農作業は結構キツイ!安全対策も兼ねて便利グッズは必要
農作業は、作物に適した土づくりから始まり、種植え(田植え)、肥料の散布や雑草の除去など、日々の手入れや収穫までを行う作業全般です。基本的に屋外での作業となるため、熱中症や農機具に伴う事故など、疾病や怪我をする恐れもあります。
・同じ姿勢で長時間作業しなけばならない
・屋外作業が多く炎天下の元で作業することもある
・単独で作業することもあり、時間経過や事故が起きても気づかないときがある
など、予想以上の重労働であるためキツイと感じる人も多いでしょう。疲労が原因となることもあり、安全対策はキチンと考えておかなければなりません。熱中症や機械による事故を防ぐためには、こまめな休憩と農機具を使用する前の安全点検が必要となってきます。また、農作業に便利アイテムを取り入れることも大切です。本記事では安全対策も踏まえて便利グッズをご紹介していますので、参考にして取り入れてみてください。
農作業をするときに便利な服装は?
農作業では、草や土を触る作業が多いこともあり、その分汚れやすく虫に遭遇する機会も多くあります。汚れや虫対策も含め、まずは農作業をするときの服装について考えていきましょう。農作業をするときの服装は、
・汚れても良い機能性に優れた服装を意識する
・タオルや帽子で露出を防ぎ機能性に優れた手袋を装着
・不安定な土壌での農作業を助ける長靴
これらを意識した服装を選ぶのがポイントです。以下にくわしくまとめていますので、参考にして揃えてみてください。
汚れても良い機能性に優れた服装
農作業は基本汚れを伴う作業がほとんどです。草や土を触ったり、直接地面に膝をついたり座ることもあるでしょう。動きやすいことも大切ですが、長時間屋外で過ごすことになるため、汗をかいたときの吸水性の良さなどの機能性にも考慮した方が良いです。そのほか、
・日焼けや怪我を防ぐため基本長袖長ズボンであること
・肌の露出をできるだけ抑えること
これらを防げる服装を心がけることが大切です。とくに、手や首、顔などもできるだけ露出しないよう意識した方が良いです。
タオルや帽子で露出を防ぎ機能性に優れた手袋を装着
次に、日焼けや虫刺されを予防するための処置として、タオルで首周りを覆い帽子をかぶること。そして、作業がしやすい機能性に優れた手袋をつけましょう。手袋は、
・滑り止めがついているもの
・汗をかいても良いように通気性の良いもの
・手首までしっかり覆えるもの
を考慮して選ぶのがベストです。軽度な草刈りくらいなら軍手でも良いのですが、手のサイズに合った密着性の良いものの方が作業しやすく、草刈り鎌や鍬(くわ)などの工具を持ちやすいのでおすすめです。
不安定な土壌での農作業を助ける長靴
動きやすさなら運動靴がベストですが、土の上での作業であれば長靴の方が合っているでしょう。農作業やガーデニングで使用する長靴を選ぶポイントは、
・履き心地が良く丈夫な素材
・適度な重さで疲れにくいもの
・滑りにくいもの
などを選ぶのが良いです。ぬかるんだ土の上を歩くことが多いこともあり、滑りにくいラバーソール素材のものを選ぶと良いでしょう。購入の際は、一度履いてみて履き心地を確かめてから購入することをおすすめします。
農作業による”熱中症”対策として使える便利グッズ
農作業で気を付けなければならないのが“熱中症”です。とくに、夏場の農作業では炎天下の元で農作業を続けていると、体調不良を引き起こす原因となるため注意が必要です。
・こまめに水分補給する
・日中の気温の高い時間を避ける
・作業時間を短くする
などの対策を取って、少しでも体調に不具合を感じたら作業を中断することが大切です。そのほか、熱中症対策としての服装や、便利グッズを上手く活用しましょう。ここでは農作業で身につける服装や便利グッズをご紹介します。
「日よけ帽子」
日よけ帽子は、頭皮が日焼けするのを防ぐのはもちろん、加熱を防ぐ効果もあります。日があたっている場合と、あたっていない場合では約5℃も温度に差が出てくるため、熱中症対策として効果的な予防手段と言えるでしょう。
「快適な空調服」
腰やわきの下部分に小さなファンが付いていて、ファンの風によって服の中でかいた汗が渇き、そのときに発生する気化熱によって涼しさが感じられる仕組みのジャケットです。
バッテリーを外せば丸洗いができるので、汚れても問題ありません。農作業のほかにも、屋外の工事現場やアウトドアでも活用されることが多く、近年ではバリエーション豊かな空調服が販売されるようになりました。熱中症対策として大きな効果の見込める作業服としておすすめです。
「小型冷蔵庫」
こまめな“休憩”と“水分補給“は熱中症対策として必要不可欠です。暑さで疲労した身体に冷たい飲み物を飲むと、まるで生き返る気分になるのを経験した方も多いはず。休憩場所に”小型冷蔵庫“を置いておくことで、いつでも冷たい飲み物で水分補給することができ、熱中症対策としての便利グッズとしておすすめです。
農作業を補助してくれる便利グッズ
農作業は時として過酷な肉体労働に感じる方も少なくないでしょう。そんな農作業をサポートしてくれるものがあれば、肉体的疲労を軽減することができ、身体の負担も少なくできます。
ここでは農作業を補助してくれる便利グッズをご紹介していますので、「辛い」と感じている方は、ぜひ活用してみてください。
「草刈り機」
草刈り機は、取り付けた刃を高速回転させて雑草や山林の下草を刈り取る機械です。除草作業は農作業の中でも負担の大きい作業でもあります。草刈り機を使えば身体への負担も少しで済みますし、時間もかなり短縮できるためおすすめの便利グッズと言えます。
・エンジン式:専用の燃料を使って稼働し、パワフルで可動域に制限がない
・電動式:スイッチ1つで簡単に起動でき、音も静かで軽量。
エンジン式は音が少し気になりますが、パワフルで長時間使用でき、広範囲の除草作業に向いています。電動式は軽量なので女性が扱うのに向いているでしょう。ただ、フルパワーで使用すると数十分でバッテリー切れとなってしまうので、広範囲を刈り取ることができません。用途に合った草刈り機を選びましょう。
「チェーンソー」
カッティングを行う刃が連なった鎖のような形状をしていて、高回転させることで木材などの比較的太くて硬いものを切断するときに使用する便利グッズです。木の枝を切り落としたいとき木の切り倒しのときに使用します。
ノコギリよりも短い時間で切断することができてとても便利ですが、その分取り扱いには十分注意が必要です。電源の入れっぱなしや対象物との距離に気を付けて使用しましょう。
「ポータブル電源」
電動式の草刈り機やチェーンソーなどの農機具の使用や、休憩のときの水分補給のために小型冷蔵庫を使用するときの電力供給源として使用できるのがポータブル電源です。
屋外での電気製品や電動工具の使用に手軽に活用できるほか、
・発電機と比べ静音性に優れている
・手軽に持ち運びができ、すぐに使用できる
・屋外でも家庭用電源として利用できるので、日が暮れたときの照明などにも利用できる
など様々な面で活躍するのがポータブル電源の特徴です。農作業以外にも、防災グッズや節電対策にも使えるので一家に一台あると重宝する便利グッズです。
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農作業で役に立つ便利グッズ
日々の畑仕事をワンランクアップさせてくれる農作業の便利グッズをご紹介します。作業効率をアップさせてくれたり、快適な農作業をするのに最適な便利グッズです。参考にしてみてください。
「糖度計」
糖度計は、水分中に含まれている固形物の濃度を測る機器です。作物に含まれている固形物はほとんどが糖分なので、作物の食味を図る指標として有用です。作物の栽培に糖度計を活用することにより、
・品質管理や栽培方法のヒントを得られる可能性がある
・可視化された客観的なデータを活用して付加価値をアピールできる
などのメリットがあります。導入後の使い方を具体的にイメージしながら作物を管理できるので、データを取りつつ今後の栽培方法を検討するのもやりがいや農作物を栽培する楽しさを実感できるので、おすすめです。
「鳥よけテープ」
農作業における一番のネックとなる問題としてあげられるのが「天災」・「害鳥」・「害虫」・「害獣」です。その中の「害鳥」対策として便利なアイテムがこの“鳥よけテープ”です。鳥や虫の苦手な太陽光の乱反射効果を高め、鳥の視覚を狂わせて飛来を防止する効果があります。
「腰ベルト」
農作業は、同じ姿勢を取り続けることが多く、身体に負担を与えてしまうことが多いです。
腰ベルトを装着することによって、腰の部分のベルトが体幹を安定させるため、同じ姿勢を取り続けることによる負担を軽減させてくれる便利グッズです。
「グリーンパルフィールドカート」
しゃがんだ姿勢で作業することの多い農作業の負担を軽くするためのサポート的な役割を担ってくれる便利グッズ。座面が低く設定されており、低い椅子に座っている感じで作業することができ、BOXの中に小物を収納することもできます。膝の痛みをかなり軽減できるほか、ちょっとした農工具や収穫した作物を収納できるので、農作業が楽になる便利グッズとしておすすめです。
農作業にも使える便利なJackeryポータブル電源
前述している農作業の便利グッズを利用するために電気の力を必要とする場合があります。屋外で手軽に利用できるポータブル電源は、農作業の便利アイテムとして重宝する電力供給源です。Jackeryなら、農作業に手軽に持っていけるポータブル電源として、おすすめです。
・屋外環境でも使用できる耐久性能を持っている
・発電機よりも軽く、持ち運びもラクラク。静音性にも優れている
・一度購入すれば約10年は使用できる長寿命で安心
・長期保証が付いていて、修理&回収などのアフターサービスも充実
などの特徴があり、あなたの農作業をサポートしてくれます。1台あれば、草刈り機やチェーンソーなどの電気農機具はもちろん、日が暮れたときの照明器具代わりと様々な用途で使用でき、便利アイテムとして役に立ってくれるでしょう。
とくに農作業におすすめの製品を3つご紹介していますので、参考にしてみてください。
Jackery Solar Generator 2000 Plus
EPS機能は、もし天災による停電が発生したときでも瞬時に切替え安定した電力を供給できる機能です。作物の温度管理を電気の力で行っている場合、停電しても安心です。また、広い敷地のどこに居てもアプリで本体の状態をチェックできるのも便利ですね。
Jackery Solar Generator 1000 Plus
ソーラーパネル100Wがセットになった、手に持って手軽に持ち運びができるポータブル電源です。ソーラーパネルも折り畳み式だから、持ち運びもラクラク。小型冷蔵庫も日中ずっと使い続けることができるので、休憩時の冷たい飲み物で水分補給して熱中症予防もできます。安全対策に欠かせない電力を供給してくれる容量を持っていておすすめです。
Jackery Solar Generator 600 Plus
2024年4月に発売予定の中容量サイズで、女性でも気軽に持ち運びができる重さのポータブル電源です。農作業の合間での休憩で使用する小型冷蔵庫や、電気ケトルでお湯を沸かして温かいコーヒーで一服することも可能になります。畑仕事やガーデニングなどの農作業に最適なポータブル電源としておすすめです。
まとめ:農作業には安全対策を万全にできる便利グッズを
今回の記事では、農作業に役立つ便利アイテムを中心にご紹介しました。
・農作業をするときの便利な服装
・農作業による熱中症対策として使える便利グッズ
・農作業を補助してくれる便利グッズ
・農作業で役に立つ便利グッズ
など、合計10点の便利グッズをまとめています。農作業のキツさや、農作業におけるポータブル電源の必要性に関しても補足でまとめていますので、参考にしていただけたらと思います。
農作業は肉体的負担が大きく、昼間に作業することが多いですよね。熱中症対策など安全面も考えなくてはなりません。そのためには、便利グッズを有効活用して農作業で感じる負担を軽減することが得策と言えるでしょう。
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