赤ちゃんのキャンプはいつから?安全を確保するための対策や必需品も紹介

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赤ちゃんのキャンプはいつから?安全を確保するための対策や必需品も紹介

キャンプに行きたいけど、赤ちゃんがいるから...と諦めている方は多いのではないでしょうか。赤ちゃんを連れていくことで、大人同士で行くキャンプにはない苦労があるのは事実です。しかし、必要な対策を行うことで、赤ちゃんも一緒にキャンプが楽しめ、家族での良い思い出作りになります。

 

この記事では、赤ちゃんと楽しむキャンプについて解説します。安心して赤ちゃんをキャンプ場に連れていくための対策や必要なアイテムも掲載するので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

赤ちゃんのキャンプデビューはいつから?

 

基本的にキャンプ場には赤ちゃんの年齢制限がないため、連れて行こうと思えばいつからでも参加できます。しかし、生後間もない段階で連れていくと、お母さんやお父さんの苦労が増えてしまうだけでなく、赤ちゃんを危険に晒してしまう可能性もあります。 

快適かつ安全にキャンプが楽しめるタイミングとしては、以下の時期がおすすめです。 

・授乳間隔があく生後3ヵ月以降

・赤ちゃんの抗体がなくなる生後6か月まで

・赤ちゃん自身の免疫が付き始める1才半以降 

授乳間隔があくことで、お母さんの負担が少なくなります。また、赤ちゃんは生後6ヵ月〜1才半までは風邪にかかりやすくなるので、注意が必要です。

赤ちゃんをキャンプに連れていく5つのリスク

 

赤ちゃんをキャンプに連れていく

大人同士でのキャンプとは違い、赤ちゃんをキャンプ場に連れていくことには、以下のようなリスクが伴います。事前にリスクを把握し、対策を講じておく必要があるでしょう。

泣き声で他のキャンパーに迷惑をかける

日中帯の刺激が強いと、赤ちゃんの夜泣きが起こりやすくなります。特にキャンプという非日常体験では、赤ちゃんの刺激も強くなります。赤ちゃんが夜泣きする度に、親が起こされるだけでなく、他のキャンパーにも迷惑をかけてしまうのです。 

キャンプでは体力を消耗しやすいため、夜中に起こされて、大事な睡眠が阻害されることの弊害は、キャンプ経験があるキャンパーであれば理解できるでしょう。

大人同士で行くキャンプ以上に疲れる

赤ちゃんを連れていくキャンプでは、注意しなければならない点が多く、常に気を張っているため、普段のキャンプ以上に疲れます。また、ベビー用品も持参する必要があるため、荷物の持ち運びも一苦労です。レンタル用品を利用したり、テントが備え付けてあるサイトを選んだりする工夫が必要になるでしょう。

赤ちゃんが食中毒になる

赤ちゃんは、大人に比べると抵抗力が弱いため、食中毒にかかりやすいです。特に、生肉には腸管出血性大腸菌やサルモネラなどの菌が付着している可能性があり、火の通しが甘いと、食中毒を発症する危険が高まります。また、外で調理をしているため、菌が付着した手で触った物から感染する恐れもあるので、注意してください。

赤ちゃんが虫に刺されて体調を崩す

キャンプ場には、虫が多いです。赤ちゃんが虫に刺されることで、激しい炎症反応を引き起こす可能性があります。赤ちゃんは抵抗力が弱い上に、虫に対する免疫が少ないためです。 

万が一、赤ちゃんが虫に刺された場合は、患部を洗い、冷やしてかゆみを和らげます。アレルギー症状を起こす危険もあるので、病院を受診するのが望ましいです。

赤ちゃんが熱中症になる

熱中症になる危険は、赤ちゃんにもあります。キャンプでは、日光に照らされている時間が長いので、熱中症リスクも高まります。以下のような症状が現れた場合は、早急に病院に向かいましょう。 

・顔がほてっている

・泣き声が弱々しい

・便や尿の量が少ない

・おっぱいを飲まない

・ぐったりしている

安心して赤ちゃんをキャンプ場に連れていくための対策

 

赤ちゃんをキャンプ場に連れていく

上記で挙げたようなリスクを避けるためには、事前の対策が欠かせません。最低限、以下のような対策を行うことで、安心してキャンプを楽しめます。

予防接種を受ける

生後半年で15回以上も受けることになる予防接種。効率よく予防接種を受けておくことで、早くに免疫を付けることができ、キャンプに備えられます。できれば、一通りの予防接種が終わった後にキャンプに連れていくのが安全です。予防接種スケジュールに併せて、キャンプに行く日を計画しましょう。

真夏や真冬を避ける

暑すぎる真夏や寒すぎる真冬のキャンプは、避けるのが望ましいです。大人同士のキャンプであっても、真夏や真冬のキャンプはハードルが高いため、赤ちゃんがいると尚更でしょう。真夏や真冬のキャンプを避けた方が良い理由は、以下のとおりです。 

・大人と赤ちゃんの暑さ対策・寒さ対策が必要になる

・熱中症や風邪など、赤ちゃんが体調を壊すリスクが上がる

・荷物が多くなり、持ち運びが大変になる

外出に慣れさせる

キャンプ場という普段とは違う空間に長時間いることは、赤ちゃんにとって刺激的です。頻繁に泣いて、他のキャンパーに迷惑をかけないよう、外出に慣れさせておきましょう。 

外出に慣れておくことで、パパママの経験値も上がり、赤ちゃんの状態に応じた対処が分かったり、必要な道具を揃えられたりします。まずは、ベランダや近所の公園から慣れさせ、少しずつ距離を伸ばしていくのがおすすめです。

赤ちゃん連れにおすすめのキャンプ場の選び方5選

 

赤ちゃん連れのキャンプ

キャンプ場選びは、赤ちゃんを連れていくキャンプの快適性を左右する重要な要素です。赤ちゃんの如何なる事態にも対応できる設備や周辺施設が整ったキャンプ場を選ぶ必要があります。赤ちゃん連れのキャンプに最適なキャンプ場の選び方は、以下のとおりです。

自宅や病院が近い

万が一の事態に備えて、自宅や病院が近いキャンプ場を選びましょう。赤ちゃんが体調を崩した際に、病院が近くにあると便利です。免疫力が大人よりも低い赤ちゃんを守るためには、早急な手当が必要になります。 

また、赤ちゃんの異変だけでなく、大人の疲労が溜まった際に、自宅が近いとすぐに帰れます。必要以上の道具を持っていく必要がなくなるので、荷物の運搬の手間がかかりません。

バンガロー・コテージ泊ができる

キャンプスタイルとして、バンガローやコテージに泊まれるキャンプ場を選びましょう。テントを設営するサイトは、本格的なキャンプが楽しめますが、その分リスクも高いです。バンガローやコテージには、以下のようなメリットがあります。 

・声が響きにくく、他のキャンパーに迷惑をかけない

・冷暖房が完備されている

・ベッドや布団が付いているため、快適に眠れる

・キッチン、冷蔵庫が付いているため、持ち物を最小限にできる

・設営や撤収の時間を省略できる

ゴミが自由に捨てられる

新生児の場合、1日にオムツを10回程替える必要があります。ゴミが自由に捨てられるキャンプ場を選ぶことで、オムツの大量のゴミを持ち帰る必要がありません。また、頻繁にゴミが発生するので、宿泊場所からゴミ捨て場までの距離が近いと便利です。

車の乗り入れができる

赤ちゃんがいるキャンプでは、荷物が多くなりがちです。車の横付けができるオートキャンプ場を選ぶことで、荷物の運搬の手間が最小限になります。また、車がすぐ近くにあることで、買い出しに行ったり、緊急時に病院に行ったりするのが楽になります。 

夜泣きが酷く、他のキャンパーに迷惑がかかりそうな時は、車の中にマットレスを敷いて、車中泊もできます。完全防音の環境がすぐ近くにあるメリットは、大きいです。

ファミリー層が多い

自分たちと同じようなファミリー層が多いキャンプ場もおすすめです。ファミリー層向けのキャンプ場であれば、授乳場所やキッズ広場など、赤ちゃん連れを想定した設備が整っている場合があります。 

レンタル品が充実していることも多く、現地で道具を調達できるので、荷物を最小限にできます。また、似た状況の家族が多いことで、夜泣きの理解を得られる可能性も高いです。

初めての赤ちゃん連れキャンプに欠かせないアイテム5選

 

赤ちゃん連れキャンプに欠かせないアイテム

普段使っているマザーバックの中身に加えて、赤ちゃん連れのキャンプでは以下のようなアイテムが必要になります。キャンプ場の周辺には、赤ちゃん用品を販売するお店がないことも多いので、事前の準備を入念に行ってください。

虫除けスプレー

抵抗力や免疫が弱い赤ちゃんは、虫に刺された場合の症状が重症化しやすいです。また、赤ちゃんは自ら虫を払いのけることができないので、刺されるリスクも上がります。虫除けスプレーを使い、赤ちゃんを虫から守りましょう。 

赤ちゃんに虫除けスプレーを使用する際は、以下のようなポイントに気を付ける必要があります。大人用の物は使えない場合があるので、注意が必要です。 

・虫よけ成分のディート剤(12%未満配合)は、6ヵ月以降にしか使えない

・虫よけ成分のイカリジン剤(15%配合)は、6ヵ月未満でも使える

・赤ちゃんの目や口に入らないよう、大人の手の平を介して塗る

・日焼け止めを先に付ける

扇風機

赤ちゃんは汗をかきやすいです。夏場のキャンプでは、赤ちゃんが熱中症にならないよう、扇風機で冷風を送りましょう。ただし、扇風機の風を直接長時間浴び続けるのは、おすすめできません。扇風機の風は、肌の水分をなくし、体温を下げやすいからです。 

そのため、扇風機を赤ちゃんに使う際には、以下のような点に気を付けてください。 

・首振り機能を使う

・弱風に設定する

・こまめに赤ちゃんの体温を確認する

・ガードの隙間が狭く、指が入りにくいタイプを選ぶ 

赤ちゃんの指がガードの隙間に入り、羽根に巻き込まれると怪我をする恐れがあります。ガードの隙間が狭いタイプを選んだり、扇風機カバーを装着したりする工夫が必要です。

救急セット

キャンプ場では、赤ちゃんの怪我や発熱などのリスクが高いです。子供用の救急セットを持参し、いつでも応急処置が行えるようにしておきましょう。以下に挙げるような物がセットになっていると安心です。 

・内服薬:解熱鎮痛剤、風邪薬、整腸剤

・外用薬:軟膏、ワセリン、湿布薬

・補助用品:消毒液、絆創膏、ガーゼ、綿棒、包帯、ハサミ、体温計

バウンサー

赤ちゃんを寝かしつけるのに最適なアイテムが、バウンサーです。キャンプ中、常に抱っこをしているのは、パパママの負担になります。バウンサーは、赤ちゃんの寝床になり、自然な動きで赤ちゃんをリラックスさせます。 

また、コンパクトに折りたたんで持ち運べるので、アウトドアでの使用にも最適です。普段の生活でも活躍してくれるアイテムなので、1台持っておいて損はありません。

ポータブル電源

赤ちゃん連れのキャンプで、パパママの負担を軽減してくれるアイテムが、ポータブル電源です。ポータブル電源とは、モバイルバッテリーを超える大量の電気を内部に蓄え、コンセントがない環境でも、電化製品への給電を可能にする機器を指します。 

赤ちゃん連れのキャンプで、ポータブル電源があるメリットは、以下のとおりです。 

・電子レンジを持参し、哺乳瓶の除菌やおしりふきの温めが行える

・電気ケトルや電子レンジを使い、火を使わずに安全に加熱調理が行える

・病院に連絡する際に必要なスマホを常にフル充電にしておける

・電気毛布や扇風機を使い、赤ちゃんやパパママの体温を維持する

・ポータブル冷蔵庫で食材を冷やし、食中毒から赤ちゃんを守る 

大人だけのキャンプに比べて、電気が必要になる機会が多いので、容量バリエーションや安全性に優れたJackery製のポータブル電源がおすすめです。Jackeryは、創業から11年間で世界販売台数300万台を突破した実績を誇り、多数のメディアにも掲載された、業界を牽引するメーカーです。赤ちゃん連れのキャンプに最適な機種を紹介します。 

Jackery ポータブル電源 1000 Plus

1264Whの大容量と2000Wの定格出力により、電子レンジや電気ケトルなどの消費電力の高い家電や、赤ちゃんグッズを同時に8台まで稼働させられます。 

商品の特徴

・ChargeShield技術により、キャンプに行く前の1.7時間で高速充電できる

・Jackery専用アプリを使うと、赤ちゃんの面倒を見ながら、スマホで遠隔操作できる

・リン酸鉄リチウムイオン電池の採用により、赤ちゃんとのお出かけで頻繁に使っても、10年以上使い続けられる

・5kWhまで容量を拡張することで、大人の気温対策も行える

・合計62個の保護システムと12重のBMS保護システムにより、赤ちゃん連れでも安心して使用できる  

Jackery Solar Generator 600 plus

632Whの大容量と800Wの定格出力を備えたポータブル電源と、100Wのソーラーパネルのセットにより、足りなくなった電気はキャンプ場で発電できます。また、800Wの定格出力により、ポータブル冷蔵庫を使った食中毒対策も可能です。 

商品の特徴

・ポータブル電源とソーラーパネルは、合計10.95kgという軽量さとコンパクト設計のため、荷物が多くなりがちな赤ちゃん連れのキャンプでも、持ち運びやすい

・内蔵のLEDライトで、夜のトイレやお風呂までの道中を照らせる

・LFPバッテリーを搭載により、毎日フル活用しても10年以上使用できる

・ソーラーパネルは、最大25%の変換効率で、素早くポータブル電源を充電できる

まとめ|赤ちゃん連れのキャンプは事前の対策が重要

 

赤ちゃんをキャンプに連れていくタイミングは、授乳間隔があく生後3ヵ月以降かつ抗体がなくなる生後6ヵ月〜1才半を除いた期間が望ましいです。キャンプ場では、赤ちゃんの食中毒や熱中症、他のキャンパーへの騒音トラブルなどのリスクが考えられるので、入念な対策が欠かせません。 

この記事で紹介したアイテムを揃えて、ぜひ赤ちゃんとのキャンプを楽しんでください。

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