1.セレナは車中泊に最適なミニバン
セレナが車中泊向けの車であることを吟味する前に、セレナが持つ魅力について知っておきましょう。車中泊だけでなく、キャンプなどのアウトドアにも便利に使える特徴を持っている車種なので、家族で“車中泊キャンプ”を楽しむことも可能です。そんな魅力たっぷりのセレナの仕様をまとめています。
●セレナにはアウトドア向けの防水シート仕様車がある
セレナのオプション装備はアウトドア向けの装備が豊富に揃っています。その中でも防水シートは家族で車中泊するには最適の装備品と言えるでしょう。
・子供さんがシートに飲み物をこぼしても、サッと拭き取ることができる
・雨天時や朝露に濡れた装備品をそのまま積み込むことも可能
・車中泊後のお手入れを簡単に済ませられる
など、装備することによって得られるメリットは多く、車中泊をする際に便利な仕様です。もちろんグレードで防水シート仕様車もあるので、車中泊を目的とした利用があるならぜひ検討してほしいグレード、オプション装備です。
●セレナ車中泊にオススメ「セレナ マルチベッド」
セレナで手軽に車中泊を楽しみたい方におすすめなのが、“セレナ マルチベッド”です。日産モータースポーツ&カスタマイズが手掛けるメーカー純正の車中泊仕様車“セレナ マルチベッド”では、車内で寝泊まりすることのできるベッドが内蔵されています。
もちろん日常的には家族の送迎やお買い物、通勤など普段使いにも利用できます。この仕様車では「防水シート」も標準装備しているため、車中泊をはじめキャンプやスノボなどのアクティビティにも使える、まさに家族でアウトドアを満喫するためのミニバンと言えるでしょう。
●セレナなら家族で車中泊でもラクラク
セレナは防水シートのオプション装備や車中泊仕様車“セレナ マルチベッド”など、アウトドア好きのニーズをふんだんに取り入れた魅力的な車に生まれ変わっています。それを可能にしているのは装備の充実のほかに、車内空間の広さにあります。
・室内長:3,240mm
・室内幅:1,545mm
・室内高:1,400mm
と、ミニバンの中でもトップクラスの広さがあります。また、多彩なシートアレンジで、車内でゆったりくつろげる空間をつくりだすことも可能です。室内高も小学生の子供さんが立って歩けるほどあるため、車内に2段ベッドを自作することも不可能ではありません。それができれば、車中泊も子供さん含めて4人家族でゆったりした車中泊も楽しめます。
2.セレナが車中泊向けである6つのポイント
セレナには車中泊向けである特徴が6つもあります。その特徴とはいったいどんなところなのか。以下にくわしく解説していますので、これからセレナで車中泊を楽しみたい方に、特徴を最大限に活用してもらいたいです。
●その1:ミニバン最大級の車内空間
家族で車中泊を考えるなら、車内空間はとても大事なポイントのひとつ。前述したとおり、セレナはミニバンでもトップクラスの広さを誇る車です。その広さを最大限に活かせる工夫もされているのがセレナの特徴です。
・車中泊に必要な荷物を常時積んでおける荷室の広さ
・3列目をたたむことができ、荷室拡張が簡単にできる
・荷室の下に左右に開く深さも考えられた床下収納がある
など、自由に荷室空間を調節し、乗車する人数と荷物の量によって自由に変えられるため、車内空間を有効利用ができるのは嬉しいですね。
●その2:デュアルバックドアで狭い場所での開閉が便利
荷物の取り出しやすさにも気が配られているセレナでは、デュアルバックドアが採用されています。これは、バックドアを全開することなく通常の半分のスペースで開閉できる“もうひとつのドア”が付いていること。
後ろに車が停車している場合や、壁が邪魔でバックドアが開けられない状態のときに、必要な荷物を取り出せる便利な装備です。
「荷室にあるちょっとした小物を取り出したい」
「片腕で子供さんを抱えながらの荷物の取り出し」
するときにも便利なデュアルバックドアは、子育てをするパパ&ママに、“あったら便利“な機能と言えるでしょう。
●その3:シートアレンジで手軽に寝床を確保できる
運転席や助手席を使うことなく、後部座席のみをフルフラットにすることで、十分なスペースの寝床が作れるのもセレナの特徴のひとつです。大人2人がゆったり寝れる広さを確保できます。子供さんと一緒に寝る場合は、ベッドキットを組むこともできます。また、セレナの多彩なシートアレンジは、なんと12種類もあるとのこと。代表的なもので言えば、
・3列ゆったりモード
・ベビーケアモード
・2列スーパーリラックスモード
などがあげられます。たとえば、急遽車中泊をしなければならなくなったときにも対応できるのはとても便利です。
●その4:荷室が広く荷物をたくさん載せられる
荷室の広さも注目すべきセレナの特徴です。セレナの荷室の広さは以下の通りです。
・奥行:約360~480mm
・荷室幅:約940~1,120mm
・荷室高:約1,220mm
※3列目シートを使用した状態
クーラーボックスを2つ余裕で乗せられる広さがあります。ポイントは、3列目シートにもスライド機能があること。乗車人数などに応じて荷室スペースを調節できるのが嬉しいですね。
●その5:車中泊仕様車を含めカスタムパーツが豊富
セレナは前述した通り、車中泊をする際に嬉しい装備がオプションで準備されていることや、車中泊仕様車が用意されている点も、車中泊向けの車であるポイントです。オプション装備としては、防水シートのほかに、
・車内カーテン(全方位)
・マルチラゲッジネット(天井収納)
・ラゲッジカバー
・レジストワークランプ
など、車中泊やキャンプなどのアウトドアを楽しむときに必要な装備を手軽に揃えることができます。楽天市場やAmazonなどで市販されているセレナ専用アウトドア商品も豊富にあるので、あなたのお好みのスタイルに仕上げることもできます。
●その6:車中泊旅をサポートする安全運転機能を標準装備
セレナは安全運転をサポートする機能も充実しています。代表的なもので言えば、
・360°セーフティアシスト:死角になりやすい場所を感知する機能
・全方位運転支援システム:車の周囲に取り付けられたカメラで衝突を防止
です。これらの機能を標準装備しているため、車中泊による車旅での長距離ドライブでも、安心して旅を楽しめる要素がセレナにあります。家族で車中泊旅をする場合、車内にばかり目が向きやすい傾向にありますが、安全運転をサポートする機能が充実していることもポイントに入れておくと良いでしょう。
3.セレナの車中泊に欠かせない7つの車中泊グッズ
セレナで車中泊を満喫したい方に、車中泊の必須アイテム“三種の神器”と便利な7つの装備品をご紹介します。
●車中泊マット
後部座席を利用したフルフラットによる寝床をつくる場合は、シート段差が気になって快適な寝床とは言えません。シート段差を緩和する手段として、車中泊マットはおすすめの装備品です。シート段差を緩和するだけでなく、
・コンパクトにまとめられてかさばらない
・手洗い可能なものも販売されている
のも、車中泊マットを利用するうえで、自宅の布団よりも車内での使用に適していておすすめの装備品です。中には自動で膨らむ商品もあるので、使い勝手で選ぶのも良いですね。
●ベッドキット
車内で快眠するのに最適な環境を整えたいと考えるなら、ベッドキットを装備するのがベストです。シートの段差を気にすることなくフラットな寝床をつくることができます。イレクターパイプや木材を使って自作も可能ですが、セレナの車内寸法に合ったベッドキットも販売されているため、DIYが苦手な方は専用ベッドキットを購入するのも良いですね。
セレナの室内高であれば、2段ベッドをつくることも不可能ではありません。家族で車中泊がしたい方にはおすすめの方法と言えるでしょう。作り方もそんなに難しいものではありません。
・ヘッドレストぐらいの高さに調節してベッドキットを組む
・座席をフルフラットにして下段ベッドに仕立てる
こうすれば、2段ベッドとして家族が寝られるスペースを確保することも可能です。ただ、大人4人は高さ的に厳しいかもしれないので、小学生くらいの子供さんがいらっしゃるご家庭での利用が望ましいでしょう。
●サンシェード(車内カーテン)
車中泊の装備品として「三種の神器」と言われるほど必要性のあるサンシェードは、車中泊に欠かせないアイテムのひとつです。
・車内の様子が丸見えになるのを防ぐ
・遮光性が高く外気温の影響を抑える断熱効果も見込める
などの利点があります。費用を抑えたい場合はDIYで自作することも可能です。車内カーテンも一緒に取り付ければ、効力アップはもちろん車内の雰囲気づくりもできるので、検討してみてください。
●寝袋
キャンプや登山などでよく利用される寝袋は、車中泊で利用するのも最適な装備品です。車内という限られた空間の中での車中泊では、荷物の量や体温調節には気を配らなければなりません。寝袋があれば、
・コンパクトにまとめられて収納性に優れている
・季節に応じた寝袋を用意することで、就寝時の体温調節ができる
・品揃えが豊富で用途によって使い分けも可能
・丸洗いが可能な商品もあり、メンテナンスも簡単
など、使用するメリットが多く車中泊に最適な装備品です。ハイエースのような車内が広い車や、キャンピングカーのように設備が整った車であれば、自宅にある布団を持ち込んでも問題ないでしょう。しかし、軽自動車での車中泊や持ち込む荷物の量によってはコンパクト性に優れた寝袋を使用する方が環境を整えやすく便利です。
●電気調理器具
車内で火を使うのは危険なため、カセットコンロやガスバーナーなどで調理するのはおすすめしません。安全に車中飯をつくるには、電気調理器は欠かせない装備です。
・電気ケトル:温かい飲み物を淹れたり、カップラーメンのお湯が沸かせる
・IH調理器:火を使わず電気の力で調理ができる
・小型炊飯器:炊き立てご飯が車内で手軽に炊ける
などがあれば、美味しい食事を車内でつくることができます。また、車内の広さや電力に余裕があるのであれば、電子レンジやホットプレートなどもあると、車中飯の幅が広がり様々な料理が楽しめます。
●テーブル
料理を作るときの土台になったり、車中飯を食べるためのテーブルは、車内で有意義な時間を過ごすために、“あったら便利“な装備品です。キャンプでも使える折り畳み式のテーブルなど、収納できるものが良いでしょう。必要なときに取り出すことができて重宝しますので、おすすめの装備品です。
●ポータブル電源&ソーラーパネル
電気の力を活用すると、一見不便そうに思える車内でも快適に過ごせるようになります。手軽に車内へ持ち込めるポータブル電源なら、車内で家電製品を使用できるようになります。ポータブル電源は、モバイルバッテリーよりも容量が大きく、AC100Vが使えるようになる電力供給源です。ポータブル電源があれば、まるで自宅に居るのと変わらない生活を送ることもできます。
・AC100V以外にも、USB-A,C、DC12Vにも対応するものもある
・容量次第では冷蔵庫や電子レンジも車内で使用可能
・車内に置いてもかさばらない大きさのコンパクトなものもある
・防災対策としても使用できる
など、様々なことに利用できるので、車中泊に必要な装備品としておすすめです。ソーラパネルもあれば、自宅で充電することなく太陽光から電気を充電することも可能になります。電力の心配なく長期的な車中泊も可能になるでしょう。
車中泊で使用するポータブル電源なら、「Jackery(ジャクリ)」がおすすめです。アウトドア向けに設計されたデザインと性能を持ち、あなたの車中泊ライフの良きパートナーとして長期的に使用できます。Jackery(ジャクリ)は、
・累計販売台数500万台以上の世界リーディングブランド
・長期保証や修理、無料回収サービスなどアフターケアも万全
・電気用品安全法適合性検査(PSE)に合格し、安心・安全に使用できる
など、安全基準はもちろん車内で使用する耐久性と高機能を兼ね備えた製品を提供してくれます。下記に車中泊に最適な製品をご紹介していますので、参考にしてください。
4.セレナ車中泊に最適!Jackeryポータブル電源
セレナは車内が広く、複数人での車中泊や充実した装備品を積み込むことができる車中泊向けの車です。ここではセレナに最適のJackery(ジャクリ)ポータブル電源をご紹介します。
●Jackery Solar Generator 600 Plus 100 Prime ポータブル電源 セット
Jackery Solar Generator 600 Plus 100 Prime ポータブル電源 セットは、ポータブル電源と車の屋根に設置できるソーラーパネルのセット商品です。ポータブル電源は、中容量でありながら電気ストーブなども車内で利用可能で、リン酸リチウムイオン電池を搭載した長寿命の高性能モデルです。車載用ソーラーパネルをセットにしてより車中泊向けになっています。車内の広さを活用して充実した装備を整えたとしても、電力を賄えるセレナにピッタリの製品です。
●Jackery Solar Generator 1000 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネル
Jackery Solar Generator 1000 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネルは、60万人に選ばれた大人気1000モデルの後機器と25%の発電効率を実現したソーラーパネルとのセット商品です。セレナの大きさならば、大容量ポータブル電源でも十分装備可能ですが、装備を充実させたいと考えるならよりコンパクトで扱いやすい製品がおすすめです。1000Newであれば、荷室を占領することなく設置できます。容量の制限を考えることなく装備品をセレナに搭載し快適な車中泊を可能にできる製品です。
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まとめ:セレナで車中泊旅を満喫しよう!
今回の記事では、セレナは車中泊向けの車であるとしたうえで、セレナというミニバンの魅力をたっぷりとまとめました。
・セレナは車中泊に最適なミニバン
・セレナが車中泊向けである6つのポイント
・セレナの車中泊に欠かせない7つの車中泊グッズ
最後まで読んでいただけたあなたは、セレナが持つ魅力を十分にご理解いただけたのではないでしょうか。最近の車中泊では、いかに車内で快適に過ごせるかに注目が集まりつつあります。
また、ファミリーカーを望む方は普段使いにも使える車であることも重視されているかと思います。セレナはきっとあなたの望む使い方ができる車として乗って頂けるでしょう。