1.12月でも堤防から釣れる魚8選
12月でも堤防から狙える魚を紹介します。この時期は海水温が下がり続けるため、堤防から釣れる魚の種類は減少しますが、水温が低下することで活性が上がる魚もいます。それでは、12月に堤防から釣れる魚を見ていきましょう。
●メバル|12月の水温低下とともに活性がよくなる
メバルは水温が下がると活性が上がり、晩秋から初冬にかけて釣れやすくなります。これは、1〜2月の産卵(スポーニング)に備えてこの時期から捕食を活発に行うためです。
釣り方としては、ナイトフィッシングがおすすめです。アオイソメや活きエビを使ったエサ釣りや、ルアーで狙うメバリングが楽しめます。また投光器を活用すれば、さらに釣果を期待できるでしょう。
●アジ|サビキよりもアジングがおすすめ
12月のアジ釣りには、小型ルアーを使ったアジングがおすすめです。夏から秋にかけては堤防からサビキで釣りやすかったアジも、12月になると水温の安定した沖の深場へ移動します。
このため、アジングでは遠投可能なタックルを使って広範囲を探り、深場にいるアジを狙うと効果的です。また、投光器を使ったナイトフィッシングにも適しており、数は少ないものの20cmを超えるサイズも狙えます。
●カレイ|数もサイズも狙えるベストシーズン
11月頃から数釣りを楽しめるカレイは、12月の産卵(スポーニング)時期を迎えると釣りやすくなります。これは、産卵前のカレイが体力を養うために捕食を活発に行うからです。
釣り方としては、投げ釣り用の仕掛けを使い、遠投して広範囲を探ると良いでしょう。仕掛けにはアオイソメやイワイソメを使用します。また、カレイの活性が高い早朝や夕方を狙うことで、釣果を上げることができます。
●カサゴ|気温が下がる11月からサイズアップが期待できる
浅瀬で産卵するカサゴは、11月頃から沖から岸に移動します。そのため、堤防からの12月のカサゴ釣りでは、数・サイズともに期待が持てます。
カサゴが好む岩礁帯やテトラポッド周りや、障害物が多い堤防の際などを狙いましょう。仕掛けは、根掛かりしにくいブラクリ仕掛けやジグヘッドリグがおすすめです。
●アイナメ|良型を狙える最盛期
11月頃から産卵のために接岸するアイナメ釣りは、12月に良型を狙える最盛期を迎えます。
アイナメの活性が高い早朝や夕方は通常の投げ釣り、根に入りやすい日中はブラクリ仕掛けやジグヘッドリグを使った穴釣りがおすすめです。岩場やテトラポッド周辺を丁寧に探ってみましょう。
●クロダイ(チヌ)|数釣りよりもサイズを狙える
12月はクロダイ(チヌ)の良型を狙えるシーズンです。水温が下がることで活性が下がり、数釣りは期待できませんが、その分エサを求めて動く良型の強い個体が釣れるチャンスがあります。
深場や障害物周りを狙い、じっくりと丁寧に攻めることで大物との出会いが期待できるでしょう。
●アオリイカ|エギングよりもヤエン釣りがおすすめ
12月のアオリイカ釣りは、生きエサのアジを泳がせるヤエン釣りでじっくり狙うのがおすすめです。10〜11月のベストシーズンに比べると釣れにくくなりますが、秋に成長した1kg以上の良型が狙えます。
アオリイカが好む潮通しの良い漁港や磯場を選び、夕方から夜にかけての潮が動くタイミングを狙うと、より良い釣果が期待できます。
●グレ(メジナ)|堤防釣りから良型を狙える
12月はグレ(メジナ)が活発になる季節です。水温が下がることでグレの活性が高まり、エサを求めて接岸するため、堤防からでも30cmを超える良型が狙えます。
釣り方としては、撒き餌で魚を寄せるフカセ釣りがおすすめです。潮通しの良い岩礁帯で、軽い仕掛けを使って自然にエサを漂わせ、障害物周りを丁寧に狙ってみてください。
2.12月に釣れる魚を地域別に紹介
12月に釣れる魚は地域によって異なります。ここでは北海道から九州まで、それぞれのエリアで12月に釣れるおすすめの魚を紹介するので、これを参考に冬の釣りを楽しんでみてください。
●北海道|ワカサギ・アメマス
12月の北海道では、氷上釣りが楽しめるワカサギ釣りが人気です。釣り道具やテントをレンタルできる湖も多く、初心者でも気軽に楽しめます。
また、12月の北海道でルアーフィッシングを楽しむなら、アメマス釣りがおすすめです。アメマスはエゾイワナが海に向かう途中で大型化した魚で、さまざまなルアーに反応します。メタルジグやスプーンなどのルアーを遠投して広範囲を探るのが定番の釣り方です。
●東北|アイナメ・マダラ
12月の東北地方での釣りのターゲットには、アイナメとマダラがおすすめです。水温が低い地域で育ったアイナメは大型化し、堤防からでも50cm以上の大物が期待できます。仕掛けにはロックフィッシュゲーム定番のテキサスリグを使い、ロッドは8フィード前後のH(ヘビー)クラス以上の硬めを選びましょう。
また12月の東北では、産卵後のマダラを浅場で狙えます。近海での船釣りでは、ジグをポイントに落とし込むジギングが人気です。ジグのフックにトレーラーワームをつけると、さらに釣果が期待できるでしょう。
●関東|エリアトラウト・サワラ
12月に関東でルアーフィッシングを楽しむなら、エリアトラウトがおすすめです。管理された釣り場で、ルアーやフライを使ってニジマスやイワナを釣ることができます。
また、冬に関東に接岸するサワラをルアーで狙うのも良いでしょう。シーバスタックルやライトショアジギングタックルを使い、ミノーやメタルバイブレーションなどのハードルアーを遠投してみましょう。
●関西|カレイ・ブリ
関西エリアでは、12月の釣りでカレイとブリが人気のターゲットです。カレイは砂浜や堤防からの投げ釣りで、40cmを超える良型が狙えます。重いオモリを使った遠投釣りが効果的です。
また、大阪湾を含む関西エリアでは、12月から大型青物シーズンが始まり、ブリを狙えるチャンスが増えます。メタルジグを使ったジギングがおすすめの釣り方です。
●四国・九州|ヒラメ・メジナ
12月の四国や九州では、ヒラメとメジナが特に人気のターゲットです。この時期、ヒラメは水温の低下に伴い深場へ移動します。砂地や岩礁周りの水深が10〜30mのポイントを選び、潮の流れや障害物周辺を狙うと良いでしょう。
九州では、メジナの沖磯釣りがハイシーズンを迎えます。エサ取りが減ることで良型のメジナが釣りやすくなるため、サイズにこだわる方には特におすすめです。ウキの動きを確認しながら魚のあたりを感じるウキ釣りや、ハリとオモリを繋げて餌をつけるシンプルな仕掛けのぶっ込み釣りで良型を狙ってみてください。
3.冬の釣りにおすすめの持ち物3選
12月の釣りでは、快適さと釣果を両立させるために適切なアイテムが欠かせません。冬の厳しい環境でも快適に釣りを楽しむために、しっかりと準備を整えましょう。
●防寒グッズ|防寒ウェアやカイロで寒さ対策を
冬の釣りでは以下の防寒ウェアが必須です。
・防寒アウター:防水性が高く、風を防ぐゴアテックス素材がおすすめ
・防寒インナー:吸湿発熱素材を使用したヒートテックやサーモライトがおすすめ
・ネックウォーマー:防風性・保温性が高い素材がおすすめ
・ニット帽:厚手のウールやフリース素材で、耳まで覆うタイプがおすすめ
・防寒グローブ:指先が開いているタイプや、指先を折り返せるタイプが作業しやすく、おすすめ
・防寒靴:靴底の厚い防寒ブーツがおすすめ
・カイロ:体に貼るタイプがおすすめ
これらの防寒ウェアを着用することで、冬でも快適に釣りを楽しめます。またカイロを使えば、指先を温めることができ、ストレスなく仕掛けを作れます。防寒グッズを活用して、寒さを気にせず釣りを楽しみましょう。
●投光器|集魚灯としての使用や視界の確保に便利
夜釣りには、広い範囲を明るく照らす投光器が非常に便利です。夜間に視界を確保することで、安全に釣りを楽しめます。また照明器具としての役割だけでなく、魚を引き寄せる集魚灯としても活躍します。ただし電源が必要になるため、このあと紹介する「ポータブル電源」を持って行くと良いでしょう。
●ポータブル電源|投光器や暖房器具が使える
持ち運びできる電源装置「ポータブル電源」は、冬の釣りには欠かせないアイテムです。これがあれば以下の便利なアイテムが使用でき、より快適な冬の釣行を実現できます。
・投光器:夜釣りでの視界を確保し、集魚効果も期待できる
・暖房器具(小型ヒーター・電気毛布):体を温めることで、寒い日でも長時間快適に釣りを楽しめる
・電気ケトル:釣りの合間にすぐに温かい飲み物を準備できる
・電気クッカー:釣りの合間に温かい食事を用意できる
・LEDライト:明るい光で周囲を照らし、安全に釣りができる
・スマホの充電:釣り中でもスマホを充電でき、緊急時にも安心
暖房器具を使って体を温めれば、冬の釣りを長時間快適に楽しむことができます。また、電気ケトルを活用すれば、釣りの合間にすぐに温かい飲み物を用意できるのも大きな魅力です。これらのアイテムを活用することで、冬の釣りがさらに楽しく充実したものになるでしょう。
4.12月の釣りをもっと快適に!おすすめのポータブル電源3選
「12月の釣りをより快適に楽しみたい!」という方には、以下の3つの理由からJackery(ジャクリ)のポータブル電源がおすすめです。
・軽くてコンパクトなのでアウトドアに持ち出しやすい
・LEDライトが搭載されているため、夜釣りでも視界をしっかり確保ができる
・長寿命のリン酸鉄リチウムイオン電池を搭載しており、10年間毎日使える
全世界で400万台以上の販売実績を誇るJackery(ジャクリ)製品から、おすすめのポータブル電源を3つ紹介します。あなたにぴったりのモデルを見つけて、冬の釣りをさらに快適に楽しみましょう。
●Jackery ポータブル電源 240 New
一人で冬の釣りを楽しむ方には「Jackery ポータブル電源 240 New」がおすすめです。軽量コンパクトな設計で持ち運びやすいため、頻繁に釣りに行く方に適しています。毎日使用しても10年間もつ寿命の長さと、5年間の長期保証も魅力です。
●Jackery ポータブル電源 600 Plus
ファミリーフィッシングには「Jackery ポータブル電源 600 Plus」が最適です。複数のデバイスを長時間同時に使用できる十分な容量を備えており、家族全員のスマホを充電したり、電気毛布を使ったりできます。また、軽量でコンパクトなため、釣り場への持ち運びにも便利です。
●Jackery ポータブル電源 1000 New
大人数で快適に釣りを楽しみたい方には「Jackery ポータブル電源 1000 New」がおすすめです。スマホを約45回充電できる大容量と、電子レンジを動かせるほどの出力を備えています。そのため、大人数でも安心して快適に釣りを楽しめるでしょう。コーヒーメーカーも使用できるため、釣りの合間に美味しいホットコーヒーで体を温めることも可能です。
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まとめ
12月の釣りは、冬の寒さにもかかわらず多くの魚が狙えるシーズンです。メバルやアジなど、堤防から手軽に楽しめるターゲットが豊富にいます。また、地域ごとに狙える魚種を知ることで、より良い釣果が期待できます。
さらに、冬の釣りを快適にするためには、ポータブル電源や防寒グッズの準備が不可欠です。ポータブル電源があれば、暖房器具や投光器などが使え、快適な環境で釣りに集中できます。Jackeryのポータブル電源を活用して、安全で快適な冬の釣りを楽しみましょう。
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