源につないで動かすために行うものです。充電時間が長いポータブル電源を選ぶと充電完了まで待つ時間が長くなるため、ストレスを感じる方もいるのではないでしょうか。
充電を短時間で終えられるポータブル電源を選べば、短い待ち時間で済みます。好きなタイミングで好きな家電を使えることでしょう。ワット数が大きい家電や複数の家電をつないで使うこともしやすくなります。ポータブル電源の便利さを実感できることでしょう。
●冬でも1日で充電を終えられる
ソーラーパネルを使ったポータブル電源充電は、太陽が出ている間に行わなければなりません。日の出から日の入りまでの「昼間の長さ」と呼ばれる時間は、季節によって変わります。2022年を例に、主な地点の昼間の長さを確認していきましょう。
地点 |
夏至の昼間の長さ |
冬至の昼間の長さ |
札幌 |
15時間22分 |
9時間00分 |
東京 |
14時間34分 |
9時間45分 |
福岡 |
14時間24分 |
9時間56分 |
出典:小学館「夏至と冬至|2022年はいつ? 日照時間はどれくらい違うの? 日本各地の差も解説!」
実際には日の出直後、日の入り直前は、太陽の光が弱いため充電しにくくなります。冬至の前後でソーラーパネルを使う場合、充電に9時間を要する機器を使って1日で満充電にすることは難しいでしょう。
Jackeryの最新モデル「ポータブル電源 1000 New」なら、ソーラーパネル200Wを2枚接続すれば、約3時間でフル充電が完了。これなら冬至の日照時間内でも十分に充電できます。雪国や冬の短い日照時間でも効率的に充電して、電気を有効活用できるでしょう。
●電池切れの不安を軽くできる
ノートパソコンやスマートフォンをお持ちの方は、電池残量が気になりがちです。特にノートパソコンはAC100Vを使った充電のみ可能な機種も多いため、本体のバッテリー残量がなくなると使えなくなってしまいます。
急速充電に対応したポータブル電源を持っていれば、お出かけ前の短時間でもサッとフル充電が可能。1台あるだけで外出先での電池切れの心配が減るでしょう。
たとえば「Jackery ポータブル電源 240 New」は、わずか1.9時間(急速充電機能を使えば1時間)のコンセント充電でフル充電できます。朝の忙しい時間でも出発前に充電を完了させられるので、急な外出や予定変更にも対応可能。普段使いはもちろん、キャンプや車中泊の当日にも活躍すること間違いなしです。
●電気代の削減を実現できる
ポータブル電源は以下の使い方を実践することで、電気代の削減につながります。
・ソーラーパネルを使い、太陽光で発電した電気を使う
・深夜・早朝に電気代が安くなるプランを契約する
特にポータブル電源はソーラーパネルでの充電により、電気代削減をカンタンに実現できます。例えば「Jackery SolarSaga 200W」1枚で晴天時に最大200Wの発電が可能。仮に1日6時間の発電で1,200Wh(1.2kWh)を得られれば、1日あたり約37円、月に約1,110円の節約になります(※)。
※電気料金を31円/kWhとして計算
また、同じソーラーパネルを2枚に増設した場合、単純計算で1日(6時間)に2,400Whの発電ができる計算です。これなら月に約2,230円、年間にすると27,000円もの電気代節約効果があります。充電時間が早い高性能なソーラーパネルで、電気代を節約して生活費を浮かせましょう。
2.ポータブル電源への充電時間を決める6つの要素
ポータブル電源への充電時間は、6つの項目により決まります。どのように影響するか、順に確認していきましょう。
①電池容量
電池容量は、大きくなればなるほど満充電までにかかる時間が長くなります。同じソーラーパネル「Jackery SolarSaga 100」1枚を使った場合の、容量別ポータブル電源のフル充電までの時間を比較してみましょう。
機種名 |
電池容量 |
満充電に要する時間(SolarSaga 100W×1枚) |
99Wh |
約2時間 |
|
256Wh |
約3.3時間 |
|
632Wh |
約8.5時間 |
|
1070Wh |
約15時間 |
電池容量と満充電に要する時間は、おおむね比例しています。電池容量の小さいポータブル電源は少量の電気しか貯められませんが、電池容量が100%になる時間は短くて済むというわけです。
②充電方法
ポータブル電源は充電方法により充電時間が大きく異なることも、知っておきたいポイントです。AC100V電源(家庭用100V電源)とシガーソケット(12V)、ソーラーパネルによる充電時間を、以下の表で比較してみました。
機種名 |
電池容量 |
AC100V充電 |
シガーソケット充電 |
ソーラー充電 |
256Wh |
1.9時間 |
5時間 |
最速3.3時間 |
|
632Wh |
1.7時間 |
7.5時間 |
最速4.3時間 |
|
1070Wh |
1.7時間 |
12時間 |
最速3時間 |
|
2042Wh |
2時間 |
24時間 |
最速6時間 |
|
3072Wh |
2.5時間 |
35時間40分 |
最速7.5時間 |
AC100Vで充電する場合、最大13Aから15Aの電流を流すことができますから、1300Wから1500Wで充電できます。
一方でシガーソケットの場合はAC100Vと比べて電圧・電流ともに低いため、充電時間はAC100Vと比べて8倍から12倍かかります。短時間でポータブル電源に充電したい場合は、あらかじめ自宅のコンセントにつないで充電することがおすすめです。
またソーラーパネルを使ってポータブル電源に充電する場合は、種類や枚数により充電スピードが大きく変わります。次の見出しで、詳しくはこのあと「ソーラーパネルの種類や枚数により、充電時間は大きく変わる」の見出しで詳しく解説します。
③高速充電に対応するポータブル電源は短時間で充電できる
AC100Vを使った充電を短時間で行いたい方は、高速充電に対応するポータブル電源を選びましょう。
Jackeryもシリーズにより高速充電の対応有無が異なります。以下に容量と通常のAC充電速度・高速充電機能使用時の充電速度をまとめました。下に行くほど新しい機種となっています。
機種名 |
電池容量 |
通常AC充電時間 |
緊急AC充電 |
Jackeryポータブル電源1000 |
1002Wh |
7.5時間 |
なし |
Jackeryポータブル電源1000 Pro |
1002Wh |
1.8時間 |
なし |
1264Wh |
1.7時間 |
なし |
|
1070Wh |
1.7時間 |
緊急充電モード: 1時間 |
Jackeryの最新「Newシリーズ」ポータブル電源は、進化した急速充電技術を搭載していると同時に、「緊急充電モード」による超高速充電に対応。緊急充電モードを使えば、わずか1時間でポータブル電源1000 Newを0%から約100%まで充電可能です。緊急充電モードはバッテリーに負荷がかかるので通常時の使用はおすすめしませんが、急いで充電したいシーンでは活躍するでしょう。
④充電と給電を同時に行うと充電時間は長くなる
ポータブル電源を短時間で充電したい場合、充電中に電気を使わないよう注意が必要です。充電しながら家電に給電する場合、以下の不都合が生じます。
・充電に使える電力が減るため、充電終了までの時間が長くなる
・バッテリーに負荷がかかる
・バッテリーの温度が上がりやすい
可能であれば、充電が終了してからポータブル電源を使い始めることをおすすめします。
⑤ソーラーパネルの種類や枚数により、充電時間は大きく変わる
ソーラーパネルの性能は、多種多様です。ポータブル電源に短時間での充電を実現するためには、発電量が多いソーラーパネルをおすすめします。例えば、Jackeryが提供するソーラーパネルの発電量は、以下のとおりです。
・SolarSaga 40Mini:最大40W
・SolarSaga 80:最大80W
・SolarSaga 100:最大100W
・SolarSaga 200:最大200W
変換効率の高いソーラーパネルを選ぶことで、同じ太陽光でも発電量を増やすことができ、より短い時間でポータブル電源にソーラー充電できます。特にSolarSaga 100とSolarSaga 200の発電効率は業界トップクラスの24%~25%であり、太陽光の有効活用が可能です。
また、ソーラーパネルの枚数を増やせば、より短い時間でポータブル電源に充電できます。例えば「Jackery ポータブル電源 1000 New」を、「SolarSaga 200」で充電するケースを見てみましょう。
ソーラーパネルと枚数 |
フル充電に要する時間 |
SolarSaga 200×1枚 |
約8時間 |
SolarSaga 200×2枚 |
約3時間 |
このように複数のソーラーパネルを接続すれば、発電量がその枚数に比例して増加するため、ポータブル電源のソーラー充電時間を大幅に短縮できます。
なお、仮にソーラーパネルを半分の出力の「SolarSaga 100」に切り替えた場合、フル充電にかかる時間はおよそ2倍になる仕組みです。スピーディーに充電を完了させたいなら、出力の高いソーラーパネルを複数接続すると良いでしょう。
⑥ソーラーパネルに影や汚れがあると、充電時間が遅くなることもある
ソーラーパネルで効率よく発電するには、パネル全体に均等に太陽光が当たる必要があります。これは「部分的な影響が全体に波及する」という太陽光パネル特有の特性によるものです。例えば、ソーラーパネルの面積の16%が影に覆われると、出力が86%ほど低下するケースもあります。
また、パネル表面のほこりや汚れも発電効率を下げる原因になりやすいです。砂や土、花粉、鳥の糞などが付着すると、影に覆われたときと同じように発電量が減少します。ポータブル電源のソーラー充電時間を早くするために「影にならない位置に置く」「定期的にパネル表面を拭く」この2点を意識してみましょう。
3.ポータブル電源のソーラー充電時間を短くする3つのコツ
ソーラーパネルで効率的にポータブル電源充電するための3つのコツを紹介します。コツを押さえれば、同じ環境・同じソーラーパネルでもより多く発電して、電気代を節約できるでしょう。
①パネルを太陽へ垂直に傾ける
ソーラーパネルは、太陽光が直角に当たるとき最大の発電効率を発揮します。太陽に対してなるべく垂直(90度)になるよう角度を調整すると良いでしょう。季節によって太陽の高度は変わるため、夏は比較的水平に近く(20〜30度程度)、冬は垂直に近い角度(50〜60度程度)を目安に調整するのがおすすめです。
ちなみにJackeryのソーラーパネルは、角度調整が可能なスタンドを搭載しているため、簡単に最適な角度に調整できます。
②太陽の移動に合わせて角度を調整する
太陽は東から昇り、南を通って西へ沈みます。長時間充電する場合は、2〜3時間ごとにパネルの向きを太陽の方向へ調整すると発電効率が大幅に上がります。特に朝と夕方は太陽の角度が低いため、こまめな調整が効果的です。参考までに、以下は東京都における「2025年2月26日」の時刻ごとの太陽の角度(太陽高度)予想を示したものです。
例えば11:00~13:00頃の太陽高度は45度前後のため、それに合わせてソーラーパネルを設置すれば、光が垂直に当たり発電効率がアップします。常に動かすのは手間ですが、2~3時間に1回を目安に向きと角度を調整し、効率よく発電してみてください。
③パネルに当てる日射を増やす
先ほど紹介した2つの方法以外にも、ソーラーパネルにあたる日射量をうまく増やすことができれば、発電効率がさらに上がる可能性があります。
たとえば「設置したソーラーパネルの下にアルミマットを敷く」方法は効果的。アルミマットに入射した光が反射してパネルに当たり、発電量がアップします。このように「光の反射」をうまく使って日射を増やす方法がおすすめです。ほかにも自分の使用環境で使える良い方法がないか試してみてください。
4.ポータブル電源の選び方|充電時間以外のチェックポイントは?

利用者にとって使いやすいポータブル電源は、大容量を貯めることができ、充電時間が短くて済む製品です。以下の項目にフォーカスして選ぶとよいでしょう。
・電池容量が大きい製品
・高速充電に対応する製品
・出力の高いソーラーパネルを複数枚使って充電できる製品
・携帯性が高い製品ポータブル電源が便利
ポータブル電源を使う際には、安全性や品質への留意も必要です。バッテリーの内部にはリチウムイオン電池が使われているため、安全機構が備わっていないと事故につながりかねません。また電池がすぐに劣化すると、買い換えの費用がかかります。
安全性と品質の高いポータブル電源を選ぶためには、以下のポイントもチェックしてください。
・電池に関する安全機構(BMS)を備えていること
・防火材料を使用しており、放熱性に優れていること
・耐久性に優れた素材を使っていること
・リン酸鉄リチウムイオンバッテリー採用で充放電サイクル数が多い(Jackeryポータブル電源は、4000サイクル後も初期容量の70%以上を維持する設計)
・アフターサービスの充実度もあわせてチェック
Jackery(ジャクリ)の製品は、上記で示した特徴をすべて備えていることが魅力です。
5.大容量で急速充電できるポータブル電源おすすめ5選
Jackery(ジャクリ)では、大容量を持ち急速充電が可能なポータブル電源「Proシリーズ」を、豊富にラインナップしています。進化した最新ポータブル電源「Newシリーズ」を中心に、おすすめのポータブル電源をピックアップしました。それぞれの機種について、特長や充電時間をみていきましょう。
●Jackeryポータブル電源 1000 New|『MONOQLO』にて年間総合ベストバイ受賞
「Jackery ポータブル電源 1000 New」は、ほぼすべての家電が使える1500Wの定格出力と、軽量で高速充電が魅力のモデルです。わずか10.8kgの軽さでありながら、電子レンジや電気ケトルなどの消費電力が大きい家電が動かせます。
また4,000サイクル以上という長寿命設計で、毎日使っても10年以上使用可能。さらに、AC充電時に最速1時間で充電を完了する「緊急充電モード」を搭載しています。防災用やアウトドアにピッタリの1台です。
ポータブル電源 1000 Newのスペックは、以下のとおりです。
容量 |
1,070Wh |
定格出力 |
1,500W (瞬間最大3,000W) |
充電速度 |
ACコンセント充電:1.7時間(緊急充電モードなら1時間) |
出力ポート数 |
AC出力×3、 |
家電への稼働 |
電子レンジ(1160W):約48分間 |
●Jackeryポータブル電源 2000 New|2,000Whクラスで業界最軽量・最小
「Jackery ポータブル電源 2000 New」は2042Whの大容量ながら、約17.9kgと業界2000Whクラスで最軽量を実現した1台です。
AC充電は最速2時間のスピード充電が可能。200Wソーラーパネルを2枚使用すれば、わずか6時間でフル充電できるため、連泊キャンプ・車中泊や家族防災用にもピッタリです。
高性能のため価格はそこそこ高いですが、10年以上も使えるので、たくさん使えば「元を取った感」を感じられるでしょう。
容量 |
2,042Wh |
定格出力 |
2,200W (瞬間最大4,400W) |
充電速度 |
ACコンセント充電:2時間(緊急充電モードなら1.7時間) |
出力ポート数 |
AC出力×3、 |
家電への稼働 |
電子レンジ(1160W):約1.5時間 |
●Jackeryポータブル電源 3000 New|3,000Whクラスで業界最軽量・最小
「Jackery ポータブル電源 3000 New」は、容量3024Whという超大容量を誇るJackeryの最上位モデルです。
家庭用エアコンや調理家電なども同時に使えるパワーを持ちつつ、重量は約30kgと抑えられており一人で持ち運び可能な設計です。「それでも重いだろう」と思うかもしれませんが、市場の同クラス製品はほとんどが40kgを超えています。専用キャリーカートを使えば転がして運べるので、さらに便利で扱いやすくなるでしょう。
※キャリーカートは別売りです。
容量 |
3,072Wh |
定格出力 |
3,000W (瞬間最大6,000W) |
充電速度 |
ACコンセント充電:2.5時間 |
出力ポート数 |
AC出力×4(最大20A)、AC出力×1(最大30A) |
家電への稼働 |
電子レンジ(1160W):約2時間 |
●Jackeryポータブル電源 600 Plus|アウトドアにも防災にもちょうどいい中容量
「Jackery ポータブル電源 600 Plus」は、「コスパと性能」の中間を取った中容量モデル。約7.3kgと軽量ながら800Wの定格出力を持ち、炊飯器など家庭にある小型家電は動かせます。
さらにAC充電は最短1.7時間という速さでフル充電が可能。コンパクトサイズかつ軽量で持ち運びやすいため、キャンプなどのアウトドアや、車中泊、一人暮らしの防災などでの使用におすすめです。
容量 |
632Wh |
定格出力 |
800W (瞬間最大1,600W) |
充電速度 |
ACコンセント充電:1.7時間 |
出力ポート数 |
AC出力×2(最大8A) |
家電への稼働 |
小型炊飯器(530W):約1時間 |
●Jackeryポータブル電源 240 New|リュックに入る小型モデル
「Jackery ポータブル電源 240 New」は、アウトドアや車中泊などの持ち出し用途に最適化された小型のポータブル電源です。
小型ながら300Wの出力で、電気毛布や車載冷蔵庫などの家電使用や、スマホ・パソコンの充電は問題ナシ。
AC電源から通常でも1.9時間、急速充電モードならわずか1時間でフル充電が完了します。「このあとすぐ持ち出したい!」そんなニーズも叶える1台となっています。
容量 |
256Wh |
定格出力 |
300W (瞬間最大300W) |
充電速度 |
ACコンセント充電:2.5時間 |
出力ポート数 |
AC出力×1(最大10A) |
家電への稼働 |
LEDライト(5W):約21時間 |
6.ポータブル電源の充電時間に関するQ&A
ポータブル電源の充電に関する、よくある質問に回答します。
①ポータブル電源を充電するベストなタイミングは?
ポータブル電源の充電に最適なタイミングは以下の3つです。
● バッテリーが20%程度まで減ったとき
● 電気料金が安い時間帯
● 晴れた日の日中(ソーラーパネル使用時)
残量が減りすぎると、「過放電」によりバッテリーに負荷がかかるリスクがあります。20%を切ったタイミング、もしくは切りそうなときに充電をはじめるのがおすすめです。
ただし、防災用として保管する場合は、使用後すぐに充電して80%程度の容量を維持しておくのが良いでしょう。
②ポータブル電源の急速充電にデメリットはある?
ポータブル電源の急速充電は便利ですが、いくつかのデメリットがあります。
● 発熱量の増加:急速充電中はバッテリーの温度が上がりやすくなる
● 電池寿命の短縮:常に急速充電モードを使用し続けると、バッテリーに負荷をかける可能性がある
Jackeryの「Newシリーズ」の緊急充電モードは基本的に緊急時や必要な場合のみ使用し、時間に余裕がある場合は通常充電モード(高速充電)を使うことをおすすめします。
②ポータブル電源のAC充電にかかる電気代はどのくらい?
ポータブル電源の充電にかかる電気代は、容量と電力単価で簡単に計算できます。以下は各モデルの充電に必要な電気代の目安です(電力料金31円/kWhで計算)。
機種名 |
電池容量 (Wh) |
AC充電に必要な電力 (Wh) |
電気代 (円) |
Jackeryポータブル電源240 New |
256 |
301 |
9 |
Jackeryポータブル電源600 Plus |
632 |
744 |
23 |
Jackeryポータブル電源1000 New |
1070 |
1259 |
39 |
Jackeryポータブル電源2000 New |
2042 |
2402 |
74 |
Jackeryポータブル電源3000 New |
3024 |
3558 |
110 |
※充電時に15%の電力ロスが発生するものと想定して計算しています。
電気代の節約には、東京電力の「夜トクプラン」のような時間帯別料金プランを活用する方法がおすすめです。夜間の電気料金は昼間の3/4程度になるため、例えば「Jackeryポータブル電源2000 New」の充電を夜間に行えば、74円が55円程度で済む可能性があります。ソーラーパネルを使って、電気代を完全にカットするのも良いでしょう。
参考:東京電力「夜トクプラン」
まとめ:高速充電対応のポータブル電源を選び充電時間の短縮を
ポータブル電源の充電時間を短くしたい場合は、容量の少ない機器を選ぶか、高速充電対応の機器を選ぶことになります。高速充電対応のポータブル電源なら、性能の高さと充電時間の短さを両立した製品を選べるためおすすめです。調理家電など定格出力の高い家電も使えるため、ポータブル電源への満足度も高まることでしょう。
Jackery(ジャクリ)では充電時間が短く大容量、安全性も高いポータブル電源を提供しています。世界累計販売台数200万台以上の実績があるJackeryのポータブル電源を、ぜひお試しください。
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