無人島で暮らすのは可能?サバイバルに興味のある方におすすめの無人島生活

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人里離れた場所で自然と共存しながら自給自足の生活を送ることに興味を持つ方が少しずつ増えています。その中で、無人島で暮らしてみたいと考える方も少なくありません。

 

興味はあるけれど、実際にやるとなったら不安が勝ってしまうのも確かです。そして疑問に思うことは、「この日本で無人島での生活って可能なのか?」ということでしょう。本記事では、無人島で暮らすことはできるのか。また、無人島での暮らしを始めるメリットとデメリットについてまとめています。無人島に興味がある方は、じっくり最後まで読んでくださいね。

目次

1.無人島で暮らすメリット&デメリット

 

無人島での暮らしを思い浮かべた場合、思い浮かぶのは電気やガスが使えない状態での生活にある“不便さ”ではないでしょうか。一見デメリットな部分しか出てこない暮らしぶりの中で、無人島での暮らしにあるメリット&デメリットについてまとめています。

●無人島で暮らすメリットとは

無人島で暮らすことにメリットを感じない方は多いかと思いますが、不便さを痛感する中で生活していると、良い部分も見えてきます。無人島での生活で得られるメリットについてくわしく解説します。 

〇新しい自分を発見できる

無人島での生活は、言わば今までの生活とはまったくの真逆な生活となるかと思います。

「食料調達」

「火起こし」

「飲み水の確保」

など、自ら行動を起こさなければ何も得られない環境に身を置くことになります。すると、苦手に思うことがやってみると案外楽しかったりすることもあるかと思います。人は必要に迫れられたとき、案外今までやってこなかったことをすることで新しい自分の能力に気付くことがあります。それは、新たな自分の能力の発見や、経験から生まれる新しい自分を知ることになるでしょう。

〇自給自足を学ぶことができる

無人島での生活は、まさに自給自足です。自給自足とは、"必要とするものを他に求めず、全て自分でまかない足りるようにすること"です。現状の生活では、欲しいもの、食べたいものはお店に行けば大抵のものは“お金”で買うことができます。自給自足は言わば真逆と言っても良いでしょう。 

今まで自給自足とは無縁だったこともあり、その大変さを学べることはあなたの価値観を大きく変えるかもしれません。そんな経験ができるのが無人島での暮らしです。

〇創意工夫を学ぶことができる

無人島での自給自足による生活では、限られた資源の中で工夫を凝らしてものづくりに挑まなくてはなりません。生き抜くために必然的に創意工夫を繰り返すことになります。 

それは、あなたの“考える力”を育むことに繋がるでしょう。「わからなければググれば良い」の日常生活では得られない良い経験となるはずです。 

〇他者を思いやれるゆとりが生まれる

自給自足の生活を送ることになる無人島生活では、私たちがいかに恵まれた生活を送ってきたのかを知り文明や仲間に感謝する気持ちも芽生えてきます。仲間の意外な一面を発見することもあるでしょう。“ありがたみを知る”ことができるのは、後々の人生で他者に対して“思いやり”や“ゆとり”を持つことができるようになります。

●無人島で暮らすデメリットとは

無人島での暮らしを始めるうえで、デメリットとなる部分をまとめています。基本的に自給自足となる無人島生活における“不便さ”を感じるところも多いかと思います。その“不便なところ”をまとめています。 

〇電気・ガス・水道がない不便さを痛感する

無人島で暮らしてみると、私たちが何気に生活している中で電気やガスを使った生活は、とても便利な生活を送っていることに気づかされます。たとえば、

「簡単に火を使うことができる」

「スイッチひとつで灯りがつく」

「温度調節が簡単にできる」

など、まさに“いたせりつくせり”です。そんな日常に慣れている私たちが何もない無人島で暮らして感じるのは“不便さ”です。何をするにしても時間がかかったり、労力が必要になるためかなり苦痛を強いられることになるのではないでしょうか。

〇移動手段に困る

私たちの日常生活の移動手段と言えば、自動車や自転車、電車やバスなど交通機関を使えば簡単に長距離を短時間で、しかも労力を必要せず移動することが可能です。しかし、無人島ではそうはいきません。基本的に“徒歩”で移動しなければならないし、道も整備されていないため、険しい道のりを1日に何kmも歩くことになります。 

しかし、ここ近年ブームとなっているアウトドアを楽しいと感じる方であれば、これらの無人島生活で感じる不便さは、逆に楽しく感じる要素のひとつになるかもしれません。なにごともやってみたら案外楽しいと感じる一面が見えてくることもあるでしょう。いきなり移住すると後悔することにもなるかもしれないので、無人島での暮らしに興味がある方は「体験してみる」のもおすすめです。

2.無人島で暮らす方法ってあるの?

 

無人島で暮らす

無人島での暮らしの中で感じるメリット&デメリットを知ったうえで、「無人島で生活してみたい」

と興味や憧れを抱いている方であれば、その方法を知りたいと思う方もいらっしゃるかと思います。ここでは無人島で生活する方法についてくわしく解説します。 

●体験ツアーに参加してサバイバル生活を無人島での体験する

無人島での暮らしに興味はあっても、実際に経験してみて断念してしまうかもしれない不安は拭いきれないと感じている方は、一度「無人島生活を体験してみる」のも一つの方法です。 

「無人島でのサバイバル生活体験ツアー」

に参加してみてはいかがでしょうか。この体験ツアーでは、一定の期間持ち物を制限されたうえで所定の無人島で生活することのできるツアーを企画しています。下記に無人島でのサバイバル体験ができるツアー企画をまとめていますので、参考にしてください。 

本格的な無人島でのサバイバル生活体験

無人島脱出プラン

2泊3日 沖縄限定

大人:8,8000円

子供:4,4000円

最低予約可能人数8名

無人島セレクト

1日1組限定

無人島が選べる

おひとり19,800円~24,000円

1組4名から

無人島サバイバルプラン

九州 無人島 妻ガ島

 

1泊2日プラン

19,800円/人

2泊3日プラン

29,800円/人

●無人島を購入して生活をスタートさせる

無人島での生活をスタートさせたい方で、移住や長期的な生活を計画されている場合、無人島を買い取り自分だけの島を手に入れるのも方法のひとつです。好きなタイミングで無人島生活を楽しめるメリットはありますが、購入費用や維持費など経済的な負担は大きくなります。 

費用は小さい島なら2,000万円くらいとのこと。ある程度の大きさで、

「船がつけられる」

「本島から近い」

など条件が揃っていると、1億円~5億円くらいするそうです。しかもすべて現金での一括払いのみだそうで、一般の方が無人島生活をしたいからで購入できる額ではないのが現実です。

●無人島を一定期間借りて生活する

無人島の所有者と交渉し、一定の期間島を借りて生活する方法もあります。無人島を購入するよりも手軽に無人島生活を長期間体験することが可能です。また、企業が無人島を所有していて、無人島の貸切&レンタルサービスをしている島もあります。費用は1日平日数万円、土日祝は数十万円くらい必要です。

・使用しても良い区画が限定されている場合がある

・島で可能なことや注意事項がある

・無人島までは別途自分で船をチャーターしなければならない場合がある

など、ある程度の制限があるので、何をやっても自由とまではいきませんが、誰にも邪魔されず開放的な生活は遅れるでしょう。ある一定の期間無人島での暮らしを体験したい、自給自足の生活が自分にできるか試したいときなどにおすすめの方法です。

3.実際に無人島で暮らすために必要なものとは

 

実際に無人島で暮らすために必要なもの

無人島での生活は、まさに未知の領域への挑戦といっても良いでしょう。そんな無人島でサバイバル生活に何を持っていくのか。必要なものを7つピックアップしています。もし無人島でのサバイバル生活に挑戦する機会を得た方は、参考にして揃えてみてください。

●サバイバルナイフ

“無人島での生活に持っていくものランキング”でも1位となっているのがこのサバイバルナイフです。一番の理由は、

「島にあるものを加工して使用できる」

というものです。食材の調理や、薪となる木の枝を切るなど、ほかにも様々な使用方法ができるナイフは、確かに無人島生活にはなくてはならないものと言えるでしょう。 

●マッチ(火を起こせる道具)

何もない状態からの“火起こし”は、とても大変です。考えられるとすれば、「摩擦で火を起こす方法」でしょう。しかし、この方法には知識として知っていたとしても、なかなか難しく難易度の高い方法と言えます。手軽に火が起こせるもの「ライター」・「マッチ」があるととても便利です。もし持っていけるのであれば優先的に必要なものとして準備しておいた方が良いですね。 

●寝袋

寝袋は、手軽に快適な寝床がつくれる持ち物です。これがないと、地面に寝ることになるので、とても便利な持ち物と言えます。無人島に持っていくメリットは、

・地面の高低差、段差の影響を和らげてくれる

・虫や温度から身を守ることができる

・コンパクトに収納でき携帯性に優れている

ことです。サバイバル生活では、食糧確保や飲料水の調達など、1日を生きるためにかなりの行動が必要となります。疲れた身体を癒すためにも快適な睡眠が得られる寝袋は必要と考える方も多いはずです。

●テント

サバイバル生活において、やらなければならないことは、

・食料や飲料水の確保

・雨風から身を守ることのできる拠点

この2つを確保しなければなりません。テントがあれば、この1つを手軽に確保できるので、無人島でのサバイバル生活には必要なものと言えるでしょう。 

●釣り竿

無人島でのサバイバル生活の中で、食料調達のために釣り竿があるととても便利です。無人島は周りを海に囲まれているため、“魚を釣って食料にする”ことを考える人は多いかと思います。

・動物を狩るよりも身近で獲得しやすい

・経験があって方法を知っている

ことも理由としてあげられるでしょう。魚を生で食べる食文化も日本では抵抗ないため、釣り竿を必要なものとしての価値は高いです。

●鍋(クッカー)

食材を確保したとして、その食材をそのまま食べることに抵抗を感じることは多々あります。鍋があれば、調理が可能になるので調達した食材を美味しく食べることも可能になります。

・魚が取れずとも、改装や野草を煮込んで食べることも可能

・料理の幅が広がり、食事が豊かになる

など、鍋があると重宝します。食事が粗末だと、サバイバル生活も苦しいだけになってしまいます。食材確保に1日の大半を費やす可能性のある中で、苦労して獲得した食材は美味しく食べたいものです。 

●ポータブル電源&ソーラーパネル

そもそもキャンプなどのアウトドアの経験が全くない方や、もっと手軽にサバイバル生活を楽しみたい方には電気の力を利用して、サバイバル生活を満喫するのも良い方法です。他の利用者に気を遣うことなくアウトドアを楽しみたい方にもおすすめです。ポータブル電源とソーラーパネルがあれば、

・電気やガスが通っていない無人島でも電気機器が使えるようになる

・照明器具やIH調理器などを使って無人島でのキャンプを満喫できる

など、手軽に無人島ライフを満喫できます。ポータブル電源は、モバイルバッテリーよりも容量が大きく、家庭用電源(AC100V)が使える電力供給源です。ソーラーパネルと一緒に使用すれば、太陽光から本体に電力を充電も可能なので、長期的に電気が使えるので、数日間の無人島生活でも安心して電気を使うことができます。

Jackery(ジャクリ)ポータブル電源なら、無人島生活で使用するのに最適です。

・販売台数400万台突破、創業12年の世界リーディングブランド

・最大5年間保証、信頼のアフターサービス

・コンパクト設計、手軽に持ち運び可能

・ソーラーパネルセットの製品など品揃え豊富

Jackery(ジャクリ)ポータブル電源はアウトドア向けに設計された製品で、キャンプや車中泊などのアウトドアに適した機能を持ったポータブル電源です。電気やガスが使えない場所での非常用電源として活躍します。ソーラーパネルとセットになった製品の品揃えも充実しているので、太陽光からの電力補充も可能だから、安定した電力を供給できるため無人島でも電気を枯渇することなく使用できおすすめです。

4.無人島生活が可能なおすすめの島

 

日本にある数多くの無人島でも、上陸不可能な無人島であったり、生活することができない無人島もおおくあります。無人島生活が可能なおすすめの島を紹介しますので、参考にして検討してみてください。

●沖縄県・久米島近海

沖縄県・久米島近海

参照元:【沖縄の離島】久米島へ行ったら外せない!おすすめ観光スポット34選|トリッパー

沖縄県の久米島近海には、サンゴ礁に囲まれた美しい無人島が点在しています。エメラルドグリーンの海に浮かぶ島々は、まるで楽園の雰囲気があってとても魅力的です。とくにおすすめの久米島近海の無人島で言えば、

・ナガンヌ島

・クエフ島

・ウカビ島

がおすすめ。シュノーケリングやダイビングが楽しめる無人島ツアーなども企画されているため、無人島を手軽に満喫したい方におすすめです。 

●瀬戸内海の無人島

瀬戸内海の無人島

参照元:瀬戸内海に浮かぶ貸切無人島「くじら島」でグランピング

瀬戸内海は、穏やかな気候と美しい自然に囲まれた無人島があります。日常から離れてゆっくり過ごすには最適な無人島です。比較的活動しやすい気候なので、実際に無人島で数日生活してみたい方にはおすすめです。 

●三重県・丸島

三重県・丸島

参照元:いま買える日本の無人島9選、古典に登場する島や白浜の楽園も

三重県鳥羽市の沖合にある丸島は、日本で最も安価な無人島のひとつです。白浜のビーチから泳いで渡れる距離にあり、気軽に無人島体験が可能です。丸島には面積309坪の小さな島ですが、キャンプをするには適した平地があります。島との距離も30mほどと近いため、インフラを整備することも可能でしょう。自分だけの島を持つ夢がある方におすすめの無人島です。 

●長崎県・大村湾近海

長崎県・大村湾近海

参照元:大村湾〜無人島「田島」体験プラン

長崎県の大村湾近海にある「田島」では、気軽に無人島キャンプが楽しめます。まさに“日本一手軽に泊まれる無人島”と言えるでしょう。テントの設営や火起こし、食料調達も無人島インストラクターがサポートしてくれるので、安心して無人島での生活を満喫することができます。 

開放感あふれる無人島での生活を手軽に満喫したい。キャンプ初心者で誰かにサポートしてもらいつつ経験を積んでみたい方におすすめです。

5.初心者の無人島生活にあると便利!Jackeryポータブル電源

 

手軽に無人生活をしてみたい方におすすめなのが、前述にあった“電気の力を利用した無人島生活”です。ここでは無人島生活に持っていくポータブル電源はこれ!というおすすめの製品をご紹介します。

●Jackery Solar Generator 600 Plus 100 Mini ポータブル電源 ソーラーパネル セット

Jackery Solar Generator 600 Plus 100 Mini ポータブル電源 ソーラーパネル セット
Jackery Solar Generator 600 Plus 100 Mini ポータブル電源 ソーラーパネル セット
・632Whの中容量、定格出力800WでLED照明を約50時間稼働可能
・約300×219×197mmのコンパクトボディ
・重さ約3.2kgの軽量コンパクト設計のソーラーパネル100mini付き
・ソーラーパネル100miniで約8.5時間でフル充電

女性でも手軽に扱える、コンパクトで持ち運びに適した中容量モデル。ソーラーパネルとセットになっているので太陽光からの充電にも対応しています。パススルー機能搭載だから、充電中にも利用でき、常時安定した電力を供給できるおすすめポータブル電源です。 

●Jackery Solar Generator 1000 New 200W ソーラーパネル セット

Jackery Solar Generator 1000 New 200W ポータブル電源 ソーラーパネル
Jackery Solar Generator 1000 New 200W ポータブル電源 ソーラーパネル
・1070Whの大容量、定格出力1500Wで電気ケトルを約1.4時間稼働可能
・UL認定の安全性、耐火性、耐衝撃性に対応
・同クラスで業界最軽量とコンパクトを実現
・ソーラーパネル200Wで約8時間でフル充電

2024年8月に新発売された従来機1000よりも50%UPの定格出力1500Wを実現。高出力家電(電子レンジやホットプレート)にも電力供給が可能になりました。1000Whクラスなのに軽量に成功し、よりアウトドアで屋外へ持ち運びやすくなったポータブル電源です。 

●Jackery Solar Generator 1000 Plus ポータブル電源 セット

Jackery Solar Generator 1000 Plus ポータブル電源 セット
Jackery Solar Generator 1000 Plus ポータブル電源 セット
・1264Whの大容量、定格出力2000Wで小型冷蔵庫を約14時間稼働可能
・バッテリー拡張機能搭載(最大5kWまで)
・折り畳み式ソーラーパネルセット、100W×2枚で約9時間でフル充電
・BMS保護システム搭載、安心の安全対策と高温耐性
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多機能&高性能ポータブル電源として人気が高く、柔軟な使い方ができるポータブル電源です。バッテリーの拡張はもちろん、ソーラーパネルを最大4枚まで同時接続も可能。太陽光でも高速充電にも対応(最短2時間)しています。45℃の環境下でも安全に充電ができ、沖縄の無人島でも活躍するポータブル電源としておすすめです。

まとめ:無人島暮らしを一度体験ツアーに参加してみるのもアリ

 

いつもとは違う非日常を体験したいとお考えの方に、開放感あふれる無人島はとても魅力を感じるのではないでしょうか。また、現状の生活に疲れている方にとって、真逆な生活を送ってみるのも、新しい発見や経験ができ、自分を見つめなおす良いキッカケになるかもしれません。今回の記事では、無人島での暮らしに興味のある方に、無人島での生活は可能なのかをまとめました。 

ただ、興味はあってもいきなり生活を180度違った生活を送るとなると、無理と感じる方は多いでしょう。それなら一度、無人島での暮らしを体験ツアーでサポートを受けながら生活してみるのも良い方法です。


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