1.地震に備える!子供向けのおすすめ防災グッズリスト
地震への備えに欠かせない、子供向けの防災グッズを紹介します。
・現金
・タオル
・保険証
・常備薬
・お薬手帳
・懐中電灯
・簡易トイレ
・除菌シート
・ビニール袋
・ホイッスル
・緊急連絡先
・レインコート
・メモ帳と筆記用具
・アルコールスプレー
・500mlの飲料水を3本ほど
乳幼児がいる家庭では、さらに下記のグッズが必要です。
・離乳食
・紙オムツ
・子供用の靴
・抱っこひも
・ネックライト
・携帯カトラリー
・使い捨て哺乳瓶
・携帯用お尻洗浄機
・キューブタイプのミルク
いつでも運べるように、非常用持ち出し袋に上記のグッズを詰めておきましょう。
2.子供の安全を守るには?地震に備える5つのポイント
地震から子供の安全を守るために大切なポイントを5つ解説します。
・家具を固定しておく
・1週間分の食料と飲料水を用意しておく
・ハザードマップの避難経路を子供に教えておく
・火元の近くから衣類や新聞紙などの燃えやすい物は離しておく
・窓ガラスに飛散防止フィルムを貼っておく
一つずつチェックしていきましょう。
●家具を固定しておく
地震で家具が倒れないように固定しておきましょう。睡眠時に家具が倒れてしまうと怪我をするだけでなく、動けなくなるリスクもあります。たとえば、下記の固定器具がおすすめです。
・L型金具
・床固定金具
・ストッパー式
・ストラップ式
・キャスター下皿
・プレート式器具
・開放棚落下防止器具
・移動防止着脱式ベルト
・マット式(粘着マット式)
・ポール式(つっぱり棒式)
食器棚を固定しておけば、皿が割れて破片が散らばる事態も防げます。
●1週間分の食料と飲料水を用意しておく
非常時でも栄養補給できるように、1週間分の食料と飲料水を用意しておきましょう。具体的に必要な飲食物は下記のとおりです。
・缶詰
・乾パン
・カップ麺
・アルファ米
・飲料水約21ℓ
・ビスケット、チョコレートなど
総務省の資料によれば、直下型地震が起きた際には、停電や断水が1週間続くと想定されています。食料を備蓄して非常時に備えましょう。
参考:内閣府大臣官房政府広報室「災害時に命を守る一人ひとりの防災対策」
●ハザードマップの避難経路を子供に教えておく
子供にハザードマップで避難経路を教えておきましょう。ハザードマップは、自然災害の発生時に危険なエリアが視覚的にわかります。具体的に記載されている情報は、下記のとおりです。
・高潮
・道路の防災
・津波のリスク
・土地の危険な特徴や成り立ち
地震による災害が起きやすいエリアを把握できれば、身の安全を守りながら避難所まで移動できます。
参考:国土交通省 水管理・国土保全局 防災課「ハザードマップポータルサイト」
●火元の近くから衣類や新聞紙などの燃えやすい物は離しておく
燃えやすい物は、火元の近くから離しておく必要があります。たとえば、下記の物がストーブの近くにあると火災が発生しかねないため、要注意です。
・衣類
・布団
・新聞紙
・カーテン
・ダンボール
火元への不注意による火災は、平常時でも発生しています。洗濯物を暖房器具の上で干したり、燃えやすい物を近くに置いたりするのは普段から避けましょう。
参考:横須賀市役所「危険!ストーブによる火災に注意しましょう!!」
●窓ガラスに飛散防止フィルムを貼っておく
窓ガラスに飛散防止フィルムを貼っておけば、ガラスが自宅内に散らばるリスクを避けられます。対策しないままでは、地震で割れたガラスが床に飛び散り、歩くだけでも怪我をしてしまいかねません。
カーテンを閉めておくだけでもガラスの飛散を抑えられますが、確実に被害を防ぐならフィルムが効果的です。
参考:内閣府大臣官房政府広報室「災害時に命を守る一人ひとりの防災対策」
3.【屋内・屋外】地震が起きたら子供が取るべき行動
地震発生時に取るべき行動を、ケース別にまとめました。
・屋内のケース
・屋外のケース
それぞれのポイントを押さえておきましょう。
●屋内のケース
屋内では3つの行動が大切です。
①机やテーブルの下に隠れる
②火災の元になる要因をなくす
③非常口から外へ出る
順番に解説します。
①机やテーブルの下に隠れる
地震が始まったらすぐに子供と机やテーブルの下に隠れましょう。電灯や壁掛け時計などが落下したら怪我をする可能性があります。鞄やクッションがあれば、落下物から体を守ることもできるでしょう。
②火災の元になる要因をなくす
地震発生時の屋内では、火災の元になる要因はなくしましょう。灯油ストーブやファンヒーターが転倒すると、動作中のコンロや暖房器具に引火して火災が発生しかねません。揺れを感知して自動的にストップする暖房器具もありますが、中には自動停止機能が未搭載のものもあります。
火災発生を避けるためにも、地震発生後はすぐにコンロや暖房器具を止めましょう。
③非常口から外へ出る
地震が収まったら非常口から外に出ましょう。ただし、慌てて行動すると破損したガラス片で怪我をしたり、転倒物につまづいたりする危険があります。
また、付近の建物から瓦や看板が落下してくるかもしれません。外に出る際は上下左右を見渡して、危険物がないかをチェックしましょう。
●屋外のケース
屋外では2つの行動が重要です。
①危険な場所から離れる
②一時的に公園や運動場などの広い場所に避難する
それぞれのポイントを解説します。
①危険な場所から離れる
地震時に安全に行動するためには、下記の危険な場所から離れましょう。
・崖
・山際
・急斜面
・堀の近く
・狭い路地
・川や海の近く
津波は地震発生より時間を置いてから押し寄せてきます。ラジオや防災無線を聞き逃さず、確実に避難しましょう。
②一時的に公園や運動場などの広い場所に避難する
地震が起きたときは、一時的に公園や運動場などの広い場所への避難がおすすめです。周りに建物がない場所なら、落下物に襲われるリスクを抑えられます。
ただし、赤ちゃんをベビーカーに乗せながら避難してはいけません。荒れた歩道をベビーカーで通ろうとすると、転倒してしまう危険があるためです。抱っこひもなどで体に固定し、赤ちゃんを落とさないようにして避難しましょう。
参考:消防庁「地震そのとき、あなたはどうする~外 出 編~」
●電車やバスでは乗務員の指示に従う
電車やバスの乗車中に地震が起きた場合は、乗務員の指示に従いましょう。慌てて飛び出すと、反対側の車両に轢かれてしまうリスクがあります。千切れた架線で感電してしまう事態もありえます。
乗務員のアナウンスを聞き、安全な行動を心がけましょう。
4.【子供向け】地震が止んだ後にすべき3つの行動
地震が止んだ後に大切な行動は下記の3つです。
・ラジオや防災行政無線で正しい情報を聞く
・助けが必要なときは周りの人に呼びかける
・車から離れる際はキーを挿しっぱなしにしておく
上記の行動を適切に行えば、あなたと家族、周囲の人々を危険から遠ざけられます。
●ラジオや防災行政無線で正しい情報を聞く
地震の直後は、ラジオや防災行政無線で正しい情報を聞きましょう。防災行政無線は、県と市町村が連携して行う一斉放送です。下記の2通りの形式で放送されます。
・移動系防災行政無線:車や携帯型の移動局が災害の情報を伝える
・同報系防災行政無線:屋外の拡声器や個別受信機を通して災害の情報を伝える
地震が発生したら、市町村が正確な情報を大音量で教えてくれます。
参考:総務省「防災行政無線とは・市町村防災行政無線のデジタル化」
●助けが必要なときは周りの人に呼びかける
地震が起きた際に助けが必要なときは、周りの人に呼びかけましょう。ガレキを撤去できる道具や救急セットなど、人を助けられる力を持った人が周りにいるかもしれません。
協力して助け合うのが理想ですが、慌てて動けばガレキの崩落に巻き込まれるリスクもあります。子供の安全を優先し、あなたと家族の命を守りましょう。
●車から離れる際はキーを挿しっぱなしにしておく
地震発生時に車から離れて避難するなら、車のキーを挿しっぱなしにする必要があります。救急車や消防車などの緊急車両の通行を妨害しないためです。
救助や消火活動が必要になった際に車が邪魔になってしまえば、緊急車両が近づけず、人々の命が危険にさらされます。
5.地震の停電で子供や家族を守ってくれる非常用電源5選
地震への備えで欠かせないのがポータブル電源です。ポータブル電源は携帯型のAC電源(コンセント)つきバッテリー装置であり、停電中にどこでも家電を使えるようになります。非常用電源として役に立つポータブル電源の中でも、Jackery(ジャクリ)のソーラーパネルセットの製品は下記の強みがあります。
・12年間で400万台以上の売上
・防災製品等推奨品マーク取得済み
・「Plus」と「New」シリーズは10年以上の長寿命
また、自然災害への支援に貢献している実績もJackery(ジャクリ)の強みです。能登半島地震が発生した石川県や、大雨の被害を受けた山形県へ、Jackery(ジャクリ)はポータブル電源を無償で提供しています。
スマホやパソコンへの給電、医療活動への貢献など、Jackery(ジャクリ)のポータブル電源は多くの人命救助に活躍しました。おすすめの製品を5つ紹介するので、効果的な地震対策を探している人は、ぜひチェックしてください。
参考:Jackery「令和6年7月25日に山形県で発生した大雨による災害のご支援について」
●Jackery Solar Generator 100 Plus 40 Mini ポータブル電源 ソーラーパネル
Jackery Solar Generator 100 Plus 40 Mini ポータブル電源 ソーラーパネルは、Jackery Explorer 100 Plusと、Jackery SolarSaga 40 Miniのセットです。Jackery Explorer 100 Plusは、2024年9月時点でJackeryの中でも最小のポータブル電源です。ティッシュ箱と同じくらいのサイズで重さは965 gと、小さい子供でも簡単に持ち運べます。最大出力が128Wあり、スマホやタブレットなどの小型機器を同時充電可能です。
●Jackery Solar Generator 240 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネル
Jackery Solar Generator 240 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネルは、Jackery ポータブル電源 240 Newと、Jackery SolarSaga 100Wのセットです。緊急充電モードを搭載し、最短1時間でフル充電できます。UPS&パススルー機能が搭載されているため、家電とコンセントの間に接続しておけば、停電時もオートで電力供給を継続可能です。約3.6kgと軽く、女性や子供、高齢者でも簡単に運べます。
●Jackery Solar Generator 600 Plus 100 Prime ポータブル電源 セット
Jackery Solar Generator 600 Plus 100 Prime ポータブル電源 セットは、Jackery ポータブル電源 600 PlusとJackery SolarSaga 100 Prime のセットです。ソーラーパネルを車のルーフに取り付けられるため、運転中にポータブル電源を充電できます。非常時以外に、キャンプや車中泊を趣味にしている人にもおすすめです。ソーラーパネルは工業用の完全強化ガラス素材が使われ、耐衝撃性にも優れています。
●Jackery Solar Generator 1000 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネル
Jackery Solar Generator 1000 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネルは、Jackery ポータブル電源 1000 Newと、Jackery SolarSaga 100Wのセットです。容量1,000~1,500クラスの製品の中でも最軽量級の10.8kgと、持ち運びやすくなっています。62種類の最先端保護機能である「ChargeShieldテクノロジー2.0」 は、高い安全性能を保証します。
●Jackery Solar Generator 2000 New ポータブル電源 セット
Jackery Solar Generator 2000 New ポータブル電源 セットは、Jackery ポータブル電源 2000 NewとJackery SolarSaga 200 のセットです。目安として3~5人の家庭で3日間ほど家電を使えます。専用アプリを使えば外出先でも電池残量を把握できるため、最適なバッテリーモードを選択可能です。稼働時の音量は静かな図書館と同じレベルで、避難所でも周りを気にせずに使えます。
まとめ
子供がいる家庭では下記の地震対策が必須です。
・家具を固定しておく
・1週間分の食料と飲料水を用意しておく
・ハザードマップの避難経路を子供に教えておく
・火元の近くから衣類や新聞紙などの燃えやすい物は離しておく
・窓ガラスに飛散防止フィルムを貼っておく
大規模な地震が起きれば、1週間以上の停電や断水が発生する恐れがあります。災害時に家電を使うためには、非常用電源が欠かせません。
ポータブル電源とソーラーパネルのセットがあれば、太陽光発電を活用して長期間に渡り家電に給電可能です。万全の地震対策で、あなたと家族が無事に過ごせるようにしましょう。