外仕事の寒さ対策で着る服装はコレ!|機能性と素材にこだわる服装選び

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気温が氷点下に近くなってくると、屋外で作業されている方には身体の芯まで冷えてしまうくらい寒さを感じてしまいます。冬の寒さはきちんと防寒をして、寒さに打ち勝ちたいものです。

 

今回の記事では、冬場の外仕事で着る服装について、どんなものを着れば暖かく長時間の屋外作業に耐えられるのか。おすすめの寒さ対策になる服装をご紹介しています。また、寒さ対策のサポートアイテムや、扶桑の選び方もまとめていますので、最後までじっくり読んで参考にしてください。

目次
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1.冬の外仕事で寒さ対策を万全にする服装

 

冷たい風に強く、雨や雪に降られることもある真冬の外仕事では、たとえ軽作業でも過酷と言わざるを得ません。その過酷にしているのは“寒さ”です。その寒さを克服するため、寒さ対策におすすめの服装をご紹介します。 

●「ヒートテック・あったかインナー」

ユニクロのヒートテックやあったかインナーは、冬場の外仕事をされている方には必需品とも言える肌着です。ユニクロのヒートテックはレーヨン・アクリル・ポリエステル・ポリウレタンの4種類の繊維を編み込んでつくられています。

・身体から発散される水分を利用して発熱する

・吸汗速乾性やストレッチ性、静電気防止、防菌防臭などの機能性がある

・繊維間の空気の層に熱を貯めて保温性を向上している

などの性質があり、とても暖かく動きやすいため冬場の外仕事に向いています。とくに女性の方は冷え性の方が多い傾向にあるので、上下にヒートテックインナーを着ておくことをおすすめします。ヒートテックインナーを重ね着すると、より効果を発揮するのでやってみるのも良いですね。 

●「電熱ベスト」

冬の防寒具として人気が出てきている電熱ベストは、服の内部に発熱体が備え付けられており、スイッチを入れると瞬時に発熱して身体を暖めてくれます。

・モバイルバッテリーを使用して電気の力で発熱体をあたためる

・発熱体(電熱シート)が自動で温度を調節し適切な温度を安定的に保つ

軽量で動きやすいため上着の中に着るととても暖かく、比較的リーズナブルな価格で販売されています。洗濯機で洗えるものもあるので、汚れたり汗をかいても問題ありません。ポイントは、発熱体が仕込まれている部分をチェックしておくことです。自分が寒さを感じやすい部位に合った電熱ベストを選びましょう。 

●「インナーダウン」

電熱ベストよりも低コストで寒さ対策がしたい方は、「インナーダウン」を選ぶのもおすすめです。インナーダウンとは、コートやジャケットなどのアウターの下に着るダウンウェアのこと。スーツの中に着用している方もいますね。軽量で薄手ですが、保温力が高くスーツやアウターの中に着ても着ぶくれしないので、おすすめです。 

●「作業着・アウター」

アウターは、防風・撥水・防水性の高いものを選ぶのがベストです。インナーをこだわったとしても、アウターでしっかり雨風を防げなくては意味がなくなってしまいます。厚手で裏起毛や裏地フリース素材のものだと、保温性が高くとても暖かく感じられます。股下くらいまでしっかり防寒できるアウターを選び、腰回りも保護できる若干長めのものがおすすめです。 

最近ではアウターにも電熱付きが販売されるようになり、外仕事をされている方に人気です。防水性、透湿性に優れたものを選びましょう。 

●「作業着・パンツ」

作業着パンツも同様に、アウターと同じ機能性を持つ「防水防寒パンツ」や「防寒ズボン」がおすすめです。とくに、氷点下になるときは下半身から冷えてくるとこたえるので、雨風が通らないものを選ぶことが大切です。 

足首部分をマジックテープや紐でしぼれるものだと、隙間から風が入ってくることを防いでくれるのでおすすめです。女性の場合、寒さが体調にダイレクトに影響することが多いので、寒さ対策は下半身からガッチリ対策を施すようにしましょう。

2.冬の外仕事で寒さ対策を助けるサポートアイテム

 

冬の外仕事で寒さ対策を助けるサポートアイテム

冬の外仕事の寒さ対策は、服装だけにこだわるだけでは不十分です。とくに、3つの首「首元」・「手首」・「足首」は寒さを感じやすい部分です。きちんとサポートアイテムを活用して寒さを感じない対策をしておきましょう。 

●「あったか靴下」

“あったか靴下”は物理的に足の肌表面を暖めるのに効果のある靴下です。冬用の靴下よりも暖かく感じることができ、生地もゴツゴツしていないものが多いので、「靴がはきにくくなる」のを防ぎます。

・吸湿発熱加工のホカロン生地:汗を熱に変えることで発熱する

・裏パイル生地:パイルが二重になっていて温まった空気を生地の間に閉じ込める

・カシミヤ生地:保温性が高く肌触りが良いので履き心地が良くあたたかい

と、使われている生地によって特徴があるので、自分に合った生地のあったか靴下を選びましょう。冬用靴下よりも少し価格は高いですが、足の指にしもやけができるのを防いでくれるのでおすすめの商品です。 

●「ネックウォーマー」

冬の外仕事でよく動く作業をすることが多い方は、マフラーよりもネックウォーマーの方が暖かく動きやすいので、外仕事のサポートアイテムとしておすすめです。首元全体を暖かく包み込んでくれるもので、冬の防寒具として定番になりつつありますね。天候の悪いときも外仕事をする場合は、防水性のあるものを選びましょう。 

●「バラクラバ」

バラクラバとは、顔や首など頭部全体を覆うようにかぶるニット帽の一種で、「目隠し帽」とも呼ばれています。保温や防寒に優れていて、冬のアウトドアやスポーツにも使われることの多い防寒具です。 

主に作業者の利用が多かったバラクラバですが、最近では使用用途が広がりファッション性も高くなってきており、女性が使用できるものも増えてきています。

●「手首までしっかり保護できる手袋」

防寒手袋は、手首までしっかり保護できる手袋を着用するのがおすすめです。メーカーで言えば、「THE NORTH FACE」や「TEMRES」の防寒グローブは多用途に使用でき、スマホが使えるようになっているなど機能性も考えられた商品が多数販売されています。 

手首部分はウェアと手袋の隙間から風が入りやすく、寒さを感じやすい部分です。保温性の高い素材を使用している手袋を選ぶことで、寒さをしっかり防ぐことができます。 

●「カイロ」

冬の外仕事の昔からある鉄板中の鉄板とも言える寒さ対策アイテムです。貼るタイプでしっかり寒さに弱い部分を暖め、大きさや用途別のものを活用して部分的に感じる寒さを防ぎましょう。

・カイロ(靴下用):足冷えを良くする方は必ず靴と靴下の間に使用すると良い

・ミニカイロ:手袋の中に仕込むと手を暖められる

・貼らないカイロ:ポケットに入れておくことで取り出して冷えた部分を暖められる

など、必要なときに必要な部分を暖められる冬の必需品とも言えるサポートアイテムです。

3.冬の外仕事で寒さ対策に着る服装を選ぶポイント

 

冬の外仕事で寒さ対策に着る服装を選ぶポイント

冬の外仕事で着る服装は、その服の機能性が重要なポイントになります。どのような機能を持つ服が暖かいのかを把握することで、長時間屋外で作業していても暖かく居られる服選びができます。ここでは冬着の持つ特性、機能性についてポイントをまとめています。服選びの参考にしてください。 

●外仕事の寒さ対策は機能性「保温機能」が重要

外仕事の寒さ対策で服装に求められるのは、「保温機能」が高いことです。暖かさを長時間保ってくれる服装であれば、1日屋外で作業しても寒さを感じずに仕事をすることができます。 

保温効果を高める手段として最適なのが“重ね着”です。防寒対策のひとつとして上手な重ね着「レイヤリング」の方法を知っておくと便利です。

・ベースレイヤー:防寒インナーのこと。「保温」と「吸汗」機能のあるインナー

・ミドルレイヤー:薄手のダウンジャケットのこと。「保温」と「防寒」機能のあるもの

・アウターレイヤー:防寒服やレインウェアのこと。「防風」と「防水」機能のあるもの

上手く重ね着をすれば、動きやすくて暖かい服装の出来上がりです。冬の外仕事には最適の着こなし方ができるようになります。 

●外仕事の寒さ対策で着る上着は「防風・撥水・防水機能」付きがベスト

屋外では強い風が吹いたり、雨に降られたりと自然・天候の影響を強く受けてしまいます。真冬の屋外作業ではこういった自然現象にも負けない服装でなければなりません。そのために必要な機能は、「防風機能」・「撥水・防水機能」です。 

風速が1m/s吹くごとに、人の体感温度は1℃下がると言われています。気温が高くても風が強ければ、それだけ寒さを感じるということ。防風機能が備わった服装であれば、風を服の中に通さず体温を守ってくれます。“防水”と“撥水”の違いは、

・防水:「水を通さない」

・撥水:「水をはじく」

という性能に違いがあり、ビニールや合成ゴムなど水に強い素材が服に使われていることでその効果を発揮します。どちらも冬服の性能に必要な機能と言えます。 

●外仕事での寒さ対策で着る服の素材にもこだわる

冬の防寒着として素材にこだわるのも寒さ対策には重要です。服の中に熱を発生させ長時間保つ役割を持つには、その服の生地にどんな素材が使われているかを見てみるのも、服の暖かさを見分ける判断材料になります。防寒着として着るための寒さ対策に有効な素材は以下の3つです。 

〇蓄熱素材

防寒着によく用いられている素材として「蓄熱素材」があります。

・太陽光を吸収して熱エネルギーに変換する「サーモトロン」

・人の身体や太陽から出ている赤外線を吸収して熱に変換する「太陽光蓄熱素材」

などがあります。サーモトロンはポリエステル繊維の芯に機能性セラミック粒子を封入した素材です。それぞれ太陽光を吸収して熱に変換させる働きがあるため、防寒着に用いられていることが多い素材です。

〇マイクロファー

生地の間に空気を送り込むことで保温効果を高め、風や水を通さない「防風機能」や「防水・撥水機能」も備えた素材です。長時間保温する効果もあるため、よく防寒着に用いられるようになりました。

〇アルミ加工・アルミ生地

アルミ素材を活用して蓄熱する手法を取り入れたのが「裏アルミ生地」や「裏アルミ加工」です。

主に上着・ウェアの内面などにアルミ素材を用いることで、魔法瓶のような輻射熱を発生させ温度を外に逃がすことなく身体を暖かく保てるようになります。 

防寒着の生地に着目し、その服の機能性を計り最適なものを選ぶことで、冬の外仕事に最適な服選びができます。

4.冬の現場作業で活躍するJackeryポータブル電源

 

冬の現場作業で活躍するJackeryポータブル電源

屋外の現場作業では、ときに電源を確保するのが難しい場所もあるかと思います。そんなとき、Jackery(ジャクリ)のポータブル電源が活躍します。 

冬の屋外作業現場では冷たい風にさらされながら作業者の方々が働かれています。真冬になると、気温は氷点下になることも珍しくありません。雨や雪が降ることもあるでしょう。せめて休憩場所には雨風が凌げる場所と、暖かい飲み物で少しでも暖を取って頂きたいものです。Jackery(ジャクリ)のポータブル電源があれば、

・電気ケトルを使って即座にお湯を沸かして温かい飲み物が飲める

・休憩場所の簡易照明の電源として使用できる

・電気工具のバッテリーの充電や電熱防寒具のモバイルバッテリーの充電にも使える

など、手軽に持ち運びができるポータブル電源があると、電源の確保がしやすく便利です。

「スマホの充電をし忘れた」

「電熱ベストもバッテリーが切れてしまった」

ときにもあってよかったと思える予備電源として、Jackery(ジャクリ)のポータブル電源は活躍します。詳しく知りたい方は、Jackery(ジャクリ)公式サイトをご覧ください。 

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まとめ:外仕事寒さ対策は機能性と生地(素材)にこだわった服装がベスト

 

冬の外仕事で着る服装によって、寒さ対策は万全に対処可能です。ポイントは服の持つ機能性が暖かく居られるカギとなるでしょう。今回の記事では、冬の外仕事にぜひ着用してほしいおすすめの服装と、その服装をサポートするアイテムをまとめました。 

また、服装選びのポイントとして、機能性を生み出す素材についてもくわしくまとめていますので、参考にして対策としてほしいです。冬の寒さに負けず、この冬を暖かく過ごしましょう。

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