防災ボトルで非常時に備えよう!作り方や入れるべき13の中身リストを紹介

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「防災ボトルの中には何を入れたらいいの」と悩んでいないでしょうか。災害に備えて外出中でも防災グッズを携帯することが重要で、持ち出しやすい防災ボトルは警視庁も推奨しています。

 

この記事では、防災ボトルの作り方や中に入れるべきものを紹介します。この記事を参考にすれば必要な防災グッズがわかり、災害時でも冷静に対処できるでしょう。

目次

1.警視庁推奨!防災ボトルを準備しよう!

 

災害はいつ起こるかわからないため、日頃から防災グッズを準備しておくことが重要です。ここでは防災ボトルの特徴や、よく比較される「防災ポーチ」との違いをまとめました。

●防災ボトル|水に強くて丈夫

防災ボトルとは、必要最低限の防災グッズを入れたボトルです。2022年4月11日に、警視庁警備部災害対策課のXでも紹介されました。 

ボトルに入れることで、リュックやカバンに入れて手軽に持ち運べるメリットがあります。防災ボトルを持ち歩くことで、外出中に被災した場合でも冷静に対応できるでしょう。

●防災ポーチ|コンパクトにまとまる

防災ポーチとは、災害時に必要な防災グッズをまとめたポーチです。ポーチの中に防災グッズを入れることで、肩にかけたりして持ち運びやすいのがメリット。容量も防災ボトルより大きいです。水に強い「クリアポーチ」「防水ポーチ」などの選択肢もあります。

●防災ボトルと防災ポーチどちらを選ぶかは持ち運び方や使い方による

防災ボトルと防災ポーチのメリット・デメリットは、下記のとおりです。 

種類

メリット

デメリット

防災ボトル

・容器が丈夫で衝撃に強い

・防水性が高い

・普段からリュックやカバンに入れて持ち歩ける

・容量が少ない

・ものによっては出し入れしづらい

防災ポーチ

・容量が大きい

・中身を出し入れしやすい

・持ち運びしやすい

・耐久性が低い

・普段から持ち歩くには向かない

普段から緊急時に備えて持ち歩くなら防災ボトル、あくまで緊急時に持ち出すのが目的なら防災ポーチがおすすめです。また防災ボトルでは出し入れしづらいものや、防災ポーチでは壊れやすいものもあるので、使い方に合わせて選ぶようにしましょう。

2.防災ボトルに入れるべき中身リスト13選

 

防災ボトルに入れるべき中身リスト

防災ボトルに入れるべき中身リストを紹介します。 

・圧縮タオル

・ウェットティッシュ

・絆創膏

・ホイッスル

・ハンディライト

・生理用品

・アルコール消毒綿

・乾電池

・エチケット袋

・常備薬

・ようかん

・連絡先を書いたメモ

・現金

それぞれ詳しくみてみましょう。

●圧縮タオル|手ふきやケガをした際の止血に

圧縮タオルは、水につけるとタオルとして使用できるコンパクトサイズのタオルです。手をふいたり、ケガをした際には止血に使ったりできます。さまざまなサイズのものがありますが、大きなサイズのものが使い勝手が良くておすすめです。

●ウェットティッシュ|手洗いや食器洗いの代用に

ウエットティッシュは、水の代用で手洗いや食器洗いに使えます。災害時は断水する可能性があるため、ウエットティッシュがあれば飲用水を使わずに手や食器を洗うことが可能です。断水に備えて、ウエットティッシュは準備しておきましょう。

●絆創膏|災害時にケガをしたときに使える

災害時にケガをしたときに手当ができるよう、絆創膏を入れておきましょう。傷に貼るだけでなく、包帯を止めるテープにも活用できます。防水性の高いものや傷の治りが早いタイプなど、数種類用意しておくのがおすすめです。

●ホイッスル|子どもでも簡単に救助を呼べる

ホイッスルがあれば、どこかに閉じ込められた際に救助を呼ぶことが可能です。閉じ込められた際、救助隊に気付いてもらえないと命の危険があります。大きな声で叫ぶ必要がなく、子どもでも簡単に救助を呼べます。閉じ込められた際に自分の存在を知らせるためにも、ホイッスルを準備しておきましょう。

●ハンディライト|停電時でも灯が使える

ハンディライトがあれば、停電時でも安全に移動や避難ができます。災害時には、割れたガラスや建物のがれきが落ちていることありますが、灯りで照らしながら歩けばケガの防止が可能です。 

ただし、ハンディライトは長期間使用しないと電池が劣化して使えなくなる可能性があります。防災ボトルから出して、使用できるか定期的に確認しましょう。

●生理用品|女性の防災マストアイテム

災害時にも生理になるため、女性は生理用品の準備が必要です。災害時に手に入らない可能性があるため、特に肌が弱く決まった製品を使っている方は用意しておくと安心です。あわせて生理用ショーツも準備しておきましょう。

●アルコール消毒綿|ケガをしたときに消毒できる

アルコール消毒綿があれば、手指の洗浄やケガをしたときに消毒に使えます。災害時は病院を受診しにくい可能性があるため、すぐに消毒して化膿を防ぐことが重要です。衛生的で持ち運びに便利な個包装タイプを準備すると良いでしょう。

●乾電池|ライト用の予備に

ハンディライト用に予備の乾電池は必須です。せっかくハンディライトがあっても、電池がなくなったら停電時に使えません。なお防災ボトルに入れる際には、放電による液漏れのトラブルを防ぐために未使用の電池を入れましょう。

●エチケット袋|断水時でも用を足せる

エチケット袋があれば、断水時でも用を足せます。衛生面に不安のある避難所のトイレを使わずに済むのもメリットです。トイレに困らないためにも、エチケット袋は必ず用意しておいてください。

●常備薬|急な体調不良の際に服用できる

災害時にはすぐに薬が手に入らない可能性があるため、常備薬を準備しておく必要があります。ストレスで体調を崩しやすくなるため、次の薬も用意しておくと安心です。 

・鎮痛剤

・胃腸薬

・解熱剤 

急な体調不良に対処できるよう、常備薬をそろえておきましょう。ただし、定期的に防災ボトルから出して使用期限を確認してください。

●ようかん|手軽にカロリーが取れる非常食として

防災ボトルには、ようかんを入れておくのがおすすめです。ようかんはコンパクトながらカロリー・糖分が豊富で、すぐにエネルギーになりやすいため非常食に適しています。ボトルに入れる際には、賞味期限が長いものを選ぶと安心です。

●連絡先を書いたメモ|子どもとはぐれた場合でも連絡がとれる

スマホが使えなくなったときのために、家族の連絡先を書いたメモを入れておくと安心です。災害時には状況によってはスマホが使えず、連絡先がわからなくなる可能性があります。メモはフィルムやテープを貼り、水にぬれても破れないようにしましょう。

●現金|ATMや電子マネーが使えないときの備えに

停電時にはATMや電子マネーが使えない可能性があります。そこで現金を準備しておくと安心です。お店もおつりを用意できないかもしれないので、1,000円札や小銭を準備しておくと良いでしょう。 

またスマホが使えない場合に公衆電話を使えるように、10円玉も準備しておくと安心です。

3.防災ボトルの作り方|100均アイテムで手作りできる!

 

ここでは、防災ボトルの作り方を紹介します。 

・防災グッズを入れるボトルを準備する

・バラバラになりそうなものを袋にまとめる

・ボトルに防災グッズを詰める 

100均のアイテムでできるので、ぜひ作ってみてください。

●防災グッズを入れるボトルを準備する

まずは、防災グッズを入れる500mlのドリンクボトルを準備します。ボトルは、100均で購入できます。取っ手付きのものは、持ち運びしやすくおすすめです。また、丈夫でしっかりとふたが閉まるものを選びましょう。

●バラバラになりそうなものを袋にまとめる

次に、下記のようなバラバラになりそうなものを袋にまとめます。 

・現金

・常備薬

・絆創膏

・アルコール消毒綿 

袋にまとめることで、ボトルに詰めやすくなります。細かいものは袋に入れてしまいましょう。

●ボトルに防災グッズを詰める

最後に、防災グッズをボトルに詰めましょう。防災グッズは大きいものから順番に入れると、たくさん詰められます。詰め終えたら、しっかりとふたを閉めて完成です。100均アイテムだけで手軽にできるので、非常時に備えて防災ボトルを作ってみてください。

4.防災ボトルだけでは足りない!準備しておくべき防災グッズ6選

 

防災ボトルだけでは足りない!準備しておくべき防災グッズ

防災ボトルは、あくまで「最低限の災害対策」のために用意するものです。ライフラインへの被害が長期化した場合を想定して、防災ボトル以外にも準備しておくべき防災グッズを6つ紹介します。 

・飲料水

・食料

・ポータブル電源

・ラジオ

・身分証明書のコピー

・軍手 

それぞれ詳しくみてみましょう。

●飲料水

災害が起こると断水する可能性があるため、飲料水の準備は必須です。一日一人当たりに必要な水は、3リットルといわれています。保存期間が長い備蓄用水を、1週間分に相当する21リットルほど準備しておくと良いでしょう。

●食料

災害時に停電や断水が起きたら、いつもどおりに調理ができません。下記のような調理が不要な非常食の準備をおすすめします。 

・レトルトご飯

・缶詰

・お菓子

・乾パン 

一人当たり1週間分ほど準備し、賞味期限が切れていないか定期的に確認しましょう。普段使いする分+備蓄する分を常に確保し、古いものから消費していく「ローリングストック」の方法を使うのもおすすめです。 

参考:農林水産省「災害時に備えた食品ストックガイド」

●ポータブル電源

停電に備えて、ポータブル電源を準備しておくのがおすすめです。ポータブル電源とは、コンセント(AC電源)付きの持ち運び可能な大容量バッテリーのこと。ポータブル電源があれば、停電時にもスマホの充電や扇風機・電気毛布を使った暑さ・寒さ対策ができます。 

なおポータブル電源は「防災製品等推奨品マーク」を取得し、災害時に安全に使用できると認められている製品がおすすめです。ポータブル電源なら、12年間で全世界400万台以上の販売実績があるJackery(ジャクリ)がおすすめです。Jackery(ジャクリ)のポータブル電源は、すべて防災製品等推奨品マークを取得しています。ケーブルに接続するだけでかんたんに使えます。難しい設定や操作がないため、機械が苦手な方でもすぐに使えて安心です。 

ソーラーパネルで繰り返し充電できるので、停電が長引いても安心です。停電時の非常用電源としてJackery(ジャクリ)のポータブル電源を用途や予算に合わせて選んでみてください。

●ラジオ

災害時に情報収集をするために、ラジオを備えておきましょう。AM放送とFM放送の両方聞けるものを選べば、AMが聞こえにくい場合でもFM放送を聞いて情報収集ができます。

●身分証明書のコピー

非常時に備えて、次のような身分証明書のコピーを準備しておきましょう。 

・運転免許証

・パスポート

・マイナンバーカード 

大規模災害が発生したとき、通帳や印鑑がなくても身分証明書があればお金を引き出せるからです。身分証明書をコピーして、防災バッグやスマホケースに入れておけば手軽に持ち運びできます。

●軍手

軍手は、撤去作業や避難時のケガを防止するのに役に立ちます。災害時には割れたガラスやがれきを取り除く作業が必要で、素手ではケガをする可能性が高いです。冬は手袋の代わりとしても活用できるので用意しておきましょう。

5.防災対策におすすめなポータブル電源・ソーラーパネルセット4選

 

地震や台風などの災害が起こると、停電や断水などでライフラインが停止する可能性があります。災害は突然起こるため、日頃から防災対策をしておくことが重要です。停電対策として、持ち運び可能な大容量バッテリー「ポータブル電源」を準備しましょう。 

今回はJackery(ジャクリ)のポータブル電源とソーラーパネルのセット「Jackery Solar Generator」から、とくに防災対策におすすめの4モデルを紹介します。

●Jackery Solar Generator 1000 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネル

Jackery ポータブル電源 1000 NewとJackery Solar Saga 100のセット商品です。スマホは約45回充電、テレビは約12時間使用可能なので、バッテリー切れを気にせず災害に関する情報収集ができます。

●Jackery Solar Generator 600 Plus 100W ポータブル電源 ソーラーパネル セット

Jackery ポータブル電源 600 PlusとJackery SolarSaga 100がセットになったモデルです。ポータブル電源とソーラーパネルは軽く、持ち運びしやすいのがメリット。毎日使用しても10年間使えるほどの長寿命で、非常用電源として安心して置いておけます。

●Jackery Solar Generator 240 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネル

Jackery ポータブル電源 240 NewとJackery SolarSaga 100W ソーラーパネルのセットです。ポータブル電源は約3.6kgで、持ち運びやすい重さになっています。また同容量の製品と比較して約22%コンパクトな設計になっているため、ちょっとした空きスペースでも保管できるでしょう。

●Jackery Solar Generator 2000 New ポータブル電源 セット

Jackery ポータブル電源 2000 Newと200Wソーラーパネルのセットモデルです。家庭用ACコンセントで最短102分、200Wのソーラーパネル2枚で最短6時間フル充電できます。大容量バッテリーながら素早く充電できるため、停電が長引いても安心です。

まとめ

 

災害はいつ起こるかわからず、外出中に被災する可能性があります。防災ボトルに最低限の防災グッズを用意して、常にリュックやカバンに入れておきましょう。 

あわせて、停電対策にJackery(ジャクリ)のポータブル電源を用意するのがおすすめです。ポータブル電源があればバッテリー切れを気にせず、スマホやテレビで情報収集できます。モバイルバッテリーでは使えない冷暖房や調理家電も使えるので、停電時の安心感は段違いです。 

使い方に合ったJackery(ジャクリ)のポータブル電源を1台置いておき、突然の災害に備えましょう。

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