現場用におすすめのポータブル電源3選!
屋外での現場作業は、電力を確保しにくく仕事道具を使いにくいです。そんな時に活躍するポータブル電源。屋外の電気が確保できない場所でも、電力を供給できて仕事道具を使えます。しかし、「現場作業におすすめのポータブル電源ってどれだろう?」とお困りの方もいるのではないでしょうか。今回の記事では、現場作業におすすめのポータブル電源を3つ紹介します。メリット・デメリットも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
【現場作業】ポータブル電源で使える道具
ポータブル電源でよく使われる仕事道具は例として以下の5つが挙げられます。
(※ポータブル電源で稼動できる道具は下記に限りません)
● ①電動工具
● ②サーキュレーター
● ③計測器
● ④食料保管の冷蔵庫
● ⑤夜間作業での照明
現場作業をされている方は、実際に使える道具をチェックして、必要性を確かめてみましょう。
①電動工具
ポータブル電源を使用することで、電動工具を動かせます。屋外でも電力を供給できるので、問題なく作動させることが可能です。
先ほども紹介したように、電動ドリルや切断機、電動丸鋸まで使えます。その他の仕事道具も使えるので、現場作業が効率的になるでしょう。
現場作業で手動のドライバーやノコギリを使っていると、作業が非効率的になってしまいます。作業を素早く行うためにも、電動工具が使えるポータブル電源は必要ですね。
②サーキュレーター
サーキュレーターも、ポータブル電源で動かせるアイテムです。使用する機種にもよりますが、さまざまな出力方法に対応しているので、問題なく動かせます。
このサーキュレーターは、夏場の現場作業の必需品です。プロペラが回り、直線的な風を起こしてくれます。そのため、作業場の湿度を逃すことが可能です。
特に、周りが壁で囲まれた場所で作業する時にあると便利です。サーキュレーターが空気を循環させて、快適な作業空間にしてくれます。
熱中症対策としても活躍するので、ポータブル電源を持っておいた方が良いでしょう。
③計測器
計測器も、ポータブル電源があれば動かすことができます。基本的にバッテリーが内蔵されているタイプが多いのですが、電力が必要なものもあります。
計測器は作業で使用するコンクリートや鉄筋など、物の重さを測るために必要です。また、温度や湿度などを確認できるタイプもあります。
「購入した計測器が電力を必要とするタイプだった」という場合もあるので、ポータブル電源を準備しておくと良いでしょう。
④食料保管の冷蔵庫
食料保管の冷蔵庫も、大容量のポータブル電源なら動かせます。ACコンセントの出力方法があるので、全く問題ありません。
こちらの冷蔵庫は、夏場などの炎天下の日や気温が高い日に活躍します。なぜなら、食料を保管しておけるからです。食料の腐敗を防げるので、比較的安心してお召し上がりいただけます。
食中毒を防ぐためにも、冷蔵庫を動かせるポータブル電源は必要でしょう。
⑤夜間作業での照明
夜間作業で使う照明も、ポータブル電源で動かすことが可能です。ACコンセントやUSBを差し込む場所が幾つかあるので、2台以上の照明を動かせます。
現場での作業が上手くいかず、思わぬ残業になってしまう場合もあるでしょう。特に冬は日が落ちるのが早いので、辺りを照らす照明が必要です。
無理して暗いまま作業を行ってしまうと、最悪な事態に繋がる恐れもあります。このような事態を回避するためにも、照明が使えるポータブル電源を持っておくようにしましょう。
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現場作業でポータブル電源を使うメリット
現場作業でポータブル電源を使うメリットは、以下の4つです。
● ①どこでも電力が使える
● ②電源工事をする必要がなくなる
● ③排気ガスが出ない
● ④低騒音で動かせる
この4つのメリットを具体的に紹介します。また、発電機と比較しながら解説するので、利用する価値を知りたい方は目を通してみてください。
①どこでも電力が使える
ポータブル電源のメリットは、どこでも電力が使える点です。本体の中に電気が充電されているので、コードで繋げばどこでも利用できます。
発電機でも電力が使えるのですが、ひとりでは重くて持ち運びにくいです。そのため、現場へ持ち運ぶのに少々手間がかかってしまいます。
また、発電機を使用していると、ガソリンのニオイがする場合もあります。近隣住民の方に迷惑をかけてしまうので、使用する場所も選ばないといけません。
ポータブル電源の場合は、比較的軽くてニオイもしないので、安心して利用できますね。
②電源工事をする必要がなくなる
電源工事をする必要がなくなるのも、ポータブル電源のメリットです。ポータブル電源自体が電力を供給してくれるので、準備する必要がなくなります。
この電源工事には、長い時間を要する場合があります。まず電源工事を行ってから作業に移らないといけないので、余分な時間がかかってしまうのです。
また、電源工事をすることで、費用が嵩んでしまいます。現場作業のコストを減らすためにも、電源工事はおすすめできません。
余分な時間や出費を減らして作業を行いたいのであれば、ポータブル電源を準備しておくと良いですね。
③排気ガスが出ない
ポータブル電源は排気ガスを出しません。本体に電力を蓄えて放出するだけなので、心配する必要がないですね。
発電機の場合は、ガソリンを使用して電力を生み出します。そのため、排気ガスが放出されてしまうのです。使用する場所によっては、近隣住民から苦情が寄せられる場合もあります。
また、環境汚染にも繋がってしまうので、地球に良くないです。これらのことから、排気ガスが出ないのはポータブル電源の大きなメリットと言えるでしょう。
④低騒音
ポータブル電源は低騒音なので、屋外で使いやすいです。本体の熱を逃すためのファンの回転音がしますが、遠くへは聞こえにくくなっています。
しかし、発電機の場合は筒の中で燃料が燃えて、衝撃が本体に伝わり、大きな音が発生してしまいます。ものによっては(100dB)を超えるモデルもあり、非常にうるさいです。騒音被害として警察に通報されてしまう可能性もあるでしょう。
ポータブル電源は、多くのアイテムが(30dB)以下に設定されています。そのため、屋外でも気兼ねなく使用することが可能です。
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現場作業でポータブル電源を使うデメリット
現場作業でポータブル電源を使うデメリットは、以下の3点です。
● 雨の日に使えない
● 電気容量に限りがある
● 充電をする必要がある
こちらのデメリット3点を深掘りします。購入を検討している方は、以下の悪い部分も確認しておきましょう。
①雨の日には使えない
ポータブル電源は、雨の日には使えません。本体が防水仕様になっていないので、雨水が付着すると、感電やショートする場合があります。
そのため、屋外での作業は天候によって、ポータブル電源が使えない場合があるのです。急な雨が降ってきた場合にも、急いで片付ける必要があります。
また、雨水が付着した手でコンセントを差し込むのも危険です。コンセント内に雨水が入り込み、感電してしまう恐れがあります。
②電気容量に限りがある
ポータブル電源のデメリットは、電気容量に限りがある点です。それぞれのモデルによって、定められた容量があり、それ以上の電力を蓄えることができません。
もし、使用中に電気残量がなくなってしまった場合には、その時点で仕事道具を使えなくなります。作業が途中で中止になってしまうので、注意が必要です。
こまめに電気残量を確認しながら、作業を行う必要がありますね。
③充電をする必要がある
充電をする必要があるのも、ポータブル電源のデメリットです。事前に本体に電気を充電しておかないと、現場で電力を使えません。
この充電をする手間がかかってしまうので、少々面倒くさいと思ってしまう方もいるでしょう。
ただし、ポータブル電源はソーラーパネル充電できるので、晴れる日にソーラーパネルがあれば電力切れの心配があります。コンセントのない作業現場でも充電ができるので、おすすめです。
現場作業に適したポータブル電源の選び方!
現場作業に適したポータブル電源の選び方は、以下の4点です。
● ①電気容量
● ②バッテリー出力
● ③充電の速度
● ④安全性と品質
こちらの4点の選び方について、ポイントを交えながら解説します。失敗しない商品選びをするため、必ずチェックするようにしましょう。
①電気容量を確認する
現場作業用のポータブル電源を選ぶ際には、電気容量を確認する必要があります。できるだけ、電気容量が大きいタイプを選ぶと安心です。
現場作業で使用する仕事道具は、消費電力が大きいものが多いので、電気容量が少ないとすぐに充電が切れてしまうでしょう。
最低でも電気容量が(1000W)以上確保されているポータブル電源を選ぶと、長時間稼働させることができます。
②バッテリー出力を確認する
バッテリー出力も、現場作業用のポータブル電源を選ぶ際に大切なポイントです。このバッテリー出力とは、通称「定格出力」とも言い、ポータブル電源が安定して出力できる電力の量を表した言葉です。
現場作業で使用する道具の消費電力が、バッテリー出力を上回ってしまうと、動かすのに必要な電力が供給できずに停止してしまいます。
ですので、こちらのバッテリーの定格出力を確認するのは、非常に重要なポイントです。使用する仕事道具の消費電力をチェックしてから選ぶと、より失敗しにくくなるでしょう。
③充電の速度を確認する
充電の速度も確認するようにしてください。ポータブル電源によっては、次の日までに充電が完了しないモデルもあります。
また、緊急で充電したい際にも、充電の速度は大切なポイントです。少しでも多く充電できた方が、現場作業で長く使えます。
そんなポータブル電源の充電方法は、主に「コンセント」「シガーソケット」「ソーラーパネル」の3つです。それぞれの平均を確認してから選ぶようにすると、後々後悔しにくくなります。
④安全性と品質
安全性と品質は、ポータブル電源を使用する際の信頼性に直結します。名の知れた有名なメーカーや、評価の高いモデルを選ぶと良いです。
そんなポータブル電源の安全性は、事故を防ぐための大切なポイントになります。「過充電保護」「過放電保護」「温度保護」などの機能がついているとおすすめです。
ポータブル電源が自動で過負荷を察知して、充電や放電を抑えてくれます。現場作業での事故を減らすためにも、必ず安全性や品質を確認してみてください。
現場用におすすめのポータブル電源3選!
●Jackery ポータブル電源 2000pro
Jackeryポータブル電源2000 Proは、現場作業に最適なポータブル電源です。定格容量が50Ah/43.2V(2160Wh)になっており、容量は申し分ありません。
さらに定格出力が2200Wになっているので、あらゆる電動工具に使えます。電動ドリル(200W)を約8.6時間、冷蔵庫(520W)を約75時間稼働でき、現場作業で使いたい多くの道具をカバーできるのです。
また、Jackeryの2000 Proは大容量なのにも拘らず、充電速度が速いです。ACコンセントからの給電で、約2時間未満(約100W)でフル充電ができます。
ソーラーパネルの場合は、最大約2.5時間(Jackery SolarSaga 200W 6枚)で完了します。ソーラーパネルでの充電も速いため、現場作業の休憩時間に電力を蓄えられるでしょう。
品番 |
Jackery ポータブル電源 2000 Pro |
サイズ |
約384x269x307.5mm |
重さ |
約19.5kg |
容量 |
リチウムイオン電池 50Ah/43.2V(2160Wh) |
定格出力 |
2200W |
|
コンセント(約2時間) |
●Jackery ポータブル電源 1500pro
Jackeryポータブル電源1500 Proも、現場作業に適したポータブル電源です。Jackeryでは2番目に容量が大きい(1534Wh)モデルになっていて、屋外でも安心して使えます。
そんな、Jackery 1500の定格出力は、約1800Wです。電動ドライバーや車載冷蔵庫も動かすことができ、現場作業の心強い味方になります。
また、屋外でのライト(照明)の使用にも適したモデルです。最大約105時間(5W)使えるので、暗い夜間でも安心して作業に取り組めます。
そして、重量が少々軽め(16kg)になっているので、比較的持ち運びやすいです。現場まで距離がある時は、Jackery 1500の使用をおすすめします。
品番 |
Jackery ポータブル電源 1500 |
サイズ |
約355×265×253mm |
重さ |
約16kg |
容量 |
1534Wh |
定格出力 |
1800W |
|
コンセント×2(約2時間) |
●Jackery ポータブル電源 1000Pro
Jackeryポータブル電源1000 Proも、現場作業で活躍してくれるアイテムです。容量が23.2Ah/43.2V DC(約1002Wh)になっており、屋外での作業でも快適に扱えます。
こちらの定格出力は、約1000Wになっているので、電動工具の使用も問題ありません。電動ドリルを約2時間使うことができます。さらにライト(5W)も、約80時間利用できるのでおすすめです。
さらに、Jackery 1000 Proは、サイズは約340×262×255mmになっており、省スペースに設置しても邪魔になりません。そして、重量が約11.5kgになっているので、遠くへの持ち運びも快適です。腕の負担を減らしてくれるので、これから頑張る現場作業員の心強い味方になります。
品番 |
Jackery ポータブル電源 1000 |
サイズ |
約340×262×255mm |
重さ |
約11.5kg |
容量 |
リチウム電池 23.2Ah/43.2V DC(1002Wh) |
定格出力 |
1000W |
|
コンセント(約1.8時間) |
現場仕事でポータブル電源を使う際の注意点
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まとめ
現場作業にはポータブル電源が必要です。屋外への持ち運びができ、あらゆる現場に対応してくれます。また、発電機と比べて低騒音で排気ガスも出ないので、使う場所を選びません。どんな作業現場でも安心してお使いいただけます。
しかし、その分電気容量を確認したり、雨天時に注意したりする必要があります。これらの点を意識し、ポータブル電源を使うようにしてください。
そんな現場作業用のポータブル電源を選ぶなら「Jackery」のアイテムがおすすめです。比較的コンパクト且つ軽い設計になっているので、屋外への持ち運びが快適になります。
また、現場に使う電動工具のご購入を検討されている方には、電動工具(マキタ、日立、ボッシュ、マックス、リョービなど)の激安ショッピングサイト「ウエダ金物」がおすすめします。
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