初心者キャンパー必見!冬キャンプが初めてでも車中泊で安心・安全
冬の厳しい寒さは苦手な方もいらっしゃるかと思います。また、初心者キャンパーや冬キャンプはまだやったことがない方は、冬キャンプはハードルが高そうと感じる方もいるようです。それでもキャンプの楽しさを味わってしまったら、1シーズン我慢するのはもったいないです。今回の記事では、冬キャンプのハードルを下げる方法として、車中泊キャンプをくわしく解説します。
冬キャンプは車中泊によって初心者でも手軽に楽しむことができます。初心者の方や冬キャンプは初めての方におすすめの内容となりますので、最後までじっくり読んでみてください。
初心者キャンパーでも冬のキャンプは車中泊で満喫
まだキャンプ経験の浅い初心者キャンパーさんや、初めて冬にキャンプをする方にとっては、冬キャンプは難しく感じるかもしれません。何かと対策を取らないといけないし、いろいろ調べて行く中で、「命の危険がある」などと書かれた記事を見つけると、一歩を踏み出せずにいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方におすすめしたいのが車中泊。テントの設営や装備品の設置など、多くの手間を省いて時間の余裕ができるため手軽にはじめられます。ここでは冬キャンプにちょっと抵抗のある方に車中泊での冬キャンプについてくわしく解説します。
●冬キャンプは難しい?初心者キャンパーの不安要素
初心者キャンパーにとっての不安要素と言えば、「何を準備したら万全なのかわからない」ことではないでしょうか。冬装備は何かと揃えなければならないと感じていらっしゃるかと思います。確かにテント泊だと様々な装備が必要になってきます。
車中泊なら装備を減らして気軽に冬キャンプを楽しめます。たとえば、
·テントが必要なくなる
·寝床はすでに車内にあるので、準備の手間を省ける
·テント泊より室内をあたためやすい
·車内に居れば、身の危険を感じたらすぐに車で逃げ出せる
など、初心者キャンパーの負担や不安を軽減できます。まずは車中泊キャンプから冬を楽しむのも、冬キャンプが好きになるきっかけになるでしょう。
●冬キャンプに車中泊を取り入れるメリット
冬キャンプに車中泊を取り入れることで得られるメリットについて、もう少し具体的に見ていくと以下のようになります。
·テントの設営する手間を省けて自由な時間を多く持つことができる
·装備品を減らすことができる
·就寝時は車内にいるので安心できる
·強風や降雪でも車内に居れば安心安全に過ごすことができる
·寒さ対策がしやすい
急な雨に降られそうになれば、車の中に逃げ込めばよいのです。テントより丈夫なので、不安なく過ごすことができます。デメリットがないわけではありませんが、装備品を減らせて安心・安全で強固な空間があることは、初心者にとってはかなり難易度が低くなるのではないでしょうか。
●昼間はキャンプ、夜は車中泊で安心・安全
初心者キャンパーにとって一番の難関は、テントの設営です。とくに冬用テントは素材がしっかりしている分扱いにくく、設営に時間がかかってしまいます。昼間は外で活動しキャンプ本来の楽しみ方を満喫し、就寝時は車内で休めるのが車中泊キャンプの良いところです。
設営をするなら屋根を作るためのタープくらいですが、軽バンであれは背面ドアを全開にして屋根代わりにできます。その下にテーブルや椅子を置くだけで、屋外で過ごす空間を簡単につくりだせるのが車中泊の魅力です。
冬キャンプを車中泊で満喫するための装備品6選
それでは、冬キャンプを車中泊で満喫するための装備品についてご紹介します。初心者キャンパーの方は、一度、冬キャンプに行った自分を想像してみると良いでしょう。どんなことをして過ごすのか。具体的であればあるほど、それを叶えるために必要なものが見えてくるはずです。ここでは想像の助けともなる具体的な装備品をピックアップしていますので、参考にしてみてください。
①冬用寝袋と厚手のマットで防寒対策
テント泊と同様に、車内での就寝時は寝袋&マットがあれば寝床を簡単に作り出せます。冬用の寝袋を持っていけば、あたたかく眠ることができます。マットはシートの段差や車の床からの底冷え対策に必要です。この2つがあれば、快適な寝床を車内に作ることができます。
注意点は以下の通りです。
·寝袋は、「適性温度」をチェックして氷点下の気温に適応しているものを選ぶと安心
·マットは厚手の方が底冷えやシートの段差をしっかり抑えてくれる
·寝袋だけでは寒いかもと不安な方は、毛布やブランケットで強化しよう
とくに寒さが苦手な方は、カイロを用意したり、湯たんぽを使って寝袋内を暖かく保つ工夫をするとより快適さをグレードアップできます。
②車内を暖めるヒーターで車内温度をポカポカに
車内に快適な温度を保つために、断熱シェードを窓に貼って車内をヒーターで暖めると良いです。車内がポカポカになって快適に過ごせるようになります。ヒーターにはいくつか種類があって、
·電気ストーブ(セラミックファンヒーター)
·ガスストーブ
·石油ストーブ
などがありますが、安全を考えるなら電気ストーブを使用しましょう。石油ストーブやガスストーブは、一酸化炭素中毒の危険があるため初心者の方にはおすすめしません。
関連人気記事:ポータブル電源でヒーターを動かせる!長時間に稼働するためのポイントやおすすめ製品を紹介
③断熱素材のシェードと底冷え対策アルミシート
ヒーターで暖めた車内温度を逃がさないためにも、車体の断熱対策は一通り処置しておきましょう。また、底冷えを防ぐためにマットの下にアルミシートを敷くことで、より効果を高めることができます。難しく考える必要はありません。
·窓ガラスに断熱素材でできたシェードを貼り付ける
·アルミシートを敷いてからマットを準備する
この2つをすれば、車内温度を守る事ができ、なおかつ外気温の影響を受けにくい状態にできるため、初心者の方でも簡単に設置することができます。
➃電気の力で寒さ対策・ポータブル電源
初心者の方なら電気の恩恵を十分に借りて寒さ対策をした方が簡単です。そのために、車内で家電が使える装備であるポータブル電源を準備しましょう。ポータブル電源とは、モバイルバッテリーよりも容量が大きく、電源のないキャンプサイトや車中泊でも家庭用コンセントが使えるようになる電力供給源です。
·電気ストーブや電気毛布が使えるようになる
·車内でお湯を沸かして温かい飲み物を飲むための家電が使えるようになる
·スマホの充電や照明器具などの充電もできるようになる
など、寒さ対策だけでなく、屋外でのキャンプや車内でも快適に過ごせる装備を整えられるのがポータブル電源の魅力です。
関連人気記事:ポータブル電源はキャンプでどんな使い方ができるのか?
⑤車内の空気をクリアに空気清浄機&扇風機
締め切った車内に長時間いると、二酸化炭素が充満して空気が悪くなります。適度な換気は必要となりますが、寒い冬は窓を開けるのがなかなか億劫になってしまいますよね。
そんなときに、空気清浄機があると便利です。よどんだ空気をクリアにしてくれて、心地よい車内にしてくれます。ただ、まったく換気しないのもよくないので、トイレに行くときや用事で外に出るときについでに換気をするように心がけましょう。扇風機は空気を循環させるためにも、冬でも使用した方が良い装備です。
⑥温かい飲み物で体内から暖を取るための電気ケトル
温かい飲み物を飲むことで、体内から身体を暖めることは寒さ対策として有効な手段です。電気ケトルを使ってお湯を沸かせる装備があれば、好きなときに温かい飲み物を飲むことができます。また、お湯を沸かすことで熱とともに水蒸気を発生させ、車内を暖める効果もあります。
飲み物でなくても、寒いときには暖かい食事を食べるのも効果的。鍋焼きうどんやおでんを作って車内で食べるのも、キャンプ飯ならぬ車中飯としてまた違った楽しみ方の1つです。
冬キャンプを車中泊で過ごすときの5つの注意点
次に、冬キャンプで車中泊をして夜を過ごすときの注意点です。初心者キャンパーには手軽に冬キャンプを楽しめる車中泊ですが、守るべきルールやマナーがあることも知っておかなければなりません。ここでは5つの注意点をご紹介します。
●キャンプ地が車中泊可能な場所なのかを事前にチェック
キャンプ場全てが車中泊可能とは限りません。最近ブームとなっている車中泊ですが、マナーの悪さも目立ってきているのが現状です。そのために、一部のキャンプ場では車中泊を禁止しているキャンプ場もあります。
目的地を設定したときに、予約するキャンプ場が車中泊できるのかを必ず確認しておきましょう。確認方法は、
·キャンプ場の公式サイトを確認する
·キャンプ場の口コミ情報をチェックする
·キャンプ場に直接電話で確認を取る
ことで、車中泊が可能かどうかを知ることができます。ほかの利用者の迷惑にならない配慮が、トラブルを避けるための最良の方法です。
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●エンジンをつけっぱなしで暖房をかけるのはNG
エンジンをかけてヒーターをつければ、車内は簡単に暖めることができます。寒い冬はとくに車の中ならヒーターをつけたくなりますよね。車中泊では、エンジンのつけっぱなしは騒音問題となってほかの利用者の迷惑となってしまうためNGです。NGとなる理由をまとめると、
·車のエンジン音が静まり返った夜間では響いてしまい他の利用者の迷惑になる
·雪が降り積もる地域のキャンプ場では積雪によってマフラーが詰まり、排気ガスが逆流して一酸化炭素中毒の危険がある
·燃料を予想以上に消費してしまう
などがあげられます。しかし、難しく考える必要はありません。車の性能に頼らない寒さ対策をして、別の方法で暖を取る装備を整えておけば大丈夫です。
●車内でガスを利用するのは一酸化炭素中毒の危険有
車内を暖めるためにガスヒーターを使ったり、車内調理を楽しむためにガスコンロを使用する行為は一酸化炭素中毒の危険があるので注意が必要です。安全に車内で過ごすために、IH調理器や電気ストーブの利用をおすすめします。もし使うなら、
·換気を定期的に行ってガスの充満を予防する措置をとる
·一酸化炭素中毒警報機を車内に設置して、危険をアラームで知らせてくれる対策をとる
この2点を頭に入れておくことです。一酸化炭素は空気よりも軽く臭いもないため、気づかないうちに中毒に陥ることがあります。車内はテントよりも狭く充満しやすいので注意しましょう。
●降雪&積雪対策も準備しておくのがベスト
冬のウインタースポーツを楽しんだり、雪とともに冬を満喫するのは冬キャンプの楽しみ方の1つです。そのためには、雪が降る地域を目的地に設定することになるでしょう。
そうなれば、降雪対策や積雪対策も装備しておく必要があります。装備品としては、
·スタッドレスタイヤを装着する
·スコップやスノーブラシを車内に持ち込んでおく
·窓ガラスの凍結を溶かす凍結スプレーの準備
などが必要です。スコップは、除雪のときや移動中に雪に乗り上げて動けなくなったときに、自力で脱出するときにも活躍してくれます。
●キャンプ当日の天気で装備品は変更しよう
キャンプの日程を決めるとき、当日の天気や目的地までの経路は事前に必ず確認しておきましょう。冬キャンプでは雨が雪に変わることも想定しなければなりません。山間部のキャンプ場を目的地とするなら、雪対策は必須となります。
また、雪の多い地域では、通るルートで積雪量の関係で通行止めになっている場合もあります。とくに中部地方、北陸地方や東北地方などは予想を超える積雪量に遭遇することもあるので、雪道の運転は気を付けてくださいね。
冬キャンプや車中泊の寒さ対策にJackeryポータブル電源がおすすめ!
冬キャンプでは電気の力は偉大です。寒さ対策を万全にできるほか、快適に冬キャンプを過ごすためには欠かせないものとなります。Jackeryのポータブル電源なら、温度耐性や衝撃耐性など、キャンプや車中泊に適した性能を持っているので、安心してご利用いただける電力供給源としておすすめです。柔軟な使い方ができる万能型のJackery(ジャクリ)は、冬のキャンプ、車中泊の強い味方でJackeryの中でも冬の車中泊キャンプにおすすめの製品をご紹介します。
●Jackery ポータブル電源 1000 Plus
「Jackery ポータブル電源 1000 Plus」は1024Whの大容量と、2000Wの定格出力を持っています。この大きさであれば、ほぼ全ての家電製品を難なく動かせます。たとえば、「電気ケトル」・「ホットプレート」・「ドライヤー」などの消費電力の高い家電製品でも複数同時に使用が可能です。そのほか
·シガーソケットの出力も可能なため、車載用炊飯器でアツアツご飯が食べられる
·女性でも持ち運びができる大きさ・重さなので、屋外や車内でもラクラク移動できる
·冬の車中泊キャンプを快適に過ごすために必要な電力を補える容量を持っている
などがあげられます。電気毛布なら15時間以上使える容量です。冷え込みの厳しい夜でもポカポカで朝まで眠ることができますね。
持ち運びができることは、キャンプも車中泊もどちらも楽しめるということ。昼間はデイキャンプを満喫し、日が暮れたら車内に移動して快適に過ごすことも可能です。初心者キャンパーの不安を解消してくれる、安心が提供できるポータブル電源です。
製品名 | Jackery ポータブル電源 1000 Plus |
容量 |
1264Wh(5kWhまで拡張可能) |
定格出力 |
2000W/正弦波(最大瞬間出力:4000W) |
出力ポート数 |
ACⅹ3、DCⅹ1、USBⅹ4 |
満充電時間 |
AC充電:1.7時間 |
寿命 |
リン酸鉄リチウムイオンバッテリー採用 |
保証期間 |
5年間 |
●Jackery ポータブル電源 2000 Plus
製品名 | Jackery ポータブル電源 2000 Plus |
容量 |
2042.8Wh(最大12kWhまで拡張可能) |
定格出力 |
3000W/正弦波(最大瞬間出力:6000W) |
出力ポート数 |
ACⅹ5、DCⅹ1、USBⅹ4 |
充電時間 |
AC充電:2時間 |
寿命/サイクル数 |
約4000回サイクル |
保証期間 |
5年間 |
まとめ:初心者キャンパーでも車中泊なら冬キャンプを満喫できる
今回の記事では、初心者キャンパーや冬キャンプが初めての方に、冬キャンプに車中泊を取り入れることで気軽に楽しめることをまとめた内容にしています。そのために必要な装備と注意点も踏まえてくわしく解説しています。
テントの設営する降る必要がなくなると、時間に余裕ができて充実した時間を過ごすことができます。冬には夏には体験できない楽しさを味わえて、絶景も見ることができます。また、キャンプでは体験できない車内ならではの楽しさもあるので、一度は車中泊を経験してみるのも良いのではないでしょうか。