テント泊登山にもポータブル電源はおすすめ?テント場やキャンプ場も紹介

「時間を気にせず、心ゆくまで登山を楽しみたい」

「登山もキャンプも、両方楽しみたい」

このような方におすすめなのが、「テント泊登山」です。

ここにポータブル電源を持ち込めば、登山でのテント泊が、快適かつ便利なものになります。

 

「登山にポータブル電源なんて持っていったら、邪魔になってしまうのでは?」

このように思う方も、多いかもしれません。

 

しかし、テント泊登山には3つのスタイルがあり、スタイルによっては、ポータブル電源を無理なく使用できます。

今回は、テント泊登山の魅力や3つのスタイル、ポータブル電源の活用例から、おすすめのテント場やキャンプ場についてまで紹介していきます。

テント泊登山の6つの魅力

テント泊登山には、主に以下6つの魅力があります。

  • 登山とキャンプの両方が楽しめる
  • 大自然をより満喫できる
  • 日帰りでは登れない山にも登れる
  • ゆっくり時間を使って登山ができる
  • 夜は満点の星空が見られる
  • 山頂から日の出が見られる

テント泊登山では、登山の途中で、キャンプ料理を作って食べたり、テントの中に泊まったりする、キャンプの醍醐味が味わえます。

テント泊登山の6つの魅力

山とテントの生地1枚隔てただけのスペースに泊まることで、大自然をより身近に感じられます。

テント泊登山では、日帰りでは登るのが難しい山にも、挑戦可能です。

登山途中での宿泊を前提としているので、焦って登山や下山をする必要がなく、自分のペースで、ゆっくり登山ができます。

夜は満点の星空が見られたり、朝は山頂からきれいな日の出が見られたりするのも、テント泊登山の魅力です。

 

テント泊登山の3つのスタイル

一口にテント泊登山といっても、そのやり方は、以下3種類あります。

  1. キャンプ用具を背負って登山するスタイル
  2. テント場やキャンプ場を拠点に登山するスタイル
  3. キャンプ場でのアクティビティの1つとして登山するスタイル

ここでは、それぞれのスタイルについて、説明していきましょう。

①キャンプ用具を背負って登山するスタイル

1つ目は、テントなどのキャンプ用具を背負って、そのまま登山するスタイルです。

登山口から、山の途中のテント場まで登って、テントを張り、宿泊する形になります。

こちらは、テント泊登山のなかでも、最も過酷かつ、高難易です。

このスタイルのテント泊登山では、テントはもちろん、水や食料、調理器具などを背負って登山しなければなりません。

背負っていく荷物は、軽量化しても5kg以上で、10kgを超えることも珍しくありません。

体力があって、登山にも慣れている上級者向きのスタイルです。

キャンプ用具を背負って登山するスタイル

テント場やキャンプ場を拠点に登山するスタイル

2つ目は、キャンプ用具をテントに置いてから、登山するスタイル。

登山を始める前に、車で行けるキャンプ場や、駐車場から歩いて行ける場所にあるテント場にテントを張り、キャンプに必要な荷物を置いておくことで、軽装備で登山ができます。

重たい荷物を背負っていく必要がなく、体の負担もグッと軽減されるこのスタイルは、登山の初心者におすすめです。

キャンプ場でのアクティビティの1つとして登山するスタイル

ここまで説明してきた2つは、登山をメインとした、テント泊登山のスタイルです。

3つ目のスタイルは、キャンプをメインとした、テント泊登山です。

 

キャンプ場のなかには、周辺環境を利用したアクティビティが楽しめるところもたくさんあります。

例えば、近くに川があるキャンプ場では、ラフティング(川下り)やカヌーが楽しめるところも。

 

この例と同様に、山の麓にあるキャンプ場では、アクティビティの1つとして、登山が楽しめます。

こちらのスタイルは、主目的はキャンプであり、登山や他のアクティビティも楽しみたいという方におすすめです。

キャンプ場でのアクティビティの1つとして登山するスタイル

テント泊登山にポータブル電源は邪魔にならない?

テント泊登山のお供に、ぜひおすすめしたいのが、ポータブル電源です。

ポータブル電源は、持ち運びのできる電源(コンセント)であり、電気をためておける蓄電池です。

ポータブル電源は、自宅のコンセントから充電できます。

電気をためたポータブル電源に、コンセントを挿すことで、様々な電化製品を使用できます。

屋外でも電気が使用可能になるポータブル電源は、アウトドアにおすすめのギアです。

ポータブル電源を背負って登山をするのは無理がありますが、テント泊登山では、ポータブル電源が無理なく使用できるスタイルもあります。

ここでは、ポータブル電源が不向きなスタイルと、向いているスタイルについて説明していきましょう。

・キャンプ用具を背負って登山するスタイルにポータブル電源は不向き

キャンプ用具を背負って登山するスタイルなら、ポータブル電源はおすすめできません。

なぜなら、ポータブル電源は、かなりの重量があるからです。

例えば、「Jackery(ジャクリ)」のポータブル電源の場合、最も軽量な機種でも、重量は3.2kgあります。

これに加えて、ポータブル電源に接続する電化製品も、荷物に加えなければなりません。

キャンプ用具を背負って登山するスタイルでは、ただでさえ荷物が重くなるため、荷物は必要最低限にするのが鉄則です。

そのため、通常の荷物に加えて、ポータブル電源まで持っていくのは、現実的ではありません。

・テント場やキャンプ場を拠点にするならポータブル電源はおすすめ

ポータブル電源は、駐車場から近い場所にあるテント場やキャンプ場を拠点にするスタイルのテント泊登山におすすめです。

これらのスタイルなら、テント内にポータブル電源を置いていけるので、負担になりません。

重量があって、運ぶのが大変だというポータブル電源のデメリットがなくなり、ポータブル電源のメリットだけを享受できます。

テント泊登山にポータブル電源を持っていくメリット・活用例

ポータブル電源をテント泊登山に持っていくメリットは、テント内でも電化製品を使用できることに他なりません。

近年では、「電源サイト(コンセントのある区画)」があるキャンプ場も増えてきており、ポータブル電源がなくても、テント内で電化製品が使えます。

ただし、これはキャンプ場の話で、テント場においては、電源サイトは一般的ではありません。

テント場でも、ポータブル電源があれば、様々な電化製品が使用できます。

ここでは、テント場やキャンプ場での、ポータブル電源の活用例について、紹介していきましょう。

  1. テント泊の最中にスマホやデジカメの充電ができる
  2. キャンプ料理の幅が広がる
  3. 寒い時期でもテント内で暖が取れる
テント泊登山にポータブル電源を持っていくメリット・活用例

・テント泊の最中にスマホやデジカメの充電ができる

テント泊登山をするにあたって、気になることの1つが、スマホやデジカメの電池切れではないでしょうか。登山の途中では、風景を写真に撮ることも多いほか、寝る前にテント内でスマホをいじる人も多いはずです。

ポータブル電源があれば、スマホやデジカメをはじめ、様々な小型家電を充電できるので、電池切れの心配はありません。

・キャンプ料理の幅が広がる

キャンプ料理といえば、「クッカー」や「バーナー」を使って作るのが一般的です。

クッカーやバーナーは、火を使った調理アイテムですが、ポータブル電源があれば、IHクッキングヒーターなど、電気を使った調理アイテムも使えます。

使える調理器具が増えるぶん、キャンプ料理の幅もグッと広がります。

Jackeryポータブル電源があれば、キャンプ料理の幅が広がる

・寒い時期でもテント内で暖が取れる

テントの中は、外とテントの生地1枚で隔てられているだけなので、気温が低い時期でも快適に過ごすためには、防寒対策が欠かせません。

この防寒対策にも、ポータブル電源は役立ちます。

ポータブル電源があれば、テント内でハロゲンヒーターや電気毛布などの暖房器具が使えるので、寒い時期でも快適に過ごせます。

テント泊登山におすすめなテント場・キャンプ場3選

テント泊登山のスタイルや、ポータブル電源の利便性が分かったところで、テント泊登山におすすめなテント場やキャンプ場について、紹介していきましょう。

駐車場から近いテント場や、山の麓にあるキャンプ場は複数ありますが、なかでもおすすめなのは、以下の3箇所です。

  1. 【長野県】小梨平キャンプ場
  2. 【長野県】青苔荘
  3. 【山梨県】本栖湖キャンプ場

ここでは、各テント場やキャンプ場について、紹介していきます。

・【長野県】小梨平キャンプ場

【長野県】小梨平キャンプ場

画像出典:森のリゾート小梨

小梨平キャンプ場」は、長野県松本市の山岳景勝地(景色が優れている土地)で、国の文化財にも指定されている「上高地」にあるキャンプ場です。

周囲には複数の山があるため、そのなかから登る山を選べます。

なかでも「焼岳」は、初心者にも登りやすく、おすすめです。

注意点として、小梨平キャンプ場には、自然保護のためのマイカー規制があり、キャンプ場までは、自家用車で乗り入れられません。

駐車場からシャトルバスが出ているので、こちらを利用しましょう。バスターミナルからキャンプ場までは、徒歩10分ほどで到着します。

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・【長野県】青苔荘

【長野県】青苔荘

青苔荘」は、長野県の「北八ヶ岳」、「白駒池(白駒の池)」のほとりにある山小屋で、テント場も併設されています。

青苔荘は標高2000メートル超の場所にあり、白駒池は、日本一高い場所にある池として有名です。

駐車場から青苔荘のテント場までは、徒歩20分ほどなので、車からキャンプ道具の持ち運びも可能。

テント場を拠点に、「にゅう」や北八ヶ岳などの山に登れます。

・【山梨県】本栖湖キャンプ場

【山梨県】本栖湖キャンプ場

本栖湖キャンプ場」は、国の文化財にも指定されている「富士五湖」の1つである「本栖湖」のほとりにあるキャンプ場です。

すぐ近くには、「龍ヶ岳」への登山道入り口もあります。

登山道の入り口から山頂まで、1時間30分~2時間程度で登れるため、初心者でも安心です。

登山だけでなく、カヌーやボート、ウインドサーフィンなどのレイクアクティビティも充実しているので、登山以外にも色々楽しみたいという方におすすめです。

まとめ

テント泊登山のなかでも、キャンプ用具を背負って登山するスタイルに、ポータブル電源は向きません。

しかし、車で行けるテント場やキャンプ場を拠点にするスタイルなら、ポータブル電源を無理なく持っていけます。

テント場でのテント泊は、電化製品が使えず、不便に感じることも多いものですが、ポータブル電源を持っていけば、この悩みが解消されます。

これからテント泊登山を行う予定がある方は、テント泊登山を快適で便利なものにするために、ぜひポータブル電源の使用を検討してみてはどうでしょうか。

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