電車＆車で行く関西圏の紅葉が奇麗な穴場スポット17選｜車中泊旅でのおすすめもご紹介

秋になると、山々が黄色や赤色に染まって美しい景色を見ることができます。秋の旅行では、紅葉を目的にされる方は多いのではないでしょうか。

今回の記事では、関西圏の紅葉が奇麗な穴場スポットをご紹介しています。クルマでドライブがてら紅葉を楽しむも良し。都心からフラッと電車で近場の紅葉を楽しむも良し。それぞれの用途でおすすめの関西紅葉穴場スポットをまとめましたので、ぜひ休日のお出かけや旅行の目的地として検討してみてください。

それでは、関西圏の紅葉が奇麗な穴場スポットをご紹介していきます。有名な紅葉の名所にはたくさんの方が来られます。混みあった場所では紅葉を満喫しづらいこともありますよね。穴場スポットでゆっくりと秋を感じて紅葉を楽しみたい方におすすめです。

①車で行く滋賀県紅葉が奇麗な穴場スポット2選

滋賀県は、山に覆われた県境の中に日本最大の湖「琵琶湖」のある自然豊かな地域です。その分紅葉が見られるところも多いのが特徴。滋賀県の紅葉の名所で有名なのは、「メタセコイア並木」ですが、それ以外でも穴場スポットは数多くあります。その中の2つおすすめの場所をご紹介します。

●「百済寺」

樹齢400年余りの杉(スギ)や椿(ツバキ)の常緑樹を背景に、赤く染まったカエデの石垣参道が魅力のお寺です。本坊庭園は、別名「天下遠望の名園」と称されるほどのスケールで、国史跡指定の百済寺境内と湖東三山の秋景色は日本紅葉100選のひとつに選ばれています。

●「永源寺」

昔から「もみじの永源寺」と呼ばれているほど紅葉が奇麗な場所です。境内では楓(カエデ)の木が多く、総門から山門付近は見ごたえがあります。11月中旬には17時～23時頃までライトアップされており、非公開の山門2階などを参拝できるガイド付き特別拝観も期間限定で行われています。

②車で行く奈良県紅葉が奇麗な穴場スポット2選

奈良県は日本のほぼ中央部、紀伊半島の真ん中にある海のない内陸県です。盆地、高原、山間部と自然豊かな地域で比較的温暖ですが、南北で気候の差が大きいことで知られています。自然豊かなこともあって、奇麗な紅葉が見られる場所も多いです。その中の穴場的スポットをご紹介します。

●「浮見堂」

奈良公園の中にある鷺池(さぎいけ)。木造の檜皮葺き(ひわだぶき)の休憩所があり、秋になるとあたりは紅葉が奇麗な風景が広がります。鷺池に写る紅色に染まった木々を眺めながら休憩所で風景を楽しんだり、ボートに乗って池の中から紅葉を楽しむのも良いですね。

●「龍泉寺」

修験道の根本道場として信者・登山者が必ず訪れる霊場です。近畿三十六不動尊三十一番の札所でもある龍泉寺の境内には「龍の口」と呼ばれる場所があり、岩の下から水が出てくる不思議な光景を見ることができます。境内に広がる紅葉と一緒に自然の不思議に触れるのも良いですね。

③車で行く和歌山県紅葉が奇麗な穴場スポット2選

和歌山県は、紀伊半島南西部に位置し、山々がはぐくんだ清らかな水、真っ白な砂浜に透き通った青い海もある山岳地帯と海にも隣接した地域です。都会では味わえない雄大な自然が満喫できます。自然豊かな地域でもあるため、車でドライブをしていると、あちらこちらで紅色に染まった風景を見ることができますよ。その中の紅葉の奇麗な穴場スポットを紹介します。

●「紅葉渓庭園」

和歌山城内の北側にある西の丸庭園で、自然の起伏を巧みに利用した紅葉渓庭園。色鮮やかなモミジが池の水面に写る様は、とても奇麗です。庭園内の茶室「紅松庵」ではお茶をいただくことができ、風景とともにお茶を楽しむことができます。

●「護摩壇山(ごまだんざん)」

雄大な原生林が広がる護摩壇山では、ブナやヤマウルシなどの木々が紅葉し、山全体が黄色に色づき絶景のパノラマが楽しめます。こまさんスカイタワー展望台から大岬山系や四国を見渡せ、紅葉を満喫できます。高野竜神スカイライン(国道371号線)のドライブで、各所の紅葉を楽しむのも良いですね。

①電車で行く京都紅葉が奇麗な穴場スポット2選

車でドライブをしながら紅葉を楽しむのも良いですが、電車を使って繁華街から少し離れた場所の紅葉を見に行く電車旅も良いものです。京都は各所にお寺や神社があって、昔ながらのたたずまいをそのまま活かした観光地として有名です。紅葉シーズンに訪れると、また違った「京の都」を見ることができます。

●「京都御苑」

江戸時代末期までは公家の邸宅が立ち並び、のちに国民公園として整えられた京都御苑。

豊かな樹林が形成され、秋が深まるとカエデやイチョウが黄色に染まり、ベンチに座ってのんびり鑑賞することができます。

●「南禅寺 天授庵」

枯山水庭園と池泉回遊式庭園の2種類の庭園があり、11月末頃になると素晴らしい紅葉が広がる庭園になります。中でも書院南庭の池に映りこむ紅葉や、書院の窓越しに見える紅葉は思わず見入ってしまうことでしょう。旬の時期にはライトアップもされるので、時間を狙っていってみるのも良いですね。

②電車で行く兵庫県紅葉が奇麗なスポット2選

兵庫県は大都市から農山村、離島と様々な地域で構成された、多様で気候と風土のある地域です。日本最古の温泉「有馬温泉」や城崎温泉など、有名な温泉が多いのも特徴です。

アクセスも良く電車で紅葉を見に行くにはもってこいの地域でもあり、紅葉が奇麗なスポットも数多くある地域でもありますね。

●「須磨離宮公園(すまりきゅうこうえん)」

神戸の西、須磨の小高い丘に広がる須磨離宮公園は、皇室の別荘だった「武庫離宮」の跡地に増設された公園です。その中にある「もみじ道」では、錦に染まった紅葉のトンネルのような並木道を散歩できます。

●「武田尾」

武庫川上流の渓谷沿いにある秘境のような雰囲気を楽しめるスポットとして、秋も深まる11月下旬には山々が紅葉で赤く染まります。六甲山の自然に囲まれた温泉地として有名で、無料で開放されている足湯があるなど、紅葉目的のハイキングにピッタリの場所です。中でも渓谷沿いにある赤いつり橋は紅葉との美しい調和が楽しめますよ。

③電車で行く大阪紅葉スポット2選

大阪と言えば、関西を代表する西日本の中心的都市であり、都心部では高層ビルが立ち並び交通機関が発達している大都会というイメージがあります。しかし、古来より日本の政治や経済、文化の中心地として栄えた歴史を受け継ぎ、古墳や神社など歴史的建造物も多く残っている都市でもありますね。

関西の紅葉で言えば、多くの人は京都を想像するかもしれません。大阪にも紅葉が奇麗なスポットは数多くあるので、その中でも穴場的スポットをご紹介します。

●「箕面公園(みのおこうえん)」

箕面公園と言えば、落差33mの堂々とした「みのお大滝」が有名です。この大滝周辺は、11月下旬にもなると紅葉で奇麗に染まります。箕面川に沿って続く滝道と呼ばれる遊歩道をのんびり散歩しながら紅葉を満喫しつつ、お大滝を目指すのも良いですね。

●「大仙公園」

仁徳天皇陵古墳と履中天皇陵古墳の間に広がる緑と歴史に囲まれた美しい堺市のシンボルパークとして、日本庭園や博物館などの施設が集まっています。北入り口のイチョウ並木を行くと、芝生公園や児童の森など自然と触れ合える空間が広がっています。このイチョウ並木が秋には奇麗に黄色く染まり、紅葉を満喫することができます。

これまでご紹介してきたのは関西圏の紅葉が奇麗な穴場スポットですが、有名どころも気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな方に、関西おすすめの紅葉の名所を厳選して3つご紹介します。

①北野天満宮(京都府京都市上京区)

学問の神様として信仰の高い菅原道真公を祀る全国天満宮の天神社総本社である北野天満宮では、受験シーズンには合格祈願の人で賑わう観光名所の一つです。

紅葉まつりのイベントや、11月中旬にはライトアップもされるなど、紅葉の名所としても有名な場所として、多くの観光客が来られています。中でも舞台から紙屋川を見下ろす紅葉や、御土居展望所から望む国宝御本殿は格別です。

②高野山(和歌山県伊都郡高野市)

標高1,000m級の峰々に囲まれた山上盆地に広がる高野山。1200年前に弘法大師空海が開創した真言密教の聖地として有名です。町の周辺は森林地帯が広がっており、寺巡りをしながら紅葉を楽しむことができます。おすすめは、檀上伽藍(だんじょうがらん)地域に向かう蛇腹道の紅葉です。

③奈良公園(奈良県奈良市)

約511万平方メートルの広大な敷地には、春日大社や東大寺など、数々の社寺や文化施設が隣接する都市公園。若草山の山容を望む見事な景観が特徴で、秋も深まるとイチョウの木々の紅葉が美しく、思わず見とれてしまいます。

混雑を避けるために早朝から赴くのがおすすめです。若草山から上る朝日に照らされた秋色に染まる奈良公園は見所満載ですよ。

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紅葉巡りの車中泊旅で、現地の食材を使って車中飯を楽しむのも車中泊旅の醍醐味。しかし、調理に使う電化製品の多くはAC100Vの電源が必要です。車中泊旅を快適に、かつ満喫するために、車内で過ごす装備は万全にしたいものです。

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今回の記事では、関西の紅葉を満喫できる穴場スポットとして、車や電車で行けるおすすめの紅葉スポットをまとめました。

・車で行く関西の紅葉スポット

・ 電車で行く関西の紅葉スポット

・車中泊旅で関西の紅葉を満喫する車中泊スポット

など、いくつかの用途別におすすめの場所をご紹介しています。紅葉スポットではドライブなど車を使った移動手段で見に行くと、普段は見れない絶景を楽しむことができます。車中泊旅だと旅費も安く済ませることができるので、一緒に現地の味覚を車中飯として味わうのも楽しいのではないでしょうか。