ファミリーキャンプの持ち物リスト13選!子連れキャンプの必需品も紹介
日常生活から離れ、川や森の大自然に囲まれた環境で過ごすキャンプは、家族で協力して楽しめるおすすめのアクティビティです。子供連れのファミリーキャンプでは、子供の探究心や好奇心を養えます。
ファミリーキャンプでは、家族全員が快適に過ごせるだけの持ち物が必要です。準備を疎かにしてしまうと、現地で調達するために動き回る羽目にもなりかねません。
この記事では、ファミリーキャンプの持ち物について解説します。子連れに欠かせない持ち物やファミリーキャンプの持ち物の選び方も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
ファミリーキャンプに必要な持ち物リスト
初めてファミリーキャンプに行く方は、即席の準備でキャンプ場に向かってしまうと、「これはいらなかった」「これが必要だった」といった失敗が起こりがちです。行く前には想定できないような持ち物も存在するので、以下のリストを参考に荷造りをしてみてください。
■ファミリーキャンプ必要な持ち物リスト
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・テント
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・テーブル
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・タープ
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・チェア
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・ランタン
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・シュラフ
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・マット
■<子連れファミリキャンプの持ち物リスト>
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・救急セット
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・テント内で遊べるカードゲーム
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・着替えの洋服
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・虫除けスプレー
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・カッパ
キャンプに行く頻度が少ないという方は、キャンプ場にあるレンタル用品を利用するのも良いでしょう。特に、テントやテーブル、タープなどのかさばる持ち物はレンタルがおすすめです。キャンプを趣味にしたいという方は、マイキャンプギアを使用する楽しさもあるので、ぜひ購入してみてください。
初心者必見!ファミリーキャンプの持ち物8選
ファミリーキャンプに必要な持ち物は「居住空間を作る道具」と「生活するための道具」に大別されます。両方の道具の中でも最低限必要な以下の持ち物を揃えることで、不自由のないキャンプが楽しめるでしょう。
●テント
ファミリーキャンプにおける必需品と言えるのがテントです。一人用のテントとは違い、ファミリーキャンプで使用するテントは、家族全員が快適に過ごすために気をつけなければならない以下のようなポイントがあります。
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・最大収容人数が「家族全員+一人分」の広さ
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・設営作業の手軽さ
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・災害や犯罪から守れるだけの耐久性の高さ
テントの最大収容人数は、家族全員がギリギリ入れるサイズにしてしまうと荷物の置き場がなくなってしまいます。余裕を持った広めサイズを選ぶことでゆったりと快適に過ごせるでしょう。
また、ファミリーキャンプで使用する大きいテントは、設営作業が難航しがちなので、簡単に設営できるタイプがおすすめです。子供連れの方は特に、犯罪や災害から家族を守れるだけの耐久性や防犯性を兼ね備えているタイプを選びましょう。
●テーブル
作ったキャンプ料理を並べたり、おしゃべりやゲームしたりする場として、テーブルの存在は重要です。ファミリーキャンプ向けのテーブルは、家族の人数に合った天板サイズを選ぶ必要があります。
また、コンパクトに収納できるタイプであるとさらに便利です。車でキャンプ場に行くため、車に乗せられれば大丈夫と考えている方は、キャンプ場の駐車場からサイトまでの距離を確認しましょう。駐車場からサイトまで離れていると、持ち運びが大変なので、車の横付けができるオートキャンプ場を選ぶのもおすすめです。
●タープ
ソロキャンプよりもファミリーキャンプの方が重要になる道具がタープです。タープとはアウトドアで使用する布状の屋根を指します。ファミリーキャンプでタープがあるメリットは以下のとおりです。
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・雨・風から家族を守れる
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・夏の暑い日差しから家族を守れる
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・開放的なリビング空間が作れる
女性は特に紫外線を気にされている方は多いでしょう。子供やお年寄りがいる場合は、熱中症予防のためにもタープの存在は欠かせません。
●チェア
食事やくつろぐ際に家族全員分のチェアは必須です。座り心地を追求すると、持ち運びが大変になってしまうので、コンパクトに折り畳めるタイプを選びましょう。ファミリーキャンプにおすすめのチェアの種類と特徴は、以下のとおりです。
チェアの種類 | 特徴 |
ハイチェア | ・座面高40cm以上 ・立ちやすいので、移動が多いパパ・ママ用におすすめ |
ローチェア | ・座面高が20cm〜40cm ・コンパクトに収納できる |
ベンチ | ・座面高が20cm〜40cm ・2、3人が腰掛けられる |
●ランタン
暗くなった時間帯の照明や、料理の際に手元を照らしたり、キャンプの雰囲気を作ったりするのにランタンは重要な役割を果たします。ファミリーキャンプにおすすめのランタンは「LEDランタン」です。LEDを光源とするLEDランタンの魅力を紹介します。
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・電気を燃料とするため、火傷や一酸化炭素中毒の心配がいらない
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・光量を自在にコントロールできる
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・連続稼働時間が長い
●シュラフ
泊まりキャンプで就寝するために欠かせないのがシュラフです。特に子供は日中遊んで疲れが溜まっていることでしょう。睡眠不足は体調を崩す原因になるので、快適なシュラフを選ぶ必要があります。ファミリーキャンプにおすすめのシュラフは封筒型のタイプです。
封筒型は体への密着度が低く、寝返りがうちやすいです。また、連結できるタイプもあるので、家族みんなで寝られるという良さもあります。ただし、冬キャンプで封筒型を使用すると寝冷えする可能性もあるので、注意してください。
●マット
シュラフ以外に寝心地を左右するのがマットです。マットがなくても問題ないとキャンプ初心者の方は思われるかもしれませんが、テントの上に直接シュラフを敷いて寝ようとしても、床のゴツゴツ感が痛くて、とても寝られる状態ではありません。
キャンプ用のマットには以下のような種類があります。
マットの種類 | 特徴 |
エアマット | ・空気を膨らませて厚みを出すマット ・収納時にコンパクトにたためる ・値段が安価で購入しやすい |
インフレーターマット | ・栓を開けると自然と空気が入るマット ・敷布団のような寝心地を実現できる ・かさばるのがデメリット |
ウレタンマット | ・畳んで使用するマット ・簡単に設営できる ・コンパクトに収納できる |
●ポータブル電源
寒さ・暑さ対策やキャンプ料理の調理が簡単に行える、ファミリーキャンプの必需品とも言えるアイテムがポータブル電源です。ポータブル電源とは、大容量のバッテリーに電気を蓄え、コンセントがない如何なる場所でも電化製品に給電できる機器を指します。
ファミリーキャンプにポータブル電源があることで、次のようなメリットがあります。
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・電子レンジや電気ケトルで加熱調理ができ、子供が火傷する危険がない
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・火事や一酸化炭素中毒のリスクがなく、寒さ・暑さ対策を容易にできる
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・キャンプ料理のレシピや周辺施設を調べるスマホを常にフル充電にしておける
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・夜間にLEDランタンを点灯し続けられる
子連れキャンプに欠かせない持ち物5選
子供にとって、キャンプは非日常の楽しい空間です。テンションが上がり、動き回ることが予想される子連れのファミリーキャンプでは、最低限持っていくべき持ち物が存在します。子連れファミリーキャンプに欠かせない持ち物は以下の5つです。
●救急セット
キャンプ場では、子供の怪我や病気のトラブルに見舞われるリスクが高いです。救急セットを常備しておくことで、非常事態でも迅速に手当できます。救急セットに入れておくべき、道具は以下のとおりです。
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・絆創膏
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・包帯
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・防水フィルム
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・ガーゼ
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・消毒液
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・ピンセット
その他、火傷した時に備えて保冷剤は用意しておきましょう。救急セットの中身はどれも100円ショップで入手できるものばかりです。
●テント内で遊べるカードゲーム
日が暮れた後の遊び道具として、カードゲームがおすすめです。自宅のように遊べる物が少ないキャンプ場のテント内でやるカードゲームは、いつもに増して楽しいでしょう。
ボードゲームも楽しいですが、ただでさえファミリーキャンプは荷物が多いのでおすすめできません。カードゲームであれば、持ち運びしやすく、遊んだ後の片付けも楽です。
●着替えの洋服
ファミリーキャンプに向いているキャンプ場の特徴として、川遊びができる清流が挙げられます。キャンプ場で楽しむ川遊びは、子供にとって最高の娯楽です。遊んだ後は全身がずぶ濡れになるので、必ず着替えを持っていきましょう。
また、キャンプ場の天候が急変し、雨に見舞われる可能性もあります。雨に濡れた状態で過ごしていると風邪を引く恐れがあります。予備の服装を数着用意しておくと安心です。
●虫除けスプレー
夏にファミリーキャンプを楽しむ場合は、特に虫が多くなります。菌を媒介する虫に刺されると、病気にかかる恐れもあります。家族を虫から守るために、虫除けスプレーは必ず持参してください。
キャンプでは長時間外にいるので、防虫効果が高いディートやイカリジンが多く配合されている虫除けスプレーがおすすめです。ただし、ディート30%配合のものは、12歳未満は禁止されているので注意してください。
●カッパ
キャンプ場で雨が降った際に、傘を挿すと行動が制限されてしまうのでカッパがおすすめです。特にキャンプでは薪を取りに行ったり、洗い場に行ったりと動き回ることが多いでしょう。子供にカッパを着せることで、雨に濡れる心配がありません。
また、傘と違い、カッパは持ち運びしやすいのでファミリーキャンプにもおすすめの雨具です。防水透湿性に優れているタイプを選ぶことで、雨風から子供を守れます。
ファミリーキャンプの持ち物の3つの選び方
持ち物が多くなりがちなファミリーキャンプで使用するキャンプギアは、機能性の高さとコンパクトさが備わっている必要があります。ファミリーキャンプの持ち物選びのポイントは以下のとおりです。
●価格ではなく性能を重視する
ファミリーキャンプで使用するキャンプギアは、家族全員の過ごしやすさに関わるので、価格ではなく性能を重視して選びましょう。品質に優れた、ファミリーキャンプにおすすめのキャンプブランドは以下のとおりです。
ブランド名 | 特徴 |
コールマン | ・120年の歴史を誇る老舗ブランド ・初心者から上級者まで愛用者が多い ・高品質でリーズナブルな商品が多い |
ロゴス | ・初心者に優しい商品が多い ・ファミリーキャンプ向きの設営のしやすさ ・店舗で実際に試せる |
キャプテンスタッグ | ・日本生まれの定番アウトドアブランド ・機能性に優れた商品が多い |
●コンパクトに収納できる
ファミリーキャンプでは家族全員分の持ち物が必要です。車でキャンプ場に向かう場合も、駐車場からサイトまでは手で荷物を運ぶ必要があります。そのため、コンパクトに収納できるタイプかは、持ち物を選ぶ上で重要な要素です。
テントやチェア、タープなどの大型のキャンプギアも折りたたみができるかをチェックしましょう。また、キャンプ場での荷物の運搬には「キャリーワゴン」を使用するのがおすすめです。スマートな荷造りを心がけることで、快適なファミリーキャンプが実現します。
●商品選びに時間をかける
ファミリーキャンプでは持ち物が多くなる上に、一つ一つの持ち物の性能も重要です。そのため、商品選びには時間をかけましょう。キャンプに行く直前の準備ですと、品質の悪い商品や割高な商品を選んでしまう可能性があります。
また、ネットで購入すると楽ですが、実際に現物を見たり触ったりしてみないと、分からないこともあります。大型のキャンプ用品店に行って、実際の現物を試すのがおすすめです。
快適なファミリーキャンプを叶えるポータブル電源おすすめ2選
1264Whの大容量かつ2000Wの定格出力を備えた「Jackery ポータブル電源 1000 Plus」と「ソーラーパネル 100W」1枚がセットになったJackery Solar Generator 1000 Plusです。
■商品の特徴:
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・2000Wの高出力に対応しているため、自宅にあるほぼ全ての家電で調理できる
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・5kWhまで拡張することで、家族全員に対して、十分な暑さ・寒さ対策ができる
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・合計62個の保護システムと12重のBMS保護システムにより、子供連れのファミリーキャンプでも安心の安全性を誇る
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・ソーラーパネルを用いると、日中帯の最短2時間でフル充電できる
製品名 | Jackery Solar Generator 1000 Plus |
容量 | 1264Wh(5kWhまで拡張可能) |
定格出力 | 2000W/正弦波(最大瞬間出力:4000W) |
出力ポート数 | ACⅹ3、DCⅹ1、USBⅹ4 |
満充電時間 | AC充電:1.7時間 |
寿命 | リン酸鉄リチウムイオンバッテリー採用 |
保証期間 | 5年間 |
●Jackery Solar Generator 2000 Plus
2042Whの大容量かつ3000Wの定格出力を備えた「Jackery ポータブル電源 2000 Plus」と「ソーラーパネル 200W」1枚がセットになったJackery Solar Generator 2000 Plus です。
■商品の特徴:
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・3000Wの高出力により、消費電力の高い電子レンジや電子ケトルも使用できる
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・ソーラー充電して365日保管しても、10%程度の自然放電に留められるので、ファミリーキャンプ以外は自宅の非常用電源にできる
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・合計10ポートにより、家電を使った調理や、子供の暑さ・寒さ対策が同時にできる
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・最大12kWhまでバッテリーを拡張することで、連泊する場合も快適なファミリーキャンプが実現できる
製品名 | Jackery Solar Generator 2000 Plus |
容量 | 2042.8Wh(最大12kWhまで拡張可能) |
定格出力 | 3000W/正弦波(最大瞬間出力:6000W) |
出力ポート数 | ACⅹ5、DCⅹ1、USBⅹ4 |
充電時間 | AC充電:2時間 |
寿命/サイクル数 | 約4000回サイクル |
保証期間 | 5年間 |
まとめ|ファミリーキャンプの持ち物は早めに揃えよう
ファミリーキャンプの持ち物は、早めの準備が欠かせません。「居住空間を作る道具」や「生活するための道具」の他にも、子供連れファミリーキャンプの場合は遊び道具や救急道具も必要です。
この記事で紹介した持ち物リストを参考に、楽しいファミリーキャンプにするための道具を揃えてみてください。
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