ソーラーパネルは中古でも設置できる？新品でも安いおすすめの太陽光発電製品も紹介

「ソーラーパネルの新品って高い…中古はないの？」家の屋根につけるタイプのソーラーパネルを新品で購入しようとすると、数十万円～百万円以上の費用がかかります。「中古で済ませられないか」と考えるのも自然な流れでしょう。

そこで今回は「そもそもソーラーパネルの中古は使えるのか」「中古ソーラーパネルを選ぶメリット・デメリットは何か」を詳しく解説します。ソーラーパネルの導入を安く済ませたい人は必見です。

結論からいうと、ソーラーパネルは中古品でも家に設置できます。意外に多くの中古品が流通しているため、入手するのも容易です。

ただし中古のソーラーパネルには当然、新品にはないメリット・デメリットがあるのも事実。順に解説していくので、しっかり確認してから検討することをおすすめします。

「中古品のソーラーパネルって品質が悪いんじゃないの？」と考える方も多いはず。そこで「そもそもソーラーパネルの中古品が出回っている3つの理由」について見ていきましょう。

• ·太陽光発電事業の採算が取れず手放した

• ·事業費や生活費の補てんのために売却した

• ·会社の節税のために購入したが必要なくなった

ほとんどのケースで、製品そのものに関するネガティブな理由はありません。それぞれ少し詳しく解説します。

中古で出回っているソーラーパネルでもっとも多いのは、かつて事業用として使われていたものです。使っていない土地を活用して太陽光発電を始めてみたものの、費用の回収が見込めず事業から撤退するケースはよくあります。このケースで売却されたソーラーパネルは、まだ1～2年しか使われていないものもありほぼ新品同様に使えるかもしれません。

事業費や生活費が足りず、補てんのために売却しているケースもよくあります。ソーラーパネルには売電収入を得たり毎月の電気代を節約したりする効果はあるものの、導入費用の回収には10年以上かかるケースが多いです。ソーラーパネルを売却すればまとまったお金が手に入るので、資金繰りに困った事業者や家庭ではソーラーパネルを売却する傾向があります。

太陽光発電を事業として行えば、減価償却費用（資産の価値が経年劣化で目減りするものとして、減少分を概算した費用）を経費計上して会社の節税が可能です。しかし「そもそも会社がなくなった」「節税効果が小さくあまりメリットがなかった」といった理由で、ソーラーパネルを売却するケースがあります。それなりに年数が経過してから売却されるケースが多いですが、製品自体に問題があって売却することは滅多にないでしょう。

ソーラーパネルの中古品を選ぶメリットは下記の2つです。 

• ·大幅に初期費用を軽減できる

• ·稼働履歴を見て設置後をイメージしやすい 

それぞれのメリットについて見ていきましょう。

ソーラーパネルの中古品を選べば、大幅に初期費用の削減が可能です。年数や製品のスペックにもよりますが、ソーラーパネルの中古相場は新品の10分の1程度といわれています。設置工事費は新品と同じくかかりますが、それを加味しても半額以下で済むのはほぼ間違いないでしょう。

つまり不具合のない中古のソーラーパネルを購入して、適切に運用できれば費用の回収も容易ということ。金銭的なメリットは非常に大きいといえます。

中古で販売されているソーラーパネルの多くは、過去の「稼働履歴」を確認可能です。つまり稼働履歴を見て「どれだけ発電されているか」をチェックすれば、設置後の費用対効果がある程度イメージできます。新品を購入するよりも具体的なシミュレーションがしやすいため「購入したけど赤字で終わった」となるリスクは低いでしょう。

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一見メリットが多いソーラーパネルの中古品には下記4つのデメリットも考えられます。

• ·経年劣化で発電量が減っている可能性が高い

• ·メーカー保証がつかない

• ·メンテナンス費用が高くなりやすい

• ·FIT価格の適用を受けられる年数が短い

知らずに購入すると損をする可能性もあるので注意が必要です。後悔しないために、ソーラーパネル中古品のデメリットもしっかりと押さえておきましょう。

中古のソーラーパネルは経年劣化を引き起こしており、発電量が大きく減っている可能性が高いです。国内メーカーの実例を参考にした経済産業省の資料によれば、ソーラーパネルは平均0.27％／年（発電量に換算すると約0.5～1％）のペースで劣化していきます。

参考：経済産業省「太陽光発電の導入見込量と関連情報について」

実際には年数が経過するほど劣化のペースは早くなるため、中古品は想像以上のペースで発電量が減っていくかもしれません。また「売却されてから購入するまで」の使われていない間にも劣化が進んでいるケースがあり、稼働履歴のデータよりも発電できない可能性があるので注意しましょう。

中古のソーラーパネルにはメーカー保証がつきません。メーカー保証はあくまで「購入者に対するもの」と、各メーカーで定めているためです。2人目以降の所有者は保証の対象外となってしまうため、万が一購入してすぐに壊れても自己負担で修理することになります。

もし中古でも保証が欲しい場合は、独自の保証やアフターサポートを提供する販売店を探しましょう。最近では購入後すぐ不具合があった際に補償してくれる「瑕疵保証責任保険」付きの中古ソーラーパネルも普及しているので、こちらも検討してみてください。

参考：日経BP『中古太陽光パネルに「瑕疵保証責任保険」、市場拡大を後押し』

中古のソーラーパネルはメンテナンス費用が高くなりやすい傾向があります。経年劣化が進行しているため、どうしても新品と比較すると不具合が発生しやすいです。不具合を未然に防止するためには、4年に1度ほどの頻度で定期点検の実施をおすすめします。

デメリット④：FIT価格の適用を受けられる年数が短い

中古のソーラーパネルは発電した電力を固定価格で買い取ってくれる「FIT制度」の適用を受けられる年数が少ないため注意が必要です。FIT制度の適用は「売電開始から10年間」とされていますが、中古の場合はこれまで経過した年月を引き継いで計算されます。

仮に6年間売電目的で使われていた場合、購入してからFIT価格で売電できるのはわずか4年しかありません。最初から売電ではなく「自家消費」を目的に導入したほうが良い場合もあるので覚えておきましょう。

関連人気記事：【2023年】自家発電方法を徹底解説！ポータブル電源・ソーラーパネルを推薦する理由とは？

「値段が高すぎる」という理由で新品のソーラーパネル購入を敬遠している方は、ぜひ設置工事不要でお手軽に導入できる太陽光発電システムJackery Solar Generatorを検討してみてください。Jackery Solar Generatorは、大容量のポータブル電源とソーラーパネルを組み合わせた製品で、設置工事なしで、自宅のベランダや庭にすぐ太陽光発電できます。ポータブル電源とは、家庭のコンセントと同じAC100V電源が使える持ち運び式の蓄電池です。ポータブル電源と専用ソーラーパネルの組み合わせJackery Solar Generatorには下記3つのポイントがあります。 

• ·設置工事いらずで初期費用を抑えられる

• ·太陽光発電による電気代の節約・停電対策も可能

• ·どちらも持ち運びが簡単でどこでも使える 

それぞれ見ていきましょう。

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ソーラーパネルを導入しようと考えた時、ネックになってくるのが「数十万円の設置工事費用」でしょう。その点ポータブル電源と専用ソーラーパネルの組み合わせなら、設置工事は一切必要ありません。かかるのは本体料金のみとなっています。

ポータブル電源が蓄電池の役割を担うため、大がかりな据付式の蓄電池を設置する必要もありません。初期費用を大幅に抑えつつ、本格的な太陽光発電を始められます。設置スペースも必要なく、そもそも通常なら設置できない賃貸でも導入可能です。

ソーラーパネルだけでなくポータブル電源があれば、節電や停電対策が可能です。太陽光発電した電力をポータブル電源に溜めておけるため、実質電気代0円で家電を動かしたり停電時の非常用電源として活用したりできます。数百万円のお金がかかる大規模な太陽光発電システムを作ることなく、しっかりと実用性のある使い方ができるでしょう。

●どちらも持ち運びが簡単でどこでも使える

ポータブル電源と専用のソーラーパネルはどちらも「持ち運びする」ことを前提に設計されています。そのため好きな場所に持ち運んで、下記のようなシーンで自由に活用可能です。 

• ·キャンプで電源が使いたい

• ·車の中にコンセントの穴が欲しい

• ·庭で電動工具を使ってDIYがしたい

• ·家のコンセントの穴がない場所で家電が使いたい 

家から動かせない据付式のソーラーパネル・蓄電池ではできない使い方を実現できます。特にアウトドアに興味がある方や、車の利便性を上げたいと思っている人におすすめです。

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ソーラーパネルの中古品に関するFAQをまとめました。

• ·ソーラーパネルの中古品はどこで買うべき

• ·ソーラーパネルの中古品の相場はいくら？ ·購入時の注意点は？

ソーラーパネルの中古品が気になる方はぜひチェックしておきましょう。

質問①：ソーラーパネルの中古品はどこで買うべき

ソーラーパネルの中古品は専門の販売店から購入しましょう。中古のソーラーパネルはメーカー保証が適用されませんが、専門の販売店の多くは独自の保証やアフターサポートを用意しています。「すぐ壊れて損をしてしまった」ということがないよう、ぜひソーラーパネルの中古品は個人間販売やリサイクルショップではなく専門の販売店から購入してください。

質問②：ソーラーパネルの中古品の相場はいくら？購入時の注意点は？

経過年数や製品スペックにもよりますが、ソーラーパネルの中古品の相場は新品の約10分の1といわれています。ただし経年劣化で発電量が減っている可能性が高く、不具合によるメンテナンス費用は高くなりやすいのが注意点です。また中古にはメーカー保証がつかないので、専門の中古ソーラーパネル販売店から購入するか「瑕疵保証責任保険」付きの製品を選ぶと良いでしょう。

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ソーラーパネルは中古品でも購入・設置できます。初期費用を大きく抑えられる一方で、経年劣化による発電量の低下やメーカー保証がつかない点はデメリットです。FIT価格の適用年数も減っている場合が多く、基本的には自家消費目的での購入をおすすめします。

「値段の高さ」を理由に新品ソーラーパネルの購入を敬遠しているなら、設置工事不要で安価に揃う太陽光発電製品「ポータブル電源」と「専用ソーラーパネル」のセットもおすすめです。安価ながら本格的な太陽光発電システムを構築でき、持ち運んで庭や車内、キャンプ場でも使えます。ぜひ「Jackery Solar Generator 3000 Pro」で、安く太陽光発電をスタートしましょう。