車窓から絶景を満喫!紅葉を楽しめるドライブスポット12選|沖縄の紅葉事情も一緒に紹介
秋空のもと、自分の愛車で紅葉スポットを駆け抜ける爽快感。味わってみるとやみつきになってしまいそうですよね。ドライブが好きなあなたに、秋の紅葉ドライブを満喫できるスポットをご紹介します。
あまり聞かない沖縄の紅葉事情も一緒にまとめていますので、秋の心地よい季節にドライブに出かけたいと考えている方はじっくり読んで頂けると幸いです。
北海道・東北地方の紅葉を満喫できるドライブスポット3選
北海道・東北地方は国内でもいち早く紅葉シーズンを迎えるのが特徴です。大自然に囲まれた名所も数多く存在する中で、おすすめの紅葉ドライブスポットをご紹介します。紅葉シーズンにはライトアップもされるので、北海道、東北地方の美しい風景をお楽しみください。
その1:知床峠(北海道)
標高738mの眼下には、オホーツク海が広がる知床峠。ここから見る羅臼岳は見ごたえがあります。知床横断道路をドライブしながら峠を上がっていくと、景色の変化を楽しむことができます。天候さえ良ければ国後島(くなしりとう)も望むことができる絶景スポットです。
紅葉の見頃:9月下旬~10月下旬
主な紅葉樹種:ナナカマド・ダケカンバ
住所:北海道目梨郡羅臼町
その2:先人峠(岩手県)
岩手県遠野市と釜石市の堺にある国道283号線上の峠。標高887mにある先人峠は、江戸時代から内陸と海岸を結ぶ釜石街道の峠道として使われてきました。ヤマザクラやカエデにおおわれた山中を走る旧道は、山の奥深さを実感できる紅葉ドライブコースです。仙人大橋からの約6kmは県内でも有数の紅葉の名所として人気です。
l 紅葉の見頃:10月下旬~11月下旬
l 主な紅葉樹種:ヤマザクラ・カエデ・ダケカンバ
l 住所:岩手県釜石市甲子町第一地割
その3:西吾妻スカイライン(山形県)
山形県側米沢市白布温泉から福島県側北塩原村桧原湖までの約17.8kmに及ぶ山岳道路は絶景の紅葉が見れるドライブスポットです。平均標高1350mから眺める火山性の荒涼とした景観と鮮やかな紅葉のコントラストは実に見事です。
l 紅葉の見頃:9月下旬~10月中旬
l 主な紅葉樹種:ヤマウルシ・イタヤカエデ・ダケカンバ
l 住所:山形県米沢市、福島県耶麻郡北塩原村
東日本の紅葉を満喫できるドライブスポット3選
東日本は標高が高い山や緯度が高いところが多い場所が多く、紅葉が早いうえに美しい特徴があります。「気づけば見頃シーズンが過ぎていた」ことのないように、秋限定の絶景を見逃さないようにしましょう。
その1:花園渓谷(茨城県)
福島県との県境にある花園渓谷は、茨城県を代表する紅葉スポットとして知られています。約7kmに渡って続く山中の道路は紅葉ドライブに最適です。周辺にある花園神社で一休みがてらに散策しつつ、紅葉を楽しむのも良いのではないでしょうか。
l 紅葉の見頃:11月上旬~下旬
l 主な紅葉樹種:モミジ・カエデ・ナラ
l 住所:茨城県北茨木市華川町花園
その2:いろは坂(栃木県)
日光市街と奥日光を結ぶ道路、通称「いろは坂」は48個のカーブごとに見える赤や黄色のカエデが鮮やかに彩り紅葉ドライブを楽しむことができます。明智平からロープウェイで展望台に上がれば、中善寺湖や華厳の滝、男体山といった雄大な自然景観といろは坂の紅葉を一望できます。
l 紅葉の見頃:10月中旬~11月上旬
l 主な紅葉樹種:モミジ・カエデ・ツツジ
l 住所:栃木県日光市細尾町
その3:大佐渡スカイライン(新潟県)
金井と相川をつなぐ全長30kmにもなる展望道路では紅葉をゆっくり楽しむことのできるドライブスポットです。標高は900mを超え、迫力のある生還を大パノラマで見ることができます。
見所はつづら折りの坂道が続く道中にある紅葉トンネル。両津湾や真野湾を一望でき、新潟市街や弥彦山を見渡せます。
l 紅葉の見頃:10月中旬~下旬
l 主な紅葉樹種:モミジ・カエデ
l 住所:新潟県佐渡市金井地区~相川地区
西日本の紅葉を満喫できるドライブスポット3選
西日本では、黒部峡谷などの中部山岳地帯で10月中旬くらいから本格的に色付きが変化していきます。それを皮切りに次第に各地で紅葉が見られ始めるのが特徴です。よって全般的で見ると、10月下旬辺りから西日本各地で紅葉の見頃を迎えます。その中でも選りすぐりの紅葉を満喫できるドライブスポットを紹介します。
その1:比叡山ドライブウェイ(滋賀県)
滋賀県と京都府にまたがりほぼ南北に連なる比叡山。11月中旬には比叡山から奥比叡ドライブウェイ沿線にある約3,000本を超えるモミジや桜の木が一斉に紅葉します。車を走らせながら、真っ赤に染まるモミジを社窓から眺めることができます。
l 紅葉の見頃:11月中旬~下旬
l 主な紅葉樹種:モミジ・サクラ
l 住所:滋賀県大津市山上町
その2:高野龍神スカイライン(和歌山県)
高野山と龍神温泉を結ぶ延長42.7kmに及ぶ山岳無料道路が紅葉ドライブスポット。
護摩壇山を中心にブナやヤマウルシなどの原生林が多く、山全体が黄色に色付きとても奇麗な紅葉風景が楽しめます。天候が良ければ、かまさんスカイタワー展望台から大峰山系、四国を見渡せるので、ドライブの途中にぜひ立ち寄ってほしいスポットです。
l 紅葉の見頃:10月下旬~11月上旬
l 主な紅葉樹種:ブナ、ヤマウルシ
l 住所:和歌山県田辺市龍神村龍神
その3:吉野山(奈良県)
奈良県の桜の名所とも言われる吉野山、11月中旬頃になれば桜の木と共にカエデが色付き紅葉の奇麗な名所になります。ふもとから山頂までが紅葉ドライブスポットとしておすすめです。ドライブを楽しんだ後は、中千本公園内にある「湯元 宝の家」の露天風呂から錦絵巻のような吉野山の紅葉を楽しむのも良いです。
l 紅葉の見頃:10月下旬~11月下旬
l 主な紅葉樹種:サクラ、カエデ
l 住所:奈良県吉野郡吉野町
中国・九州地方の紅葉を満喫できるドライブスポット3選
日本の南部に位置する九州・四国地方は、全国的に見れば、紅葉の見頃は一番最後にやってきます。例年では11月中旬から見頃を迎え、「出遅れた!」人には最適です。ここでは九州・四国地方の紅葉ドライブスポットをご紹介します。
その1:匹見峡(島根県)
島根県西南部に位置する渓谷「匹見峡」。渓谷沿いに走る旧県道307号線が紅葉ドライブには最適なスポットで、約4kmに渡る渓谷美を満喫できます。そのほか、匹見峡には「前匹見峡」「裏匹見峡」「奥匹見峡」とエリアが分かれており、それぞれで渓谷ならではの紅葉を楽しむことができます。
l 紅葉の見頃:10月下旬~11月中旬
l 主な紅葉樹種:モミジ、ハゼ、ナラ、ケヤキ、トチノキ
l 住所:島根県益田市匹見町
その2:大山(鳥取県)
道の駅「風の家」から蒜山大山スカイラインを通り、鍵掛峠、一の沢、二の沢、三の沢を通るルートが紅葉ドライブに最適なコース。中でも蒜山大山スカイラインでは、周り一体豊かな自然に囲まれて、紅葉を眺めながら爽快なドライブを楽しむことができます。一の沢、二の沢、三の沢では通称「黄金のトンネル」と言われるブナの原生林を車で駆け抜けましょう。
l 紅葉の見頃:11月上旬~11月中旬
l 主な紅葉樹種:ブナ
l 住所:鳥取県西伯郡大山町大山
その3:瀬の本高原(熊本県)
南小国町の東端と大分県久住にまたがる高原地帯「瀬の本高原」。標高850~900mある
阿蘇北外輪山と九重連山の間に位置し、広々とした草原が広がっています。中央にはドライブコースとして人気の高いやまなみハイウェイが走り、秋には紅葉ドライブに訪れる観光客でにぎわっています。
l 紅葉の見頃:10月下旬~11月上旬
l 主な紅葉樹種:クヌギ、コナラ
l 住所:熊本県阿蘇郡南小国町瀬の本
紅葉ドライブのお供にJackeryのポータブル電源
鮮やかな紅葉の中を車で駆け抜けてドライブを楽しむのも良いですが、絶好の紅葉スポットに車を停めて、自然を眺めたり、食事をするのも秋を感じるのに最適です。紅葉を眺めながら秋の味覚を楽しむのも、秋を満喫する1つの方法です。
●ポータブル電源とは何か?紅葉ドライブでポータブル電源を使う必要性
ポータブル電源は、モバイルバッテリーよりも大容量で高出力、スマホだけではなく、家電にもAC電力を供給できる持ち運びできる蓄電池です。スマホやタブレットなどUSB出力で充電できるもの以外の、家庭用コンセント(AC100V)で動く家電製品にも電力を供給できるのが特徴です。
大容量のポータブル電源の場合、ファンヒーターや冷蔵庫、電気ケトルなどの定格出力が大きいものも動かせます。車は基本、電力供給源はシガーソケットから取れるDC12Vのものに限ります。しかも直流電源なため、家庭用は交流電源なので互換性がなく家電製品を動かすことができません。
車にポータブル電源を装備すれば、自宅で普段使っている家電製品を使うことができるようになります。紅葉ドライブの際に積んでおけば、
・ドライブの途中に立ち寄った公園などで紅葉を楽しみながら手作りランチが楽しめる
・絶景の紅葉を車窓から眺めつつ、車内で温かいコーヒーが飲める
など、紅葉の楽しみ方を広げることができるようになります。車の中は誰にも邪魔されない自分だけの空間です。その中で、自分が絶景と感じるポイントに車を停めて、秋を感じるのも良いものです。
●紅葉ドライブならコンパクトで大容量のJackery ポータブル電源がおすすめ!
Jackeryをおすすめする理由としては、
・世界で300万台以上の販売実績と200社以上の企業が推奨する信頼性
・持ち運びやすさ、使いやすさを追求したデザイン
・リン酸鉄リチウムイオン電池を採用することで、長寿命を実現
・電気用品安全法(PSE)の適合検査に合格した安全の保障
など、安心・安全で長寿命で有名な品質にこだわったポータブル電源を販売するメーカーだからこそです。そのほか、アウトドアや防災装備としても重宝するので、ドライブ好き、アウトドア好きの方や家族をお持ちの方におすすめのポータブル電源です。
ここでは、車中泊やドライブで人気なポータブル電源を2つ厳選して紹介します。どうぞご確認してみてください。
●Jackery Solar Generator 1000 Plus|ジャクリソーラージェネレーター1000プラス
Jackeryのポータブル電源の中でも、ソロの車中泊やドライブを好む方におすすめしたいのがJackery Solar Generator 1000 Plus です。この製品の特徴は、
・1264kwhの大容量と2000Wの定格出力を持ち、ほぼ全ての家電製品を動かせる
・最大5年の長期安心保証で修理サービスや回収サービスが充実
・ソーラパネルとセットなので、太陽光の力を利用し充電が可能
・最大5KWhまでバッテリー拡張ができる
・合計8個の出力ポート搭載で、複数同時に電力供給が可能
などの高性能さを持っています。とくに、同時併用ができるのが実際に使用してみるととても便利さを感じる点です。たとえば、電気ケトルでお湯を沸かしながら、IH調理器を使って調理できるので、効率よく使えるのが嬉しいですね。
製品名 | Jackeryポータブル電源1000Pro |
容量 |
1264Wh(5kWhまで拡張可能) |
定格出力 |
2000W/正弦波(最大瞬間出力:4000W) |
出力ポート数 |
ACⅹ3、DCⅹ1、USBⅹ4 |
満充電時間 |
AC充電:1.7時間 |
寿命 |
リン酸鉄リチウムイオンバッテリー採用 |
保証期間 |
5年間 |
●カップルや家族連れにおすすめ「Jackery Solar Generator 2000 Plus」
カップルや家族など、複数人で紅葉ドライブやアウトドアを楽しみたい方におすすめなのがJackery Solar Generator 2000 Plusです。この製品の特徴は、
・2042kWhの超大容量と3000Wの定格出力を持ち余裕のある電力供給
・合計10個の出力ポートで複数人が同時に使っても大丈夫
・超大容量でもたった2時間でフル充電できる急速充電機能搭載
・アプリ機能搭載でスマホから製品の状況をチェックできる
Jackeryの中でもトップクラスの容量で、人数が多くても余裕があり、連泊キャンプも安心できる性能を持っています。これだけ容量が大きいと、持ち運びが大変と感じる方もいらっしゃるでしょう。しかし、この製品は伸縮するハンドル、キャスター付きなので、トランクケースのように持ち運びができるのが嬉しいところ。カップルや家族での利用に適したポータブル電源としておすすめです。
製品名 | Jackery ポータブル電源 2000 Plus |
容量 |
2042.8Wh(最大12kWhまで拡張可能) |
定格出力 |
3000W/正弦波(最大瞬間出力:6000W) |
出力ポート数 |
ACⅹ5、DCⅹ1、USBⅹ4 |
充電時間 |
AC充電:2時間 |
寿命/サイクル数 |
約4000回サイクル |
保証期間 |
5年間 |
沖縄で秋を感じる紅葉ドライブはできるのか
沖縄と言えば、青い海、青い空、豊かな自然が広がる絶景を思い浮かべる方は多いはず。しかし、紅葉イメージってなかなかわきませんよね。「沖縄で紅葉は見れるのか」についてまとめてみました。
●「リュウキュウハゼ」「モモタマナ」は若干赤く色づく
紅葉とは、主に落葉広葉樹が落葉の前に葉の色が変わる現象のことです。夏と秋の天気に大きく影響すると言われており、紅葉する木として有名なのは「モミジ」「カエデ」「イチョウ」を思い浮かべるでしょう。
沖縄にある木で紅葉する木としては「リュウキュウハゼ」「モモタマナ」がこれにあたります。
l 「リュウキュウハゼ」:ウルシ科の落葉高樹として慶良間諸島の座間味島で見られる木
l 「モモタマナ」:マングローグ畑などに見かける公園樹としても使用されている木
沖縄での紅葉は、これらの木を探せば見ようとすれば見れないこともないでしょう。
●沖縄では残念ながらあまり秋は感じられない
沖縄では紅葉するのは部分的なもので、本州のようにまとまった原生林がないためとくに紅葉スポットが見当たらないのが残念なところです。
また、沖縄は亜熱帯気候で年間を通して雨が多く、冬も寒くなりすぎない土地柄です。しかも、沖縄に生息する木々の多くは常緑樹がほとんどです。一年中葉を落とさない木がおおいので、秋を感じる紅葉を見ることは少ないでしょう。
紅葉ドライブを満喫できる時期は11月頃がベスト
紅葉ドライブを満喫できるのはいつごろなのか。また、なぜ秋になると葉の色が変化するのか素朴な疑問を持っている方もいらっしゃるでしょう。ここでは秋になると葉の色が変わり美しい景観を見せてくれるのか、そのメカニズムについて触れています。
●色の変化はどう起こる?紅葉するメカニズム
色の変化は葉に含まれた色素によるものです。主に黄色の色素「カロチノイド」と赤色の色素「アントシアニン」によって変化が出てきます。季節が進み気温が下がると、緑色の色素「クロロフィル」が分解され、分解の遅い黄色の色素「カロチノイド」が際立って見えるようになります。
赤色に染まる葉は、歯の根元と枝の間に離層(りそう)と呼ばれるコルクのような組織が形成され、光合成で作られた糖が枝に届かなくなります。日光を浴びて糖とタンパク質が化学変化しアントシアニンが作られるため、葉の色が赤くなるのです。
紅葉が始まるきっかけって何?
葉が色付く条件は以下の通りです。
l 気温が低くなる
l 日が短くなる
紅葉は、朝の最低気温が8℃前後より低くなる日がきっかけで、しばらくすると色付き始めます。また、昼間の時間が短くなるにつれ色付くともされています。
秋も深まってくると、夜から朝にかけて気温がグッと下がって肌寒く感じることが多くなってきます。気温も10℃以下になってくると、上着が欲しくなってきます。それが大体10月中旬くらいから特に肌寒く感じる時期です。紅葉は太陽が昇っている時間と気温の変化に関係していると言って良いでしょう。
●紅葉ドライブのベストシーズンは山間部と平野部で違う
山間部と平野部では標高差があり、それだけ気温にも差がでてきます。一般的に、標高が100m高くなるごとに約0.6℃~1℃気温が下がると言われており、標高の高い山間部ではそれだけ気温が低くなります。
紅葉には気温が大きく関係しているため、山間部は平野部に比べて若干木々の葉が色付くのが早い傾向にあると言えます。
まとめ:紅葉は散策&ドライブで満喫しよう
今回の記事では、紅葉ドライブに最適なスポットを地域ごとに分けてご紹介しました。
「北海道・東北地方」
「東日本」
「西日本」
「九州・四国地方」
それぞれのおすすめの紅葉ドライブスポットをまとめています。また、あまり聞いたことのない沖縄の紅葉事情も一緒にまとめましたので、参考にしていただければと思います。紅葉を満喫するには、散策とドライブを一緒に楽しむことが一番です。ときには車を停めて、自分の足で秋を踏みしめたり、車の荷台に腰かけてゆっくり眺めてみるのも良いものです。