ハイエースで車中泊やキャンプを満喫したい!ならポータブル電源は必須装備

ハイエースで車中泊やキャンプを満喫したい!ならポータブル電源は必須装備

荷室の広いハイエース。その広さを目の当たりにしたあなたは、これからどんな風にこの荷室を自分好みのスタイルにしようか思いを膨らませていることでしょう。 

車中泊やキャンプ、アウトドアなど幅広い使い方のできるハイエースの魅力は計り知れません。そんなハイエースの車中泊には欠かせない装備として「ポータブル電源」があります。今回の記事では、ハイエースでの車中泊にポータブル電源を装備する必要性、ハイエースにおすすめのポータブル電源についてくわしく解説します。

ハイエースで車中泊を楽しみたい!ポータブル電源の必要性

ハイエースで車中泊をされる方は多いでしょう。何といってもハイエースの魅力は荷室の広さにあります。その広さを活かした自分だけの空間を作ることができる。それが、ハイエースが選ばれる1つの魅力でもあります。

装備を整えるうえで、快適な車中泊生活を送るためには家電などの電気製品は必要になってきます。その動力源として、ポータブル電源は必要です。ここでは、ハイエースでの車中泊にポータブル電源の必要性についてくわしくまとめています。

●ポータブル電源は車内で家電を使いたいときに便利な電力供給源

ポータブル電源は、車内や屋外で家庭用電源を使うための電力供給源です。モバイルバッテリーとは違って給電方法がUSBと限定されておらず、家庭用電源(AC100V)以外の出力ポート(AC、DC、USB出力ポート)も持っています。ほかにも、

·モバイルバッテリーよりも容量が大きく高い定格出力を持っている

·同時に複数の媒体へ給電可能なものもある

などの特性により、車内での長時間滞在時に便利な装備として必要不可欠です。車がハイエースならば、充実した装備を整えられるはず。ポータブル電源は、その装備を動かす電力供給源として、重要な役割を果たしてくれます。

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●ハイエースにポータブル電源があればどんなことができる?

では、実際にポータブル電源があることによってどんな恩恵が受けられるのか。ここではその内容をくわしく解説します。大きな要素となるものを3つご紹介しますので、まだポータブル電源を未装備の方や、検討されている方は参考にしてください。

〇エンジンを切ったまま電気が使えるようになる

ポータブル電源があれば、エンジンをかけることなく使用できます。車載用の家電製品の中には、シガーソケットから電力を取るタイプのものも販売されているため、車から電源を取ることは可能です。

しかし、車載用だとエンジンはかけたまま使用しないと、バッテリーが上がってしまう恐れがあるので注意が必要です。ポータブル電源があれば、わざわざ車載用を購入せずとも家庭で使用している家電を使うことができるので、とても便利です。

〇車中飯の幅が広がって充実する

ポータブル電源があれば、車内で様々な調理器具を使用することができます。

·IH調理器

·電子レンジ

·炊飯器

·ホットプレート

などが使用できるので、いろんな料理が車内で作れるようになります。冷蔵庫を装備して食材を冷やしておくこともできます。ポータブル電源があると、食材の保管や調理方法の幅も増えるので車内での過ごし方を充実させることができるでしょう。

〇車内の温度対策や就寝時の対策の向上

夏期や冬期の温度対策は、熱中症や低体温症になる恐れがあり、最悪命に危険もあるので、十分な対策が必要です。電気の力は温度対策にとても有効な装備を整えることができます。

·エアコンや扇風機

·小型ファンヒーター

·電気毛布や充電式湯たんぽ

など、ポータブル電源があればあなたの命を守ってくれる対策を取ることができるのです。

●ハイエースを本格的な車中泊仕様にするならポータブル電源は必須

ハイエースの広い荷室の中に、あなた好みの居住空間を作り出すことは十分可能です。そのためには、ポータブル電源の存在は欠かせません。なぜなら、

「家電製品が必ず必要になるから」

です。私たちは、自宅で不自由ない生活を送っている周りには、必ず家電製品があります。

それと同じ生活空間を車内で作り出すためには、同じ家電製品を車内に装備しなければなりません。車内で家電を動かすための手段として、ポータブル電源も必要になってくるのです。

ハイエースのMRT仕様であればポータブル電源は必要ない?

ハイエースのMRT仕様であればポータブル電源は必要ない?

様々な使い方ができるハイエースは、メーカー側もユーザーの需要に見合った仕様を出しています。新車で購入する際のオプションサービスでは、アクセサリーコンセントの装備や特別仕様車も数多く販売してきました。その中で、注目の「MRT仕様」という特別仕様車をご存知でしょうか。ここでは、ハイエースを車中泊仕様にするための手段としてこのMRT仕様についてくわしく解説します。

●ハイエースのMRT仕様って何?

「自分仕様のトランスポーターがつくれる」をコンセプトに、ハイエースの内装をユーザー好みにカスタマイズしやすい形でコンプリートカーにして販売している特別仕様車。それがMRTです。MRTは「マルチロールトランスポーター」の頭文字を取ったネーミングで、趣味から仕事までトランスポーターの原点を追求した仕立てになっています。モデルは2タイプあり、

·床仕様のType1:使いやすさ抜群の広さがセールスポイントになる床仕様

·床+トリム仕様のType2:スマートキャンパーベースに最適な専用形成フルトリムが装備された床+トリム仕様

この2タイプから選ぶことができ、荷室の使い方をアレンジできる装備(アンカーナットダウンフック)で様々な使い方ができる仕様になっています。

Type2を選ぶことで、オプションで補助バッテリーを装備できる仕様になっているため、車中泊仕様にしたい方はこの装備を選択するのも良いのではないでしょうか。

●ハイエースの追加装備でアクセサリーコンセントを追加する

ハイエースのメーカーオプション装備で、アクセサリーコンセント(9,900円)を装備することもできます。この装備を付けることで、家庭用コンセントが使えるようになります。

ただ、100W以内の家電製品の使用とあるので、あまり大きな容量の家電製品を動かすことはできません。電気もメインバッテリーからの供給となるため、エンジンを切ったままの長時間利用は控えた方が良さそうです。

●MRT仕様では車中泊に必要な電力を得るには不十分

MRT仕様で装備できる補助バッテリーの容量は、105Ah。定格は350Wまでです。車中泊を満喫しようと考えると、あまり大きな家電製品は使うことができず、少し不便さを感じることもあるでしょう。

それなら、ポータブル電源を装備して、あなたの使いたい家電を使えるようにした方が、車中泊を満喫できるのではないでしょうか。

ハイエースでの車中泊におすすめのポータブル電源の選び方

ハイエースでの車中泊におすすめのポータブル電源の選び方

ハイエースで本格的な車中泊を楽しみたい方は、ひょっとしたらMRT仕様の補助バッテリーやアクセサリーコンセントでは少し電力不足や容量不足を感じる部分もあるかもしれません。

そんな方は、ポータブル電源を装備すると安心です。では、ハイエースくらいの大きな荷室を持つ車で、車中泊を満喫するためにはどんなことが求められるのでしょうか。快適な時間を過ごすのに、ポータブル電源に求めるものとは?を考えてみました。

●定格出力が大きい家電でも動かせること

車中泊を醍醐味の1つとしてあるのが車中飯です。車中泊を題材にしたYouTubeの動画に出てくる車内には、食器が側面に立てかけられていたり、引き出しを開けたら様々な調理器具が出てくるシーンをよく見かけます。

·様々な電気調理器具を動かせる容量が必要

·同時に複数の電化製品を動かせる柔軟さ

この2つは外せない車中泊やキャンプに必要な要素です。たとえば、炊飯器でご飯を炊きながらホットプレートで調理するなど、ある程度大きな容量でも複数同時利用できた方が、アツアツの料理が美味しく食べれます。

●使いたい装備を必要な時間動かせる容量

車中泊は、車内に滞在する時間が長く、その間何かしら電気を使っていることが多いです。照明器具やスマホ、タブレットなどの時間つぶしにはもってこいの端末は、特に長時間利用するものですよね。

あなたがハイエース内に持ち込んだ電気製品の消費電力は一度ざっくりでも把握しておくと、電力の使い方も計算して使用できます。ポータブル電源を購入するときは、

·装備品の一番消費電力の大きいものをベースに定格出力を考えて選ぶ

·1泊分の消費電力をざっくり計算しておき、その電力より少し大きめのものがベスト

この2点を考えたうえで、余裕のあるものを選ぶことが大切です。

●温度に耐性があるもの

車中泊で使用するポータブル電源は、温度に耐性があるものが良いです。ポータブル電源は温度に敏感で、低温だと最悪電気が入らなくなってしまったり、十分な電力を出せなかったりするとてもデリケートな一面もあります。温度に強い蓄電池の素材にも目を向けて考える必要があります。

[蓄電池の温度適正]

 

 

使用温度範囲

充電温度範囲

リン酸鉄リチウムイオン

 

-10℃~45℃

0℃~45℃

リチウムイオン充電池

 

-10℃~40℃

0℃~40℃

三元素リチウムイオン

 

-20℃~60℃

0℃~40℃

ポータブル電源の蓄電池の適性温度も考えて選ぶ。これが、季節によって気温の変化が激しい日本で車中泊を楽しむためには必要です。車中泊は、1年を通していろんな楽しみ方があって、それぞれの季節で工夫や装備を変えながら過ごす楽しみがあります。どの季節でも利用できるポータブル電源が一番ですね。

●長持ちすること

ポータブル電源は、車中泊装備の中でとても高価な部類に入るものです。せっかく購入した高価な装備がもし、1年も経たずして故障してしまったらとても残念に感じるのは間違いないでしょう。そのためには、

·最低5年は持つ長寿妙な製品であるものを選ぶ(充電サイクルの多いもの)

·安全性・耐久性(衝撃に強い・粉塵に強いなど)に優れたものを選ぶ

この2つは十分をチェックした方が良いです。安全性で言うならば、BMS機能(バッテリーマネジメントシステム)や安全規格に合格している製品であれば安心して購入できるのではないでしょうか。

●アフターサービスがしっかりしていること

ポータブル電源は、アフターサービスが充実していないとのちのち困ってしまいます。もし万が一故障してしまったときや、処分が必要になったとき、問い合わせ先がわからなかったり、個人で処分できないなどの不具合が生まれてしまいます。

·修理・回収サービスがきちんと公式サイトに明記されていること

·問い合わせ先が明確になっていること

この2点をきっちり確認しておきましょう。あまり知られていないメーカーのポータブル電源を購入してしまい、修理や処分方法に困ることはモバイルバッテリー同様によくあることなので、気を付けた方が良いですね。

●持ち運びができる重さ・大きさであること

ハイエース級の荷室の広さを持つ車での車中泊では、連泊したり、車中泊旅に出たりと楽しみが増えることでしょう。車中泊以外にもキャンプやアクティビティなど、やりたいことも増えるかもしれません。

ポータブル電源の利点の1つに、「持ち運びができる」ことがあります。この利点を活かすためにも、あなたが持ち運びが可能な大きさ・重さであることも考えた方が使い方に幅ができるようになります。

ハイエース車中泊におすすめのポータブル電源3選

ハイエース車中泊におすすめのポータブル電源3選

ハイエースの車中泊に。そしてキャンプなどのアウトドアにも使えるポータブル電源と言えば、「Jackery(ジャクリ)」が最適です。アウトドア好きなら一度は聞いたことがあるメーカーではないでしょうか。知名度抜群な理由は、「世界で300万台以上の販売実績があり、200社以上の企業が推奨している」ことです。その有名なJackeryポータブル電源の性能や機能、ハイエースの車中泊に向いている理由を含めてご紹介します。

●Jackeryポータブル電源の性能・安全性や耐久性

ハイエースでの車中泊に必要な要素は、「広い荷室で充実した時間を過ごせる」ことにあります。Jackeryポータブル電源なら、

·様々な出力ポートで複数同時に家電製品をつかうことができる

·リン酸鉄リチウムイオン電池を採用し、長寿命(10年以上使える)で使用温度にも耐性がある

·BMS機能を採用し、電圧や温度を適切に管理した高い安全性を持つ

·あなたに合った容量・サイズを提供できる豊富なラインナップ

など、あなたのハイエースで充実した車中泊を送る手助けができる装備として十分な機能を持っているのが、Jackeryポータブル電源です。幅広い容量の品揃えがあるので、あなたに必要なサイズを見つけることができます。それでは、ハイエース車中泊におすすめなポータブル電源を3つご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてください。

●Jackery Solar Generator 1000 Plus|ジャクリソーラージェネレーター1000プラス

Jackery Solar Generator 1000 Plus」はソーラーパネルがセットになったJackeryの中でも本格的な車中泊、キャンパーにおすすめのポータブル電源です。連泊や長期間の車中泊旅のお供に、その性能を持ってあなたを助けてくれる装備となってくれるでしょう。注目の性能としては、

·ソーラーパネルがあることで、充電できる場所に幅ができ電力不足をより解消できる

·電力に不安が解消された分、安心して連泊や長期間滞在が可能になる

·1264Whの大容量と2000Wの定格出力は、車中泊に十分な電力を供給してくれる

ハイエースの安定した走行と、荷室の広さを活かした充実した装備を賄うには十分の電力を持った1000Plusがあれば、淡路島一周の旅を観光を含めて一週間くらいの予定を立てても楽しめそうですね。

製品名 Jackery ポータブル電源 1000 Plus

容量

1264Wh(5kWhまで拡張可能)

定格出力

2000W/正弦波(最大瞬間出力:4000W)

出力ポート数

ACⅹ3、DCⅹ1、USBⅹ4

満充電時間

AC充電:1.7時間
ソーラー充電:最速2時間
シガーアダプター:7時間

寿命

リン酸鉄リチウムイオンバッテリー採用
4000サイクル数(10年以上使える)

保証期間

5年間

●Jackery Solar Generator 2000 Plus|ジャクリソーラージェネレーター2000プラス

Jackery Solar Generator 2000 Plus」はJackeryの中でもトップクラス。2042Whもの超大容量を持つポータブル電源です。家族旅行や友人、カップルでの車中泊旅のお供にぜひ装備したいものです。なぜなら、複数人が同時に使用しても十分な容量を持っているからです。注目の性能は、

·電気毛布(約60W)を2人が1晩利用しても、充電せずに2日分使える容量

·目的地に移動しながら使用できる柔軟さで飽きのこない車中泊旅を楽しめる

·キャンピングカーと同じ充実した装備をハイエースの車内に作ることも可能な容量

荷室の広さを有効利用して、DIYを駆使してまるでキャンピングカーを想像するような空間を作り出すことも可能なハイエース。その十分すぎる装備を動かす動力源を持っているのがこの2000 Plusです。本格的なキャンピングカーに負けない装備を整えたい方におすすめのポータブル電源です。

製品名 Jackery ポータブル電源 2000 Plus

容量

2042.8Wh(最大12kWhまで拡張可能)

定格出力

3000W/正弦波(最大瞬間出力:6000W)

出力ポート数

ACⅹ5、DCⅹ1、USBⅹ4

充電時間

AC充電:2時間
ソーラー充電:最速2時間
シガーアダプター:25時間

寿命/サイクル数

約4000回サイクル
※4,000回サイクル放充電後も工場出荷時の容量の70%以上をキープできます。

保証期間

5年間

●Jackery Solar Generator 1500 Pro|ジャクリソーラージェネレーター1500プロ

Jackery Solar Generator 1500 Pro」が持つ容量は、1512Whで1800Wの定格出力を持っています。これくらいの大きさであれば、出力の大きな家電製品でもある「電子レンジ」「ドライヤー」「ホットプレート」なども動かせるので、車内でできることが増えます。たとえば、

車内で髪を乾かすことができる

·車内調理できる料理のバリエーションに幅が広がる

·季節を気にせず車中泊を楽しむには十分な容量を確保できる

など、ハイエースで車中泊を満喫するには十分の容量と、性能を持ったポータブル電源と言えるでしょう。車中泊だけでなく、このサイズなら持ち運びも可能です。昼間はキャンプなどのアウトドアにもご利用いただけます。

製品名 Jackery ポータブル電源 1500 Pro

容量

1512Wh

定格出力

1800W/正弦波(最大瞬間出力:3600W)

出力ポート数

ACⅹ3、DCⅹ1、USBⅹ4

充電時間

AC充電:2時間
ソーラー充電:最速1.8時間
シガーアダプター:16.5時間

保証期間

5年間

まとめ:ハイエースで快適な車中泊するならポータブル電源は必須

ハイエースはキャンピングカーにも負けない装備を整えられる可能性を秘めた荷室の広さを確保できる車です。しかも、キャンピングカーよりもリーズナブルな価格で購入でき、その浮いた費用を改造費に充てることで、あなた好みの車中泊仕様にも仕上げることが可能となるでしょう。今回の記事では、そんな魅力たっぷりなハイエースの車中泊に最適なポータブル電源についてくわしく解説しました。

·ハイエースで車中泊を楽しみたい!ポータブル電源の必要性

·ハイエースのMRT仕様があればポータブル電源は必要ない?

·ハイエースで快適な車中泊を楽しむためにポータブル電源に求められるもの

など、ハイエースとポータブル電源を組み合わせることで、車中泊をはじめアウトドアやキャンプなど、あなたの行動範囲が広がる要素をまとめています。

ハイエースを購入したのなら、あなた好みに荷室をコーディネートして、ポータブル電源を装備し自由を満喫してほしいものです。


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