家庭用ポータブル電源のおすすめ4選!用途や普段使い用の選び方も解説

家庭用ポータブル電源のおすすめ3選!用途や普段使い用の選び方も解説

コンセントがない状況でも電化製品に電気を送り出せる機器「ポータブル電源」。主にアウトドアなどで活躍するポータブル電源ですが、家庭用としても重宝します。ご自宅に庭をお持ちの方はポータブル電源を用いると、安全で快適な庭キャンプが可能です。また、ソーラーパネルで電気を蓄電することで、電気代の節約にもなります。

この記事では、家庭用のポータブル電源について詳しく解説します。家庭用ポータブル電源の選び方やおすすめの用途も紹介するので、購入しようか迷われている方はぜひ参考にしてみてください。

家庭でも使えるポータブル電源とは?家庭での使い道3選

ポータブル電源とは、内部のバッテリーに大量の電気を蓄え、コンセント代わりとして電源のない場所で家電や電子機器に給電できる持ち運び便利な機器を指します。ポータブル電源は、コンセントが近くにないアウトドアで使用するものだと思われがちです。

しかし、コンセントが設置されている家庭においても、電気料金プランの活用、又はソーラーパネルと併用することで節電効果があったり、停電時の非常用電源になったりと重宝する場面が沢山あります。

家庭用としてポータブル電源のおすすめ用途は以下のとおりです。

①庭キャンプで家電を使う

「キャンプはキャンプ場でするもの」という固定概念を覆すのが庭キャンプです。庭キャンプでは家庭にいながらキャンプができるので、交通費やサイト費用がかかりません。また、キャンプギアを持ち運ぶ手間がかからないのも魅力でしょう。

自宅の庭キャンプでポータブル電源を使用することで、次のようなメリットがあります。

  • ·コンセント増設しなくても電子レンジや炊飯器などの家電を庭で安全に使えるため、煙対策に悩むことはない

  • ·LEDランタンを点灯して、キャンプの雰囲気を盛り上げられる

  • ·電気毛布や扇風機を稼働して、暑さ・寒さ対策が簡単にできる

ソーラーパネルと併用して節電する

家庭用ポータブル電源の一番の魅力と言えるのが、節電効果の高さです。ポータブル電源は、電気の供給源をコンセントからソーラーパネルに切り替えることで、電気代をかけずに家電が使用できます。

また、ポータブル電源単体で節電することもできます。例えば、電気代の安い時間帯でポータブル電源に充電して、電気料金の高い時間帯にポータブル電源から家電に給電することで電気代の節約につながります。

近年は電気代の増加が問題視されていますが、太陽光から電気を得ることで電力会社に依存しません。社会人の方は、家を出ている日中帯にソーラーパネルでポータブル電源を充電しておき、夜の時間帯に溜めた電力で生活できます。

停電・災害時の非常用電源になる

万が一の非常用電源としても家庭用ポータブル電源は活躍します。災害と同時に停電が起きた場合、復旧までには時間を要するでしょう。電気が使えないことによるデメリットは以下のとおりです。

  • ·停電から2〜3時間経過後から冷蔵庫の食品の腐敗が始まる

  • ·加熱調理ができず、食中毒の危険がある

  • ·寒さ・暑さ対策ができずに体力を消耗する

  • ·外部の通信手段を充電できない

しかし、ポータブル電源があることで上記デメリットを解消してくれます。また、災害が発生して避難した先でもポータブル電源があれば、いつでもどこでも電気を供給できます。

もしもの時に家族の安全を守るために、家庭用ポータブル電源の存在は重要です。

ポータブル電源の家庭以外の使い道5選

ポータブル電源の家庭以外の使い道5選

家庭用として購入したポータブル電源は、プライベートや仕事で外出する際にも大活躍します。家でも外でもポータブル電源を活用し、購入額以上の恩恵を受けましょう。ポータブル電源の家庭以外の使い道として、具体的に5つ紹介します。

キャンプ

アウトドアの代表と言っても過言ではないキャンプでは、ポータブル電源から電気を供給することで、より快適に楽しめます。不自由さを楽しむのがキャンプの醍醐味ですが、全く電力が使えないとなると、初心者にとって参入障壁が高いです。

また、夏や冬に行うキャンプでは、寒さ・暑さ対策が欠かせません。電気がない状態では、せっかくのキャンプも苦しいものになる恐れがあります。さらに、ソーラーパネルと併用することで現地で電気が途切れる心配もなく、快適に過ごせるのです。

釣り

ポータブル電源は夜釣りでも重宝します。夜釣りでのポータブル電源の役割は「集魚灯」と「夜光灯」です。集魚灯とは、魚を集めるための照明器具を指します。

ポータブル電源に接続したライトで海を照らすことで、プランクトンが光に反応して動き出します。プランクトンに反応して近づいてきた小魚を目当てに大物も近づいてくるのです。

また、夜に堤防から転落したり、段差に気付かず躓いたりといった事故をなくすための夜行灯としても活躍します。

車中泊

車の中で寝泊まりをして旅をする車中泊では、ポータブル電源は必需品と言えます。車中泊における車に求められるのは、家のような快適性です。ポータブル電源を用いて車内でAC電源を供給することで、以下のようなメリットがあります。

  • ·火を使わずに安全かつ簡単に加熱料理ができる

  • ·寒い冬や暑い夏でも、電気毛布や扇風機で快適に過ごせる

  • ·スマホを常にフル充電にし、旅の目的地をいつでも調べられる

また、ソーラーパネルと併用すれば、日中帯にポータブル電源に充電した電気で夜を過ごせるので、コンセントで充電することなく旅を続けられます。

天体観測

キャンプや車中泊をする方は、夜の星空観測も楽しみの一つでしょう。星空が綺麗に見えるのは、空気が澄んでいる冬です。冬の夜は特に冷え込むので、寒さ対策が欠かせません。

ポータブル電源によって電気毛布や電気ストーブが使用でき、星空観測に集中できます。また、綺麗な星空を撮影するための一眼レフも常にフル充電にしておけるのも魅力です。

電源がない場所での仕事

外出先で仕事をする際、コンセントがあるカフェを探し歩いた、という経験がある方も多いのではないでしょうか。ポータブル電源があるとAC出力ポートを含む豊富な出力ポートから電気を供給できるので、場所を選ばずに仕事ができます。

ただ、パソコンやスマホに電気を供給するだけならモバイルバッテリーでもいいのでは、と思われる方もいるかもしれません。それぞれの違いは、以下のとおりです。

 

モバイルバッテリー

ポータブル電源

容量

小容量

大容量

定格出力

低い

高い

出力ポート

USB出力

USB出力、AC出力、シガーソケット等

ポート数

1〜2個程

8〜10個程

家庭用ポータブル電源の5つの選び方

家庭用ポータブル電源の5つの選び方

これから家庭用ポータブル電源の購入を検討している方は、どのような基準で選べばよいか迷われると思います。家庭用ポータブル電源の選び方を5つ紹介します。

容量

必要とするポータブル電源の容量は、利用する家電の消費電力と稼働時間によっても異なります。

例えば、200Wの家電を1日8時間使用する場合に必要な容量は、1600Whです。大人数家族の場合、大容量のポータブル電源がおすすめします。

●定格出力が電化製品の消費電力より高い

ポータブル電源の定格出力は、家庭で同時に使用している電化製品の消費電力の合計値を超えている必要があります。定格出力とは、ポータブル電源が安全に電気を供給できる電力のことです。

消費電力の高い家電を併用し、ポータブル電源の定格出力を超えた場合は、安定した電気供給が保証できないので注意してください。

多彩な出力ポートに対応している

ポータブル電源の性能がいくら良かったとしても、供給したい電化製品のポートが搭載されていなければ、電気の供給はできません。そのため、出力ポートのバリエーションに優れたポータブル電源を選ぶのが良いでしょう。

ポートの種類と該当する電化製品の特徴は以下のとおりです。

ポートの種類

電化製品

AC出力

テレビ、冷蔵庫、電子レンジ

シガーソケット

車載冷蔵庫

USB-C出力

タブレット、スマートフォン

USB-A出力

小型扇風機、ライト

安全性が高い

家庭で使用する場合、安全性が保証されていない製品を使用すると漏電による火災や感電の危険があります。ポータブル電源における安全性のポイントは、以下のとおりです。

・BMSシステムの搭載
·PSEマーク(電気用品安全法認証)
・防災マーク(「防災製品等推奨品マーク」)
·UN38.3(国連勧告輸送試験)
·アメリカUL規格「94V-0」

ソーラーパネルで給電できる

家庭用ポータブル電源をフル活用するためには、ソーラーパネルとの併用が欠かせません。純正のソーラーパネルも取り揃えられているポータブル電源のメーカーを選ぶことで、太陽光で生み出した電気を効率よくポータブル電源に送れるでしょう。

家庭用ポータブル電源おすすめ4選

家庭用ポータブル電源おすすめ4選

Jackery(ジャクリ)のポータブル電源は200以上のメディアが推奨され、全世界では300万台以上の販売実績を誇り、容量バリエーションや安全性に優れ、すべての機種が防災マークを取得出来て、家庭用としておすすめします。

出力ポートの種類と数は豊富で、同時に複数の家電を利用できます。家庭用のみならず、アウトドア用としてもご家庭に合うポータブル電源をご紹介いたします。

①Jackery Solar Generator 1000 Plus|ジャクリソーラージェネレーター1000プラス

1264Whの大容量かつ2000Wの定格出力を備えた「Jackery ポータブル電源 1000 Plus」と「ソーラーパネル 100W」になっているソーラー発電機「Jackery Solar Generator 1000 Plus」。

商品の特徴:

  • ·2000Wの高出力により、自宅のほとんどの家電で節電効果を発揮する

  • ·USB-CやUSB-Aなどの多彩な出力ポートから、8台の家電に同時給電できる

  • ·EPS機能により、停電などの災害時に中断なく電気を供給できる

  • ·4000回使用しても70%以上の容量を維持でき、家庭の非常用としても最適

  • ·付属のソーラーパネル1枚を庭やベランダに置いておくと、18時間でフル充電できる

製品名 Jackery Solar Generator 1000 Plus

容量

1264Wh(5kWhまで拡張可能)

定格出力

2000W/正弦波(最大瞬間出力:4000W)

出力ポート数

ACⅹ3、DCⅹ1、USBⅹ4

満充電時間

AC充電:1.7時間
ソーラー充電:最速2時間
シガーアダプター:7時間

寿命

リン酸鉄リチウムイオンバッテリー採用
4000サイクル数(10年以上使える)

保証期間

5年間

②Jackery Solar Generator 2000 Plus|ジャクリソーラージェネレーター2000プラス

2042Whの大容量かつ3000Wの定格出力を備えた「Jackery ポータブル電源 2000 Plus」と「ソーラーパネル 200W」がセットになっているJackery Solar Generator 2000 Plus

■商品の特徴:

  • ·3000Wの高出力により、普段コンセントで出力している消費電力の高い家電も同時に接続し、節電効果を得られる

  • ·ハンドル・キャスター付きのため、アウトドアや避難時にも持ち運びやすい

  • ·家庭の非常用として365日保管しても、10%程度の自然放電に留められる

  • ·合計62個の保護システムと12重のBMS保護システムを搭載しているため、家庭用のポータブル電源にふさわしい万全な安全対策を誇る

  • ·付属のソーラーパネル1枚を庭やベランダに設置すると、14時間でフル充電できる

  • ·最大24kWh(並列)までバッテリーを拡張することで、4人家族でも1日中電気を給電できる

製品名 Jackery Solar Generator 2000 Plus

容量

2042.8Wh(最大12kWhまで拡張可能)

定格出力

3000W/正弦波(最大瞬間出力:6000W)

出力ポート数

ACⅹ5、DCⅹ1、USBⅹ4

充電時間

AC充電:2時間
ソーラー充電:最速2時間
シガーアダプター:25時間

寿命/サイクル数

約4000回サイクル
※4,000回サイクル放充電後も工場出荷時の容量の70%以上をキープできます。

保証期間

5年間

③Jackery Solar Generator 1500 Pro|ジャクリソーラージェネレーター1500プロ

④Jackery Solar Generator 3000 Pro|ジャクリソーラージェネレーター3000プロ

3024Whの大容量かつ3000Wの定格出力を備えた「Jackery ポータブル電源 3000 Pro」と「ソーラーパネル 200W」をセットしているJackery Solar Generator 3000 Pro

商品の特徴:

  • ·大容量・高出力により、99%の家電を長時間稼働させられる

  • ·付属のソーラーパネルを含む6枚を併用して、最短3時間でフル充電できる

  • ·業界最高水準の25%の変換効率により、少ない太陽光からも電気を蓄電する

  • ·僅か1分でポータブル電源とソーラーパネルを接続し、節電効果を発揮する

  • ·30dB以下の静音設計により、庭キャンプでもご近所の迷惑にならない

製品名 Jackery Solar Generator 3000 Pro

容量

3,024Wh

定格出力

3,000W/正弦波(最大瞬間出力:6,000W)

出力ポート数

ACⅹ5、DCⅹ1、USBⅹ4

充電時間

AC充電:2.8時間
ソーラー充電:最速3時間
シガーアダプター:35時間

寿命/サイクル数

2,000回のサイクル数
(2,000回充放電後も初期容量の70%を維持)

保証期間

5年間

まとめ|家庭用ポータブル電源は用途と人数で選ぼう

家庭用ポータブル電源は、庭キャンプや普段使い、非常用としても使用できます。ソーラーパネルから電気を蓄電することで、節電も可能です。できるだけ長く使用したほうが費用対効果は高く、結果として得をする可能性も十分あるでしょう。ご家庭で使用する用途と家族の人数に合わせて、最適な機種を選んでみてください。


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